社会課題の解決をみんなで支え合う
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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

自己紹介

はじめまして。
認定特定非営利活動法人笠井共生活動センター理事長の藤田真也と申します。
静岡県浜松市で、障害者支援施設「だいち」や
放課後等デイサービス「たいよう」などを運営しています。

私どものプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

私どもの法人では、
「共に生きる人たちが幸せになれる社会へ」をスローガンに掲げ、
障害のある人もない人もともに助け合い、
より良い社会生活を送ることを目指して活動しています。

このスローガンは、職員の中から公募し職員の投票により選ばれました。
このスローガンの発案者である職員はこう言います。

「私たちは、障害のある人(子ども)たちを支援する仕事をしているけれど、
私たち職員も障害のある人(子ども)たちの笑顔に支えられている。
だから、私たちを支えてくれるみんなが幸せになれる社会をつくっていきたい」と。


プロジェクトの経緯

しかしながら、障害者支援施設「だいち」では、ある問題が起こっています。

「だいち」は、浜松市より指定を受けて障害福祉サービス事業
(就労継続支援B型、生活介護)をおこなっています。

障害福祉サービスは6年に1度、事業の指定更新があり、
「だいち」は令和6年4月に更新時期を迎えます。
指定更新を受けるためには、障害者総合支援法だけでなく、
消防法・建築基準法・都市計画法に適合していなければなりません。

「だいち」は、平成26年に
市の障害保健福祉課より指定を受け、
現在の建物に引っ越してきました。
当時は、障害者総合支援法に適合していることが
指定の基準となっていました。

しかし時代の変化により、障害者総合支援法だけでなく、
様々な法律に適合している必要性があり、
建築行政課、消防署・土地政策課の審査を受けてから
障害保健福祉課の認定を受けなければならなくなりました。

そんな中、今回の指定更新に伴い、
現在の建物が建築基準法に適合しないことがわかりました。
また、現在の建物は築40年を超え老朽化も進んでおり、
現在の場所で活動を続けていくことが難しくなってしまったのです。

なんとしても事業を継続し、障害のある方の就労・生活の場所を守りたい。
そんな思いで今回新たな活動場所に移転することを決意し、プロジェクトを立ち上げました。


「多機能事業所だいち」のこと

「だいち」には、主に知的障害のある方が月曜から金曜まで毎日元気に通ってきています。

仕事の内容は、木工製品づくり(車のおもちゃ、動物パズルなど)、
革製品づくり(小銭入れ、ペンケース、ポーチなど)、サンキャッチャーづくり、
アルミ缶リサイクルなどさまざまです。

「だいち」では、障害のある方が社会とかかわりをもちながら、
社会の一員として働き、
よりよい社会生活を送れるよう支援しています。

「はたらく」とは、「傍」を「楽」にすることだと私は考えます。
多くの支援を必要とする障害のある人も、社会と関わることで
周りの人に何かしら影響を与えています。
私たち職員は、障害のある方の笑顔やちょっとしたしぐさから、
はたらくパワーをもらっています。
冒頭にもお話ししたように、障害のある方に支えられているのです。
だから、彼らの笑顔を全力で守りたいと思います。

もし移転することができず、事業の継続ができなくなってしまったら、
「だいち」に通っている障害のある方たちは
仕事や通う場所を失ってしまいます。
彼らは誰かのために仕事をすることに喜びを感じ、
みんな自分の仕事に誇りを持っています。
もし、「だいち」がなくなってしまったら、
今生き生きと生活している彼らから、笑顔を奪ってしまうかもしれません。

また、「だいち」には常に見守りや支援が必要な方が多く通っています。
したがって、彼らが通う場所がなくなってしまうと、そのご家族も
介護のために仕事を休んだり、辞めたりせざるを得ない状況となってしまいます。
今の生活が奪われてしまうことは、絶対に避けなければならないと思っています。

ご家族からも、「だいちがなくなったら、本人も私たち家族も困る」
「我が子が安心して毎日楽しく通えているので、
この先ずっと事業を継続していってほしい」
との思いを託されています。


このプロジェクトで実現したいこと

移転先の建物は今まで事務所として使用されていたため、
障害のある利用者さんが安全に活動するためには、改修工事が必要となります。


また、今回「だいち」の移転に伴い、
放課後等デイサービス「たいよう」も
現在の場所から移転することになりました。
「たいよう」の建物も
現在の指定基準を満たすことが難しい可能性があることがわかったためです。
「たいよう」には、障害のある小学生の子どもたちが、
放課後や夏休み等の学校休業日に通ってきています。

「だいち」は、当初20名だった定員を30名に変更したことで
1カ所では手狭になり、2カ所で事業をおこなってきました。
それが今回の移転に伴い、1カ所に集約されます。
そこで、もともと「だいち」で使用していた建物のうち
すでに指定基準を満たしている建物の方へ
「たいよう」が移転します。

昨年度は、事業所内でも新型コロナウイルスが流行し、
その影響による閉所で収入が大幅に減少したり、
昨今の物価高騰の影響により支出が増えたりして、
法人の経営は大変厳しい状況となっております。


障害のある人の生活と笑顔を守るため、事業所の移転は必須課題です。
みなさんのお力をお借りして、なんとしてもこの課題を乗り越えたいと思います。
ぜひ、ご協力をお願いします。

移転までのスケジュールと移転にかかる費用は以下の通りです。


スケジュール 


費用の見積もり

改修工事費 650万円

敷金 210万円

引っ越し費用(「たいよう」の移転費用含む) 200万円


最後に

事業所の移転に伴い、多くの費用が必要となります。

皆さまから支援していただいた費用は、
「だいち」の新事業所への移転改修費用と
「だいち」の移転に伴う「たいよう」の施設移転費用として
使わせていただきます。

どうか皆様のお力添え、ご支援をお願いいたします。


<寄付型プロジェクトについて>
本プロジェクトへのご寄付は「認定特定非営利活動法人笠井共生活動センター」への寄付となり、
弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、
「認定特定非営利活動法人笠井共生活動センター」が発行した領収証をもって
確定申告をしていただく必要がございます。
(領収書は2024年4月30日までに発送いたします。)
※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/03/27 10:44

    3月25日でクラウドファンディングが終了しました。ここまでご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。支援金額1,297,000円、総勢85人の方にご支援いただきました。クラウドファンディングを開始してから、直接のご支援もたくさんいただき、昨日までで、756,000円(48名)とな...

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