はじめまして、わんさか大浦パークを運営する株式会社わんさか代表の深田です。
私たちのページを見てくださりありがとうございます!

私たちが暮らす名護東海岸は離島のようなのどかな風景が残り、やんばるの森と大浦湾を望む風光明媚な場所に個性豊かな10の集落が集まっています。


観光ガイドブックでは目立たない場所ですが、土地に根ざしてコツコツ積み上げられた昔ながらの風景や暮らし、人と人がつながる沖縄ならではの価値観など朝日のそばで育った大切なものが多く残っている地域です。

これまで人口が増えてきた沖縄ですが全国の農村や離島同様、私たちの地域も若者が減り過疎化が大きな問題となっています。

わんさか大浦パークは、沖縄名護東海岸地域のゆたかな暮らしと活気づくりのために地域おこしの拠点として、10の集落が資金を出しあい、郷土愛あふれる地域の人々の手によって立ち上がりました。

地域に暮らす人々の小さな声に耳を傾け、そこに地域の魅力をかけ算し、人がつながり、人材が育ち、経済循環が生まれる状況をつくっていくCommunity Based Company (地域密着型企業)です。

事業の大きな柱である直売所事業ではあたいぐゎー農家という小規模農家さんが中心になって沖縄独特の野菜、果物が出荷され、産品を生かした商品開発も行っていきました。地域の主力であるあたいぐゎー農家さんを支えることで地域の暮らしや風景を守ることに繋がっています。
そのほかにも地域イベントやカヤック体験、大浦マングローブロードの運営、地元学校への食事提供、インターンやボランティア、外部人材の受入など人と人、人と地域がつながる活動を通して笑顔がわんさかあふれる場所を目指しています

わんさか大浦パークへのアクセスについてはこちら

わんさか大浦パークでは次の2つを本プロジェクトで実現したいと思っています。

1つ目は、通販事業を立ち上げ、あたいぐゎー農家さんを支えることです。

本年度は、リニューアル工事のため、やむをえず仮設店舗での営業となっております。駐車場の一角に販売スペースを設けて、少しでも地域の農産物をお客様に届ける努力をしていますが、天候の影響も受けやすく直接お客様と接する機会が激減している状況です。しかし、自然のリズムと共にある農家さんの畑の営みは止められません。
そこで、これまで着手できてなかった通販事業を立ち上げようと計画を進めています。 


2つ目は、つながり、応援する人が増えていくコミュニティづくりです。

これまでこの地域を応援したいという気持ちを持っていても、お店でしかつながることができませんでしたが、通販事業が立ち上がることで離れた場所にいても地域を応援できる状況を実現していきます。
また、この通販事業の立ち上げには、プロジェクトに共感し参画いただいた副業やプロボノなどの外部人材の方に協力いただいてます。
これらのプロジェクト自体が外部の人材と地域との新しい関わり方のチャレンジでもあるのです。
多様な参画の機会、つながる機会をつくることで地域を応援する方々のコミュニティをつくっていきたいと考えています。

わんさか大浦パークは12年間、コツコツと取り組みを積み重ねてきましたが、コロナ禍や過疎化など社会変化の波は大きく、このままのペースではわんさか大浦パークも地域も持続することができないという危機感を持っています。
直売所の改修工事に伴い、6月から仮設店舗での営業となり厳しい運営状況が続いています。しかし、農家さんや地域の方々の優しさや応援の声に触れるたびに何とかしたいという想いが強くなり、そういう時だからこそできるチャレンジをしようと本プロジェクトを立ち上げる決意をしました。

地域づくりの拠点として過疎化による地域の問題を解決しながら地域全体で稼げる状況をつくり、自立経営を行うと共に利益を地域の発展に投資・還元していきたいと思っています。

わんさか大浦パークは、地域づくりの拠点として地域コミュニティをベースに地域内外の方々と連携した活動に積極的に携わってきました。
これまでの活動については背景とストーリーを伝えるウェブマガジン「朝日のそばで育つもの」をご参照ください。

