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このプロジェクトは、クリエイターの活動資金・時間を増やすために、システム料とは別に支援額の17%を支援者さまに「ご協力費」としてお支払いいただいております。

現在、日本を含めたアジア全体で、世界進出を視野に入れたアーティストを輩出するため様々な取り組みが行われています。現在トップを走るのは韓国。韓国は国策として取り組み、アメリカのBETアワードやグラミー賞など音楽シーンのメインストリームへどんどん彼らの音楽を文化と一緒に送り出しています。

一方ガラパゴスと言われている日本の音楽業界でも、過去に数多くのアーティストが世界に挑戦をしてきました。坂本龍一や上原ひろみなど、音楽制作やミュージシャンの領域では世界的なアーティストが出てきましたが、ことシンガーにおいては依然実力差が大きいのが現実です。JPOPで圧倒的な人気を誇るアーティストでも世界ではトップクラスにはなれていないのです。

そんななか、インターネットやストリーミングサービスの発達により音楽を取り巻く環境は加速度的にグローバル化が進んでいます。今まで聴いてもらうチャンスすらなかった音楽がふとしたきっかけで世界中でヒットする可能性が大きくなりました。

さらに、日本国内の音楽市場は依然巨大ではありますが、少しずつその規模を縮小させています。いよいよ音楽大国日本にも、世界を目指していく動きが求められる時代となってきているのです。藤井風やimaseは日本だけでなくアジア圏でも認知度を獲得し、YOASOBIはアメリカのビルボードグローバルチャートで1位を獲得し、80年代のシティポップがレアグルーヴとして世界中で大ヒットするなど日本で独自に成長を遂げた音楽=J-POPは今また世界から注目を集めつつあります。

一方、アメリカが本場のソウルミュージック、R&Bの世界においては日本人の米国進出というのは極めて難しく、いまだ成功を収めたアーティストは存在していません。

スポーツの世界で、大谷翔平が、八村塁が、錦織圭が、海を渡り日本と世界の壁を壊し日本の競技レベルが向上したように、音楽の世界でもこの大きな壁を壊す最初の一歩が求められています。


その大きな一歩を刻む可能性を持った才能がシンガー・Nao Yoshiokaなのだと私たちは信じています。

大阪府出身の日本人R&Bシンガー・Nao Yoshioka。彼女の実力を知るには何よりその歌声を聴いてもらえれば十分なのですが、それに加えて彼女が積み上げてきた実績をご覧ください。フェイク無しの実力のみで勝ち取ってきたものばかり。その一部をご紹介します。

共演歴:
Jon Batiste, Eric Roberson, Devin Morrison, Kiah Victoria, José James, Robert Glasper, Blue Lab Beats, Mamas Gun, Nathan East, Candy Dulfer, Khari Mateen

2012 アポロシアターアマチュアナイト準優勝
2012 マクドナルドゴスペルフェスト 日本人初のファイナリスト
2015 米国ソウルメディアSoulTracks最優秀新人賞獲得
2015 Blue Note New York単独公演
2016 米国最大級のジャズ系フェスCapital Jazz Fest 2016出演
2016 米国ソウルメディアSoulTrainにてR&B Freshman Classに選出
2017 米国最大級のジャズ系クルーズCapital Jazz Cruise2017出演
2018 英国ブライテストスターアワード、国際部門最終優秀賞獲得
2018 米国ローリングストーン紙レビュー「非の打ちどころのないネオソウル」
2018 米国最大級R&Bメディア2018ベスト100曲にて15位獲得
2018 ビルボードUrban Adlut Conprojectチャートにて32位獲得
2018 会員数2100万人を誇る米国最大のサテライトラジオSirius XMにてライブ
2019 英国UK SOUL CHART 1位
2019年 米国The Official Indie Soul Chart 1位
2019年 SoulTracks Reader’s Choice Awardsノミネート
2019年 ビルボードUrban Adlut Conprojectチャートにて46位獲得
2020年 米国最大ラジオステーション人気番組Sway The Universeに出演
2022年 YouTubeにて'Love Is the Answer'がバイラルヒット330万再生
2023年 Java Jazz Festival出演
2023年 London Jazz Cafeに単独公演・満員御礼

