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教育格差を是正する低料金の集団指導学習塾を作ろう!

 低所得者層の家庭の児童・生徒の一定数は、特に大学進学に関して公教育以外の付加的な教育を受けることが難しいため、いわゆる教育格差が発生し、さらにこの格差が固定化しています。主に低所得者家庭(住民税非課税世帯)の児童を対象とした低料金の塾を大分県佐伯市に設立することで教育格差を是正する第一歩とします。

現在の支援総額

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目標金額は1,800,000円

支援者数

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募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/12/28に募集を開始し、 2024/01/31に募集を終了しました

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このプロジェクトは、2023/12/28に募集を開始し、 2024/01/31に募集を終了しました

 低所得者層の家庭の児童・生徒の一定数は、特に大学進学に関して公教育以外の付加的な教育を受けることが難しいため、いわゆる教育格差が発生し、さらにこの格差が固定化しています。主に低所得者家庭(住民税非課税世帯)の児童を対象とした低料金の塾を大分県佐伯市に設立することで教育格差を是正する第一歩とします。

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はじめに

 私は、2016年10月に住友電気工業株式会社を定年退職し、以来、神奈川県横浜市や相模大野市で学生時代にやっていた塾講師をやり、その後、病気治療の目的で滞在した大分県佐伯市でも塾講師に採用され、現在も佐伯市で現役の塾講師をしています。

 生まれは山口県宇部市ですが、風呂もない2DKの市営アパートで生まれ育ち、その後、宇部高校、京都大学、大阪大学大学院を経て住友電気工業株式会社に就職しました。大学入試の際は、受験料・交通費が十分に捻出できなかったため、1校しか受けていません。しかも1往復分しか交通費がないので、京都大学受験後、奈良県でアルバイトをしながら受験結果を待ち、結果を見てから山口県へ帰ったというほどの貧困家庭に育ちました。私の家が少し潤う様になったのは、私が大学へ進学した後です。

 私の家族の学歴は、父親が尋常小学校、母親が看護学校、二人の兄は中学校であり、私は、我が家では初めての大卒です。私が高校・大学生だった1970年代は、誰でも勉強が得意で努力さえすれば、高いレベルの大学に入学できる時代でした。この頃は、個別指導塾が大流行りですが、当時の塾は、集団指導だけで低料金でした。現在は、大学受験のために家庭教師を雇うか、または、流行りの個別指導塾に通わないと公教育の内容だけで受験競争に勝つのは非常に難しい状況にあります。

 もし、家庭の所得が低いために塾へも通えない児童・生徒がいるのであれば、なんとかそれらの生徒たちの手助けをしたいというのが私の正直な気持ちです。

ープロジェクトの概要

 低所得者層の家庭の児童・生徒の一定数は、特に大学進学に関して、公教育以外の付加的な教育を受けることが難しいため、いわゆる教育格差が発生し、さらにこの格差が固定化しています。当塾にて主に低所得者家庭(住民税非課税世帯)の児童を対象とした低料金の塾を設立することで、教育を受ける機会を失っているかもしれない児童・生徒にその機会を与え、この教育格差を少しでも埋めたいと思います。授業は、数学・英語の2教科各80分授業/週、合計8コマ/月。授業料は一律5,000円/月。テキストは、市販のテキストを使いますが、テキスト代は全て無料とします。従って、一般の集団指導塾の半額以下の料金となるはずです。無料としないのは、私自身の生活基盤が壊れては元も子もないこと、及び無料の教育は、受ける側も授ける側もその取り組みにおいて問題が生じると考えています。

 このような塾の設立へ向け、塾の設備・備品の調達、テキスト代へのご支援をお願いします。一人一口30,000円x60人=目標金額1800,000円のご支援をお願いします。

 今回のプロジェクトが成功したあかつきには、同様の塾をさらに設立していくことを目指します。あなたのご支援により教育格差を埋める事業を大分県佐伯市から始めますので、ご支援をお願いします。

