はじめまして。

私は、長崎県五島市の福江島という離島で理学療法士として訪問リハビリテーションをしている「畠山拓巳(はたけやまたくみ)」と申します。

 

今回、初めてクラウドファンディングに挑戦します。


高齢者やご家族が健康に関するお悩みを気軽に相談できる場所が必要だと感じています。

私は、相談からサービスの提供まで “ワンストップ”で相談できるサービスを提供します。

 

最後までどうぞご覧いただけると幸いです。


今回のプロジェクトはこのような課題と実体験からスタートしました。

 

①福江島の医療・介護体制の限界

五島市の福江島に来られたことはございますか?

最近ではドラマやバラエティでも話題に上がることが多くなりました。

自然が豊かで、食べ物が新鮮で、若い世代の移住者も増えています。

(大瀬崎灯台)

(鬼岳)

(高浜海水浴場)

そんな五島市は“働き手の不足”と“高齢者の急激な増加”という深刻な問題を抱えています。

2030年には老年人口(65歳以上)が生産年齢人口(15〜64歳)を上回ります。

(引用元:第2期 五島市まち・ひと・しごと総合人口ビジョン・総合戦略)

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s007/040/010/040/2-1-all.pdf

 

“高齢者の単独世帯が多い”ことも深刻な問題です。

65歳以上の単独世帯の割合は20%を超えています。

(引用元:令和2年国勢調査 人工島基本集計結果 五島市の概要)

https://www.city.goto.nagasaki.jp/s007/040/010/020/160/R2_kokuseigaiyou.pdf

 

“チーム医療“ではなく“チーム福江島“として地域の高齢者をサポートする必要があります。

 

職種の垣根を超えて地域の高齢者を支えなければ福江島の医療・介護体制は崩壊してしまいます。

 

②独居や老老介護が深刻化

五島市では”独居””老老介護”が深刻な問題となっています。

ご家族が島外で生活されていることも珍しくありません。

 

ある日、島外で生活されている娘さんから相談がありました。

当初は「誰に相談したらいいの?」と、不安そうな表情を浮かべていました。

地域には介護の相談ができる場所がありますが、相談することに抵抗や不安を抱えている方がたくさんいることに衝撃を受けました。

 

相談からフォローまでワンストップで相談できるサービスが福江島には必要です。

 

「動作のスペシャリストである理学療法士と、住宅改修のプロフェッショナルである福祉住環境コーディネーターの資格を持つ自分がやるしかない!」と決心してプロジェクトがスタートしました。

 

③私自身の原体験

私が訪問サービスのありがたみを実感した体験があります。

 

ある日、母から「お父さんが末期の癌みたい」と連絡がありました。

 

父は訪問看護を利用していました。

看護師の方には自宅で一生懸命にケアをしていただきました。看護師の方の笑顔には何度も救われました。


私は同じ想いをされている方々に寄り添いたいと思い、在宅医療の道に進みました。

(訪問リハビリテーションの様子)


今回のプロジェクトの最大の特徴は「職種の垣根を超えて地域を支える」ことです。

 

今回のプロジェクトのイメージをご紹介します。

 

手順① 相談

「自宅での生活に必要なサービスや情報をワンストップで提供します。」


私は、自宅で生活をしたいという想いを実現するためにサポートをしたいと考えています。

そのため、サービスは施設ではなく、自宅が中心となります。

 

既存の介護サービスは「縦割りの支援体制」が最大の課題です。

相談する側からすると、複数の相談窓口があることで「どこに相談したらいいんだろう…」と悩む原因となります。

 

そこで、私が総合相談窓口となり、自宅での生活に必要なサービスをピックアップし、ワンストップで提供する支援体制を構築したいと考えています。

 

まずは、お気軽にご相談ください!


