自転車による日本縦断ギネス世界記録の再挑戦に向けて

 ご覧いただいている皆様、高岡亮寛でございます。
私は、2023年8月21日(月)から8月27日(日)にかけて、自転車にて日本縦断する「ギネス世界記録(Guiness World Records)」)の更新に再度チャレンジいたします。
 ギネス世界記録の日本縦断の定義によれば、北緯31度線上に位置する本土最南端の岬である佐多岬(鹿児島県肝属郡南大隅町)を出発し、門司、下関、青森、函館を通過の後に、北緯45度21分22秒の位置にある北海道本島最北地にある宗谷岬(北海道稚内市)までの公道をロードバイクもしくは徒歩のみで走行した、スタート時間からゴールまでのトータル時間を計るものであります。ルートは、上記の場所の通過は必須であるものの、細かいルート指定はないためにチャレンジごとによって距離は異なってきます。 新型コロナウイルスが蔓延し出した2020年に初挑戦し、当時のギネス世界記録を更新しましたが、2022年に5日16時間30分(136時間30分)に更新されましたので、前回の記録を20時間58分以上短縮する必要がある過酷な挑戦となります。
 本年5月に、約3年半にわたり全世界に猛威をふるっていた新型コロナウイルス感染症が5類感染症への移行となったことによる社会・経済活動が活性化したことによる交通量の回復増加、ギネス世界記録認定の大幅なルールの変更など、前回とは取り巻く環境が大きく変化した中での再挑戦となりますが、過酷な行程でも自転車の楽しさを忘れず、今回の挑戦がサイクリストのみだけではなく、老若男女、大小問わずに「何かに挑戦したい」と思っている方への後押しとなることを願い、また、高岡の強みである目標に対して追及し続ける精神力を武器に、自身が代表を務める自転車ショップのRX BIKEのスタッフ及びサポートメンバーが一丸となりと共に挑戦いたします。

当プロジェクトを立ち上げた経緯

  2020年の初チャレンジの際は、後に3年半にも及ぶ新型コロナウイルス感染症が猛威を振るいだした頃でした。当時は、たくさんのイベントや大会が中止となり、目標を失いかけているなか、「目標がなければ自分で作ればいい。レースがない今こそできること、こういう遊びもあるのではないかという提案・発信ができれば面白い。」と考え、精鋭のサポートスタッフ3名とともにチャレンジをいたしました。昨年、45才になり、俗にいう「アラフィフ」の仲間入りをした途端に自身の体に「老化」を感じ始めました。2019年に会社を退職後、様々な自転車活動をしてきましたが、その中でも何が一番楽しかったかと言えば、間違いなく「日本縦断の世界ギネス記録への挑戦」でした。老化に対して「まだやれてないことはないか?」と自問したときに、心の奥底にあった再度日本縦断のギネス世界記録にチャレンジしたいという意欲が再燃し、仲間に相談したところ、「やるならサポートする」と強い後押しの元、再挑戦を決意いたしました。
 ところが、GWRL(Guinness World Records Limited 以下「GWR社」)に挑戦の申請をしたころ、長距離サイクリングの記録に関して、2021年にGWR社が、WUCA(World Ultra Cycling Association)に認定を業務委託したことによって、WUCAのルールに沿うこととなり、日本縦断の認定申請をするためには、①WUCAのofficialのテストを受け合格した有資格者のみがofficialとして業務遂行が可能なこと、②細かなログの記録、③サポートカーに対する詳細な規定、④officialの有資格者の勤務時間の規定等、詳細なルールが制定されており、読み込み、理解し、日本の道路交通法との照らし合わせをするだけでかなりの日数を要しました。その「WUCAルール」を遵守しながらの日本縦断の挑戦は、前回の挑戦とは似て非なる全く新しいものへの挑戦となります。おそらく現行ルールでの日本縦断の挑戦は私が初となるのではと思っております。
  今回の挑戦は、事前にWUCAに登録し承認を得た者だけがサポートスタッフとして認められるため、日本縦断の実施中等に追加依頼することは出来きません。そのためにサポートスタッフとたくさんの協議を重ねてきました。サポートスタッフは、私と同等のもしくはそれ以上の体力・気力・行動力が必要な大きな挑戦となりますじゅうぶんな人数のサポートスタッフの事前確保が必要なこと、また、サポートカーの装備についても詳細に規定されているために、かかる経費も前回とは比較ならない程莫大なものとなります。このサポート経費につきまして、このプロジェクトをご覧いただいている皆様へ温かいご支援を頂戴したく存じます。
「百聞は一見に如かず」新型コロナ感染症における行動制限は解除となり、国内外問わずどこにでも行けるようになりました。
本挑戦は、最速と思われるルートを通りますが、訪れた地で「見たもの」・「感じたこと」をお伝えすることは地方活性に、また、この挑戦を幅広い多くの方に知っていただくことで、自転車の持つ楽しさと可能性を多くの方へお届けし、更なる自転車界の発展にも寄与いたします。

