企画者紹介

 全国のサウナ大好きなみなさん、はじめまして!北大サウナのプロジェクトリーダーを務める杉村直孝です.僕は看護師であり、北海道大学大学院保健科学院に所属する博士後期課程の大学院生です.そしてこの北大サウナ企画においてはSNSで「北大サウナエゾリス」として活動をしています. 

 今回『北大にサウナがあったら楽しそう!』という思いから企画を立ち上げ、北大OB・OGや大学職員の方々のサポートを受けながら、キックオフ的イベントとして9月16日(土)に北海道大学でサウナトークセッションを開催することになりました.

 このクラウドファンディングの大きな目的は、イベント資金の調達よりも「大学にサウナができたら面白い」と思う全国のサウナ好きに向けた広報と署名活動にあります.大学にサウナをつくろうとすることは、多分野の研究的側面からも、観光からも追及できる面白みがあると考えています.札幌近郊に住まれている方はぜひイベントにも足を運んでください!

なお、北海道大学が大学構内にサウナ施設を建設する予定は今のところ全くありません.あくまで学生有志の企画であることをご承知おきください.


プロジェクト立ち上げ背景「なぜ北大でサウナ??」

①大学にサウナがあると学生や研究者が研究に専念できる環境がより充実する

②季節性の感情障害を生じやすい北海道の学生のメンタルヘルス対策となる

③「サウナ×北海道の大自然」は観光資源としてのポテンシャルが高い


◎大学にサウナがあると学生や研究者が研究に専念できる環境がより充実する

 「北大にサウナがあったらいいなぁ…」と僕が思ったもともとのきっかけは、自分が大学で研究をしていた時に家に帰るのが面倒になったからなんです(笑)
 とはいえ、北大サウナプロジェクトを立ち上げた目的は何も自分がサウナに入りたいからだけではありません.大学の図書館が24h利用可能になっているのと同じように、ジムや入浴施設など研究者が健康的に研究に専念できる環境を充実させることのニーズはあります.特に北海道大学のキャンパスは日本の他大学の規模を越え、非常に広大で自然が豊かです.札幌の中心にありながら、一つの自治区として機能できるだけのキャンパスと構成員を持っています.(札幌キャンパスは皇居の約1.5倍の敷地面積、令和元年度で構成員2万人以上:学生+教職員 「北海道大学の基礎データ」より https://www.hokudai.ac.jp/pr/pdf/zaimu2019_01.pdf)
 僕は札幌キャンパスをもっと「研究者の街」として開発できる可能性があると考えています.Dxによる無人管理の試行など、「北大にサウナをつくる!」というプロジェクトはうってつけの実験機会となるはずです.


◎季節性の感情障害を生じやすい北海道の学生のメンタルヘルス対策となる

 僕が大学生だった十数年前のこと
 学部によっては学生が授業の課題のために三日三晩大学で徹夜して、挙句の果てに廊下で発狂している…なんて噂を耳にしていました.北海道は日照時間が短く「冬季うつ」と言われるような季節性感情障害を引き起こしやすい地域で、学生のメンタルヘルス対策は大学の恒久的な課題といえるでしょう.そこで登場するのがマインドフルネス的効果を持つ『サウナ』というわけです.
 北大サウナは学生・職員のメンタルヘルス向上に貢献できる、と考えています.実際に大学にサウナが建つことになったら、例えば学生相談室を併設し気軽に学生が相談に立ち寄ることができるようにするなど、メンタルヘルス対策の拠点としての活用が期待されます.


◎「サウナ×北海道の大自然」は観光資源としてのポテンシャルが高い

 ある冬の日の北大周辺を歩いているとシンガポールから来た観光客に声をかけられました.北大は外国人観光客にも人気のスポットで冬には雪を見るためだけに、シンガポールなどの雪のない国から多くの観光客が訪れています.
 この様子を見て真冬の北海道の自然をサウナで楽しむ』という体験が北海道でより人気のアクティビティになる可能性があるのではないか?と考えました.実際に国土交通省 北海道運輸局の最新の資料(「北海道の観光基礎データ」より https://wwwtb.mlit.go.jp/hokkaido/content/000284820.pdf)によれば、北海道の外国人観光客数と旅行消費額はアジアに集中しています.また課題としては3~6月、9~11月に観光客が少なく、その時期の掘り起こしが必要とされています.年間を通して冷涼な地域の多い北海道は3~6/9~11月もサウナの外気浴に適温と考えられ、サウナを絡めた観光資源の開発はこの課題の打開策となる可能性を秘めています.
 また北大に限定した場合にも、北大内にはカフェがあったり夏にはビアガーデンが行われていたりと、一般の方にも開放され観光として楽しめる空間がいくつもつくられています.もしここに北大サウナが加わったら、冬の北大を楽しめる新しい観光資源となると期待されます.


