社会課題の解決をみんなで支え合う
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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。


この坂を登るとやすらぎが待っている
緑におおわれた高台に
さわやかな風がわたる
そして心地よい小鳥のさえずりと
心によりそう 温かな笑顔が待っている

ここは宮崎県延岡市山月町
子育て支援センター おやこの森

毎日たくさんの子ども達が訪れ
たくさんの笑い声が響き渡ります

私も通ううちに
今のおやこの森に足りないもの 
に気付き

今回 クラウドファンディングで
なんとしても このプロジェクトを達成し

お腹を空かせて待っている子ども達に

あたたかい食事を届け

一人ひとりの食べる力を豊かに育みたい

おやこの森の一助になりたい

その為に
おやこの森にキッチンハウスを作ります

「森のキッチンハウス」リノベプロジェクト
どうか皆さまのお力を貸してください!!



はじめまして。ページをご覧いただきありがとうございます。
宮崎県延岡市で生活に困っている方の支援を行うNPO法人自立生活支援延岡ほほえみの会 理事長の塩月雅代(しおつきまさよ)と申します。2020年に当会を立ち上げ「 すべての人々に居場所があり、安心して健康に暮らせる地域社会 」を目指し、コロナ過で生活が困窮してしまい住むところを失った方の居住支援や、DV被害者等のシェルター支援、子どもの学習支援などに取り組んできました。

このプロジェクトを考えはじめたのは昨年、夫の暴力から逃げてきた母子がシェルターにいたときのことです。お母さんは連日、警察署や裁判所に行かないといけない為、日中子ども達はおやこの森に預けることがありました。夕方になり子ども達を迎えに行った帰り道「今日は何を食べたの?」と聞くと「カレーばかりで飽きちゃったよ」と・・・。
当時、おやこの森の食事のことを知らなかった私は、小澤先生(おやこの森の施設長)に話を伺いました。その時はじめて、おやこの森の先生方の大変な現状を知り、子ども達のために、おやこの森のために、何かできることはないかな?と思いはじめたのがきっかけでした。


宮崎県延岡市の子育て支援センターおやこの森は、平成12年に「一園の百歩よりも皆の保育園の一歩」を合言葉に市内の認可保育園が共同で設立し誕生しました。当初は子育て支援センターとしての「遊びの広場」の提供と病後児保育からスタートし、子育て相談やファミリーサポートなど少しづつ支援メニューを増やしていき、今では多くの子育て家庭の皆さんから頼りにされる子育て支援センターになりました。

そして今日もたくさんのこども達がおやこの森を訪れますが、中にはさまざまな悩みを抱えたご家庭の子ども達も利用されます。
来所される際はお弁当を持参してもらうようになっていますが、最近では子ども達を緊急でお預かりすることなども増え、おやこの森で食事の準備をしないといけないことがあります。しかし、おやこの森にはこの狭い給湯スペースしかなく、できることといっても、レトルト食品スーパーのお弁当を温めて出すことぐらいしかできません。

この日私が伺った時は、買ってきたお弁当を子ども達が食べやすいようにハサミで小さく切り分けて、子ども達に食べさせてくれていました。

近年、子どもの食をめぐっては、発育・発達の重要な時期にありながら、栄養素摂取の偏り、朝食の欠食など問題は多様化、深刻化し、生涯にわたる健康への影響が懸念されています。また、親の世代においても食事作りに関する必要な知識や技術を十分に有していないとの報告がみられ、親子のコミュニケーションの場となる食卓において家族そろって食事する機会も減少している状況にあります。

また、ひとり親世帯の増加や私たちを取り巻く環境の変化、地域との関わりの希薄化によって「現代の育児は大変」だと感じる子育て世帯が年々増えてきている今、地域での子育てを見直さなければならないと感じています。

だからこそ、食を通じて親子や家族、仲間や地域との関わりを深め子どもの健やかな発達を促すことを目的とし、子ども一人ひとりの食べる力を豊かに育むための支援を行います。


おやこの森のちょうどすぐ横にあるこの古民家。昨年、子ども達のために使っていただけるのであればということで譲り受けました。古いですがとても綺麗でこれまで大切に使っていたのが分かる素敵なお家です。このお家をキッチンハウスにリノベーションします。

昔ながらの台所を、安心・安全に調理できる厨房に。また厨房とリビングの間に対面式の大きなカウンターを設けます。


延岡ほほえみの会とおやこの森のスタッフ、地域のボランティアさんや子ども達の親御さんと協力し合い、子ども達にあたたかくて美味しい食事を作ります。


地元の食材を使い、栄養バランスのとれた食事を通して食に関する興味や知識を育みます。


季節の食材を使った料理教室や離乳食の作り方などを学べるキッチンとしても利用することができます。


キッチンの横には広い和室や縁側があり、畳やふすまなど古民家の懐かしさはそのまま残し、自分たちで手入れや竹を用いて補修を行います。

食事や勉強などしながらくつろげるコミュニティースペースとしても解放し、これからも子ども達や地域のみんなで大切に使っていけるキッチンハウスにします。


「森のキッチンハウス」での食育活動を通して、子ども達の健康面のみならず、ひとり親世帯の支援につなげることが大きな目的でもあります。また、延岡には美味しい食べもの、食材がたくさんあります。それを子ども達に食べてもらい、延岡をもっと好きになってもらいたい。子ども達が大人になって「あの時あそこでごはんを食べさせてもらったな…」といつか思い出してもらえたら。そしてそれを次の世代の子ども達にして返してあげて欲しい。

おやこの森の園庭にある「あとからくる者のために」の歌碑。歌詞に「あとからあとから続いてくる あの可愛いものたちのため 今 自分にできる何かを してゆくのだ」とあります。きっとこのキッチンハウスも、あとからあとから続いてくる可愛いものたちに何かをつないでくれると信じています


(右)おやこの森・小澤のり子先生
(左)延岡ほほえみの会・塩月雅代
このおやこの森のキッチンに関しては、以前からずっと必要だと思っていたそうですが、現在おやこの森は市の委託事業費で運営しており、新たに予算を作ることが難しいそうです。また延岡ほほえみの会もNPO法人の為、この大きな予算を生み出すことができません。このクラウドファンディングで皆様のお力を借り、プロジェクトを達成するしか方法がありません

緊張に押しつぶされそうな毎日ですが、なんだかワクワクもしています。これから延岡に新しい‶支え合い”の形が生まれようとしている大きな期待と、何より子ども達が喜ぶ姿が目に浮かんでくるんです。

クラウドファンディングで集めた大切な資金は全てこのプロジェクトのために使用したい為、ご支援者さまからの協力費(12%)で手数料を負担させていただく「CAMPFIRE for Social Good」で募集させていただきます。

またリターンは、イラストレーターみよこみよこさんのご厚意で「森のキッチンハウス」為のに描き下ろしていただいたイラスト入りのお礼のポストカードや、おやこの森で「バイオリン先生」の愛称で親しまれている髙山由布さん達による「森の演奏会」へのご招待など、私たちや子ども達から感謝いっぱいの気持ちをお送りさせていただきます。



  • 2024/03/05 18:55

    昨年にスタートした、おやこの森の子ども達のキッチンハウスプロジェクト☆皆さまのおかげで着々と進んでおります( •̀ᴗ•́ )/先日は惣領公民館で、前回伐採した竹を、延岡工業高校生と惣領町地区の皆さんに協力していただき油抜き・加工作業を行いました‼200本以上ある竹をそれぞれ必要なサイズに切って...

  • 2024/02/19 15:07

    ポストカードは、イラストレーターみよこみよこさんが「森のキッチンハウス」のために書き下ろしていただいたイラスト入り(⌯'ᵕ'⌯)´-おやこの森をイメージしたピンクのゾウさんにのった小澤先生と子ども達、たくさんの親子や農家の方々がキッチンハウスに楽しそうに集まってくる様子を、優して明るい色合いの...

  • 2024/01/23 13:06

    おやこの森にキッチンハウスを作るためのクラウドファンディングを昨年11月20日から1月20日に実施し、140名の方に2,992,000円のご支援をいただきました!本当にありがとうございます(*˘︶˘*)また、クラウドファンディング終了後も、当会やおやこの森に直接ご寄付を持ってきてくださる方もい...

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