公演実績ハイライト:
[US]
Capital Jazz Festival, Blue Note New York, San Jose Jazz Festival

[UK and EU]
London Jazz Cafe, Love Supreme Festival, New Morning (Paris), Tivoli Vredenburg

[Asia]
Java Jazz Festival, Blue Note Tokyo, Billboard Live Tokyo, Summer Sonic, Greenroom Festival

しかし、ここまで到達するのは決して楽な道ではありませんでした。そんな彼女と私たちとの出会いのストーリーをご紹介します。


私たちSWEET SOUL RECORDSがNao Yoshiokaというシンガーに出会ったのは2012年。

「私は世界と日本で活躍するアーティストになる」

ニューヨークで修行を終えて日本に帰国した彼女は東京で活動を始め、こんな目標を口にしチャンスを伺っていました。

そんな彼女がある日私たちの主催するライブへ来てくれました。そこで彼女と初めて対面し、いよいよ彼女のパフォーマンスを生で観に、私たちが彼女のライブへと足を運ぶと、そのライブで彼女は曲間のトークでこんなことを漏らします。

「次の曲のタイトルは“A Change Is Gonna Come”という曲で、変化はいつか訪れるという曲です。いやーほんまに私も変化が起こってほしいわ~」


そのつぶやきに少しの苛つきと、ワクワクが入り混じったこんな感想を抱きました。

「変化を待つのではなく、君自身が変化を起こすべきだ」

この時、ちょうど私たちが制作を始めていたオリジナルソングを、Nao Yoshiokaというアーティストと共に変化を起こす曲にしようと決意。そうして2012年、Nao Yoshiokaと私たちSWEET SOUL RECORDS初のオリジナル曲“Make the Change”が誕生し、世界への挑戦の道が始まったのです。


それから約11年間、私たちとNao Yoshiokaは着実に世界への道を一歩ずつ進んできました。日本国内では4枚のアルバムをリリース、SUMMER SONICなどの大型フェス出演、最も権威あるヴェニューBlue Note Tokyoでの単独公演など、本格派シンガーとしてコアな音楽ファンたちの間では広く認知されてきたと自負しています。

そうした国内での活動と並行して、オランダ、イギリス、アメリカなどでショートツアーを繰り返してきました。ほとんど観客がいないライブなど苦い経験もしながら、ツアーを重ねるごとに少しずつ成果が出始めます。

オランダでは世界的サックスプレイヤー・Candy Dulferと共演、イギリスでは公共放送BBCに出演、そしてアメリカではJosé JamesのオープニングアクトやニューヨークのBlue Noteでの公演、さらにはCapital Jazz Festivalという大型フェスで2万人規模のステージにも出演を果たしました。


そうしているうちに、アメリカの各所からライブのオファーをもらうようになりました。この状況を見て、私たちとNao Yoshiokaは大きな決断をします。活動の拠点をアメリカに移すこと。


そう決めてからはトントン拍子に話は進み、Gregory Porterなども所属するブッキングエージェンシー・Maria Matias Musicと契約を締結。2018年からアメリカへと移住し、日本国内のみでリリースされていたアルバム『The Truth』も全米を含むグローバルリリースをしました。現地の音楽系WEBメディアやラジオでも多数取り上げられ、ビルボードチャートでも30位圏内を狙える位置まで上昇しました。

