自己紹介

YouthCare Summit実行委員会「えん」は、社会課題に関心のある学生が集い、「ケアラー・ヤングケアラー」というテーマで議論や提案を行い、社会に変革を起こそうとしている団体です。議員インターンシップや、ケアラー支援活動を通じて出会った大学生10名ほどで活動しています。

「えん」を漢字で表すと「縁」「艶」「環」。人と人との繋がり(縁)、世界の華やかさと若々しさ(艶)、経済とケアの循環(環)という私たちの理念が込められています。その理念をカタチにしたのがグリーンのロゴマーク。私たちの手作りです。

私たちは、同世代のヤングケアラーの助けになりたい!ケアについて議論したい!若者の声を社会に発信したい!という熱い想いが集まり、2023年11月26日に東京国際フォーラムにて、学生経済フォーラム『YouthCare Summit(ユース・ケア・サミット)』を開催することとしました。趣旨にご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひクラウドファンディングという形でご協力いただけるととても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

ユースケアサミットについて詳しく知りたい方はこちら


活動実績

ケアラー・ヤングケアラーの普及啓発と、学生経済フォーラム『YouthCare Summit』の告知のために、吉良英敏統括マネージャー及び「えん」スタッフが全国をまわる「全国キャラバン」を行っています。すでにケアラー支援条例を制定している自治体や、ケアラー・ヤングケアラー支援に力を入れている自治体間の連携・交流、まだ条例化していない自治体への普及啓発を目指しています。また、テクノロジーを生かした新たなケアラー・ヤングケアラー支援策としての「デジタルケアタウン構想」についての調査研究も、全国キャラバンの目的の一つです。

令和2年度に全国初のケアラー支援条例を制定した埼玉県。YouthCare Summit統括マネージャーの吉良英敏は、埼玉県ケアラー支援条例の提案者代表です。多くの自治体から「話を聞きたい」とのご連絡を頂いており、私たちがそのご期待に応えたいと考えています。


解決したい社会課題

高齢者の孤立、子どもの貧困、若者の幸福度の低下。これらは日本において深刻な「ひと」に関わる問題です。現代社会では、多くの人々が人との繋がりやサポートを思うように得られず、孤独や困難に直面しています。

特に深刻な状況にある問題の一つが「ヤングケアラー」に関する課題です。彼らは病気や障害のある家族や親族の介護や世話に追われ、自身の学習や遊びのための時間を確保することが難しく、同世代との関係を築く機会も制約されています。同世代の私たちが彼らに寄り添い、彼らを救いたいという思いが、このサミットを開催することになった出発点です。私たちの想いは、サミット参加者にヤングケアラーについて知ってもらいたいというのはもちろん、ヤングケアラーが未来を切り開く希望が持てる社会をつくりたいということです。

介護やケアというと、どうしても学生目線から見ると遠い存在のように感じられてしまいがちですが、すべての人が関わることなので「当事者意識」を持ちながら、誰もが関わる「経済目線」で、また若者ならではの「新しい視点」も大切に、この社会課題を議論し、新しい提案を世の中に発信していきたいと考えています。


このプロジェクトで実現したいこと

<Mission> 学生ならでは新しい視点と柔らかい思考で、ケアラー・ヤングケアラー支援の啓発を行う

⇒ ケアラー・ヤングケアラーが直面する課題は、その家庭だけのことではなく、社会全体として取り組むべき課題です。誰しもケアされた子ども時代があり、社会人として経済を回し、いずれケアを受ける高齢者になる可能性があります。私たちは、学生ならではの柔らかい思考をもって、全く新しい視点でこの問題へのアプローチ方法を導き出します。社会全体的な目線と、経済的な目線、そして若い世代の目線から、ケアに関する課題解決の糸口を見いだして全国に発信し、社会を良くするためのアクションを起こします。


<Vision> 人々が共感し合う中で、安心してケアができ、安心してケアされ、幸せを追求できる社会を築く

⇒ 私たち若者は、超高齢化社会の中でこれから長く生きていきます。だからこそ、幸せな社会に向けて経済活動をしながら、道を切り拓いていくのも私たちです。そのために主体的に考え、行動することを惜しみません。私たちはお互いに共感し合い、誰もが安心してケアができ、安心してケアが受けられる、豊かな社会を目指します。経済とケアの両側面を組み合わせて、参加者がそれぞれの幸せな社会の在り方について考え、このイベントを通じて参加者一人ひとりが自分の理想の幸せな社会を言語化できるような環境を目指します。


<Value> 

活動が学生にとって学びと成長の機会となること

ケアラー・ヤングケアラー支援などの社会課題を自分事と捉えること

異なる世代や異なる考え方同士の交流を促進し、多様性を尊重すること


リターンについて

★メールやお手紙でのお礼

★「えん」オリジナルロゴが入ったステッカーやTシャツ

★支援してくださった方のお名前を「ケアラータイムズ」(ケアラー支援専門紙、1万部発行)でご紹介

★11月26日の「YouthCare Summit」の当日チケット(特別席)(お申し込み期限あり)


スケジュール

5月:「えん」の立ち上げ

7月:イベントの告知開始

11月26日:クラウドファンディング終了

11月26日:サミット開催日

12月:リターン発送


資金の使い道

会場費:約20万円
広報費:約10万円
リターン準備費用:約10万円
手数料(9%+税):約2万5千円


最後に

このサミットは学生主体で一から作り上げています。

私たちは、若者には無限の可能性が秘められていると考えています。これからの社会を考える中で、年代や地域、縦割り、そして様々な固定観念を超えた発想が求められています。そんな若者世代にとってこのサミットが、自身のアイデアやパワーを発揮し、社会に新たな変革をもたらすきっかけになればと考えています。

目標金額と実際にかかる金額を見ていただければわかる通り、我々は利益を求めて活動しているわけではありません。

まずは誰もが関わる「経済目線」でケアについて考え、そこから将来を見据えて「未来目線」や「幸福度目線」へと大きな視野に転じることができれば、世の中全体に良い作用を生み出すと考えています。
たくさんの方のご協力をお待ちしております。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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