Check our Terms and Privacy Policy.

テトラグラフ写真室が図書室をオープン、写真に特化したレンタルスペースにしたい

冷泉荘の5階で15年間ちいさなフォトスタジオを営んできたテトラグラフ写真室が、写真雑貨と写真集を楽しめるちいさなギャラリーとして2023年8月8日に図書室をオープン。困難を極めた古い建物のリノベーションで足りなくなった設備費用と写真に特化したレンタルスペースにするためクラウドファンディングをします。

現在の支援総額

558,000

18%

目標金額は3,000,000円

支援者数

61

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/11/27に募集を開始し、 61人の支援により 558,000円の資金を集め、 2023/12/31に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

テトラグラフ写真室が図書室をオープン、写真に特化したレンタルスペースにしたい

現在の支援総額

558,000

18%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数61

このプロジェクトは、2023/11/27に募集を開始し、 61人の支援により 558,000円の資金を集め、 2023/12/31に募集を終了しました

冷泉荘の5階で15年間ちいさなフォトスタジオを営んできたテトラグラフ写真室が、写真雑貨と写真集を楽しめるちいさなギャラリーとして2023年8月8日に図書室をオープン。困難を極めた古い建物のリノベーションで足りなくなった設備費用と写真に特化したレンタルスペースにするためクラウドファンディングをします。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

【1年がかりでテトラグラフ図書室オープン、写真に特化したレンタルスペースとしての機能をプラスさせたい】


福岡市博多区にある築65年の「リノベーションミュージアム冷泉荘」の屋根うら部屋にちいさな写真スタジオ「テトラグラフ写真室」があります。テトラグラフ写真室は新たに、写真雑貨と写真集のちいさなギャラリー『テトラグラフ図書室』を2023年8月8日(パチパチの日)にオープンしました。


(テトラグラフ図書室)


【プロジェクト立ち上げの背景】


■どんな場所ですか?

テトラグラフ写真室と図書室は、福岡市博多区に位置し「博多祇園山笠」が奉納される櫛田神社さんまで歩いて5分ほど、中洲川端商店街のする裏に隣接するヴィンテージビル「リノベーションミュージアム冷泉荘」の屋根うら部屋にあります。

川を渡ればすぐ歓楽街の中洲、商店街の片方にはキャナルシティや櫛田神社前の地下鉄駅、もう片方には博多座やアジア美術館のあるリバレインモールや中洲川端とまた別の地下鉄駅があり、古い町並みが残る観光客も多い非常に便利なところです。

(テトラグラフ写真室)


(博多祇園山笠)


■なぜリノベーションすることになったの?


テトラグラフ写真室にはトイレがありません。

冷泉荘には、2009年から入居をはじめました。
当初、建物が古いため劣化してしまったトイレの配管工事が難しいという理由で一度入居をお断りされたのですが、この部屋のアンティークな床板と自然光がふんだんに入る大きな窓が気に入ってここで写真を撮りたいと思うようになります。

トイレは、すぐ下の部屋に友人が入居することになり、大家さんにトイレを共有にして使うので屋根うら部屋の入居をお願いできないかと相談したところ快諾、そこから15年間ちいさな写真スタジオを運営してきました。

しかし2022年の夏、下の部屋の友人が退去することになります。

トイレがなくなる(死活問題)

トイレがなくなるということは、営業ができなくなるということです。幸い冷泉荘には共有トイレがありますが、お客さまに1Fまで降りて共有トイレを使っていただくことになるというのは現実的ではありませんでした。

これから2部屋を借りるとなると家賃が増えますよね… これまでの運営方法では…  などなど不安でいっぱいに。

相当悩みました。色々な人に相談しました。
スポンサーになれる人を探そうとも思いましたがうまくいきませんでした。

悩み過ぎると人はある一線を境に開き直れるようで、「水回りをきれいにして運気が悪くなるはずがないだろう」と自分に言い聞かせ賃貸契約を決意します。(この行き当たりばったりな性格を支えようと、屋号には一番倒れにくい形状の四面体を意味するギリシャ語『テトラ』を名付けましたが、果たして倒れずにいられるでしょうか?)

時は天神ビッグバン、経済特区の恩恵で福岡市内は建設ラッシュ、職人さんたちが全然足りない状態で常にスケジュールが伸び伸びになっていきます。2022年7月に始めたリノベーションの完成が2023年7月と、実に1年に及んでしまいます。

1年間何もできなかった家賃分とリノベーションにかかった費用で予算を大幅にオーバー。

写真に特化したレンタルスペースとして、モニターを置いたりプリンターを新調したいと思っていましたが、15年前のエアコンの入れ替えさえできないところでひとまずオープンとなります。


どんな部屋になったの?

古いトイレは根こそぎ撤去して、新たに広いトイレを作りました。

着物の撮影やお子さんの撮影も多いので、着替えや子どものトイレ介助がしやすくなりました。
トイレを使っていても外に音漏れがしないよう防音の壁と扉を施しました。

もともとあったテトラグラフ写真室は白い部屋だったので、テトラグラフ図書室は黒い部屋にしました。
図書室の壁は、黒バックとして撮影でも使えるようにマットな仕上げにしたくて「和紙」の壁にしました。

写真集を置いてちいさな図書室をつくりました。

うちで制作・販売しているオリジナルの写真アルバムやフォトフレームがお手にとってご覧いただけるようになりました。

写真室、図書室ともにギャラリーとして使えるようにピクチャーレールを設置しました。

解体の時に出た廃材を利用して、大きな本棚とパッチワークのようなカウンターを作りました。

写真室と図書室で使えるWIFIを完備しました。


撮影スペースとは別に、ヘアメイクや着付けや控え室に使える部屋ができたことで作業効率が良くなりました。アルバムフォトフレームなどテトラグラフ写真室で取り扱っている写真雑貨を手に取って見ていただくこともできるようになりました。写真集を置いたので、アイデアづくりやぼんやり眺めたりなど、ゆっくりしていただける空間ができました。


■これからどうしていきたい?