Rolling Stone紙面

彼女と歩みを共にし始めて6年。ついにアメリカ移住後初となるフルアルバムをリリースし、このアルバムでグラミーノミネートを狙うことにしました。


私たちは満を持して2019年にグラミーに挑みました。この際もクラウドファンディングをし、多くの方に支援をいただきました。Nao Yoshiokaと、我らSWEET SOUL RECORDSもまさに全身全霊でアルバム制作に挑み、リリース後ありとあらゆるキャンペーンを行いました。デジタルの施策から、現地のどさ回りまでグラミーノミネート獲得のための方法を模索し、行動に移し続けました。しかし獲得には至りませんでした。

私たちもNao Yoshiokaも大きな落胆に苛まれつつ、ここから何を学べるかを考え、振り返りました。落胆はあったものの、高みを目指したからこそある、素晴らしい結果に目を向けることを忘れていました。

ノミネートはならなかったものの素晴らしい成果だったのは着実にアメリカのシーンにインパクトを残すことができたこと。リリースした『Undeniable』は本場アメリカのソウルミュージックシーンの中心人物たちにバックアップしてもらえました。

ウィル・スミスと過去にコンビを組んでいた、アメリカの重鎮DJ Jazzy Jeffは彼のホームスタジオを無料で使うことを快諾してくれました。またNE-YOやUsherのプロデュースで有名なVidal Davisはデモを聴いて、参加を決めてくれました。グラミーノミネートアーティスト、シンガーソングライターであるEric Robersonはアルバムにも参加し、今ではMasegoと共演し一躍時のアーティストにもなっているDevin Morrisonや、Alicia KeysのプロデューサーであるMusicman Tyそして、The RootsやJill Scottも手がけるKhari Mateenなど、豪華メンバーの惜しみない協力により生み出された楽曲は日本人初の海外プレイリストにも選出されました。

このアルバムでの中心人物となったアメリカインディネオソウル界のキング、Eric Robersonは自身のアメリカ各地でのショーのオープニングアクトにNao Yoshiokaを抜擢しニューヨーク、フィラデルフィア、ナッシュビル、アトランタなど今まで前人未到だったアメリカの各地のローカルベニューでパフォーマンスをすることができました。その結果、Instagramなど含め、アメリカのファンが着々と増え、アメリカ各地での単独公演も夢ではなくなってきました。

2020年リリースのキャンペーンも落ち着き、その成果からNao Yoshiokaはアメリカからの様々なオファーを獲得し、日本、US、UKの3ヵ国のワールドツアーに初挑戦とまさに順風満帆なキャリアスタートを切ろうとしていたその時。そう、COVID-19によるパンデミックが訪れたのです。

世界に挑戦していた多くの日本人アーティスト達は帰国を余儀なくされ、Nao Yoshiokaもその一人として、控えていたツアー、出演などが全て白紙に戻り、東京に帰国します。


東京に戻ってきたNao Yoshiokaでしたがその後は苦難に次ぐ苦難の日々となります。歌うことで自分を保っていた彼女が喉を壊し歌えない日々が続きました。アメリカで結果を残すという最も注力し続けた活動をストップせざるを得なくなったことで、周囲への責任を果たせなかった苦しさと共に人生の目的を失いかけ、パニック症にも陥りました。

しかしその一方で、これまで苛烈なまでに結果を求め自身を追い込み動き続けてきた彼女は、立ち止まることで大切なものを少しずつ取り戻していきます。常にアーティスト「Nao Yoshioka」として生き続けた数年から、一人の人間として過ごさざるを得ない時間が訪れ、料理や旅行、ダンスレッスンなど自分の心の赴くままに暮らすことで少しずつ”自分の心が喜ぶこと”を思い出していきます。

反骨精神を強く持ち結果を出すことで自分の存在を認めさせたいという対外的な比較によって生まれるエネルギーから、自分が喜ぶことや自分が納得することを目指して自分自身のためにエネルギーを費やすことで苦難の日々を乗り越え、「Make the Change」の精神で、再び「Nao Yoshioka」は動き出しました。私たちがとった戦略は、とにかくより良いコンテンツをオンラインで披露していくこと。パンデミックが終わった頃には、世界中のファンが増えているように、YouTubeやInstagramでファンを獲得し、再び世界に出る日に向けて、動き出しました。

