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はじめまして。

徳島市で“若者たち”というライブイベントを主催しております、長谷川と申します。

ライブイベント「若者たち」を2018年に立ち上げ、以来たった一人の「実行委員会」として、コロナ禍中は配信のみでの開催となったりしながらも、過去5年間にわたってギリギリアウトの状態で運営を続けてきました。

6度目の開催となる今回ですが、いくら計算しても大赤字が避けられそうになく、この度クラウドファンディングに挑戦させていただく運びとなりました。

皆様からのご支援を賜れますよう、何卒よろしくお願いいたします。


■“若者たち”について

県庁所在地 47 都市の人口ランキング ワースト7位

県内大学数 ワースト6位

宿泊観光客数 ワースト1位

47都道府県で唯一電車が走ってない

駅前商店街が全国有数のシャッター街 


そんなどこからどう見ても田舎町、地方中の地方の徳島。
交通の便は悪く、市内中心部に若者向けの店舗はほぼない。
若者の遊び場は郊外の大型ショッピングモールか、神戸や大阪の近隣都市。
アーティストの全国ツアーではほぼ外されるような街。

//2019年に、閑散とした商店街で撮影したポスター用写真//


いきなりですが僕は、この徳島という過疎の街には「アーティストの数では都会に勝てないけれど、強烈な個性を持ったアーティストが輩出される土壌がある」と思っています。

今年で38歳になりますが、高専を卒業以来約17年間、徳島市のライブハウスで働いてきました。

その間に「あの大スターの駆け出しの頃」や、あるいは「人知れず消えていった才能」を間近で数多く見てきましたが、その中で痛感したのが「彼らに本当に必要なのは彼らを支える身近な人々や街のムーブメントではないか」ということです。

もちろん本人たちの才能や努力は何よりも大切ですが、しかしこの小さな街で活動していることがマイナスにならないよう、僕のような周囲の人間ができる応援が何かあるのではないか。

また、こんな小さな街でも、ライブハウスに出入りする各ジャンルでバラバラのファンが一度に終結することで “チーム徳島”として大きなムーブメントを作ることが出来れば、近隣都市にも負けないような音楽溢れる街になるんじゃないか。

//アニソンを流しながらヲタ芸を楽しむ若者たち (若者たち2019)//

//全国区で活躍する四星球メンバーによる弾き語り (若者たち2019)//


また、私事ではありますが、2016年に父親になりました。

年頃になった息子が「徳島なんか…」と口にしながら近隣の大都市ばかりに目を向けてしまうのは、この街のエンタメに携わる人間としてはとても寂しく思います。

たとえ結果的に大都市に出ることになったとしても「徳島に生まれて良かった」と思えるように、息子だけでなく未来のこの街に生きる若者の為に、今を生きる若者と一緒に、音楽を軸としたサブカルチャーでこの街を少しでも活気づけることができたらと考えています。

そんな思いで、2018年にたった1人の「実行委員会」を立ち上げ、イベントを運営して来ました。

//まじで手作り感がすごい初年度のポスター(爆)//


サーキットイベントとして開催した2018年は非常に小規模なイベントでしたが、翌2019年は順調に会場数、動員数を伸ばすことができました。

//人手が足りず実行委員長自らリストバンド交換をする様子//


2020年には動員数1000人を目標としてかなり規模を拡大して準備していましたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて開催を断念。配信のみのイベントとして、部分的に開催するのみとなりました。

コロナ渦中の2021・2022年は感染予防のため、市中を周遊する「サーキットイベント」ではなく徳島市の複合施設「あわぎんホール」内の複数のホールを利用する「屋内フェス」形式で開催いたしました。

今年、2023年も同様の方式で開催いたします。

//前日に自分たちで作ったステージでの演奏を楽しむ徳島ミュージシャン (若者たち2021)//


//ケーブルテレビトクシマ様とのコラボトークライブ (若者たち2021)//


■“若者たち2023”の非常に厳しい現実

文化庁による補正予算事業「ARTS for the future!」の支援を受けて「若者たち 2021」、「若者たち 2022」はなんとか開催することが出来ましたが、実際のチケットやグッズの売上、協賛頂いた金額だけでは到底、運営費をまかなうことはできませんでした。

さらに今年は補助金、助成金といった支援は何もなく、実際問題として例年通りのチケットの売り上げ数では開催は不可能な状況です。

一時は会場をキャンセルして開催を中止することも考えましたが、コロナ禍という未曾有の事態にも諦めずに開催し続けてきたことで繋いできた想いを断ち切ってしまうのがあまりにも忍びなく、クラウドファンディングに挑戦することで皆様からの支援を募ることといたしました。