 

手順② 橋渡し

「医療・介護職だけでなく、職種の垣根を超えた地域力で支えます。」

 

医療・介護業界の最大の弱点は「他業種との連携が取れていない」ことです。

そのため、医療・介護保険の適用範囲内で提供できるサービスが中心となります。

 

私は、飲食や建築などのプロフェッショナルとタッグを組み、職種の垣根を超えた“地域力”で支援し、かゆい所まで手が届くサービスを提供したいと考えています。

 

これにより、医療や介護だけでは解決できない問題をクリアすることができます。

 

日本で1番自由な介護プランを提案し、自宅での生活を安心・安全に過ごしていただくことが最終的な目標です。

 

 

手順③ 訪問リハビリテーションの提供

「自宅での日常生活動作を見て必要なリハビリテーションを提供します。」

 

病院や施設で歩けるようになっても、自宅で歩けるとは限りません。

 

施設ではバリアフリー環境が整備されいます。

しかし、自宅では必ずしもバリアフリー環境が整備されているとは限りません。

 

通所型サービスを利用していても、生活の中心は自宅です。

 

自宅で生活を送るためには、自宅で生活するためのリハビリテーションが必要です。

理学療法士が訪問して、自宅での日常生活動作を確認して、適切な治療を提供することで以前と同様の生活ができるようになります。

 

是非、訪問リハビリテーションも視野に入れてくださると嬉しいです。


 

手順④ 住宅改修

「理学療法士と建築士がタッグを組んで安心で安全な住環境を整えます。」

 

日本では、介護保険で住宅改修(リフォーム)が可能です。

 

しかし、残念ながら福江島には高齢者の住宅改修に係る専門的な知識を持った建築士が少ないのが現状です。

 

理学療法士と建築士がタッグを組んで安心・安全に生活できる住宅改修を行います。

 

現在、理学療法士と建築士で話し合いを重ね、事例の検討とサービスの改善に取り組んでいる段階です。

 

高い金額を支払って後悔しないために理学療法士と住環境福祉コーディネーター2級の資格を持っている私にお手伝いさせてください!


 

手順⑤ ご家族への支援

「ご家族に安心してお任せいただくために常識に捉われない相談・支援体制を整えます。」

 

市役所や地域包括支援センターは相談できる時間が日中に限られ、土曜日と日曜日は営業していません。

(一部の地域包括支援センターは土曜日や日曜日も営業しています。)

 

仕事をしながら介護をしているご家族が相談できる時間はどこにあるのでしょうか?

お互い連絡が取れないことでサービスの提供が遅れる危険性もあります。

 

私は、この問題を解決するために以下の取り組みを推進します。

(1)仕事から帰宅した後や、土曜日と日曜日でも相談できる体制を構築します。

(2)島外で生活をされているご家族には積極的にオンラインを活用し、徹底的にご説明します。

(3)オンラインで契約を締結して、最短でサービスを開始します。

 

私は、島外で生活があるご家族にも安心してお任せいただくことも使命だと考えております。

常識に捉われず、オンラインの技術も活用して、あなたのお悩みに寄り添いたいと考えています。

 

お気軽にご相談ください!



皆様からご支援いただいた資金は、主に会社の設立費と、福江島での異業種交流会の開催に充てたいと考えています。

目標金額を超えた場合は活動費に充てさせていただきます。

 

①株式会社の設立

株式会社を設立して組織として運営するための基盤を作るためにクラウドファンディングを行います。

 

②異業種交流会の開催

福江島で医療・介護・建築などの方々を招待して異業種交流会を開催することで意見交換や島内と島外の企業の親交を図ります。


<内訳>

運営費…50万円

異業種交流会の開催費用…10万円

株式会社設立資金…25万円

通信費…25万円

ホームページ作成費…3万円

リーフレット作成費…5万円

クラウドファンディング手数料…20万円

返礼品…12万円

 

<合計>

150万円

 

目標金額を上回った場合も全て運営費に活用させていただきます。


クラウドファンディングのリターンを紹介します。


今回、クラウドファンディングを実施するにあたり、プロジェクトの実施内容に関連するもの以外にも、地域の多くの方々の協力をいただき、五島の魅力あふれる商品をリターンとして準備することができました。



 

今回、たくさんの方々に協力していただきました。

プロジェクトを進める中で、地域が結束を強め、地域で支えることが実感できて、仲間が増えました。

これからも共に活動をしていただける“仲間”を増やして参りたいと思っております。

よろしくお願い致します。


<2024年2月中旬>

・クラウドファンディング開始

・住宅改修を行うための調査用紙を作成

・ホームページ改修の打ち合わせ

・テレワーク マッチング商談会への参加

 

<2024年2月下旬>

・異業種交流会を開催するために打ち合わせを行う

・五島市内の企業や事業所へ挨拶回りをスタート

・定款の作成を開始

・就業規則の作成を開始

 

<2024年3月上旬>

・異業種交流会の情報をリリース

・求人票の作成を開始

 

