はじめに

皆様はじめまして。NPO法人スマイルナプキンプロジェクト理事長 岡部純と申します。
この度は生理貧困をなくすプロジェクトに関心を持っていただきありがとうございます。
私は長崎出身、福岡県在住49歳(男)です。今年春『生理貧困』の問題をテレビで知り驚きました。私はすぐに何かしなくてはという気持ちでいっぱいになり、経営仲間や各県議員の方々に意見を伺いました。「一円にもならない」「生理では死なないでしょ」「親の責任だよ」心無い言葉を受けた中で、「もう、俺がやるか・・・！？」と思うようになり、NPO設立を決め、現在に至ります。
多くの方にこの問題をご理解いただけると嬉しいです。


あなたは「生理貧困」という言葉を耳にしたことがありますか?

生理貧困は世界でも活発に取り組みが行われており、特に発展途上国では深刻な問題として取り上げられています。実は先進国の日本でも女学生の5人に1人は生理貧困に悩みを抱えている現実があり、最近は各メディアでも取り上げられることが増えました。

しかし、まだまだ学校などの教育機関や行政では生理貧困への理解は薄いことが現状です。「なんでそんなに騒ぐのか?生理用品なんて安いだろう。」「生理用品は自分で買えばいいんじゃないの?何で他人に頼る必要があるんだ?」実際に導入のご提案のために、訪問先で言われた言葉です。

まだまだ理解の少ない生理の貧困。
私たちNPO法人スマイルナプキンプロジェクトは、生理の貧困を解決させるため、女学生が自動販売機で生理用品を無料で受け取れるように学校へ導入設置をご提案しています。


一人でも多くの生理の貧困をなくします。

毎月生理が来るたびに生理用品を用意することが、彼女たちにとっては大きな負担になっているのです。
この深刻な問題を解決すべくスマイルナプキンプロジェクトは、女学生の生理貧困をなくす取り組みを行っています。
生理用品は、校内に設置された自動販売機から無償で受け取りが可能です。

※設置費用や自動販売機への補充や維持費は協力企業である自動販売機業者にご負担いただいています。※すでに九州では数か所の学校に設置が決まっており、現在は全国へ拡大をしています。  

アンケート調査により、
生理用品の月の利用額は500円〜1200円だとわかりました。
個人差がありますが、生理の期間は5〜7日程度、閉経を迎えるまで生涯で450回〜500回経験すると計算できます。
生理期間中は日中に複数回ナプキンを交換し、生理がはじまった数日は腹痛を伴い鎮痛剤に頼る人もいます。
この毎月かかる500円〜1200円の自己負担額が彼女たちにとって大きな心の負担となり、悩みを抱え続けています。

生理貧困はなぜ起こるのか。
明確ですが、それは経済的理由です。 

・親の収入が少ないため気を遣って頼ることができない。
・アルバイトもしているが自分が使えるお小遣いが限られている。
・父娘家庭で、父親へ相談することができない。
・ネグレクトにより生理用品を与えてもらえずお金もない。

・誰にも相談ができず、自分で買うのも恥ずかしいこのような悩みを抱えながら、彼女たちは生理期間を過ごしています。
そして、十分に生理用品を確保できないことから代替品を用いて、健康リスクを抱えながら生理期間を過ごしています。

・トイレットペーパーやキッチンペーパーを重ねて代用
・タオルやガーゼで代用 
・タンポンやナプキンを長時間使用し、節約をする。トイレットペーパーやキッチンペーパーを折り重ねて使うことや、タオルを使用することで普段の行動にも注意をはらうことが多くなり、特に出先では不安がつきまとうことになります。

そして、ナプキンを長時間使用することは、
肌への負担が大きくなり雑菌の繁殖で肌トラブルを招き、またタンポンの長時間の利用こそ感染症のリスクを伴う可能性もあります。
「経血の量が多い日は漏れていないかが不安で授業に集中することができない」
「洋服にシミを作ってしまわないか不安で、動くことができない」
「生理が来ると友達との約束もキャンセルして出かけることも我慢する」
「体の不調や対処方法がわからず我慢し続けて健康状態が悪化する」

彼女たちが言葉にできない不安に耳を傾けてみませんか?

