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「まず笑おうや!」奈良の米農家が一念発起。お米のチカラで、日本の未来を繋ぎたい。

米農家でさえ「作るより買ったほうが安い」と言いながら、次々に田んぼを閉めていく。そんな笑えない現状に、「まず笑おうや!」を合言葉に『愛と笑いの米一揆プロジェクト』をスタートいたします。米は日本人の源!お米を食べて欲しい!こども達に水田のある風景を残したい!皆様のご支援どうぞよろしくお願いいたします。

現在の支援総額

704,000

140%

目標金額は500,000円

支援者数

81

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/10/27に募集を開始し、 81人の支援により 704,000円の資金を集め、 2023/12/15に募集を終了しました

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「まず笑おうや!」奈良の米農家が一念発起。お米のチカラで、日本の未来を繋ぎたい。

現在の支援総額

704,000

140%達成

終了

目標金額500,000

支援者数81

このプロジェクトは、2023/10/27に募集を開始し、 81人の支援により 704,000円の資金を集め、 2023/12/15に募集を終了しました

米農家でさえ「作るより買ったほうが安い」と言いながら、次々に田んぼを閉めていく。そんな笑えない現状に、「まず笑おうや!」を合言葉に『愛と笑いの米一揆プロジェクト』をスタートいたします。米は日本人の源!お米を食べて欲しい!こども達に水田のある風景を残したい!皆様のご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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はじめに。

初めまして、村田佳平(かへい)と申します。奈良の富雄という地域で、父の代から、米農家と保険代理店という二足のわらじで、兼業農家を営んでいます。うちは江戸時代から代々続く米農家ですが、周りの農家にも同じような歴史のある農家がたくさんいます。しかし米農家を取り巻く環境は年々厳しくなる一方になっています。

「お米って美味しいやん、水田のある風景もなくなったら寂しいやん」、僕はシンプルにそう思っています。だからこそ「もっと守るべきなんちゃうん??」と思うんです。そこで、全国各地で頑張っている米農家や生産者を支援したいという想いを胸に、2023年5月に『かへい笑店』という会社を設立しました。社名には、どんな辛いことでも面白おかしく笑い飛ばして楽しくいこうや!という想いが込められています。

かへい笑店は、生産者や消費者、食に関わる全ての人に様々な『きっかけ』をつくる会社でありたい、と考えています。今回その最初の活動として、まずは地元である奈良の地を舞台に、米と田んぼを使ったプロジェクトをスタートすることにしました。このクラウドファンディングは、一米農家としてでなく、他の米農家と連携を組みながら進めていく、村田佳平とかへい笑店の壮大なプロジェクトのはじめの第一歩です!


プロジェクトを始めようと思ったきっかけ。

小さいころから兄と二人で働く父の手伝いをしてきました。真摯に農作業に勤しむ父の姿を見ながら、僕もそのうち跡を継ぐんだろうなとぼんやり考えていました。農作業は気候や天候、自然に左右される商売。幼心にも大変なのは肌で分かりました。

そして昨今、米農家みんなが口を揃えていうのが、「コメを作るより買った方が安い」という言葉……。その理由は収入面です。米農家の平均収入(年間)256万円ー諸経費209万円=利益56万円(※)と農林水産省のデータにもあるとおり、米農家が専業でやっていくにはなかなか(結構、いやとても)厳しいのです。そのため専業農家でやれる米農家は少なく、そのほとんどが他の仕事で稼ぎながら農家も続けるという、うちと同じ兼業スタイルです。そうしなければ、家族を養っていけないからです。

※出展元:「未来をつくる!日本の産業(1)農業上・米/畜産」ポプラ社
※資料:「農業経営統計調査 平成30年産米生産費(個別経営)」(農林水産省/2018)


農業を継ぐことを決めた僕が始めたこと。

米農家を継ぐ!そう決めた僕は、まずは自分の畑で作った米を、農協に卸さない直販スタイルで売り始めました。米を作っていない田んぼも復活させ、サッカーコート約1.5個分(約3600坪)の広さまで広げました。『五兵衛米(GOHEIMAI)』の誕生です。『五兵衛米』は、地下水と有機栽培で作った奈良県産のヒノヒカリ。粒が大きくねばっこい、甘い品種のヒノヒカリはおにぎりにしたらその違いがわかります。食味値(お米の美味しさを図る基準)でも、6年連続食味ランク「特A」を獲得しています。子どものように手塩をかけて育てた米は、自画自賛ですが、これが本当にうまい!んです。

ミネラル豊富な冷たい地下水と栽培に最適な粘土質の土で、丹精込めて育て上げた、『有機肥料特別栽培米』。栽培期間中は、もちろん無農薬。現在は受注発注、精米して梱包して発送作業まで、すべて1人で作業しています。それもひとえに、この美味しい米を、欲しい人に届けたいから。そして責任を持って販売したいという想いから。田んぼによって、米の美味しさは全く違うということも知ってもらえると嬉しいです。

そんな僕自身も、もう農業を続けられないかもしれないと考えたことがあります。それは、2020年のコロナ禍。『五兵衛米』の販売を新規開拓している真っ最中の出来事でした。大型の直接取り引きしていた飲食店が営業停止になり、米の納品先がなくなってしまったのです。大型の発注がなくなり、売れるはずの米が売れなくなってしまった……でも米は、どんどん古くなってしまう。これは本当に死活問題。
そこで僕はなにをしたのか。とにかく動きまくったんです!