<2024年3月中旬>

・求人票の公開

・住宅改修の事例検討とサービスの改善

 

<2024年4月中旬>

・クラウドファンディング終了

 

<2024年5月上旬>

・クラウドファンディングの返礼品を順次発送

・株式会社の設立

・五島市へ介護保険住宅改修給付権取扱事業者登録申請を提出

・福江島で異業種交流会を開催

・ホームページのリリース

・リーフレットの配布

 

※上記は現時点での予定となります。


●岩田 将吾様/看護師/合同会社MYS 代表

「離島での在宅療養の充実を図りたい」という想いで、私自身、令和3年に起業しました。

その想いに共感された畠山さんから、SNSからご連絡をいただいたことが、我々のご縁でした。

AIを活用した姿勢・歩行分析を導入されているというお話にとても興味を持ち、当社の訪問看護ステーションにおいても、その知識と最先端のテクノロジーを活用したリハビリテーションを展開していただいております。

AIだけに頼るのではなく、理学療法士としての確固たる知識と技術を元に活動されているため、明確な根拠や効率的なアプローチに繋がっています。それにより、当社職員からの信頼も絶大です。

今回のプロジェクトの最大の特徴として挙げられている「職種の垣根を超えて地域を支える」という取り組みは、五島だけでなく、今後の日本においても必要不可欠なものとなります。その仕組みづくりを、この五島から日本全土へ発信できるようなプロジェクトだと思っています。

微力ながら、同じ五島で、同じ想いで奮闘されている畠山さんの応援をさせていただきます。


●大塚 友絵様/インキュベーションマネージャー/長崎県ビジネス支援プラザ

福江島に住む高齢者の方々が安心・安全そして楽しく健康に住み続けられるよう、島内で異なる業種の方々が協力して、地域で支え合える仕組みを作るというアイディアを聞き、感動したとともに、同じような状況の地域にも是非このサービスが広がってほしいと思いました。

畠山さんのこの事業にかけるアツい想いとサービスの普及を心から応援しています!


●藤 宏貴様/一級建築士

支援が必要な人に必要なサービスが行き届く福江島へ。

そのビジョンに共感し、医療・介護の垣根を超えたサービスづくりに協力させていただきたいと思いました。

生活の基本である衣食住にある“住”の部分。高齢者の方々が安心して健康に住むことができる住環境づくりを一緒に考えていきます。

このプロジェクトを成功させ、健康長寿の福江島にしていきましょう!

引き続き応援させていただきます。

 

●山本 修平様/福祉住環境コーディネーター2級/ミライエ建装 代表

高齢化社会が進む中での福江島。

離島だからこそ目を向けていかなければならない問題が多いところで、先進的なサービスを取り入れる第一歩として協力させて頂きたいと思いました。

私も含め、親を残し離島を出て暮らして行かなければ行けない選択をする人が多いです。

歳をとっていく家族への心配は必ずある中で、不安を安心に変えていけるサービスだと思います。

畠山さんとは幼い頃からの付き合いで尊敬し信頼できる友人でもあります。

大切な人、素晴らしい場所を守るためにこのプロジェクトをサポート、応援させて頂きます!


最後までご覧いただきありがとうございました。

 

今回のプロジェクトは五島市の課題を解決したいという想いと、私の原体験から始まりました。

 

田舎に大切な人がいる方にとっては共感していただいた部分も多いと思います。

 

リリースに向けて今回のプロジェクトを多くの方々に相談しました。

「そんな壮大な夢が実現する訳なかたい!」と、鼻で笑われると思っていました。

 

しかし、そのような方は1人もおらず、応援の言葉をかけてくれました。

親身に相談に乗っていただいた方々の想いもこのプロジェクトには含まれています。

 

“大切な人“を想う気持ちは紡がれていきます。

 

医療・介護職の経験や知識だけでは福江島の高齢者の生活を支えることは不可能です。

深刻な問題を解決するためには、協力してくれる仲間が必要です。

職種の垣根を超えて福江島の高齢者を地域力で支えましょう!

なんて重いことは言いません。

まずは福江島に観光に来てください!美味しいお魚を一緒に食べましょう!

 

あなたがこのページを見てくれただけでもご支援となります。

 

ご賛同いただける方は、私の活動をSNSで拡散していただいたり、ご家族やご友人にご紹介いただき、1名でも多くの方の元に届くことを願っております。

BooST 代表 畠山拓巳


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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