まず私たちが手掛けたのは、2020年から始まった本格的なライブ動画制作です。ストリーミングコンテンツは試行錯誤を重ね、自社で高いクオリティの音、そしてシネマチックな映像を武器に、技術を磨きました。その一つ目の作品が-Fearless Strength Faith Joy-です。

日本で新たに宮川純さんを迎えた素晴らしいバンドに出会い、音楽プロダクションも今までとは違うレベルまで磨くことができました。そしてそのプロダクションと映像が交差したのが、Blue Note Tokyoで行われた、2021年のTokyo Funk Sessionsです。Blue Note Tokyoさんも同様にパンデミック中に動画配信に力を入れていたところに我々のノウハウと技術が重なり、動画のクオリティが劇的に向上しました。

そしてYouTubeへのアップロード後、みるみると再生回数が伸び、あっという間に100万再生に到達します。しかも海外からのコメントがみるみると増えていきます。もう一歩のところまで掴みかけたアメリカの人々に歌声を直接届けるツアーの夢は一時保留となってしまいましたが、日本にいながら、インターネットを通じて彼女の歌声は確実に国境を超えて届いている実感を得られた出来事でした。

我々はその後もパンデミック中ながら、2回の日本ツアーを決行しました。地方での集客はパンデミックの影響で困難を極め、結果はとても厳しいものとなりました。


しかしそこで止まらず、各地で動画を撮り続け、その動画も同様にInstagramやYouTubeへとアップロードを重ねます。2022年にはこの動画がまたもやInstagramでヒットし、2万人のフォロワーはものの一ヶ月で5.5万人となりました。


2022年、私たちはついに海外にも挑戦を始めます。ワクチンの関係で渡航が制限されていたアメリカではなく、イギリスの攻略を試みます。久しぶりの海外の単独公演は12月にロンドンのPizza Expressという120人キャパシティの会場で開催されました。過去にはGregory PorterやNorah Jonesが演奏したという、伝説的なライブベニューでの公演は、なんと公演二週間前にソールドアウトとなったのです。集客力の強いライブベニューなのだろうと読んでいた私たちは現地でライブを目の当たりにし、自分たちの考えが間違っていたことに気づきます。ライブ後、熱狂したファンたちはほぼ全員が物販ブースに立ち並び、声を揃えてYouTubeの動画を見てきたと我々に語りかけたのです。

喉を壊して自分の行き先もわからなかった2020年から再び世界に大きく再挑戦する準備が整ったのです。


2023年、私たちが積み上げてきた成果が形になっていきます。5月には念願のアジア最大級のフェスJava Jazz Fesに参加することができました。このフェスティバルはNao Yoshiokaがデビュー当時から出演を懇願していたフェスティバルであり、公演は大成功に終わりました。

続いて再びロンドンおよびヨーロッパでのツアーに挑戦しました。今回は憧れのLondon Jazz Cafe。London Jazz Cafeといえば、ソウルミュージックやR&Bの殿堂のライブベニュー。私たちのようなソウルミュージックファンにはバイブルと言われている、D’Aangeloのライブレコーディングが有名です。

今回のキャパシティーは350人。前回の公演から比べると約3倍。少しまだ早いのでは?という現地プロモーターのアドバイスを振り切り、挑戦をします。今回はそれに加え、フランスはパリ、そしてオランダはユトレヒトの公演にも挑戦しました。

結果、London Jazz Cafeは初回にも関わらず、350人のほぼ満員の公演となり、更にバイラルの効果はイギリスのみならず、オランダ、フランスにも派生していることも実感できました。そして、現在では、ハウス/ヒップホップ・アクトのYaeji、ガーナ人シンガーでインタースコープと契約したAmaarae、プロデューサー/DJのAvalon Emerson、エレクトロニック・アクトのJacques Greeneも所属しているイギリスのブッキングエージェンシーのATCグループと契約も締結し、ヨーロッパでこれまでないほどに強固な地盤を固めることに成功したのです。

そして忘れてはいけないのは、動画のバイラル効果が一番高かったアメリカではまだ公演を行っていないこと。

ヨーロッパでこれだけの成果を手にした私たちが、インターネット上ではより強く高い反応を得ているアメリカに戻る時、これまでとは全く違う景色が見えているのだろうと確信しています。来たる2024年、私たちの夢は膨らみます。キャリア初の本格的なワールドツアーは「夢」ではなく現実的な「目標」であり、Nao Yoshiokaを更に広める「目的」として視野に入れたアルバム制作に入ります。


前回のアルバムをリリースした2019年から4年。この4年の間、シングルはリリースするものの、アルバム制作へは発展しませんでした。私たちは音楽を通して、世界に旅立ちそのインスピレーションでアルバムテーマを作り、制作をしていたからだと気づきます。世界基準で音楽を作る私たちにとって、日本から出れなかったことはとても窮屈であり、インスピレーションも枯渇してしまった感覚がありました。

もう一つの大きな原因は、パンデミック直後、Nao Yoshiokaに発症した自律神経失調症とパニック障害です。前作『Undeniable』をリリースした当時アメリカに住んでいた彼女は、アルバムリリース後のキャリアにすべてを賭け、社会的な「成功」を追い求め、プレッシャーをかけ、人々の評価を得るために日々努力を続けてきました。その夢はCOVID-19によって打ち砕かれ、症状の原因につながります。デビュー前は鬱で苦しんでいた彼女はまたもや精神的に追い込まれていたのです。

Nao Yoshiokaはこのタイミングで生き方を根本から見直すことを余儀なくされました。他人の評価を求めるのをやめ、自分らしく生きる道を選ぼうと決めます。そして、自分を解放し、自己の誇りを持つために「自分の愛することに没頭すれば、いろんな足枷から解放されるのではないか?」という結論に至ったのです。

その想いから、パンデミックの期間中、Nao Yoshiokaは自分の最愛にして最高の武器でもある歌唱技術を磨き、ステージパフォーマンスやファッション、様々なクリエイティブな制作に没頭しました。

この行動により、Nao Yoshiokaは成長を絶やすことなくパンデミックを乗り切りました。この一連の彼女の行動から、今回のアルバムテーマが決まります。



アルバムテーマは「フロー」

「フロー」は心理学者ミハイ・チクセントミハイによって定義され、人々が活動に深く没頭し、自我を忘れ、時間の経過を意識せずにいる状態を指します。これは高い集中力と吸収力を伴い、強い満足感があり、創造的な活動やパフォーマンスのピーク時に頻繁に体験されるものです。

創造的なプロジェクトに深く没頭すると、自身の思考や感情、固定観念から一時的に解放されます。アーティストや研究者が作業に没頭すると、時間や自己意識を忘れ、自己の束縛から自由になれる、その瞬間こそ「フロー」。

この「フロー」を重ねることで、Nao Yoshiokaは精神的な新境地を開拓しました。新アルバムでは、彼女が望む愛の在り方や世界観をテーマにしています。

参加メンバーは前作『Undeniable』から引き続いて参加をしてくれる世界で活躍するアーティストたちに加え、今回は世界各国の新進気鋭のアーティストたちも参加予定です。


SWEET SOUL RECORDS代表の山内です。Nao YoshiokaのA&Rとしてもう10年以上、彼女の活動を見守ってきました。そして、いままでここまでワクワクしたことはないほど、このプロジェクトに可能性を感じています。


Nao Yoshiokaとの取り組みは、開始当初から長期的なビジョンで描かれています。単なる一人のアーティストが売れるか売れないかという話ではなく、今まで日本人歌手には難しかった「世界基準で活躍できるアーティストを輩出する」という大きなテーマを掲げて始まりました。この10年、着実にそのミッションは遂行され、私たちが目指していたゴールに確実に近づいています。

グラミー挑戦への最大の理由は、Nao Yoshiokaの願いである、世界規模のツアーをコンスタントにできるアーティストになることでした。グラミー賞をとったアーティストは世界中で注目され、お墨付きといったイメージで各地のライブブッカー達が積極的にブッキングをする傾向があったことを、私たちは友人のアーティストがグラミーを獲得したことで目の当たりにしました。その経緯からグラミーを獲得することがその願いに向けた最短距離だと考えていたのです。

ノミネートは実現できなかったものの、大きな目標を掲げることで、私たちは成長をしました。

そして不屈の精神で挑んだコロナ中の動画への取り組みからのバイラルヒットはそれに匹敵するものとなりました。Nao Yoshiokaは今、あのLondon Jazz Cafeを満員にできるアーティストになりました。そして、ライブのクオリティは世界の耳の肥えたオーディエンスたちを熱狂させることができるようになりました。

動画のヒットだけではないのです。一番大きいのはアーティストとしての成長であると私は言い切ることができます。

コロナ中、Nao Yoshiokaの成長は著しいもので、彼女の不屈の精神とアートへの没頭は凄さまじいものでした。『Undeniable』から彼女の成長の片鱗は見てきましたが、まるで蛹から蝶に変貌するような変化を目の当たりにしました。圧倒的な自信を持ったステージパフォーマンス、表現力。2023年のヨーロッパ公演のオーディエンスたちの興奮具合が全てを語っていました。

このクラウドファンディングへの皆さんの参加は、日本人歌手の前人未到の境地へと誘うチケットだと私は考えています。

大手のように資金も人脈もなくても、知恵と愛で戦ってきた私たちのやり方が証明される瞬間です。今までの日本の音楽ビジネスの辞書にはなかった独自の活動が歴史に刻まれる瞬間になるはずです。

コロナ後改めて、イギリスやインドネシアに行ってNao Yoshiokaの歌う姿をステージ袖からツアーマネージャとしてあるいはカメラマンの1人として目の当たりにしました。世界は広く、さまざまなオーディエンスたちが世界中にいて、皆さんが普段聴いてくださってるNao Yoshiokaの楽曲たちが、多くの人に楽しまれる機会がまだまだあります。Nao Yoshiokaの著しい成長や、今回のアルバム制作に参加してくれるメンバー、バイラル効果など今回は今までよりも大きく躍進できる要件が揃っており、今までにないチャンスだと感じています。

私のことを知ってくださってるファンの皆さんはご存知だと思いますが、今も変わらず代表の自分自ら現場に出て、会社の最優先プロジェクトとして10年以上変わらぬ思いで、毎現場、丁寧に妥協なく、情熱を込めて運営してきました。下町で作られたロケットのように、きめ細かく情熱とこだわりが詰まったドリームプロジェクトです。

小さなプロジェクトではありますが、この領域における日本代表だと誇りを持ってやっています。参加していただいた皆様は、最前列に座っていただくサポーターとして、私は監督として現場や、アルバム制作の感動をお伝えし、感動をシェアできるように伝えていきます。

このプロジェクトはNao Yoshiokaの旅路を通して、一緒に音楽の歴史をかえられるプロジェクトであり、Nao Yoshiokaと私たちがその案内人として音楽の実力で世界の舞台までお連れしますので、ぜひ同じ景色を皆さんとご一緒できれば大変嬉しく思います。

最後に、私がレーベルを始めた15年前から、私たちの情熱、そして存在理由は今も変わりません。私たちのレーベルのメッセージ「SPREAD REAL MUSIC」は、日本から良い音楽を発信し、それと同様に世界から日本に良い音楽を届けること。つまりアーティストを支援し続けること。

Nao Yoshiokaの活動を通して、日本のアーティストたちに私たちが還元できる情報、経験、知恵などは着実に蓄積され、日本の多くのアーティストたちが、世界に羽ばたけるようにパンデミックで憚れたアーティストたちが今こそ世界中で羽ばたける環境が整いつつあります。

このプロジェクトを成功させて、より良いアーティストたちの活躍できる環境を作ること、それに貢献することを約束します。

予算の一部をぜひ皆さんにご協力いただき、Nao Yoshiokaチームとして、大きな成功を納めたいと思っています。


みなさんこんにちは!Nao Yoshiokaです!ここまで、読んでくださってありがとうございます!!!
去年10周年を迎えて、今年は5thアルバムの制作に向けて、クラウドファンディングを開始します。

シングルやプレイリスト先行の時流の中、アルバムを作ることはアーティストにとってとてもハードルが高くなってきました。私は今まで4枚のアルバムをリリースし、制作を通して大きく成長をしてきたことから、アルバム制作をすることの大切さを知っています。パンデミックを超えて体験した出来事で、感覚が進化し、メッセージやサウンドもより進化を遂げています。またこうしてアルバムに取り組めることにとてもワクワクしています。

今回の制作はアメリカやフィラデルフィア中心だった前回の制作チームから、パンデミック中に訪れたヨーロッパやアジアも含めた、よりワールドワイドな世界のアーティストとの新しいコラボレーションに溢れています。このアルバムの楽曲やプロダクションは私を新しいステージに連れて行ってくれる予感がしています。新たに始まるNao Yoshiokaのアルバムプロジェクトを通して、私たちは前人未到の境地へ向かい挑戦を続けます。その瞬間をみなさんと一緒に歩むことができればこれほど嬉しいことはありません。素晴らしいアルバムを作り、たくさん聴いていただいて、みなさんとツアー会場でお会いできることを心から楽しみにしております。

Nao Yoshioka


資金の使い道は主にアルバムの音楽制作費用が主軸となり、目標額を超えた場合には、追加リターンおよび世界ツアーの原資として使わせていただこうと思っております。海外渡航、スタジオ代、プロデュース費用、ミックス、マスタリングなど含め、500万円〜800万円ほどかかり、追加でジャケットデザインやプロモーションビデオなどでも数百万円かかります。為替の関係もあり、海外での制作が多いため、通常よりも金額が高騰しています。

14曲程度を制作し8曲〜12曲程度リリースしたいと考えています。またツアーに関しては、日本は東京、大阪、札幌、福岡を予定し、ヨーロッパはイギリス、フランス、オランダ。アメリカはニューヨーク、ロサンゼルスなどを中心に4〜5ヵ所、アジアは、台湾、インドネシア、シンガポールなどを視野に入れて予定しております。

また今回、CAMPFIRE様からご提案いただき、支援者様に手数料をお支払いいただく、新機能(エンタメ応援プラン)を利用させていただきます。

通常のクラウドファンディングはプラットフォーム側がクラウドファンディング主催から支援者様からいただいた合計額の17〜20%を手数料として徴収するケースが多く、主催はリターンにあらかじめ手数料の金額を上乗せして設定することが通例となっていますが、支援額と手数料を分けることによってより正確な支援額を支援者様にご提示の上ご納得いただくためにこの新機能を採用しています。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。


2023年
12月 クラウドファンディング開始・キックオフ

2024年
1〜2月 制作完了
2〜3月 シングルリリース
4〜5月 CDリリース
6月 アナログリリース
8月以降 全国ツアーおよびワールドツアー

※上記を目指して制作をしますが、フィジカルの生産ラインの都合やコラボレーションをするアーティストの都合など生産・制作過程で、遅延する可能性があることをご了承ください。



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