設備としてはざっとこんな感じです。

【写真室】①撮影スタジオ ②編集スペース ③プリンター ④ギャラリー ⑤映画上映のできる壁 ⑤椅子や小物 ⑥ベランダ
【図書室】①トイレ ②写真雑貨 ③写真集 ④ギャラリー ⑤作業机


これまでも写真室を色々なイベント使っていただきました。それに加えて、写真に特化したレンタルスペースとしての機能をプラスさせたいと考えています。

そこで、これらの足りない部分を補うべくこのクラウドファウンディングに挑戦することにしました。

(リノベーションミュージアム冷泉荘/福岡市博多区)


■このプロジェクトで実現したいこと

①1年かかった工事のため足りなくなった設備費用をつくりたい

②キャリブレーション(正確な色合わせ)ができるモニターを設置したい

③思った通りの色が出せる高画質の顔料インクプリンターを置きたい

④15年前のエアコンを入れ替えたい


お客さまの大切な時間を記録に残す、という仕事を15年続けてきました

写真撮影を通じてお客さまにずっとお伝えしてきたのは「大切な写真は必ず紙に残してください」ということでした。

311の津波で流された写真プリントを1枚1枚拾って洗って干して、持ち主の元に返すというボランティアがありました。
印画紙というのは最後水で洗って仕上げるので本当に水に強い紙です。額装をしたりアルバムに納めることで色の劣化も防ぐことができます。

写真データは、モニタ上で人と共有することには長けていますが、膨大なデータから探すこと見つけ出すこと長く保管しておくことが容易ではありませんし、それをうまく整理して残すことにもクラウドなど他人任せになってしまうことが多く継続したコストもかかります。

デジタルの時代になって写真の世界は大きく変化をしていますが、おそらく「紙に残す」ということはこの先も消えることがないのではないかなと思うのです。

なので「大切な写真は必ず紙に残してください」ということを、これからも色々な形でお伝えしていきたいのです。


プリントから先がとてもおもしろいから

写真は、撮影するだけで終わらせるのはもったいないツールです。人と人を結ぶコミュニケーションツールとしても優秀です。文字や数字に匹敵するかそれ以上の情報量の多い媒体でもあります。

「写真を撮影する」「写真をモニタで見る」「写真を選ぶ」「写真を加工する」「写真を誰かに送る」の次に「写真をプリントする」というところを気軽に楽しめる場所にしたいですね。

プリントの次のステップ「額装してみる」「展示してみる」「印刷してみる」「ZINEにしてみる」「出版してみる」「販売してみる」までの流れをここでやっていけるような準備もしてきました。

まずは、みなさんのスマホのデータを持ってきていただけたら、好きなサイズで好きな紙を選んでアートプリントしてもらえる、自分で好きな色補正でプリントできる、そんなサービスに繋げていきたいと考えています。



■どんな人がこのプロジェクトをはじめたの?

2023年 8月 08日ぱちぱちの日のごあいさつ/テトラグラフサイトnewsより転載

ごあいさつ
2023年8月8日


この度は大変お暑い中、ここ冷泉荘4階へ足をお運びいただきまして、誠にありがとうございます。テトラグラフ図書室と申します。

こちらのスペースは、冷泉荘の5階にあるテトラグラフ写真室が運営する写真雑貨と写真集を楽しめるちいさなギャラリーとして2023年8月8日(ぱちぱちの日)に誕生いたしました。

写真の世界も時代の変化に合わせてたくさんの進化を続けてきています。フィルムからデジタルへ、プリントからモニタへ、カメラからスマホへと、日々早いスピードで映像の世界も様変わりして新しい技術が次々開発されています。写真を撮る人がとても増えました。機材も操作が簡単になりアプリやフィルターで自分の好きな絵を作りだすことが手軽にできるようになりました。データを遠くの友だちや家族に送ることも、コミュニケーションツールとして思いを伝える手段に、写真や動画の世界は大いに広がりを見せています。

そんな中、時代に逆行するようですが、ここテトラグラフ図書室では「紙に残す」ということをテーマに、プリントの良さを体験できるワークショップや、本を作るための印刷について一緒に学びながら、写真が好きという人たちの集まれる空間をご提供していきたいと考えております。

昨年夏から改修工事をはじめて1年間、ようやくお披露目することができました。

テトラグラフ写真室ならびにテトラグラフ図書室をどうぞよろしくお願いいたします。

2023年8月8日 写真家 あまみや どら



■これまでやってきたこと(自己紹介)

雨宮康子(あまみやどら)

写真家 旅人 シングルマザー

テトラグラフ合同会社 代表社員
テトラグラフ写真室と図書室 主宰

千葉県習志野市生まれ
北海道新ひだか町出身
福岡市在住


個展歴

1994年 ゲリラ個展:スタイリストMとコラボフォトセッション「mongoloid」は日本人にフォーカスしたファッションフォト。ロンドンと福岡で撮影した写真を使ってアートポストカードを製作、街ゆく人にティッシュ配りのように配布するアートプロジェクト。

1994年 ゲリラ個展:無題 人の歩く歩道に手焼きのモノクロ写真プリントを風で飛ばされたチラシのようにランダムに置いて、いったいどれくらいの人が気づいて踏まずに避けてくれるのかを観察したアートプロジェクト。

1995年10月 個展:対人レンズ 福岡市中央区赤坂にあったサブウェイというバー ポジフィルムを1枚1枚プロジェクターで投影する作品と、各テーブルに配置した鉄製のフレームとモノクロプリント作品の展示。BGM選曲:松尾健二郎

1997年    電車広告:現・九州大学芸術工学部の研究室のメンバーと、西鉄宮地岳線の車両ひとつを借り切り電車広告の枠で作品展を行う。

1998年    グループ展:写真集peep参加 写真集peep出版記念展 赤煉瓦文化館

1998年    ポストカード広告「金魚屋」立ち上げ。スポンサーとアーティストを繋ぐ広告媒体の仕組みをつくる。2000年BOOM CARD として株式会社アポロプロジェクトに譲渡。

2006年11月 個展:uncollage at cafeダフェ 子育てをする中で生まれた切り抜き写真展。

2013年4月  個展:冷泉荘耐震工事写真展 「古さと新しさが導くやさしい組体操〜」 at冷泉荘 冷泉荘耐震工事で働く人々を記録した写真作品の展示。BGM選曲:杉山紘一郎

2013年6月  個展:対人レンズ2 冷泉荘ピクニック×テトラグラフ写真室 at 冷泉荘 私の旅の中で関わってくれた人たちにフォーカスしたポートレート写真の中から家族をテーマに展示。

2013年12月 個展:YOHAKU at バルロッサロッサ フラワーアレンジメントの桜子さん、ヘアメイクのリカコさんとのセッションを撮影した作品展。

2015年6月  グループ展:Creative Junky グループ展「美味しい展示会」at ブックスキューブリック 福岡を中心に活動する作家7名によるグループ展。プリント作品を展示。

2016年11月 個展:GRAM at BPG アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー BPGディスペンサリーの一角を借りて行った写真展示。写真集GRAMのデモンストレーション。

2019年8月  個展:縁どる展 助産院マミータを建築設計したアトリエnikiさん製作の古材を蘇らせたフオトフレームに、マミータさんの自宅出産に立ち会わせていただき記録したモノクロプリントを12点展示。

2022年7月  グループ展「キリン10」〜キリンにまつわる10のこと~ at gallery cobaco(朝倉市) 9人の作家によるグループ展


はじめして

はじめまして。
あまみやどらと申します。

よく「なぜどらちゃんなの?」と聞かれるので「昔ドラミちゃんだったの」と答えるようにしています。18歳の時につけられたあだ名が独り歩きしていつの間にか本名のようになってしまいました。お腹のポケットとしっぽの存在は秘密です。

初めてのカメラはいただきもの

生まれは千葉、幼少の頃父の故郷、北海道静内町(現在の新ひだか町)へ移住する。小中学校では和人だけでなくアイヌの友人たちに囲まれて育つ。

高校卒業と同時に北海道を出て進学のため静岡県に移住、就職で東京に移住、初めての海外はアメリカ。ロスの空港に着いてすぐ日本に帰国する留学生からCANONのオートボーイをもらう。これが初めて自分が持つカメラになる。

サンフランシスコで、黄色いスクールバスを改造しながらコスメル島を目指す人たちと出会い、そのまま一緒にメキシコアカプルコまで乗車。生まれて初めてのバンライフに魅了される。

3か月のアメリカメキシコの旅を終えて帰国、飲み友達にカメラ好きな友人がたくさんいたので、写真を見せて色々なうんちくをいただく。

二代目のカメラもいただきもの

まだパーソナルコンピューターという言葉が出始めた頃、東京のIT企業でオフィスコンピューターを購入したお客さまに使い方を教えに行く仕事をしていて、そこの上司が「いいカメラですよと言われて買ったんだけど、使いこなせないのがあるから写真好きそうだからあげるよ」とレンズ付きでいただいたニコンFM

再び、いつもの飲み友だちに見せて絞りやシャッタースピード、被写界深度、レンズの質感などのうんちくをいただく。しばらくして会社を辞め、単焦点50mmとズーム1本リュックに入れてタイとその周辺からインドの旅へ。

自転車で東京から福岡へ

湾岸戦争が始まったのでインドから慌てて東京に戻って来ると、コルカタで同じドミトリーだった自転車で世界一周中のフランス人が日本にやってきた。彼女の自転車を修理に出しに行くため世田谷にあるマウンテンバイクのプロショップにカタコトの通訳がてら同行、修理の傍らでショップオーナーに勧められるままうっかりマウンテンバイクを購入してしまう。

世界一周に比べたら九州くらい近いなと思い立ち、東京から福岡へ自転車ひとり旅。映画館に並ばなくてもいい席に座れてゆっくり見られることに感動して福岡市内に移住を決める。

福岡市南区のコマーシャルスタジオに勤務しながら、広告写真の基礎から中判カメラ大判カメラ暗室ワーク、スタイリングなどスタジオワークを身につける。

退職後、2回目のヨーロッパ旅に出た後、しばらくアルバイトしたり近くに旅に出たりしながら再就職。AdobeやWindowsなどのアプリを教えるスクール講師を経てフリーランスフォトグラファーになる。

3人の子どもと2匹のかあちゃん

31歳で1人目の子どもを授かり、30代は3人の子どもを産み育てるあっという間の10年間。

子育て中心となった日々の忙しさから一度は写真を仕事にするのはやめようかと考えたものの、真ん中の娘がお友達を家に連れてきた際「ママはカメラマンなの」と紹介してくれた言葉に元気をもらい、写真を続けていいのかもしれないな、と考え直す。

末っ子が小学校に入学した頃、冷泉荘の屋根うら部屋を見つけて、自然光で撮影のできるちいさな写真スタジオをはじめる。

その後、離婚を経験してシングルマザーとなり3人の子どもと2匹の猫との暮らしがはじまる。

シングルで子ども3人の命を預かることは、こんなにも崖っぷちに立たされた感覚が続くのかと今でも驚いている。少しでも同じ気持ちを持ってる人の力になりたいと思いながらも、まだまだ力不足な自分にもどかしさを感じているところです。

2022年2月22日 資本金22万円でテトラグラフ合同会社設立

ゾロ目が好き過ぎて2022年2月22日に何か足跡を残したいと思い22万円で法人登記。

フィルム時代から写真に携わって30年

福岡へ移住すると同時に入社したコマーシャルスタジオから仕事として写真の世界に飛び込みました。
ここまで続けてこれたのは自分の写真が好きだったから。

自分が好きなものをお客さまに提供できること喜んでいただけることから幸せをいただいてます。
まだまだ写真について知りたいし上手くなりたいし作品を作り続けたいと思っている昭和生まれ。

旅のはじめにカメラをもらって旅の記録をはじめました。生きることも旅、経験や出会いや驚き体験が詰め込まれた学びが旅、人生という旅の中の大切な時間を記録に残す、これが自分の写真の原点となるスタイルです。

座右の銘 「これでいいのだ」


(自然光が心地いい屋根うら部屋)

(錆好きな店主が集めたアンティークな家具たち)

(冷泉荘で唯一外に出て楽しめるベランダ)

(ベランダから見上げた風景)


■どうして図書室をつくったの?


子どもの頃から「本」が苦手だと思い込んでいた

もともと、私自身が縦書きの文字を読むことが苦手でした。

学校で習う「本」とは「文字の書かれたもの」が多かったので、夏休みの読書感想文などはできるだけやりたくなかったし、自分はいわゆる「本」が苦手なのだとずっと思い込んでいました。


大人になって自分の眼の構造を知る

数年前、私の眼の構造は、非常に広角で被写界深度が深く奥行きもしっかり見えていて、空間すべてにピントが合うつくりだったということを知りました。目に入る視野が広すぎて、縦書きの文字がすべて目に飛び込んでどこを読んでいるのかわからなくなっていたんですね。なので写真や絵は瞬時に読み解けるので好きだったんです。

本が苦手だ、と思い込みながらふと自分の本棚を見てみると、写真集や雑誌や絵本が多く並んでいました。
ビジュアルは視覚的な情報が豊富で文字に匹敵あるいはそれ以上の情報量があることに気づきます。

視覚的な本も「読書」と言えるのです。
今は、胸を張って「本が好きだ」と言っています。

本屋さんに入る時、図書室に入る時、ずっと肩身の狭い思いをしてた大人が作ったヴィジュアル中心の図書室です。


思春期の子どもたちが遊びに来てくれたらガッツポーズしちゃうかも

図書室という場所は、学校の保健室に次いで不登校の子どもたちが居場所としている場所でもあります。

我が子が思春期の時に不登校に陥り、母子家庭ということも重なって彼らの居場所が実に限定されてしまっていることで非常に困っていた時期がありました。思春期の子どもたちの居場所としてのんびりしに来てもらえたらいいなという思いもあり、図書室という名前をつけました。(漫画もあるよ)


■さて、ひとつひとつ具体的なお話をさせてください

①1年かかった工事のため足りなくなった設備費用を捻出したい

②キャリブレーション(正確な色合わせ)ができるモニターを設置したい

③思った通りの色が出せる高画質の顔料インクプリンターを置きたい

④15年前のエアコンを入れ替えたい


①1年かかった工事のため足りなくなった設備費用を捻出したい

1つ目の困難

このビルは築65年の古い建物で、当時の工法が現代と異なるため、進行に多くの課題が生じました。

トイレから改修工事をはじめました。

床にモルタルを敷くことが決まっていましたので、そのまま部屋全体に敷き詰めることにしましたが、床板を剥がしてみると床のラインがまったく直線ではない、土間の段差が5cm以上ある、床がモルタルをを支えることができるかどうか、大家さんに相談しながら、水平を整えてモルタルを敷く必要がありました。

古い配管も見つかり、これらを取り除くべきか残すべきかも検討し、写真を撮って逐一相談しながら進めました。床と壁は埋めてしまいましたが、65年前の配管の一部は、入り口の天井から見えるようにしています。

(今はもうモルタルが敷かれて見ることができなくなった65年前の土間)


2つ目の困難

とにかくすべての職人さんが天神ビッグバンとコロナ明けで忙しくスケジュール調整が難航しました。

トイレの配管、台所の水回り、床のモルタル、電気工事、壁の左官、内装、大家さん。みなさん、他の現場の合間を縫ってスケジュールを開けて図書室の工事に入ってくださいましたが、なかなか予定が合わなかったりしてずるずると時間がかかりました。

設計士の協力があれば作業がスムーズに進行したかもしれませんが、予算の制約から、自分で各所へ連絡を取りつつ工事を進める必要がありましたので、ひとつひとつに時間がかかってその積み重ねで工期がずれていくことになります。私がなかなか決定できないことも多かったのでお待たせしてしまったなどありました。


3つ目の困難

最後に、壁の色を決めるのが一番産みの苦しみを味わいました。

写真室が白なので図書室は黒やグレイにしようと決めて進めてきました。
白にも色々あるように、黒やグレイにも色々あって、その色選びが写真家だからでしょうか、こだわってしまってすごく時間がかかりました。

床がモルタルの薄いグレイ、天井はマットな黒、その間の壁がいつまでも何を塗るか決まらず難航しました。

和紙の壁を手がける左官さんを見つけてこの人にお願いしたいと思ったのですが忙しくてなかなか捕まらず、途中自分でペンキを塗ってしまおうかと諦めかけたところギリギリで、ようやく隙間を作って作業してもらうことができました。彼女の施工する壁は和紙とこんにゃくで壁を塗るというおそらく世界でも非常に珍しい技法です。

知り合いの建築士さんの手がけた古民家再生の時にはじめてその壁と出会いとても気になっていたものを図書室に再現してもらいました。職人さんの勘を頼りに打ち合わせをして、ある程度のサンプルはあるものの、最後までどんな色になるか分からないまま作業が進められました。

最初に塗ったときは水分を含んで真っ黒に見え心配しましたが、1週間ほどで完全に乾燥した時には当初望んだ通りの色に変わり、思い描いていた色を施工してもらうことができました。

色の選定は非常に難しいプロセスでしたが、最終的に満足のいく壁が完成して工事すべてを完了、やっと肩の力が抜けました。


②キャリブレーション(正確な色合わせ)ができるモニターを設置したい


正確な色の確認ができる場所にしたい

写真の仕事も様変わりしてきました。
コロナの3年間でフリーランスフォトグラファが増えましたね。自分のモニタやスマホで編集してデータ納品することが一般化しました。表現をウェブ上に置き換える人も増えました。

その一方でZINや本の出版などに改めて注目が集まって各地で本のイベントも増えています。

色への信頼が持てるということは、印刷やプリントには欠かせないことなので、ここに来れば、ちょっとした色の確認や、大きなモニターで作業ができる環境を提供したいと考えています。

具体的には、これまで使ってきたEIZOのColorEdgeシリーズになります。キャリブレーション機能に信頼性があり長年使ってきて色の誤差が少なくとても安定しているモニターです。

どのタイプにするかはまだもう少しリサーチして決定します。「これがおすすめだよ」というご意見がもしあればぜひお知らせください。



③思った通りの色が出せる高画質の顔料インクジェットプリンターを置きたい


一緒にPRINT LOVERS になりませんか

フィルムの暗室道具一式を手放してからこれまで、エプソンのプリンターにお世話になっています。暗室ワークを諦めるのはとても残念でしたが、昔に比べて格段に性能が上がったプリンターは編集ソフトの進化によって、仕事でも活用でき作品作りにおいても暗室とは違う楽しみ方ができるようになりました。これまで色々な機種を試したのですが、自分の場合すべての色に対してバランスがいいエプソンの発色が好みです。

染料インクも魅力的なのですが、効率性や乾き、発色をコントロールするのがちょっと癖があるので難しく感じる時もあります。正確性より印象のある作品だけを製作するにはいいのかもしれませんが、仕事としてモニターで見た色を正確に再現するためには、顔料インクを採用することで効率よく作業ができます。

速乾性なども仕事のスピードに影響するので欠かせません。用紙の大きさもあまり大きな機材は置けないのでA2くらいまであれば楽しめる範囲としては充分かなと思います。

大きな作品の場合は信頼のおける業者へ外注に出すというのがこれまでのスタンスなので、手軽に楽しめる大きさのプリンターを身近に置いてストレスなく楽しめる環境がいいかなと思っています。

具体的には、現在使っているEPSONのSCシリーズの後継機を考えてます。


④ 15年前のエアコンを入れ替えたい(電気代が怖い)


譲り受けたエアコンを移設できずそのまま使用

15年以上前から設置されているエアコンの費用が足りなかったので、電気料金が恐ろしいことになったこの夏。さて、冬はどうしますか。図書室は色々な人に利用していただきたいので快適に過ごせる場所にしたですし、やはり経費の削減は大きいのです。

(あともうちょっと左へ)


■4つの問題が解決した先には何がある?


撮影と編集とプリントができるスペースができる

5階の写真室で撮影して、そのまま編集とプリントができるようになります。

そのプリントを持って4階に降りれば、フォトフレームに額装したり展示したり、本をつくるためのアイデアを練る写真集を立ち読み座り読みもできます。


これまで通りのレンタルのほかに、写真に特化したレンタルスペースとして利用できる

もともと写真室では、スタジオをレンタルして色々なイベントを行ってきました。20名くらいで楽しめるスペースです。そこに図書室が加わったのでイベントの幅が広がりました。

今振り返ってみると様々なジャンルの方に利用していただいてます。

写真展のほかに、アパレルデザイナーの展示会や、布作家さんの個展、ライブ、演劇、落語、飲み会、映画上映会など、色々ご利用いただきました。

こちらも図書室が増えたので、写真室と図書室の両方をレンタルできるなど、使い方の幅が広がりました。
モニターとプリンターが加わると、撮影から編集とプリントまで作業ができるスペースになります。


エアコンの新設で効率よく空気を換気・循環させられる上に省エネが手に入る

今設置している場所は目の前が壁になっていて循環に適していません。移設するにもかなりのお金がかかるので、15年前の省エネ効率の良くないエアコンは買い替えた方がいいというのが相談した人たちみんなの意見でした。


本をもっと増やしていくことができる

クラウドファウンディングが成功したら、次にまたおもしろい本を購入して紹介していきたいです。本の販売や出版も計画しています。

ビジュアル本には様々な装丁があって、紙質へのこだわりがあって、色の追求があります。プロダクトとして見ていくと更におもしろさが深掘りされていくでしょう。


当初予定していたモニタやプリンターの購入を諦めざるを得ない現在の状況から、このクラウドファウンディングを成功させて写真や映像をさらに深掘りできるようなレンタルスペースへと進化できるよう、応援と拡散をよろしくお願いします。

(印画紙によって表情が変わるプリントのおもしろさ)



■■■ リターンについて ■■■
写真スタジオとしてちょっとマニアックなリターンをご用意しました。色々な出力を試した写真プリントにはシリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)がつきます。
オリジナルのアルバムやフォトフレームはすべて1点ものです。プレゼント用の包装も承ります。
ライフスタイルに合ったもの、お友達へのプレゼント、ご自身の楽しみとしてご利用ください。こちらのリターンを通じてテトラグラフ写真室と図書室をお楽しみください。


■■■ おてごろギフト ■■■
A B C D

【プランA】ありがとメール

■3,000円 ありがとメール+soraの写真添付/返礼品はありがとうの気持ちをたっぷり


【プランB】ベランダチケット

■5,000円 ありがとメール+soraの写真添付+ぽっかり空が見える冷泉荘の一番上のベランダを楽しんでいただけるチケット(要予約/有効期限2024年12月末まで)


【プランC】撮影チケット

■10,000円 ありがとメール+soraの写真添付+撮影チケット
テトラグラフ利用チケット3,000円分(撮影時に1,000円分ずつ使えます/有効期限2024年12月末まで)


【プランD】Tシャツ

■15,000円 ありがとメール+soraの写真添付+オリジナル看板Tシャツ

橋本美穂さんによるロゴデザイン/裏路地パインリョウヒンテンさんのシルクスクリーンによる1色刷り(カラー白・黒/サイズS〜LL)


■■■ SORAの写真 ■■■
E  F  G  H


同じデータから出力の仕方によって違う色と質感を確かめられる各種プリント作品

空を撮影した写真の中で一番好きな作品です

テトラグラフ図書室という空間をリノベーションするにあたって、空(から)になったスケルトンの部屋から再び積み上げるには、たくさんの困難がありましたが、あとから考えるとたくさんの喜びもありました。

荷物が運び出された部屋には何もないように見えて、古い床を剥いだらでこぼこの土間があり、まっすぐではない部屋の角があり、埋め込まれていた配管が出てくるなど、荷物をすべてなくしているのに次から次へと出てくる建物に古くから残されているモノたち。ひとつひとつ問題点を片付けて次に進めばまた問題点が出てくる。何度窓から見える空を見上げてため息をついたことでしょうか。

「空」という言葉にある意味翻弄されていた1年間だったのかもしれません。


【チェックポイント】

この写真は、ありがとメールに添付するほか、同じデータから4種類の出力による色と質感の違いを楽しめます。
プランA、E、F、Gの4つを揃えるとコンプリート作品になります。

①モニタ(プランA:メール)
②オフセット印刷(プランE:ポストカード)
③インクジェットプリント(プランF:2Lサイズプリント+額装)
④シルクスクリーン(プランG:A4サイズシルクスクリーン6版6色刷り+額装)

すべて揃ったセットはこちら>>> プランH:soraコンプリートセット


【プランE】オフセット印刷ポストカード

■5,000円 ありがとメール+soraの写真添付+soraのポストカード(オフセット印刷)

オフセット印刷によるポストカードです。

同じデータから出力の仕方によって違う色と質感を確かめられるプリント作品の1つです。

プランA、E、F、Gの4つを揃えるとコンプリート作品になります。
すべて揃ったセットはこちら>>> プランH:soraコンプリートセット


●こちらのプランは4種類の中の ②オフセット印刷(返礼品プランE:ポストカード)になります。

①モニタ(プランA:メール)
②オフセット印刷(プランE:ポストカード)

③インクジェットプリント(プランF:2Lサイズプリント+額装)
④シルクスクリーン(プランG:A4サイズシルクスクリーン6版6色刷り+額装)


【プランF】インクジェットプリント

■50,000円 ありがとメール+soraの写真添付+soraの2Lサイズプリント+額装

インクジェットプリント。福井県越前の和紙で作られた印画紙を使用しています。2Lサイズのプリントを額装してお届けします。シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)つき。額装のフレームはこちらでセレクトさせていただきます。

同じデータから出力の仕方によって違う色と質感を確かめられるプリント作品の1つです。

プランA、E、F、Gの4つを揃えるとコンプリート作品になります。
すべて揃ったセットはこちら>>> プランH:soraコンプリートセット

●こちらのプランは4種類の中の ③インクジェットプリント(プランF:2Lサイズプリント+額装)になります。

①モニタ(プランA:メール)
②オフセット印刷(プランE:ポストカード)
③インクジェットプリント(プランF:2Lサイズプリント+額装)
④シルクスクリーン(プランG:A4サイズシルクスクリーン6版6色刷り+額装)


【プランG】シルクスクリーン

■90,000円 ありがとメール+soraの写真添付+soraの6版6色刷りシルクスクリーンA4サイズ+額装

シルクスクリーンの版代が6版と6色の色でプリントしてもらった贅沢な作品です。裏路地パインリョウヒンテンさんによるA4サイズのシルクスクリーン6版6色刷り。シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)つき。額装のフレームはこちらでセレクトさせていただきます。

同じデータから出力の仕方によって違う色と質感を確かめられるプリント作品の1つです。

プランA、E、F、Gの4つを揃えるとコンプリート作品になります。
すべて揃ったセットはこちら>>> プランH:soraコンプリートセット

●こちらのプランは4種類の中の ④シルクスクリーン(プランG:A4サイズシルクスクリーン6版6色刷り+額装)になります。

①モニタ(プランA:メール)
②オフセット印刷(プランE:ポストカード)
③インクジェットプリント(プランF:2Lサイズプリント+額装)
④シルクスクリーン(プランG:A4サイズシルクスクリーン6版6色刷り+額装)


【プランH】sora コンプリートセット

■140,000円 ありがとメールsoraの画像添付+soraオフセット印刷ポストカード+soraインクジェットプリント+soraシルクスクリーン

プランA、E、F、Gがすべてセットになったコンプリートセットです。シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)つき。額装のフレームはこちらでセレクトさせていただきます。

同じデータから出力の仕方によって違う色と質感を確かめられるセットです。

①モニタ(プランA:メール)
②オフセット印刷(プランE:ポストカード)
③インクジェットプリント(プランF:2Lサイズプリント+額装)
④シルクスクリーン(プランG:A4サイズシルクスクリーン6版6色刷り+額装)

こちらがすべて含まれたプランになります。




■■■ 図書室工事中の写真 ■■■
I J K L

もう見ることのできない65年前の床や壁のプリント作品

床と壁を埋める前に撮影した写真です。2度と見ることができない経年劣化した素材を、歴史のひとつとして記録しました。この写真を収めるための、プリントが5枚まとめて収納できる自立型のフォトフレームもお付けしますので、気分に合わせて入れ替えながらお楽しみください。


【プランI】プリント5枚セット「OPENING」

■30,000円 ありがとメールsoraの画像添付+「OPENING」KGサイズプリント5枚+5枚まとめて写真を入れることができるフォトフレーム(広松木工)シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)がつきます。


【プランJ】プリント5枚セット「YUKA(床)」

■30,000円 ありがとメールsoraの画像添付+「YUKA(床)」KGサイズプリント5枚+5枚まとめて写真を入れることができるフォトフレーム/シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)がつきます。


【プランK】プリント5枚セット(タイトル:KABE(壁)

■30,000円 ありがとメールsoraの画像添付+「KABE(壁)」KGサイズプリント5枚+5枚まとめて写真を入れることができるフォトフレーム/シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)がつきます。


【プランL】ぱちぱちの日コンプリートセット

■88,000円 ありがとメールsoraの画像添付+KGサイズプリント5枚が3セット+5枚まとめて写真を入れることができるフォトフレーム1つお付けいたします。

2023年8月8日に図書室オープンしたので、ぱちぱちの日記念コンプリートセットです。
シリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)がつきます。



■■■ アルバムとフレーム ■■■
M N O
お客さまのデータでお作りするアルバムとフォトフレーム


【プランM】布製ましかくアルバム

■50,000円 ありがとメールsoraの画像添付+布製ましかくアルバム(Sサイズ/210x210mm 2ページ)

支援者さまの写真データからお作りする布製のアルバムプランです。

テトラグラフ写真室がオープンしてからずっと作り続けている布製ましかくアルバムです。布の手触りが大切な思い出を包み込みます。
布の柄セレクトはメールでやり取りをさせていただきます。お手持ちの布で作られたい場合はこちらまで布をお送りください。(90cm幅x50cm)
写真データ2カットをお送りください。写真データの送付期限は1月末まで。
オーダー品のため納期が遅くなる場合がありますのでご了承ください。
詳しくはメールでやり取りをさせていただきます。


【プランN】アトリエnikiフォトフレーム

50,000円  ありがとメールsoraの画像添付+2Lサイズインクジェットプリント+アトリエnikiさんの額装

支援者さまの写真データからお作りする1点ものの額装プランです。

建築家のアトリエnikiさんが、家の建て替えや内装工事など、様々な建築の場面で出される廃材の中から古材と呼ばれる古い材木をアップサイクルした1点もののフォトフレームです。
フレームのデザインは3種類の中からお選びください。1点もののため木目は写真とは違うものになります。雰囲気はこんな感じです。
オーダー品のため納期が遅くなる場合がありますのでご了承ください。
写真データ1カットをお送りください。写真データの送付期限は1月末まで。
詳しくはメールでやり取りをさせていただきます。


【プランO】ハナトライフフォトフレーム

■50,000円 ありがとメールsoraの画像添付+2Lサイズインクジェットプリント+ハナトライフさんの額装

支援者さまの写真データからお作りする1点ものの額装プランです。

糸島のハナトライフさんでおつくりしているフォトフレームです。
テトラグラフ写真室が選んだ3種類のフレームと台紙のお色からお好きなものをお選びいただいて製作するセミオーダーの額装です。雰囲気はこんな感じです。
オーダー品のため納期が遅くなる場合がありますのでご了承ください。
写真データ1カットをお送りください。写真データの送付期限は1月末まで。
詳しくはメールでやり取りをさせていただきます。


■■■ レンタルスペース ■■■
P Q R
テトラグラフ写真室と図書室をレンタルします

【プランP】図書室レンタル

■10,000円 レンタルスペース1日図書室

最大6日間/1日6時間/要予約/有効期限2024年12月末まで

レンタル「共有スペースの利用権利」です。対応不可な事項:良俗に反するもの、テトラグラフの雰囲気を壊すもの、平和を壊すものなど、利用の不可を判断させていただく場合がございます。会場住所:福岡市博多区上川端町9−35冷泉荘A42
利用可能な時間:11:00ー19:00の中の6時間(調整可)日程の調整方法:メールで日程調整いたしましょう


【プランQ】写真室レンタル

■20,000円 レンタルスペース1日写真室

最大6日間/1日6時間/要予約/有効期限2024年12月末まで

レンタル「共有スペースの利用権利」です。対応不可な事項:良俗に反するもの、テトラグラフの雰囲気を壊すもの、平和を壊すものなど、利用の不可を判断させていただく場合がございます。会場住所:福岡市博多区上川端町9−35冷泉荘A51
利用可能な時間:11:00ー19:00の中の6時間(調整可)日程の調整方法:メールで日程調整いたしましょう


【プランR】写真室+図書室レンタル

■30,000円 レンタルスペース1日図書室

最大6日間/1日6時間/要予約/有効期限2024年12月末まで

レンタル「共有スペースの利用権利」です。
対応不可な事項:良俗に反するもの、テトラグラフの雰囲気を壊すもの、平和を壊すものなど、利用の不可を判断させていただく場合がございます。
会場住所:福岡市博多区上川端町9−35冷泉荘A51とA42
利用可能な時間:11:00ー19:00の中の6時間(調整可)
日程の調整方法:メールで日程調整いたしましょう


*写真作品類はシリアルナンバー/サーティフィケート(作品証明書)がつきます。

*レンタルスペースについてのご注意

こちらで内容が不適切であると判断した場合はご利用いただけませんので返金いたします。
会場の雰囲気などテトラグラフのインスタグラムのハイライトEVENT LOG等を覗いてご確認いただくか、直接テトラグラフ写真室と図書室へお問い合わせください。イベントの様子


【スケジュール】

2023年12月31日 クラウドファンディング終了
2024年1月下旬 本格運用開始
2024年2月 リターン開始/機材購入
2024年6月末 リターン発送終了


【資金の使い道】

「工事費用」がメインですが、以下のことに活用させていただきます。

工事費(材料、職人さんへの謝礼含む)の補填分約2,000,000円
機材費(エプソンのプリンタ・EIZOのモニタ)約200,000円
エアコン設置費

人件費 約200,000円  
リターン原価 約50,000円

CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 約500,000円
消費税 約50,000円

合計:約3,000,000円


【みんなから、どらさんの紹介】

堀川エリカさん

ドラさんは、怪我の絶えない、ふわふわしたオーラで包まれた、パワフルな人ってイメージです


いしだまちゃん

●雨宮康子という人 

——————————————— 小さなボディに大きなパワー 妙なる声の にこやかな 魔女 瞬間を映し取る魔法(タネもシカケもある)が使える 

——————————————— 時間とは その正体とは 瞬間の 絶え間ない 連なり なのでは、と思っています。 雨宮さんの写真は あくまで私個人の感覚なんですけど ドンドン飛び去っていくたった今 という、時間の中の瞬間を 雨宮さんがその眼差しと身体感覚で シャッと スッと 捕えて こんないい瞬間ありましたよー! どうぞー! って にこにこウキウキ差し出してくれてるみたい。 ずっと そこに残ってくれるモノになる 魔法をかけて。 自分の知らない自分やあの人、この街、あの場所 この世界には こんな一面があったんだな そういうものを カメラという相棒と、捕まえられる そんな心と体の持ち主。 (卓球で特待進学だったと聞いた時の、だからかー!感が半端なかったです。笑) 

——————————————— 

知り合ったばかりのころ 真っ直ぐな大人だな! そう思って 今もいつも心の中にいる子供の自分が、大変喜んだことを覚えています。 だって、こんなこと言うカメラマンに初めて出会ったんですよ。 「投票したんですね!じゃ、撮影割引きしましょう!」 それって、私の解釈だと多分こういうことなんだろうなと。 『みんなで みんなのために より良くなるようにと考えて行動をすることは、それ自体が素敵なことで より良いことを 自分の時間やエネルギーを使ってしたのなら、そのことを讃える人がいるといいでしょう?その人自身にも良いことがあるとうれしいでしょう?』 みたいな。 選挙に行こう!の呼びかけの、そのさらに一歩先をこの人は実践しているんじゃないかなーと。 まず、かいからはじめよ https://kotowaza-dictionary.jp/k0611/ ってやつなのじゃないかしら。 雨宮さんは 生業として写真を撮り 写真を撮ることで人と出会い 出会うご縁は 素敵な今を より良い未来を みんなで 感じる 思う きっかけにもなり得て それらが 全部が ちゃんと繋がっている。 ——————————————— 

雨宮さんを見ていると、分かること。 ああ、そっか 生きるってことは 想いも 写真も 行動も こういうふうに、個人の中で溶け合って繋がってていいんだな、と。 そしてその中身は アウトプットされるものの中に溶けて、表れている。 たぶん、本人は意図していないときにも。 面白いものだな、と。 

——————————————— 

学校給食 もっと得体の知れたものにしたいね。 雨宮さんが 時間もエネルギーも注いで 思うことと、行動とを、添わせて来た そんな過去を生き、そんな過去を共に作った人たちがいることを知っています。 まだ小さく柔らかでやわな体を持つ人たちを、作る材料に他ならない食べ物が給食です。 実際に当事者の皆さんとで、政治や地域にアプローチして、出来る範囲での『より良く』をみんなで紡いでいく。 そして実際に給食の運用のより良くが引き出されることになった。 そんな雨宮さんは、こんなことも言ってました。 「助け合える、つながれる場を作りたいね。」 さてさて、こういう想いも ゆっくりじっくり 何かになっていくのかも知れません。 テトラグラフは より良くや、ちょい素敵を 口に出してもいい場所、空気を読んだり恐れたりしなくて良い場所だと、私は思っています。 あなたがもし この場所と テトラグラフと 緩やかなつながりや関わりある登場人物になってくれたら ここで この先のいつか うっかりばったりできるのじゃないかしら そう思うと、ウキウキします。 では テトラグラフにて あなたとお会いできますご縁を 心より愉しみにしております。


菅 梓

どらさんは鳥のように空を飛んでいる人のように思います。物事を広く捉えている、見ているからです。図書室を作るけど活字の本は苦手だったとのこと、見えている範囲がとっても広いことに由来しているんです、きっと。
写真は同じ機材、同じランティングを使っても仕上がったものは撮った人によって全然違うものになります。どらさんの撮った写真が大好きです。そこの、その人の空気が感じられる写真です。

 きっとみんな伝えたいこと、自分の意見があると思うのです。でもどう表現したらいいのかわからない、言葉が見つからない、この図書室で色んな伝え方を知ったり考えたりできる気がします。

 どらさんのルールは”喧嘩は相手を笑わした方が勝ち” わたしもそのルールの中で生きていたいなと思いました。




【最後に】

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

テトラグラフ図書室は2023年8月8日にオープンしています。
現在は、撮影や特別な用事がない限り、毎週/金曜日、土曜日、日曜日の13:00〜18:00 どなたでもご利用いただけます。(主にInstagramでスケジュール配信)


立ち読み、座り読みをしながら居心地を確かめにいらしてください。
好きな音楽をかけていただいてもいいですし、珈琲を淹れる道具はあるのでドリップを楽しんでいただくこともできます。
この場所で何ができるか、一緒に考えてひとつひとつ積み上げてくださるサポーターも募集しています。

皆さんの笑顔にお会いできることを楽しみにお待ちしております。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • プランCとプランEの発送をいたしました

    2024/03/01 16:58

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • プランB(ベランダレンタル)プランP(図書室レンタル)プランQ(写真室レンタル)のクーポンをお送りいたしました。

    2024/02/15 00:06

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • クラウドファンディングご支援くださいました皆さまへ本日、ありがとメールをお送りいたしました。もし届いていないという方がいらっしゃいましたらご連絡ください。メールアドレスなど不具合を修正して再度お送りいたします。リターン品の個別お打ち合わせを明日(2月1日)よりはじめます。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト