比留木 謙司
プロバスケットボールコーチ
1985年7月19日生まれ(38歳)
東京都三鷹市出身
身長:196センチ
選手時代はbjリーグ、JBL、NBL、Bリーグと変革の多かった当時の日本の主要リーグ全てでプレー。
3人制バスケット(3x3)の日本代表としてアジア大会への出場やアジアランク1位、当時の日本人最高ランキングなどの獲得。クラブ別の世界大会でもKOBEやOKAYAMAといったチームで世界ベスト8を4回。
【なぜ日本でのキャリアを捨てスペインに挑戦するのか?】
コーチ、そしてGMとしてB3という日本では下位カテゴリを戦う中で、昇格や優勝といった目標はもちろん掲げて毎シーズン臨む。しかし、バスケットボールのマーケットが目覚ましい勢いで成長を遂げている中、選手からコーチへの修行期間も経ずに転身した自分の力不足を強く感じました。
のらりくらりと「少し勝ち越せば良いや」「プレーオフに出られればいいや」くらいの目標設定であれば、今のままでも自分の今まで経験で誤魔化せると思いますし、それなりの成績はおそらく出せるでしょう。
しかし、4年間コーチとして戦ってきて圧倒的な積み重ねの差を感じたのは、当時佐賀バルーナーズ(現B1)のルイス・ギルやベルテックス静岡(現B2)のファクンド・ミュラーといったスペインやアルゼンチンの代表チームのコーチをされている人間や岩手ビッグブルズ(現B2)の鈴木裕紀のような日本で長年トップリーグで研鑽を積み、昇格や優勝を果たしている彼らに対して最も強く差を感じた。
優勝や昇格をするチーム、地域を代表するようなチームを作るには今の環境では時間がかかり過ぎると感じました。
そしてこれだけバスケットボールが八村、渡邊といった選手の活躍やワールドカップでの日本代表の確実な成長、そしてBリーグの発展がある中でバスケットという競技が日本人でも戦えるというのが徐々に示されてきたと感じます。
しかし、世界も同じくして物凄いスピードで成長を遂げています。次の田臥、八村、渡邊といった素晴らしい選手達をどんどんと育成し、国内で切磋琢磨をさせ、世界へと送り出さなければなりません。
それにはあまりにも良質なコーチが現在の日本には少ないです。もしくは海外へと成長の機会を窺うのを躊躇っているコーチが非常に多く存在していると感じます。
私自身が成長し、日本ひいては世界でも通用するようなコーチになる為に、そして今、日本でくすぶっている日本人の選手やコーチにもっと海外へのきっかけを身近なものに感じられるようにレールを私が敷いていきたいです。
幸運な事にスペインのバレンシアにある3部のクラブ『CB L'HORTA GODELLA』のアシスタントコーチとしてキャリアをスタートする事にはなりました。このクラブはスペイントップリーグのACBやユーロリーグ(所謂、サッカーで言う所のチャンピオンズリーグ)に参戦している『VALENCIA BASKET』のサテライトチームなので欧州で評価を上げてより上のカテゴリを目指すにはうってつけのチームですが、世界トップクラスのスペインのクラブからすればバスケ後進国の日本のコーチをわざわざクラブのお金を使ってまで雇うメリットはありません。いや、まだメリットを私が証明できていないと言った方が正しいですね。なので、今シーズンはクラブからの報酬はゼロです。全くのゼロです。日本で培ってきたキャリアとプライドなんてなんの価値もありません。海外でまたイチから自分を試してみようと思います。この一年で如何により良いポジションや待遇を獲得できるように評価をひっくり返せるかが勝負です。
《写真はGodellaの試合》
私が成功例となれば、おそらくもっと多くの日本人が世界へと挑戦していく様になるでしょう。その一歩目を私と一緒に歩んでみませんか?一緒に挑戦の物語を綴る仲間として共に戦ってもらえたら幸いです。
☆今後の基本的な活動報告は随時SNS等にて発信していきます。
《クラウドファンディング経費内訳》
・スペインへの航空券+荷物代 35万円
・家賃 15万円×12ヶ月 180万円
・ライフライン+食費 6万円×12ヶ月 72万円
・ビザ要項に必要な海外健康保険 10万円
・スペイン語習得の為の語学学校 60万円
・ヨーロッパの各国リーグのリサーチに伴う移動宿泊費。チケット代等。 50万円
・ビザや手続き等をサポートするコーディネーターへの報酬 13万円
合計経費 420万円(若干の前後の可能性は有り)
ここから更にCAMPFIREへの手数料17% 51万円(300万円達成の場合)+税
【目標100%達成の場合に手元に残る金額は250万円弱になり、この金額と日本で貯蓄をしていたお金と共に上記の活動及び生活をしていく事になります。】
☆今後の基本的な活動報告は随時SNS等にて発信していきます。
《渡航日程及び活動日程》
・2023年9月26日にスペインへと渡欧
・9月27日にチームへと合流、活動スタート。同時に語学学校も9月中にはスタート。
・2023年11月末日【クラウドファンディング支援者募集終了】
・2023年10月7日にスペイン3部リーグ(LEB Plata)が開幕。そこから毎週試合が開催されます。
・上記日程と同じくしてユーロリーグなども開幕。バルセロナやレアルマドリードなどのスペインの各強豪クラブの練習や試合に視察や観戦などを予定。
・2024年4月〜6月、私の所属クラブのシーズンが終わるので、セルビアやイタリアなどのリーグやクラブの視察予定。
・2024年6月に日本に一時帰国。育成世代やプロのクラブに欧州で得たものを共有(個人的にここはすごく大事だと捉えてます)※このタイミングサイン付きのリターンの発送を行います。
・2024年7月に再びヨーロッパへと戻り、チームとの契約更改(結果次第でクラブが変わる事も)
☆今後の基本的な活動報告は随時SNS等にて発信していきます。
お金に関して:正直なところ、生活の拠点をヨーロッパに移すのにここまでお金がかかるとは思いもしませんでした。家賃はこれでもかなり安いのをチョイスしました。当初は最低ラインを1200ユーロ(19万くらい)だと先方のスタッフが全く譲ってくれなかったのをだいぶ戦ったので。日本の地方都市だったら無茶苦茶に素敵なお部屋に住めるのにと嘆いております。各国リーグ視察に関しては育成に優れてる国やビジネスで成功してるクラブなど様々なのでしっかりと脳に色々と焼き付けてこようと思います。
こうして経費の計算やあちらへの移住の段取りをしていく中で強く感じたのは経済大国ニッポンはいずこへ?円安が激し過ぎてスペインで普通の生活する金額を日本に持ってきたら、まあまあ余裕のある生活できるじゃないか。私が子供の頃の1ドル90円とかの時代への渇望が止みません。これでも私の行くクラブはバレンシアというスペインの第三の都市にあたるので、皆さんご存知のマドリードやバルセロナと比べたらこれでもリーズナブルみたいです。アホか。そしてドイツとかフランス辺りに行くと更に生活にお金がかかるみたいです。どういうこと。
なので、こうしてクラウドファンディングをしてはみたものの、しっかりと家計は燃えさかる程に火の車なので、皆さんが僕と一緒にヨーロッパ挑戦をしてくれるとなれば、比留木もいつかは日本バスケットボール界へ還元と貢献ができると思って共に戦ってくれたら、こんな嬉しいし、ワクワクする事はないなと感じております。
どうかクリックの程よろしくお願いします。
☆今後の基本的な活動報告は随時SNS等にて発信していきます。
◆選手経歴◆
1985年7月19日、東京出身。
日本人の母とアメリカ人の父を持ち、幼少期は日本とアメリカを行き来する生活送る。
7歳のころにアメリカの公園でバスケットボールを始め、ミニバス時代には全国大会ベスト16の成績を収める。
中学時代には、当時のJBL選手や外国籍選手も参加していた、「A.S.I.J(アメリカンスクール・イン・ジャパン)」の練習に自身も参加し、東京都の選抜チームに選出された。
中学卒業後は、私立八王子学園高等学校に進学。一年時にはインターハイ出場を果たす。
その後、アメリカの大学に進学し、クラブチームやストリートボールチームでバスケットボールを続ける。
日本のストリートボールチーム「FAR EAST BALLERS」に入団後は、NYツアーに参加し、日本人初となる「Dyckman Tournament」に出場。同時期に、当時の地域リーグに所属していた「横浜ギガスピリッツ」にも所属。
ストリートボールリーグ「Legend」の立ち上げ当初メンバーでもある。
2005年には、bjリーグ(2005年から2016年まで存在した、当時のプロバスケットボールリーグ)のトライアウトに参加。各種メディアにて注目選手として取り上げられるも、どのチームにも入団はせず、LAやNY、サンディエゴなどで様々な大会に出場した。
2008年には、米国マイナーリーグWCBLの「High Desert Rattlers」と契約。同年8月に日本に帰国し、bjリーグの「ライジング福岡」に入団。
2009年2月には、bjリーグ「富山グラウジーズ」へ、同年10月にはbjリーグの「東京アパッチ」へ入団。
2010年8月、JBLのレラカムイ北海道と契約。
2013年7月、NBL新規参入の熊本ヴォルターズと契約。
2014年1月、八代市で行なわれたTV局企画の畳投げ大会において、13.6kgの畳を9m12cm投げるという記録を出して優勝。
2014年7月に開幕した3人制バスケットボール、3x3の国内最高峰リーグ、3x3 PREMIER.EXEにGC大阪.EXEのメンバーとして出場。湘南ベルマーレひらつかビーチパークで開催されたRound1(開幕第1戦)で優勝してMVPを獲得。
2016年9月、Bリーグの富山グラウジーズと契約。
2017年7月、Bリーグの三遠ネオフェニックスと契約。
2018年7月、Bリーグの富山グラウジーズと契約。
同年8月にBリーグ参入を目指すトライフープ岡山のゼネラルマネジャーに就任。
2019年6月28日に2019-20シーズンからB3.LEAGUEに参戦するトライフープ岡山に入団、選手としても所属し、比留木はチームのGM、3x3と5人制の選手の3つを掛け持つ。
2019年11月21日にトライフープ岡山のヘッドコーチに就任し指揮を執る。それに伴い選手登録を外れ、コーチングスタッフ(ゼネラルマネージャー兼任)に専念する。2020-21シーズンは正式にヘッドコーチに就任した。
◆コーチ経歴◆
ヘッドコーチ1年目の成績:B3トライフープ岡山 23勝17敗 COVID-19によりリーグ戦が途中で中止
ヘッドコーチ2年目の成績:B3トライフープ岡山 30勝10敗 B3準優勝
ヘッドコーチ3年目の成績:B3トライフープ岡山 29勝14敗 昇格プレーオフでアルティーリ千葉に敗れ、あと1勝でB2昇格を逃す
ヘッドコーチ4年目の成績:B3トライフープ岡山 28勝24敗 さいたまに敗れプレーオフ敗退
ヘッドコーチとしての通算成績は、110勝65敗(62.8%)
※万が一、プロジェクトを実行不可能な状態になりましても、リターン等の発送や発信は行いますが、返金等は認められませんのでご了承ください。(上記は可能性は低いですが、新たなウイルスの発生や戦争等の国際情勢の変化、私自身の大病、大怪我などにより渡航不能な状態を指す)
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