あと・・・のっぴきならない現実問題として・・・昨年、一昨年と補助金の力を借りてイベントを運営したことで若者たち実行委員会として確定申告をしないといけなくなったため、思い切って法人化したのも引くに引けなくなった理由の1つではあります・・・。猛爆


■ライブイベント「若者たち」の特色

イベント名は「若者たち」ですが、決して「若者限定イベント」ではなく、出演者もお客様も幅広い世代の方に楽しんでいただいております。

しかしながら会場の設営や当日の運営スタッフ業務は勿論、事前のポスター配りや路上でのビラ配り、県内主要メディアへのインタビュー出演といったあらゆる広報活動を、出演者を中心とした「若者たち」自らが徳島の街を走り回っておこなっており、そんな中で、彼らと地元の商店や企業とつながりが生まれる機会も出てきました。

//長年徳島音楽シーンを支えてきたライブハウス&練習スタジオ・J-POPS//

//徳島を代表するコンセプトカフェ・DIABOLIC Devil's にゃんにゃん//


//音楽好きのスタッフも在籍する・光陽眼鏡店//


//長年徳島ミュージシャンの胃袋を支えてきた鉄板焼屋・菜の花//


日本各地に様々な音楽フェスがありますが、これほどまで地域に根ざし、地元の若者たちとともに作り上げ、若者たちの力を活かそうと試みているイベントはないと自負しております。

例年、そのような活動の様子をSNS等で発信することで「県内在住の若者が街を盛り上げるために頑張っているなら応援したい」というありがたいお声を多く頂いておりました。

またロックバンド主体の若者向けイベント(に見える)ということもあり、年配の方から「実際には行けないけど是非続けて欲しいからクラウドファンディングをするなら支援したい」というお言葉を頂けたのも、今回挑戦することへの後押しとなりました。


■若者たち2023 開催内容

2023. 12 . 23(土)
パス交換/10:30 開場/11:00 開演/11:30 終演予定/20:00
会場/あわぎんホール 3・4・5F特設ステージ
前売/3800円 当日/4300円 U-20/2000円

-出演-
炙りなタウン(岡山)
Atomic Skipper(静岡)
blend house(徳島)
CIDER NOTES(徳島)
Jack o’Frost(徳島)
LaughTONiC(徳島)
マタノシタシティー(高松)
もね助(徳島)
大平伸正(岡山)
SLOTH-SHUTTLE(徳島)
佐々木隆宏(広島)
白い朝に咲く(徳島)
SPARK!!SOUND!!SHOW!!(大阪)
Sunny Girl(東京)
TETORA(大阪)
ヤギヌマメイ(東京)
たとえばカワウソ34(高知)
MEiSM(香川)
白〆SNEA'K(岡山)
うさひめ。(徳島)
はぴか(徳島)
中山女子短期大学(徳島応援芸人)
劇団まんまる(徳島)

今年はステージネームをTSURUGI、MAYU、BENTENと徳島に縁深い山の名前にちなみ、BENTENステージでは従来のトークイベント以外にも、お笑い芸人やアイドルのライブなどを予定しており、開催当初思い描いていたロックバンドに限らない“チーム徳島”なバラエティに富んだラインナップでお贈りします。


■リターンについて

恥ずかしながら新たに豪華なリターン品を作成する費用もないので、過去に作成した若者たちグッズ、自分が率先して関わったイベントグッズ、オムニバスアルバム等を提供させて頂きます。
*12/9リターン品追加しました!
*特製A4クリアファイルは全支援者にお送りします!


■資金の使い道

会場費:約40万円
機材費:約90万円
出演費:約150万円
人件費:約40万円
広報費:約40万円
美術費:約30万円

なんとかチケットを昨年と同じ200枚売ったとしても、残り300万円強足りない計算となります。
利益は求めていませんが、多額の赤字になると今後の開催は不可能になります。
皆様からのあたたかいご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。


■スケジュール

2023年11月23日  クラウドファンディング開始
2023年12月23日  若者たち2023開催
2023年12月30日  クラウドファンディング終了
2024年1月下旬   リターン品順次発送予定 


■最後に

東京や大阪は勿論、岡山や四国の他の街じゃ当たり前なことが、この街では当たり前じゃなかったりします。それを変えたくて始めたのが“若者たち”です。

10年後、20年後この街で過ごす若者たちにとって誇り高き街で居られるように、今を生きる僕たちで作り上げたいです。

もし仮にこの先このイベントを続けられなくなったとして、黙って終わりが来るのを待つのではなく、今必死に足掻き戦ってる姿を見せることで、いつの日かまた別の誰かが同じような想いを持ったイベントを作ってくれたら本望やと思います。

なので、醜くても必死で足掻いてみたいと思います。

そして想いに賛同して頂ける方は今後も続けられるようにご支援いただけると嬉しいです。

宜しくお願い致します。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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