まだ、日本では生理についてオープンに話せる環境が多くはありません。
特に若年層こそ言葉にする機会は少なく、生理についての悩みを相談する頼り先がない状態なのです。
彼女たちの毎月の不安と健康リスクを救い、健康的な日々を過ごしてほしい。
スマイルナプキンプロジェクトは、
一人でも多くの生理貧困をなくし手を差し伸べる取り組みを行っています。

生理用品は多くの企業様からのご協力により、設置費用・自動販売機の維持費・生理用品の補充をご負担いただくことで、
永続的に無償で配ることを目標としています。

現在、設置してある自動販売機等を活用し、全国の教育機関に配給システムの導入を目指します。
学校にいる間、無料で誰にも会うことなく、継続的に生理用品を手に取れる環境を作ります。
　※学校側からの要望によっては自動販売機ではなく保健室などで直接配布可能です。 
　※生理用品は自動販売機から購入された飲料などの利益から購入する仕組みです。

現在、九州で数カ所設置校が決まっており、これから全国へ広げていきます。

生理用品の配布自体は、
市役所などでも取り組んでいますが、まだまだ普及ができていないのが現状です。。。

自動販売機で配布する利点はコストの削減にあります。
現在、地方自治体によっては市役所などから生理用品の配布をしている地域もあります。

しかし、そこでネックになっているのが、対面式なための抵抗感や人員を配備しないといけない労力の問題です。
そこを自動販売機で使うことで気軽に使用できるはずです。
また、設置場所はそれぞれ学校側が選べることから、周囲からの視線も配慮できます。

今回のクラウドファンディングの資金は初期の生理用品の補充費用に使用します。
NPO法人の理事は一円もいただきません。 

また、この機会を通して少しでも多くの人にこの活動を知ってもらい協力していただけると嬉しいです。   
    

Q.継続的に生理用品の補充ができないのでは? 

A.協力企業さんの中に「コピー機メーカーさん、飲料メーカーさん、食品メーカーさん」などがおり、
コピー機使用一枚につき0.1~0.5円や自動販売機の飲食品の売上の一部がNPO法人スマイルナプキンプロジェクトへ寄付され、生理用品補充費用へ充てられます。

活動実績・スケジュール

　2023年  2月　NPO申請
　2023年  5月　NPO活動開始
　2023年  6月　支援者・支援先へアプローチ
　2023年  7月　第3期福岡県SDGs登録事業者
　2023年  9月　コミテンラジオ出演
　2023年10月　福岡経済誌取材　記事掲載
　　　　　　　　クラウドファウンディング開始
　　　　　　　　ホームページ開設
　2024年  1月　クラウドファウンディング終了
　2024年  2月　リターンの送付
　2024年  5月　認定NPO申請準備

リターンについて

［1,000円］［3,000円］［5,000円］［10,000円］
［50,000円］［100,000円］［200,000円］

◆シンプルに応援

◆【団体・企業様向け】ホームページに御社名を１年間掲載
※備考欄に掲載ご希望の「お名前」「URL（あれば）」をご記入ください。

◆【企業様向け】ホームページに御社名を１年間掲載＋SNSなどでキャンペーン企画を掲載
※備考欄に掲載ご希望の「お名前」「URL（あれば）」をご記入ください。

◆【企業様向け】ホームページに御社名を１年間掲載＋SNSなどでキャンペーン企画を掲載
さらに、ご希望の場合、生理用品とともに配布するチラシに御社のバナー画像を１年間掲載
【スマイルナプキンプロジェクト】、ターゲットユーザーへ直接御社の製品をアピールできます！
どのような内容にするかのご相談・企画からSNSシェア拡散PRまで協力して行います。

※配る製品内容と、サイズや形態に制限があり、配布キャンペーンができない場合やお断りする場合があります（新発売の生理用品やそれに関する商品PRやアンケートなどを想定しています）
※配りたい地域や場所、期間の指定など、詳細は後ほど調整しましょう（現在は、長崎・福岡に集中しているので、長崎・福岡の企業様か、その他の地域や全国区の企業様には配置場所が増えてからの開始も対応できます）
※配置場所によってはポスター、チラシなどは設置できない場所もあります。

資金の使い道
クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、初期導入で生理用品の購入費用で使用いたします。
NPO法人の理事は本プロジェクトから一切お金は受け取らず、少しでも多くの方へ届くように活動をすすめています。
みなさまに「生理貧困」の実態を知っていただき、ご協力いただけますと幸いです。 

最後に

生理の貧困を取り上げたテレビ番組を拝見してから、すぐになにか行動をしなくてはという気持ちでいっぱいになり、生理用品のメーカーさんや行政機関など関係各所へ足を運び活動を始めました。
私も含め、当事者の現状や気持ちを理解し、行動に移すことが状況を変化させるきっかけになります。

あなたからの支援金は必ず多くの笑顔をうむことになります。
一人の行動が世の中を変えていくことを信じ、一緒に取り組みを行いませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

※NPO法人スマイルナプキンプロジェクトは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。