【9/22追記】
9/19に目標金額だった100万円を達成しました!
さらにネクストゴールとして想定していた150万円も同日に達成しました!
皆さん、本当にありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
100万円達成でスキー板&ビンディング5セット、150万円達成で10セットを少年団に寄贈させてもらう予定だったため、10セットを少年団に寄贈させてもらいます。
残り期間は200万円を目指します!
想定予算を超えた分については、ビンディングのスペアパーツ等に使わせてもらおうと考えています。
最後まで応援のほど、よろしくお願いします!
ーはじめに
皆さんこんにちは、スキージャンプ北京オリンピック日本代表の中村直幹です。スキージャンプしてますか?
1998年で止まってないですか?今、スキージャンプ、めちゃくちゃアツいんです。
2022年北京オリンピックで金メダルを取った小林選手、W杯通算60勝を挙げている高梨選手、そしてスキージャンプをもっとオモロくしたい僕!(笑)みんな1996年生まれの27歳です。2026年のイタリアで行われるミラノ・コルティナオリンピックでは、30歳、7年後の2030年のオリンピックでは34歳です。
競技年齢は他のスポーツと比べると長いです。ワールドカップの試合では当時17歳だったスロベニアのドメン・プレブツ選手がいます。(今もワールドカップで一緒に競い合っています。)皆さんもご存知の葛西選手は50歳を超えても日本の第一線で活躍されています。2030年、2034年の冬のオリンピックでは、今、小学生でスキージャンプに取組んでいる子供達が代表選手になって、金メダルを狙える可能性があります。
ー現状
今、日本全国でスキージャンプをプレーしている選手は500人もいません(全日本スキー連盟競技登録者)
あの頃、日本のお家芸と言われたスキージャンプは、ルールの大幅な変更や競技人口の減少により、みんなの目に留まる機会が少なくなってしまいました。しかし人類は、あの頃よりもさらに遠くへ飛んでいます。最新の世界記録では253mとなって、50mも遠くへ飛ぶことができるようになっているんです。
当時、ワイヤーで靴とスキーを止めていたビンディングは、強化プラスチックとカーボンを取り入れて、重さは軽く強度は強くなりました。スーツの生地も飛行に適した素材へと変わっています。スキーを履きながら風洞実験をし、科学的に理想的な飛行態勢の習得や、スキー、スーツのテストなど新たな取り組みも行われています。
そんな人類が生身で”飛ぶ”ことへ挑戦をはじめた子供たち、スキージャンプを未来につないでくれる子供たち、そして、日の丸飛行隊と言われたあの頃を大きく超えていくことができる将来の選手たちに、今現役選手として”飛んでいる" "スキージャンプを楽しんでいる”僕だからこそ出来るサポートをしたい。
スキージャンプを始めた子供たちにもっと自由に羽ばたいてもらうため、スキーを届けようと思い、このプロジェクトを立ち上げました。名付けて「シン・日の丸飛行隊」です。
ーこのプロジェクトで挑戦したいこと
「子供たちにスキーとビンディング5セット届けよう!」
これがスタートです。5セットを少年団に寄贈することができたら、少なくても10年間、その5セットは子供たちの羽になります。スキーって高いんです。。。大人用のスキーは1台あたり日本で購入するとおおよそ20万円ほどします。
子供用は多少安いとはいえ、なかなか簡単に買えるものじゃありません。
なので、これから始める子供たち、今始めたての子供たちにスキーとビンディングを届けるのが今回のプロジェクトです。
寄贈先は、僕が中学3年生まで所属していた札幌ジャンプ少年団にしようと思います。
ースキージャンプ用品の現状
スキーはヨーロッパでしか作られてなく、ビンディングもヨーロッパメーカーしかないのが現状です。輸送費などを考えると、そこまで高くなってしまうのもわかります。
改めて調べてみて驚きました。スキーそのものも高いですが、円安と輸送費が重なってしまってなかなかのお値段になります。
なので、ヨーロッパの僕の使っているメーカーに行って交渉しました。子供たちに届けたいからセットにしてまとめられないかと。いままで、販売店で買うしかなかったのですが、メーカー側は気持ちよくOKを出してくれました。
ープロジェクトの概要
Fluegeスキーを5台、WINAIRのビンディングを5セット子供たちに届けることを目標にします。170cm、180cm、190cmと長さのバリエーションがあるため、少年団の意見をきいて数台ずつ寄贈します。
スキー1台、ビンディング1個当たり400€(8月21日現在1€=158円)の日本円で、およそ63,000円かかります。日本に運ぶための輸送費などを含めると、子供用のスキーを買って子供たちに届けるには、1㎝あたり1,000円のコストがかかることがわかりました。5セット10本、子供用スキーの平均長さで計算すると1,800cm必要です。
10月にドイツである夏のW杯に出場することが決まっているので、渡欧した際にメーカーから受取る予定です。そして、10月に札幌で開催される全日本選手権に出場するタイミングで、子供たちにスキーセットを寄贈して、冬のシーズンに間に合うようにする予定です。
ープロジェクト立ち上げの背景
オンラインサロン「なおきのflyinglabo」では、スキージャンプをオモロくしよう!をモットーに活動しています。そこで、まずは子供たちに楽しんでもらおう!と子供たちを取り巻くスキージャンプの現状をリサーチしました。
1, 日本でジャンプ競技を始めるのがなぜ難しいのか?