使いみち:通信販売事業の立ち上げに関わる費用と、クラファンに係る経費として使用させていただきます。

・通販サイトの充実化
・通販向け商品の企画
・通販人材の育成費用(WEB運営・マーケティング・クリエイティブ人材など)
・リターン品の原価
・CAMPFIRE手数料

実施スケジュール

2023年08月 クラウドファンディング開始
2023年09月 通販サイト試験オープン 
2023年10月 クラウドファンディング終了、通販事業本格スタート
2023年11月 事業の進捗報告とリターン対応
〜  2024年 定期便などの継続対応、コミュニティ向けイベント検討

メインの返礼品である「あたいぐゎー農家応援セット」についてご紹介します!

<"あたいぐゎー"とは>
沖縄の方言で小さな畑のことを言います。わんさか大浦パークがある名護東海岸エリアは、沖縄独特の野菜、果物などを小規模に生産するあたいぐゎー農家が多くいる地域です。

あたいぐゎー農家の多くは定年後の60代以上の方です。あたいぐゎーを耕すことで生きがいや人のつながりが生まれ、年金にプラスαの収入にもなっています。

<あたいぐゎー農家を応援する理由>
小さくても畑を耕すことで先祖代々の土地が受け継がれ、地域の美しい風景が守られています。畑がある美しい景色と人のつながりがこの地域の魅力であり、あたいぐゎーを残していくことが地域の豊かさが続くことにつながっています。自分達が食べていくのに必要なものを丁寧に育て、多くできたものをおすそ分けのように販売し、わずかながらの収入を得る。

そんな営みが続くように、わんさか大浦パークでは、あたいぐゎーで育った農産物を販売しています。生産数が少なく一般流通ではあまり見かけることのない珍しい地元野菜が出荷されることもあり、地域で暮らす人や、県内都市部から訪れる方にも評判です。

今回提供する返礼品のメインは、あたいぐゎーで大切に育てられた旬の野菜や果実とわんさかオリジナル加工商品を定期的にお届けする内容となっております。

皆様に喜んでいただける地域の美味しいものを届けることで、あたいぐゎー農家を支え、自然豊かな名護東海岸の暮らしや風景を守っていくことが私たちのミッションでもあります。

<2023年8月上旬の台風の爪あと>
猛烈な台風6号によりわんさか大浦パークは6日間停電、畑が壊滅的な状況になった農家さんも多く深刻な被害をもたらしました。秋の出荷に向けて土づくりからやり直さないといけない農家さんもおり、大変な状況となっています。あたいぐゎー農家さんを応援するためにも定期的に旬な農産物をお届けできればと思っております。

このプロジェクトを応援することで朝日のそばで育った地域の自然や風景、暮らしを守ることにつながります。

あたいぐゎー農家さんや関わる方々が心を込めてつくった美味しいものを、みなさんが食べてくださるだけで地域にとって大きな力になります。そして、つながることでこの地域でしか体験できないことに出会えるかもしれません。

このプロジェクトを機に名護東海岸を知っていただき、仲間になっていただけたら、嬉しいです。

このプロジェクトの応援と拡散を、ぜひよろしくお願いいたします!

<代表プロフィール>

「残されてきた大切なものを生かして新しい仕事づくり、地域のつながりと循環の創造にチャレンジ」

関東で生まれ育った私が、母のふるさとである沖縄の人々の優しさに惹かれ、自然好きが相まって学生時代から祖父のふるさとである、やんばる名護東海岸地域に通い続けていました。大学院卒業後、東京で働いていたのですが、人生をかけてチャレンジしたい場所は沖縄だと感じ、2011年に移住をしました。今では娘2人に恵まれ家族や集落の人々と手を取り合いながら地域に根ざした暮らしをしていこうと日々奮闘しています。

これまでお世話になったこの地域に恩返ししていきたい。つながりと循環を感じられる社会、人と人、人と自然、人と地域がつながっている暮らし、コミュニティを実現したい。そういう想いで、わんさかの事業を通じた持続可能な地域づくりに取り組んでいます。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください