もう「跡しか無い」とは言わせない。みんなの力で多賀城南門と築地塀を復元しよう

キャンプファイヤー ふるさと納税のバッヂ

現在の支援総額
344,000円
支援者数
12人
募集終了まで残り
終了

現在17%/ 目標金額2,000,000円

17%
このプロジェクトはふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に掲載されている、CAMPFIREがサポートしたプロジェクトです

※このプロジェクトの決済は、さとふるへ移動します。

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2024/03/29 23:59:00までに集まった金額がファンディングされます。

このプロジェクトは、2023-08-25に募集を開始し、12人の支援により344,000円の資金を集め、2024-03-29に募集を終了しました

プロジェクト本文

実施理由/背景

特別史跡多賀城跡の魅力を伝えるには・・・・

多賀城跡は、日本史上、極めて重要な歴史文化遺産ですが、当時の遺構の大部分が地下に埋蔵されているという性質上、実際に見る・接することができないため、現地まで足を運んでもらえず、なかなかその重要性、希少性が理解されないことが課題となっています。
多賀城は西暦724年に創建されており、西暦2024年に創建1300年を迎るところであり、この節目の年は、多賀城跡の歴史的価値を様々な方に知っていただくチャンスであるととらえています。
この創建1300年に合わせて多賀城の正門である「多賀城南門」とこれに取り付く「築地塀」を復元し、街まちのシンボルとしての象徴的機能が果たされるとともに「来て・見て・触れて」といった体験を通じて、文化振興・歴史教育の拡充や郷土愛の醸成、南門を核とした経済活動の活性化、歴史や文化を身近に感じるまちづくりの更なる推進を目指しています。

プロジェクト内容説明

1300年の時を超えて・・・「多賀城南門」復元

「多賀城を実際に目で見て、体感できるものはないのか?」「多賀城をより多くの人に理解してもらうには、南門と築地塀の立体復元が必要だ!」
復元構想が本格化したのは、今から30年以上も前、平成の初め頃です。
しかし、大雨による災害やバブル崩壊による経済危機、そして記憶に新しい東日本大震災による壊滅的な被害等により幾度も中断しましたが、東日本大震災からの復興を成し遂げたシンボルとすべく、平成27年度から再び復元事業に着手しました。
最新の発掘調査の成果や、日本屈指の歴史・古代建築の研究者からの意見をもとに、詳細な復元設計図が完成しました。
復元図には、正面10.5m、奥行き6.6m、高さ14mを超える堂々たる二重門と、これに取り付く高さ4.5mもある築地塀。
まさに、古代東北の中心であった多賀城の正面に相応しい威容を誇るものです。
令和2年10月、二重門の柱が立ち上がり、現在では本体の工事が完了しようとしております。これから築地塀の工事に着手し、西暦2024年、創建から1300年の時を超え、多賀城南門と築地塀が復元されます。

目指すところ

誰もが驚き、感動する南門・築地塀を復元したい

過日、一般向けの見学会を開催し、3日間で1300を超えるほどの盛況でした。
訪れた人は口々に、「こんなに大きなものとは思っていなかった」、「奈良時代もほんとにこんなに大きな門があったの」、「何のためにこんなに大きくしたの」と、口々に門の巨大さに驚嘆していました。
これまで、イメージすらできなかった古代の門。
多賀城は、東北経営の拠点として、古代国家が威信をかけて設置した中枢施設です。
多賀城南門等周辺整備事業により、視覚的に多賀城市の歴史文化が認知され、またその拠点となることで、「史都多賀城」の魅力と歴史的景観の美しさの向上、さらには歴史と文化を身近に感じることができるまちとしての発展が期待されます。
さらには、これまで整備されてきた多賀城碑や歌枕ゆかりの地である末の松山や沖の井等の文化財資源と、復元整備された南門とが統一感のある景観を形成し、歴史的なまちなみの再形成により魅力あるエリアを広げていきます。

これらにより、悠久の歴史、文化・伝統、自然と市民生活等との調和による、歴史を活かしたまちづくりそのものが「多賀城らしさ」というシティプロモーションにつげていきます。

寄付の使い道

受け付けました寄附は、下記の用途に使わせていただきます。
・南門、築地塀等建設費用
・南門周辺の造成・修景費用

自治体からのメッセージ

ご支援いただく皆様へ

この度は、「もう「跡しかない」とは言わせない。みんなの力で多賀城南門と築地塀を復元しよう」プロジェクトにご興味をいただき、ありがとうございます。
 学術上の価値が特に高く、わが国の文化の象徴たる特別史跡に指定され、平城宮、大宰府とともに日本三大史跡ともされる多賀城ですが、多賀城の正門でもある多賀城南門の立体的な復元整備を行うことで、市のみならず、日本全国、世界へも通じるシンボル的存在となるものと考えております。
復元された南門・築地塀の見学を通して、多賀城の歴史の重要性や奥深さに触れていただくことがで、多賀城市の認知向上や魅力度アップにもつなげていきます。多くの方に「行ってみたい」、一度お越しになられた方にも「また来てみたい」と思っていただけるよう、このプロジェクトを通して、どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。

事業スケジュール

~2024年10月:復元工事
~2024年10月:見学会等の普及啓発活動

復元工事を進める中で、工事のタイミングを見ながら、復元の記録をHP等で公開します。
また、市内小・中学校と連携し、多賀城の歴史をわかりやすく説明するなど、未来を担う子どもたちへの普及啓発も実施する予定です。

【寄付に関する注意事項】
目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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