全国にジャンプ少年団というものが存在しています。そこで、スキージャンプを始めたい子供たちが団に所属し始めるのが一般的です。スキージャンプを始めるためには
ヘルメット、ゴーグル、スキー、ビンディング、スーツ
といった道具が必要になり、飛ぶためには
ジャンプ台、雪(夏はプラスチック)、コーチ
などの環境が必要です。
親御さんだけの力ではなかなか揃えられることも難しく、少年団が子供たちに備品を貸し出す形でスキージャンプの道具をそろえます。その道具は、過去に買ったもの(20年前。。。?!など)、おさがりで寄贈されたものなどがありますが、道具自体が古く、満足にジャンプを飛べる状態ではありませんでした。
2, 競技人口を増やすことで、スキージャンプをまた盛り上げたい。
始めにくさもありながら、いざ始めても道具が古く傷んでいるので、気持ちよく飛ぶことができない。そのような状態だと、せっかく始めてくれた子供たちが途中でやめてしまうこともあります。スキージャンプは飛べるようになればなるほど面白く、熱中していく競技なので、途中でやめてしまうとその一番面白いところまで行くことができません。
始めた後に続けられることで競技人口が増え、世界に羽ばたき挑戦する子供たちが増えることで、スキージャンプに沼る大人が増える。この好循環でもっとスキージャンプはオモロくなっていくと思います。
3, 熱狂する人を増やしたい
たくさんの人がスキージャンプを見る、知る、感じることによって、1人1人の人生がもっと彩り鮮やかにオモロくなっていくことがこのプロジェクトの根幹にあります。
成長過程を見守りながら共にし、10年後、20年後に世界の舞台で活躍する選手を目の当たりにした時、今回のクラウドファンディングで届けたスキーが意味を成す瞬間になると思います。
子供たちの未来を応援する。スキージャンプに熱狂する。自分の人生をオモロくする。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
寄贈先
札幌ジャンプスポーツ少年団 https://www.sapporojump.net/
寄贈詳細
100万円達成でスキー5台、ビンディング5個の5セット
150万円達成でスキー10台、ビンディング10個の10セット
を寄贈します。
生産メーカー
スキー Fuluege.de https://www.ski-skisprung.com/
ビンディング WINAIR https://www.winair-skisprungbindung.com/
スケジュール
9月8日 クラウドファンディング開始
9月25日 クラウドファンディング終了/スキー、ビンディング発注
10月10日 スキー及びビンディングをドイツ、ミュンヘンから札幌に輸送
10月15日 スキー及びビンディングを札幌で受け取り
10月中旬 リターン発送開始予定
10月後半 札幌にて少年団へ用具の寄付および贈呈式
資金の使い道
・用具購入 子供たちに届けるスキー、ビンディングの購入費にします。
・輸送費 スキーの会社(ドイツ)から日本への輸送費にします。
・リターン代 支援してくれた方々に送る返礼品の準備や発送料に使います。
・クラウドファンディング手数料やその他経費
自己紹介
中村直幹(なかむら・なおき)
1996年9月19日、札幌市生まれ。27歳。
・大倉山小学校
・宮の森中学校
・東海大学附属第四高校(現東海大札幌高校)
・東海大学卒業
小学5年からスキージャンプを始め、中学3年で全日本ジュニア代表に選出。高校3年夏、伊藤杯サマーファイナルで3位。冬は世界ジュニア選手権に出場。大学1年冬にワールドカップ札幌大会に初出場。
2016年 17シーズンからシニアの全日本チーム入り。全日本スキー選手権優勝。
2017年 HBC杯優勝。ユニバーシアード大会(カザフスタン)ノーマルヒル個人、混合で金メダル獲得。冬季アジア札幌大会ラージヒル優勝。宮様スキー大会優勝。伊藤杯シーズンファイナルで連覇達成。
2018〜19年 大学4年時の18〜19年シーズンに初めてワールドカップフル参戦を果たす。サマーグランプリで個人3位(フランス大会)、団体優勝(ポーランド大会)を経験。
2021〜22年 ワールドカップ(ニジニ・タギル大会)で過去最高の4位となり、総合成績は31位。冬季北京五輪で五輪初出場。ノーマルヒル個人38位、ラージヒル個人29位、団体5位の成績を残す。
2022〜23年 ワールドカップ(フィンランド・ルカ大会)で3位となり、自身初の個人表彰台に上がる。日本人歴代18人目の個人表彰台達成者となり、総合成績は過去最高の24位でシーズンを終える。
ご注意事項
・クラウドファンディングでのご支援は、寄付控除にはなりませんのでご注意ください。
・本プロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、支援をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
・リターンの海外発送はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
・支援後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
・リターンにつきましては制限個数の追加、新たなコースの追加の可能性がございます。また、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
・支援時にご回答いただく内容は支援確定後、変更できません。
・リターンの性質などに鑑み実行者の判断でご支援をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
・リターンの転売は禁止させていただきます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る皆さんのおかげで用具を届けられました!
2023/11/19 08:18こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
無事注文しました!
2023/09/28 19:39こんにちは。クラウドファンディング終了から数日経って、無事子供たちに届けるスキーセットを発注しました!当初想定していた予算をオーバー+輸送費がかかりますが、皆さんが盛り上げてくれたおかげで無事に届けられそうです!残り金額をみて、スペアパーツもオーダーする予定です。サマーグランプリ参戦するのもあって、バタバタしていますが、リターンの準備等も合わせて進めていきます。多少お時間がかかるかもしれませんが、その点はご了承ください。よろしくお願いします! もっと見る
ご支援ありがとうございました!
2023/09/26 16:25こんにちは。昨日でクラウドファンディングの最終日を迎えました。結果、172名の方から、2,424,242円のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。まさかここまでのご支援をいただけるとは思ってもみず、嬉しい驚きです。皆さんの想いをしっかり少年団に届けていきます。ご支援いただいた皆様には今後ご連絡させていただく内容がございますので、お時間ください。簡単ですが、取り急ぎお礼のご報告とさせていただきます。 もっと見る
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