このプロジェクトで実現したいこと

 まず、9月16日(土)に北大で開催されるサウナトークセッションで多くのサウナ好きに集まってもらうことです.そして大学にサウナができることで拓かれる可能性について語り合い、少しずつ北大サウナの機運を高められたら…と思っています.

1:北海道大学にサウナをつくろうと企んでいる人がいることを全国のサウナ好きに知ってもらう

2:イベントを通して北大にサウナをつくろう、という機運を大学内外で高める

3:サウナプロジェクトに関わるキーパーソンとつながり、関係を強固にする


 実際にサウナを体験しその魅力を知っている皆さんなら想像できると思います.

『どこの大学でもサウナがあることが当たり前になったら…』
【多くの大学の研究者や学生たちの生活が豊かになります】

『北大サウナが観光資源として確立されれば…』
【そのモデルを他地域にも当てはめ、全国のインバウンドに貢献できます】

 このムーブメントが起きればサウナに興味を持ってくれる人も増え、日本全国でサウナがより盛り上がることでしょう.その実現のためにも北海道大学にゆかりのある人や札幌周辺の人だけでなく、サウナを愛する全国の人にこのプロジェクトを知ってもらい応援をしていただきたいのです!


プロジェクト進行状況

1.サウナトークセッション サウナで研究が促進する!? サウナにはどんな可能性が?

日時:9月16日16:15~17:30
場所:北海道大学工学部建築都市スタジオ棟・オープンラボ
主催:NoMaps実行委員会・北海道大学
HP情報:https://no-maps.jp/program/16n1615/

 ≪登壇予定ゲスト≫

●佐々木隼人 氏 (株式会社ケイエムプロジェクト 元代表取締役・サウナの街サっぽろ 運営事務局)
●加藤容崇 氏 (日本サウナ学会代表理事・北大OB)
●青木ゆめの 氏 (置戸町地域おこし協力隊・女性アウフギーサー)

 サウナにまつわる、多方面の分野で活躍されているゲストをお呼びし、大学にサウナをつくることで拓かれる可能性についてお話をする予定です.


2.学生向けサウナ交流イベント(大学施設部へ実施許可を確認中→中止となりました)

 9月17日に北大生を対象にテントサウナイベントを検討していましたが、前例がない企画であったことから、大学の施設部の許可を得るための調整期間を十分にとることができず、やむなく中止の判断をいたしました.

 これに合わせてこのクラウドファンディングも、資金調達ではなく、サウナトークセッションの広報と北大サウナの賛同者を集める署名活動的目的へシフトしています.


リターン

A 1,000円:北大サウナエゾリスのオリジナルステッカー1枚、お礼状、活動報告書

B 3,000円:北大サウナエゾリスのオリジナルマグカップ1個、お礼状、活動報告書【限定 10個】

C 3,000円:北大サウナエゾリスのオリジナルトートバッグ1個、お礼状、活動報告書【限定 10個】

D 6,000円:A~Cのリターンのオリジナルグッズ全て1点ずつ(3つの個別購入よりも1,000円分お得です)、お礼状、活動報告書【限定 5個】

◎リターンのうち、お礼状・活動報告書(収支報告書を除く)は11月中にメールでお送りする予定です.北大サウナ2023オリジナルグッズ各種については2023年中に送付する予定です.これらのリターン送付が遅れる場合は予めご連絡いたします.

◎住所・氏名等の個人情報についてはリターン送付の目的以外で使用することはありません.情報を扱う端末はウィルス対策ソフトの入った端末1つに限定し、送付が完了した後はこれらの個人情報およびメールを全て消去いたします.

◎目標金額を大幅にオーバーすることを防ぐため、リターンB、C、Dについては数量を限定しております.ご了承ください.


資金の使い道

◎サウナトークセッションに関わる予算(渉外費、広報宣伝費など)

◎リターンに関わる予算(デザイン料、リターン外注費、配送手数料など)

 以上がクラウドファウンディングで集めた資金の用途になります.今回は資金調達そのものよりも、全国のサウナ好きに北海道大学でサウナをつくろうとしている人がいることを認知してもらうこと、賛同者を集めることを目的としており、クラウドファンディングではひとまず10万円を目標金額としました.支援してくださった方にはイベント終了後に最終的な収支報告書をお送りします.



最後に

 今回の企画は本当に出来心で「北大にサウナがあったらいいなぁ」という僕の数年来の願いを形にしたものです.この企画に助言をくれた北大OB・OGや職員の皆さん、トークセッションへの登壇を快諾してくださったお三方、突然協賛のお願いに伺ったにもかかわらず「面白そう」と話を聞いてくださった企業の皆様….本当に多くの方に出会い、その度に勇気をもらったことでクラウドファンディングへの挑戦にも至りました.
 全国のサウナ好きの皆さん、北海道大学の学生には大志があります.北大サウナというフロンティアを一緒に開拓しましょう!!

※再掲:北海道大学が大学構内にサウナ施設を建設する予定は今のところ全くありません.あくまで学生有志の企画であることをご承知おきください.

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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