解決したい社会課題

(きっかけ)

 私は、中学1年から塾に通い始めましたが、学校で暴力事件を起こして学級委員長をクビになったり、中学2年からはタバコやボンドをやっていました。その頃、小遣い稼ぎのために夕刊の新聞配達を始め、特に雨の日など塾の時間にも遅れるようになりましたが、親を呼びつけて、この夕刊配達をやめさせたのは塾の先生でした。それ以降、私は勉強に集中するようになり、成績も伸びました。もし私が、塾に通わせてもらえなかったら、その塾の先生との出会いがなかったら、私の人生は大きく違ったものになっていたことだろうと思います。家計を切り詰め、塾に通わせてくれた親に本当に感謝しています。もし、家庭の所得が低いために塾へも通えない児童・生徒がいるのであれば、自分の経験を踏まえて、なんとかしたいというのが私の正直な気持ちであり、このプロジェクトを立ち上げたきっかけです。

(塾の必要性)

 一方で学校教育について言えば、教育現場にいるものとしてみていると、公教育は大学が要求する教育レベルに対し、明らかに不十分です。英語について言えば、中学・高校と6年間学んでも、それだけでは使える英語は身につかないことを皆さんもご存知のことと思います。例えば、中学校の英語では、発音をカタカナで教えています。具体的には、”very(非常に)”も”belly(お腹・へそ)”も”berry(苺類)”も 全て「ベリー」ですから、これでは正しい発音がいつまでも身に付かず、「伝わる英語」にはなりません。”You are very beautiful.”といえば、お世辞だとしても言われた側は悪い気はしません。一方、”You are belly beautiful.”「あなたは、「おへそ」、美しい。」と言えば、感謝されるどころか、相手が女性だと頬を引っ叩かれる事態になりかねません。こんな状態では、相手に伝わる英語は話せません。「話せなくても聞ければいい」という考えは、ある意味間違いです。スピーキングとリスニングの能力には、高い相関があります。また、スピーキングとリーディングも同じです。高校に進学して、そんな英語教育への若干の修正が行われたとしても、英語を本格的に習い始めてから3年間も「通じない英語」を教育されてきている訳ですから、先ず最初に英会話への恐怖心が芽生え、ひいては英語全体が嫌いになってもおかしくありません。これでは大学はもとより世界からの要求に応える教育レベルに到達することは容易ではないと思います。公教育を補う塾などの付加的な教育は、大学等の高いレベルの教育を受けるためには現実問題として必須なのです。従って、その様な付加的な教育を受けられる生徒とそうでない生徒との間に大きな溝ができるのは当たり前のことなのです。

(日本における人材育成の必要性)

 私の出身地の山口県は、元長州藩であり、吉田松陰先生の松下村塾が設立され、伊藤博文、山縣有朋など低い身分の出身でありながら明治維新を成し遂げ、日本の今を築いてくれた偉人達が輩出した土地です。資源の乏しい日本では、明治の偉人達にみられるように「人材」こそが宝であり、分野を問わず、「人材」を育てるということが、唯一日本に残された「日本を守り、日本の未来を築く道」であると思います。これは、学問分野だけとは限りません。「イチロー」や「大谷」を見ればわかるではありませんか。「人材」を掘り起こし育てる「教育」が広く、所得等に関係なく行われなければならないと思っています。私は、私が携わることのできる学問分野において、かつての松下村塾のような教育施設を作りたいと思っています。「人を育てる」ことをライフワークとしたいとの私の思いがこのプロジェクトの根底にあります。

(将来の計画)

 将来的には、これらの活動をより大きくし、少なくとも近隣の山口、九州各県に設置していき、教育格差の更なる是正と人材の発掘を目指します。

 さらに地方都市に私立大学を設立して、明治維新前夜の松下村塾に倣い、日本を守り、日本の将来を築いてくれる人材として海外の大学院へ入学する人材を5年間で1,000人輩出する教育機関とします。

