2023.11.16 皆さまのご支援のおかげで、目標金額100万円達成しました!!ありがとうございました!!
次は、ネクストゴール200万円を目指したいと思います!最後までどうぞ宜しくお願いいたします。

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こんにちは 私たちは「わたしと僕の夢」という認定NPO法人です。広がる格差社会の中、経済的に困窮しているひとり親家庭などを支援しようと2012年に福岡県久留米市でNPO法人になりました。

そして昨年、より高い公益性と適正な組織運営が求められる「認定NPO法人 」になることが出来ました。この社会的信頼のもと多くの方面から支援要請を受けていますが、その中にとても気掛かりな町がありました。 

私たちは小国郷(熊本県小国町・南小国町)の貧困家庭による子ども達の現状に危機感を感じ、小国町にも無料塾を開講し継続したいと思いクラウドファンディングに挑戦することにしました。

様々な家庭の子どもたちが教育の機会を失うことなく明るい夢を抱けるようにと活動をしていますが、私たちの本当の目標はそういうNPOがなくなる社会です。

日本では子どもの貧困が大きな問題です。生活困窮家庭やひとり親家庭で育つこどもは、大学への進学はおろか、高校への進学も阻害されやすい傾向にあります。さらに学習や進学で不利な状況に置かれることで、非正規雇用や低い給料で働く可能性が高くなり、貧困の連鎖に陥ります。

そこで私たちは、ひとり親家庭など生活困窮家庭の子どもの学習支援に力を入れています。こども食堂の機能も持たせて「おばあちゃんの家」のように暖かく子どもたちの将来を支援しています。

現在は5つの教室を運営しておりますが、今回はそのうちのひとつである小国町で開講した小国みらい塾を継続していきたいと思います。わたしたちは地理的格差で学習する機会に恵まれない子ども達の現状をなんとかしたいと小国町に無料塾を企画しました。

子どもの貧困を教育で変えるために、今まで活動してきました。 これからも継続して活動できるように、皆様応援お願いします。

住所:熊本県阿蘇郡阿蘇郡小国町宮原1680
小国みらい塾の特徴は小国郷(小国町&南小国町)の中学生及び熊本県立小国高校の生徒を対象に学習支援を中心として英数塾を提供する。将来的には小学生の基礎学力を強化することも目指します。


熊本県にある小国町はこんなところです。

熊本県阿蘇郡小国町は熊本県の東北、大分県と県境を接する人口6500人の小さな町です。

小国町の産業の中心を長く担ってきたのは林業(小国杉)。

農業ではダイコンの生産、1950年代後半に導入されたジャージー牛の飼育が盛んです。 稲作、ホウレン草や原木椎茸、小国杉の林業、鍋ケ滝や杖立・岳の湯などの温泉に代表される観光業が主な産業です。

町内には、全国的に有名な天然温泉施設(杖立温泉/わいた温泉)が多数ある住みやすく、居心地のいいまちです。


ひとり親家庭は多くありますが、中には離婚した親が子どもを祖父母あるいは祖母のみに預けて町外に出ているケースもあります。年老いた祖父母には孫といっても育てるのは苦労です。

まして国民年金だけで暮らしている場合は大変です。給食費の未納も多いと聞いています。

中学校では部活をしない生徒も多くなっているようです。田舎では部活をすると親が車で迎えに行かなければなりませんが、それが出来ないために部活をさせない。あるいは部活にかかる費用を払えないというのが理由の様です。

子ども達の可能性を少しでも伸ばしたいと思っています。将来は外に出ていく子ども達が、自分たちは大人に見守られていた、故郷は良いものだと思ってもらいたいと心から願っています。

ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

小国みらい塾
全国通訳案内士(英語ガイド)や中学校1級、高校2級職員免許(英語)をもっている西田が、英語塾として今年の9月に英語週2回、数学週1回の無料塾を開講しました。

東和塾
住所:福岡県久留米市東和町
火曜日、金曜日の18時半〜20時半まで困窮家庭の中学生を対象に居場所、学習、食事支援を行っています。現在は東和塾を卒業した高校生も数多く来塾しています。


あしたね塾
住所:福岡県久留米市東和町
月曜、水曜、土曜の18時より21時半までひとり親家庭の子ども達が対象です。 親御さんが仕事で帰りが遅く1人で寂しい思いをしている子ども達の居場所を作り学習支援や食事支援を行っています。 小学1年生から中学3年生までが対象です。


鳥栖とどろき塾
住所:佐賀県鳥栖市鎗田町
小・中学生を対象に無料塾を開催しています。


みやキッズハウス
住所:佐賀県三養基郡みやき町中津隈
町内の小学校に通う児童を対象に、子どもが安心して過ごせる「家でも学校でもない居場所」を提供しています。


日本に貧困と呼ばれている子どもたちがどれくらいいるかご存じですか?
実は現在日本では7人に1人が貧困の状態にあると言われています。

そして久留米市ではその子どもたちの割合が4人に1人。生活困窮家庭やひとり親家庭における貧困で子どもが、高い教育を受ける機会を阻害されやすく、教育を受けないことでよりよい仕事に就く機会を失い、貧困の連鎖に陥ります。

子どもや若者を取り巻く困難は多岐に渡り、教育上の問題、精神的な課題、依存問題、家庭環境の困難、社会的な課題などがあります。

これらの困難には個々の子どもや若者に合った支援や予防対策が必要であり、教育やカウンセリングの提供、支援体制の準備が必要です。


●子ども食堂(食事支援)

私たちの活動は、食事の提供を行うだけでなく、一緒に食卓を囲むことで子どもたちが心身ともに満たされる場所を届けています。子どもたちは炊き立ての温かいご飯が大好きです。

「おいしい」と言って何度もおかわりする子もいます。子ども食堂だけで、深刻な貧困や虐待などが解決するわけではありませんが、温かいご飯は、どんな事情を抱えた子どもでも、思わず顔がほころびます。誰かと一緒にいろんな話をしながらの食事は、そんな会話もごちそうです。あたたかな食卓は子どもたちの生きる力となり、子どもたちの心を支え続けてくれるものと信じています。


●居場所での過ごし方(生活支援・拠点型学習支援)

ここに来る子どもたちは、様々な環境で暮らしている子どもたちです。ひとり親家庭、両親ともそろっている家庭、金銭的に困窮している家庭、心が満たされない家庭などそれぞれです。

どうにかしたい、でもどうしたらいいのか分からない。子どもたちは悩みながら生活しています。そんな子どもたちがここで過ごす時間にルールはありません。

勉強したり、お喋りしたり、楽器を弾いたり、絵を描いたり、自分がやると決めたことをして過ごします。子どもたちは塾という名前ながら一般的な塾らしくない塾を「とても大切な場所」と言い、来るのを楽しみにしてくれています。

●オンライン学習支援の可能性(オンライン学習支援)

こちらはコロナ禍による学習機会の喪失、学習意欲の低下に直面した子どもたちに、オンラインによる1対1の学習支援を行いました。個々の学力に応じた個別指導により、学習意欲、学力の向上に一定の成果を上げることができました。

この事業の実施により、単なる学習機会の提供だけでなく、子どもたちが社会とのつながりをつかむ機会のひとつとして、オンライン学習支援の可能性も確認できました。

他にも、卒業生のサポート支援やダイバーシティ就労支援、アウトリーチ型支援など子どもたちが社会に出るためのサポートもしております。まだ課題は各々にありますが、様々な環境で悩んでいる子どもたちのためにも私たちは今後も活動していきます。

認定特定非営利活動法人「わたしと僕の夢」の佐藤有里子です。皆さんは、日本に貧困と呼ばれている子どもたちがどれくらいいるかご存知ですか?

実は、現在日本では7人にひとりが貧困の状態にあると言われているのです。そして、私たちが拠点を置く久留米ではその子どもたちの割合は4人にひとり。(参考 厚生労働省国民生活基礎調査、久留米市子どもの貧困対策推進計画より)

一見すると、綺麗な格好をしていて、まさかこの子が??と疑問をいだくレベルなのですが、自宅を訪問したり、生活状況をヒアリングするとその実態は本当にショックを受けるものがあります。

私たちの運営する「わたしと僕の夢」に通う子どもたちの中には、ぶどうの皮のむき方を知らなかった子ども、揚げ物が温かいということを知らなかった子どもたちがたくさんいます。

塾なんてもってのほか。食べることに一生懸命で学業にまでは到底家のお金は追いつきません。

それでも我が子になんとか学ばせたい。クラスの子どもたちの中で恥ずかしい思いをすることがないように学力をつけてあげたい。みんなと同じように高校へと進学させてあげたい。お母さんたちの思いは切実でした。

そんなお母さんたちへ、子どもたちが学習塾へ通うことができるだけのお給料を、会社で全てのお母さんたちに工面できればよかったのですが、経営上どうしても難しく。

そこで、お給料を上げてあげることができない代わりに、社員の子どもたちを会社に呼んで、みんなで交代で宿題を見てあげたのが無料塾の始まりでした。

そこからあれよあれよと通う子どもたちの数が増えていき、認定特定非営利活動法人「わたしと僕の夢」を設立するに至るのですが、多い年には100名ほどの子どもたちがここで放課後の時間を過ごしています。

子どもたちが将来やりたい職業など豊かな成長を遂げ未来を想像できるきっかけとなる体験の場として活用できるようこれからも支援していきます。

2011年の東日本大震災をきっかけに故郷小国町に帰って11年。高校卒業以来40年ぶりの故郷は人口も半減、豊かだと思っていた町が高齢者ばかり。中学校で千人以上いた生徒数が百数十人と信じられない激減ぶりでした。

帰郷と同時に地元の高校や中学校で英語の非常勤講師をしました。時代が進み、より便利で都市と田舎の地域格差は少なくなっているはずです。

それにもかかわらず学力に問題のある子どもの数、経済的に困窮している家庭の数、育児に十分な関心を持てない家庭の数がかなりの数になることにも衝撃を受けました。

若者は町から出ていき、元気がなくなっている町の子ども達の未来に、少しでも役立つことをお手伝いできればと考え無料塾を開いて子ども達の学力アップを目指したいと思いました。

子ども達の目がキラキラ輝き、町が元気を取り戻すには一にも二にも人材づくりです。その基盤が教育にあります。先ずは中高生と考えましたが、小学校から基礎学力を育てることが大事です。

多くの可能性を秘めている子ども達を何とかしたい、自分で考え行動できる子ども達を育てるためには大人の力が必要です。どうか皆さまのお力をお貸しください。笑顔の子どもの数が1人でも増えるようによろしくお願い申し上げます。


さいごに

2024年に発行される新千円札の肖像画に採用が決定し、破傷風菌の純粋培養の成功、ペスト菌の発見や血清療法の確立など様々な功績を残している北里柴三郎博士は小国町の出身です。

国内外での伝染病予防と治療に貢献したことで知られていますが、教育活動にも熱心に取り組み、貢献した博士は「学ぶこと」と「人とのつながり」を大切にされました。

この学習と交流の精神は子どもたちの今を少し変えることで将来が大きく変わると信じて「出会い」と「支援」が重要だと思っている当団体にも通じる理念であります。

NPO「わたしと僕の夢」は様々な事業を通して、これからも町内外の多くの子どもたちの交流の場、新たな人とのつながりを生み続けていきます。

皆様どうぞ宜しくお願いいたします。

久留米大学 文学部 社会福祉学科 教授 上原 紀美子様
認定特定非営利活動法人「わたしと僕の夢」は、久留米市を拠点に、生活困窮世帯の子ども達等への支援を行っている団体で、その支援のあり方、成果について一定の評価を得ている団体です。

今回、「わたしと僕の夢」が、熊本県の北東部に位置する小国町で、生活困窮世帯の子ども達への支援として、英数を学べる「無料塾」を開講するため、クラウドファンディングに挑戦することをお聞きしました。

貧困の連鎖を防ぐため、また子ども達の将来の選択肢を増やすうえでも、高校進学は絶対に必要です。団体の子ども達への想いが、小国町でも実現することを願っています。


2023年7月21日~ 短期無料英語塾開講
2023年11月 クラウドファンディングスタート
2023年12月 クラウドファンディング終了
2024年1月~ 定期的に無料英語塾開講
2024年1月末頃 リターン発送開始


【寄附金控除について】

当法人は、令和4年5月31日付で、福岡県知事より「認定特定非営利活動法人」との通知を受けました。
(通知番号 4社活第73号)
当法人に対する寄附金は、税法に規程する寄附金控除に該当します。
本プロジェクトへのご寄付はわたしと僕の夢への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、わたしと僕の夢が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。

※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
※領収証発行時期:2024年1月末


HP:https://www.watashitobokunoyume.org/
〒830‐0035福岡県久留米市東和町4-4 ウイングコート久留米
Tel : 0942-36-2626 Fax :0942-36-2626


ページ制作サポート:株式会社パーシヴァル

  • 2024/01/30 13:23

    あっという間に1月が終わろうとしています。ようやくリターンの準備が整い、本日発送が完了しました。発送したリターンの品をご紹介します。・つるつる、すべすべした手触りの積み木セット(触ったわけではありません。見て分かるくら   いなんです)「わーー!」という声が出る可愛さの、くまモンクリップ・ため...

  • 2023/12/28 16:26

    クラウドファンディングへのご支援ありがとうございます。小国・久留米・鳥栖・みやき、全ての事業所が本日年内最終日となりました。各事業所で大掃除を実施し、1年間が無事に終わったことを実感しました。久留米では昨日午前中に東和塾の子ども達がエアコンのフィルター掃除や、畳を全て上げて床拭きをし、夕方から...

  • 2023/12/27 18:26

    ほぼ2か月間のクラウドファンディングも数日を残すのみとなりました。初めてのことで私自身不特定多数の方々にご支援をお願いすることへのためらいが少なからずありました。どうしたらよいのか戸惑いながら、先ずは知り合いの方お一人お一人に「わたしと僕の夢」「小国みらい塾」が何なのか、なぜ無料塾が必要なのか...

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