■【高岡 亮寛】これまでの歩み

高岡 亮寛(タカオカ アキヒロ)
1977年生(45才)神奈川県出身 東京都内在住
大学を卒業後、外資系金融機関に就職。
中学時代にサイクリングを始め、高校・大学時代は主にサドルの上で過ごす。
就職を機に仕事に専念するのために一時期ロードバイク及びレースから離れるが、仕事に慣れた2007年にロードバイクへの情熱が再燃し、レース活動を再開する。
2016年12月に高岡が代表となり、「Fast&Smart」をスローガンに掲げるアマチュアロードバイクレースチーム「Roppongi Express」を設立。
2019年外資系金融機関を退職後の2020年4月に自転車ショップである「RX BIKE」を開業。
同ショップのコミュニティ「RX&CO」を立ち上げ、バイクテクニックの技術指導は元より、グルメライド、グラベルライド、マウンテンバイクを通じロードバイクの楽しみを普及しつつ、レース志向のある会員へは、レース前の調整ライドなど幅広い活動を実施。
2023年5月にHamster Spin福田代表らと「RX Training Lab」開設。

 

主な実績
・1998年 ロード・レース世界選手権U-23日本代表
・ツール・ド・おきなわ(注1)市民レース210km(注2)において
 3連覇を含む7回の優勝 2007年、2011年、2015年、2016年、2017年、2019年、2022年
・UCIグランフォンド世界選手権 (注3)
  2017年40才~44才:2位
  2019年40才~44才:3位 
  2021年40才~44才:2位
  2022年45才~49才:5位
  2023年45才~49才:8月開催大会に出場
・UCIグラベル世界選手権(注4) 
   2022年45才~49才 7位 日本人として唯一の出場
・全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース大会 
  2023年 男子マスターズ40~49 優勝
・その他数多くの大会に出場。
(注1)1989年(平成元年)より毎年11月第2土曜から日曜に沖縄県名護市を中心に沖縄本島北部地域で2日間にわたり開催される自転車ロード・レース大会。日本のロードレースシーズンを締めくくる大会として、2022年の大会で34回開催されている。国内外のプロ選手らが集うアジアツアーとして開催される国際レースや、日本最高峰のアマチュアレースとなる市民210kmに加え、沖縄を堪能するサイクリング部門まで開催される。2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の影響にて開催されていない。
(注2)1998年から2010年までは200Km、2011年より210kmに変更。
(注3)UCI(国際自転車競技連合)がアマチュアロードバイクの世界選手権。UCI Gran Fondo World Championships
(注4)UCI(国際自転車競技連合)が2022年に第1回大会を開催した非舗装路(=グラベル)含むロード・レース大会。
※主な実績に記載しております「大会名」および「大会の主催団体」につきましては当プロジェクトとは無関係でございます。

2022年11月 ツール・ド・おきなわ 終了後 Roppongi Expressのメンバーと。

シクロクロスレースにもチャレンジ。

実施スケジュール

2023年8月 クラウドファンディング開始
2023年8月21日(月)佐多岬 スタート予定
2023年8月27日(日)宗谷岬 到着予定
2023年9月12日(火)報告会の開催
2023年9月中 ご支援いただきました方へ返礼品等の発送

応援いただきました資金の使い道

本クラウドファンディングにて資金調達目標額は200万円としております。
何卒、皆様の暖かいご支援の程よろしくお願い申し上げます。

〇ご支援いただきました資金の使い道
①サポートカーのガソリン代・旅費交通費・キャンピングカーのレンタル費用等
今回の挑戦では、サポート体制をWUCAのルールに適合させるために、1台のキャンピングカー及びスタッフの保有の2台の乗用車を使用いたします。高岡及びサポートスタッフが適切なタイミングでの小刻みな睡眠確保の為にキャンピングカーをレンタルし、ホテル探しやチェックイン・アウトなどのタイムロスを短縮します。
②GWR社及びWUCAへの申請費用
 ・GWR社への申請費用・WUCAのofficial登録料
③WUCAの規定に沿うための装備・そのた備品購入費用等   
④リターン商品に係る費用及び発送費用等
 下記1)~6)の返礼商品費用
 1)ご支援お礼メールプラン
 2)高岡愛用パラチノース(ピュアパラスティック20g×10本入1袋)+ご支援お礼メールプラン
   商品名:ピュアパラスティック20g
       名称:パラチノース
       内容量:200g(20g×10袋)
      消費期限:商品発送時90日以上
       保存方法:直射日光、高温多湿をさけて常温で保存してください。
       原産国:ドイツ
   3)ご報告会プラン 
 4)JGRC2応援Tシャツ rinne + ご支援お礼メールプラン
 5)高岡 亮寛と1日ライドをするプラン
 6)高岡 亮寛 日本全国どこでもいきますプラン
⑤CAMPFIRE手数料(売上の17%+消費税10%)
※経費内訳につきましては、「ご支援お礼メール」や「報告会」にてご報告させていただきます。

最後に 高岡からのお願い!

 2019年に会社員を辞めた後、様々な自転車活動をしてきました。振り返ってみて何が一番楽しかったかと言えば、間違いなく「日本縦断ギネス記録への挑戦」でした。何故ならばロードレース以上の緻密なチーム戦だからです。今年挑戦するハードルは前回よりもかなり高いものとなります。それ故に、準備と計画を前回以上に綿密に練ってRXの総力をかけて挑戦します。難易度は高い分だけやりがいがあり、前回以上の素晴らしい経験になると信じています。しかし、この挑戦は、非常に体力と時間と金銭的な負担が大きいものとなります。 この簡単ではないプロジェクトに賛同して一緒に挑戦してくれる仲間がいます。それは私の財産です。この困難な挑戦に一緒に挑んでくれる仲間に対して、ボランティアで終わりにしたくない気持ちがあります。
 このプロジェクトを見守り応援してくれる皆さまから暖かいご支援を頂けますと幸いです。
2023年7月16日 高岡

phote:Kei Tsuji 2020年 日本縦断時

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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