これが私の最終目標です。

(当面のマーケット)

 塾の所在地近隣で塾の募集人員60名に対し、住民税非課税世帯の生徒200人規模の最大潜在需要が見込まれます。応募生徒数が不足する場合は、住民税非課税世帯以外の世帯で所得の低い順で追加募集します。

このプロジェクトで実現したいこと

低所得層家庭の生徒向け対面型集団指導塾の設立

  1. 低所得層家庭(住民税非課税世帯)を対象とした塾の開校

 2024年4月に大分県佐伯市で開校します。とりあえず講師は私一人なので、中学1年生〜3年生各学年1クラスx各クラス10名=30名、高校1年生〜3年生各学年1クラスx各クラス10名=30名、合計最大60名の生徒数とします。各クラス共に週に数学・英語各1コマを履修。火曜〜金曜各2コマ(1クラスに対する英語・数学の授業)/日、土曜日4コマ計12コマ/週とします。


  1. 教育内容

 私の塾講師、家庭教師経験と自らの教育研究を基にハイレベルの大学へ進学する為の特徴ある効果的な教育を目指します。私が現在考えている教育手法は、主に以下2つの文献によっています。著者たちは、認知科学、脳科学・トレーニングの専門家であり、彼らによると、今、巷で推奨されている勉強法、例えば、英語に関しては、多聴、多読などの効果に疑義を呈しており、熟読、熟聴、一つの単語の意味や用法を深く掘り下げることなどを推奨しています。彼らの考えは、筋が通っていて、根拠となる文献も提示されているので、今のところこれらを採用しています。

岩波新書「英語独習法」今井 むつみ

すばる舎「The right way to study 本当の勉強法」望月 俊孝

1. 英語

中学生:文法の基礎を固めます。これは、公教育と同じですが、これに関しては、公教育の方針が間違っているとの認識はありません。それに加え、音読を重視し、英語特有の発音をしっかり認識させます。英語の歌なども教材に加えます。声に出して読めない英文を理解せよと言っても無理です。この点は公教育と違い、声に出して読めることを重視します。一部、瞬間英作文なども課題に加え、英語脳を作っていきます。

高校生:文法に加え児童文学の熟読、映画の熟聴、瞬間英作文などの教材を用い英語脳をさらにしっかり形成します。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングには相互に高い関連性があり、それら全ての能力の向上を目指します。

2. 数学

中学生:多数の演習問題をこなすこと、及び、図形・グラフを多用し、数学を視覚的に把握することでしっかりと基礎を形成します。

高校生:同じく演習問題、視覚的な把握を重視しますが、自ら公式を導出できるような本質的な理解を目指します。

 中学3年生と高校3年生については、2025年春、全員の志望校合格を目指します。

応援メッセージ

ー応援してくださっている方の写真とメッセージなど(1名〜2名ほど)

資金の使い道

目標資金1,800千円の内訳

資料1:設備費・初期費用、テキスト代、キャンプファイヤー手数料合計1,800千円

資料2:テキスト代詳細

資料3:テキスト詳細

実施スケジュール

開校までの実施スケジュール

  1. 支援金募集期間:〜2024年01月 31日 目標金額1,800千円(一口30千円x60口)

  2. 募集要項を作成:〜2024年01月 31日

  3. リストに基づき必要な工事手配準備、資材発注を準備:2024年02月 01日〜02月29日

  4. ポスター・チラシ原案作成:02月 01日〜02月29日

  5. 工事・資材の発注開始、検収:03月01日〜03月31日

  6. チラシ、WEBページ、SNSに掲載してして生徒を募集する:03月 01日〜03月31日

  7. 必要に応じて説明会、入塾試験を実施:03月 01日〜03月31日

  8. 2024年04月07日より授業開始

  9. 2024年04月07日よりリターン授業を開始する。

今後3年間の事業計画

事業計画については、以下の通りです。1年毎に講師を1名ずつ増員し、生徒数を増やしていきます。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

リターン

 リターンについては、A:支援金相当の集団オンライン授業(2024年4月〜)とB:低料金(5,000円/月)の長期集団オンライン授業(2024年6月〜)を受ける権利の2つを用意しました。Aの授業を受けてさらに学びたい方へBが用意されています。

 ご支援頂いた方には、1口(30,000円)毎にAの1授業及び Bの1授業を受ける権利が与えられます。複数口ご支援頂いた支援者様には、複数口分の授業及び権利が与えられます。これらを家族の方に譲渡することもできます(例:親→子供への譲渡等)。

 リターン授業日時(A・B共通):授業は、日曜のみ(9:00-10:20、10:30-11:50、13:00-14:20各1コマ)。オンライン集団授業(Zoomまたは、Google Meet)とします。

 A. 1口毎に以下の3教科(A-1、A-2、A-3)のうち1教科について、月4回(週1回80分授業×4)x2ヵ月=8回(某塾の大学受験生向けオンライン集団授業換算30,000円分相当)のオンライン授業を受けることができます。オンライン授業のため、使用するテキストは、各自購入頂きます。

A-1. 英語:熟読、熟聴による英語マスター内容:映画「ローマの休日」を字幕無しで見れるようになるための熟読、シャドーイング、ディクテーション指導。英語の児童文学(オスカー・ワイルド「幸せな王子」等)をじっくり読んで文法マスター等。

A-2. 数学:高校数学(中学数学を含む)の学び直し。内容:当塾の高校生向け教材の解説と演習で数学的センスを身につけます。分からないまま次の単元に行かないことを基本とします。中学数学に自信のない方にも丁寧に解説します。

A-3. 物理:最新物理学トピックス内容:相対性理論、量子力学などの分野における物理学の最先端トピックスを分かりやすく解説します。

B. 低料金長期オンライン授業を受ける権利:1回80分x4回/月x9ヶ月。授業料は、5,000円/月を月極で頂きますので途中解約も可能です。

B-1. 英語:熟読、熟聴による英語マスター(A-1の続き)

B-2, 数学:高校数学の学び直し(A-2の続き)

B-3, 物理:「ファインマン物理学」高名な物理学者であるファインマンによる物理学全般に関する著書”The Feynman Lectures on Physics"を日本語解説書に基づき解説します。

最後に

 子供達こそ日本の宝です。私の経験から、医学的な特別な事情がない限り、彼らの能力に差があるとは考えません。知識欲の塊なので、正しく導けば、みんな勉強が好きになると信じています。彼らには、先ず、勉強の本当の楽しさを知ってほしい。その上で自尊心を確立して欲しい。その思いは、全ての子供達に対して持っていますが、所得格差により限られた支援しか与えられていない子供達がいるとすれば、そこを補いたい。そしてこの美しい自然と歴史と文化と人々を有する日本の未来を築いてくれる人材を一人でも多く輩出したいと思っています。

 あの明治維新がそうであったように。

 ご支援をお願い致します。

チーム/団体/自己紹介・活動実績など

職歴:住友電気工業(株)入社(1982年)、同定年退職(2016年)

指導経験:通算約6年の講師経験があり、現役の塾講師です。

・集団指導塾(1978-1980年);中学3年生5人、高校2年生3 人の数学

・家庭教師(1980-1981年):高校1年生2人、中学2年生1人の数学を2年間

・個別指導塾:

TOMAS 東戸塚校(2019/04-200/04)中学受験の生徒の個別指導、早稲田アカデミー個別進学館相模大野校(2019/11~2020/4)中学受験生、高校受験生の数学、理科、国語

ナビ個別指導学院 佐伯校講師(2022/09-現在)。指導科目は、国語、算数、理科、社会、英語、数学(I、A、B、II、C)、物理、化学、世界史等。

 指導生徒は、小学3年生〜大学受験生まで。

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