自己紹介

 今、子どもたちの無限大の可能性を引き出すための多様な教育の形が求められています。そうした中、変わらなければいけないのは子ども達ではなく私たち大人ではないかと考えています。

 私、大國貴之(おおぐにたかゆき)は、中学校時代にいじめによる不登校当事者でした。その時に、感じた人間関係のつながりが自然と消滅していくこと、進路への選択肢が狭まることを実感しています。私は、恩師と呼べる先生方や友人たちに支えられ高校進学し大学も卒業することが出来ました。高校では初心者で始めた硬式野球に最後まで取り組み、大学では私のような思いをする子どもたちがいなくなるようにと教師を志しました。
朝日新聞 2008年7月5日 朝刊

教師になってからは、不登校対応や発達に凹凸のある子どもたちに寄り添いながら10年近く勤めました。教師として過ごしていく内に不登校の児童生徒の数は多くなり、自分の中で少しでも目の前にいる子どもたちを助けたいとの思いからこのプロジェクトを進めています。
 現在はICT支援員として外部から教育を支えつつ、地域や行政など様々な人と協力して活動しています。


山陰中央新報 2023年9月26日 朝刊

読売新聞 2023年9月26日 朝刊

島根日日新聞 2023年9月26日 朝刊

このプロジェクトで実現したいこと

出席の取れるフリースクールもしくは学びの多様化学校(不登校特例校)の設置・運営を目指している。

〇学びの3本柱

①「プロジェクト学習」
…目的(○○をしたい、○○がほしいなど)を設定し、それを達成するために必要なスキルを獲得していくという学習。目的が明確であり、達成に向け自分でプロセスを考えること、達成した場合の報酬(外的刺激)があるため達成感を感じやすいといった特徴がある。

②「P4C・てつ学」
…子どもたちで円になり、話し合う議題を決め、キーアイテム(人形やボールなど)を持っている人しか話し手はいけない。話した人は次に話してほしい人にキーアイテムを渡す。自分の考えたことを表現する力、それを受け止めてくれる心理的安全性を高めることが出来る。教師はファシリテーターとなり、進行・書記などを行う。

③「ICT端末やデジタル教材を使った学び直し」
…不登校傾向や学びに困り感のあるには学びの停滞期があることが多い。それをタブレットやノートPCでデジタル教材を使用することで自分のペースで学びを進めることが出来る。一斉授業で学ぶ必要もないので、リラックスいた状態で個別最適化した学習を行うことが出来る。

この学びの3本柱を活かしながら、子どもたちの学びに新しい価値を感じてもらい、自分たちがなりたい自分に近づけるように支援していきたいです。


プロジェクト立ち上げの背景

全国的に増加傾向の不登校児童・生徒数を考えたときに出雲市には民間のフリースクールや学びの多様化学校がほとんどないという現状を知りました。教員として不登校の子どもたちや当事者の保護者の方と接する中で、学校でも教育支援センターでもない第3の選択肢として民間のフリースクールの必要性を強く感じ、今に至ります。


現在の準備状況

フリースクールの職員や場所は決まりつつあります。企業からの協賛を集めている最中であり、イベントを行って周知を図っています。


また行政(出雲市長、教育委員会等)に対しても話し合いを続けながら計画を進めています。地域の方にも協力を仰いでおり、場所の確保やプロジェクト学習での協力をお願いしている。


リターンについて

元不登校当事者でもある団体代表からのメッセージ




スケジュール

集めた支援金の使用用途や内訳を書きましょう

   令和5年12月  物件の確保完了
         クラウドファンディング終了
   令和5年1月  フリースクールの広報
   令和5年4月  フリースクールオープン
   令和5年5月  リターン発送


資金の使い道


設備費:約300万円
…ICT端末、デジタル教材
人件費:約300万円
…職員の給料など
運営費:約100万円
…光熱費、雑費
広報費:約50万円
…SNS広告や新聞、テレビCMなどの経費
手数料(17%+税):約136万円


最後に

子ども達のフリースクールでは「プロジェクト学習」「P4C・てつ学」「ICT端末やデジタル教材を使った学び直し」この3本の柱で学びに対する新しい価値を一緒に考えていきたいです。子ども達の居場所でありつつ、保護者の方にも情報提供や相談できるような場になっていくことが目標ですので、ぜひご協力をお願いします。



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