幸いなことにアクティブな知人がまわりにたくさんいました。色々お声がけを頂いて、百貨店でのトークイベントや催事、マルシェ出店など、とにかく動けるだけ動きまくりました。お客様から「お米美味しい!」と言ってもらえたり、出店仲間から、「一緒になにかやろう!」と言ってもらえたりと、動いたら動いた分だけ、手応えがあることが分かりました。そしてそれがきっかけとなり、本格的に活動していこうと考えるようになりました。


田んぼ解放宣言!みんなで田んぼで遊ぼうや!!

農業は基本的に保守的で、田んぼに他人を入れるということをあまりしない業界です。それを解放してみたらどうだろう?と思い、『田んぼを使って遊ぶイベント』やってみることにしました。

田植えや稲刈りの体験に、『食』『農』『音楽』をミックスさせたイベントで、いろいろなお店に出店もしていただき、ピザを焼いたり、DJが音楽を流したりと田んぼとは思えないほどの大盛り上がり。秋には田んぼでの大運動会も開催。一輪車レースや竹引きなどを大人も子どもも、みんな一緒になって楽しみました。

田植えにしても、稲刈りにしても、喜んでくれるのはやっぱり子どもたち。どろんこになって作業することも、彼ら彼女にとっては遊びみたいなもんなのでしょうね(笑)。楽しそうな子どもたちの風景を見て、大人たちも本当に楽しそうでした。前回の参加者は総勢220名!田んぼを背景に、色んな笑顔が生まれる風景は、なにものにも変えがたい時間です。(今年も実施予定なので、ぜひ来てくださいね)

参加者は『五兵衛米』購入者や近隣の方、マルシェやSNSで知ってくれた人など、背景の異なるさまざまな方が来てくれます。お米だけでなく、田んぼひとつでもこれだけ楽しみに変えられるんだなというのは、僕にとって大きな気づきになりました

かへい笑店として、これからやっていきたいこと。

かへい笑店は、食を通してヒトとヒトをむすび、そこに生まれる笑いのチカラで心豊かな社会創りを目指していきます。豊かな自然によってそれらが叶っているコトに感謝して、その恩恵を社会へと還元すること。それが、子どもたちのミライを明るく照らす未来づくり、地球づくりに繋がると考えています。

食を通して、世界に笑顔を増やす流れづくり。必要なヒト・トコロヘ、必要なモノ・サービスが行き届く仕組みづくり。そして、『モノ』から『コト』へ。

笑いでヒトを巻き込み、創り出した『モノ』が、余すコトなくヒトと地球を豊かにする『コト』へとつなぐ活動を行っていきます

……と大真面目に書きましたが、大きな目標としては、シンプルに日本一有名な米農家になる。そこを目指すために、今動いています。二兎得るものは二兎を得る。欲張りすぎの僕ですみません!

まずは、米農家と強く連携していきたいです。米農家が生き残るためには、力を合わせてお互いにできないところを補いあって、全体として盛り上げていく必要があります。それなら「営業は俺がやったる!」と決意しました。

何を隠そう僕の父親は、全国NO.1を取り続けたセールスマンでした。父親の素質を引き継いでいるのか、元気と営業には自信があります。みんなが機嫌良く作ったものを、頑張って売ってくるで!という感じ。セールスマン代行の『かへい』です。

そしてこのクラウドファンディング挑戦は、かへい笑店の取り組みを知ってもらうための最初の取り組みとなります。

リターンについて。

リターンには、『お米』や『米粉』、『米作りに関わるもの』を盛りだくさんでご用意。

その中でも、今回目玉となるのが『米粉』です。他の米農家と連携を組んで作る、米粉販売モデルのトライアルでもあります。自身の田んぼではなく、すでに困っている米農家さんの田んぼひとつ、すべて米粉にします。使うお米は有機肥料を使って栽培した奈良県産特別栽培米ヒノヒカリ

田んぼ1つ、1300平米分のお米。その量600kg(お茶碗8000膳分)! 収穫した後は、そのあと知り合いの製粉会社で米粉に加工します。

しかも今回使用するのはすべて新米。一般的に、米粉にされる米は古米が使われることが多く、本来なら米粉にするにはもったいないぐらいの美味しいお米なんです。新鮮な米から作られた米粉の美味しさをぜひ感じてください。また「米粉の使い方がわからない……」という方に向けて、子どもも一緒に作って楽しめるように、『ホットケーキミックス』もご用意しました。試行錯誤を繰り返したこのリターンを、是非一度お試しください。そしてぜひ感想を聞かせてください!

その他、奈良県や地元近隣で事業を営む仲間達とのコラボリターンや、かへい笑店らしく「なんやこれ(笑)」と思わず笑っちゃうものまで目白押しです。こちらもぜひ、僕に感想を聞かせてください。


収支の内訳について。

今回の応援金につきましては、田んぼひとつ年間経費(生産原価)、商品開発および加工代、パッケージ代などの費用として活用したいと考えています。頂いたお気持ちに感謝して、一円たりとも無駄にせず、誠心誠意役立てていくことを誓います。

また来年度には、県や市を巻き込みながら、広範囲で米粉商品を流通に乗せていくという、大きな目標も動いています。


最後に。

下がり続ける米価と上がり続ける生産コストの中、「作るより買ったほうが安い」と、周りの米農家が次々と辞めていきます。日本人にとってのお米の価値って??を問い直したい。だからこそ、おもろいやん!と笑い飛ばせることをやりたいと思っています。それが『かへい笑店』らしさ。

この活動が、少しでも同じ業界で働く人や消費者に届き、米や農業に関心を向けてもらえるきっかけになればと嬉しいです。

さあさあ、『日本の元氣を取り戻す! 愛と笑いの米一揆プロジェクト』のはじまりはじまり~♪

皆さま、あふれんばかりの笑顔での応援、どうぞよろしくお願いいたします。

かへい笑店 代表取締役 村田佳平


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