※11月24日追記

 当プロジェクトにご共感いただき本当にありがとうございます。

ご支援くださった皆様のおかけで、初日で目標金額を達成することができ、念願だった絵本の製本を実行することができます!

心から感謝の気持ちで胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。

ご支援いただいた資金は大切に使わせて頂きます。

 ネクストゴールの80万円も達成致しました!

絵本も増刷することができます!本当にありがとうございます!

 少しでも多くの方に絵本を読んで頂き、視覚障害について考え、交流する架け橋になりたいと思っています。

どうぞ最後まで応援よろしくお願い致します。

小原絢子


⚫︎はじめに・ご挨拶

 当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

 全盲の娘を持つ2児の母親で,小原絢子(おはら あやこ)と申します。

 娘は1歳の時に希少がんの一つである小児がん、網膜芽細胞腫と診断され、約3年間治療をしました。しかし、その甲斐なく、3歳の時に両眼ともに摘出となってしまいました

 そんな娘と共に治療をしながら絵を描き続け、全盲の子どもをテーマにした絵本を作成しました。


 ひとをおどかすのが好きなおばけが出会った男の子が全盲で、目が見えないはずの男の子が見ている世界に、おばけが魅了されていくというストーリーになっています。


⚫︎このプロジェクトで実現したいこと

 「目が見えないってどんな世界だろう」その世界を描いた絵本を多くの子どもたちに届けたいです。この絵本を通じて視覚障害に対する理解を深め、交流するきっかけになればと思っています。心のバリアフリーの輪を広げていきたいと思っています。


⚫︎プロジェクト立ち上げの背景

 娘は両目の摘出手術を受けるまで、だんだんと視力が落ちてきて、歩くのも怖がるようになっていしまいました。

 そんな娘を横で見ていて、光を失うことの恐怖を感じるようになりました。

 しかし、娘は摘出手術を受け光を失ったものの、それを怖がることなくすぐに順応し、視覚以外の感覚が鋭くなっていきました。視覚を失った娘は聴覚、嗅覚、触覚などの語感を使ってものを見ています。

 全盲になっても元気で明るく楽しそうに生活する娘に救われると同時に、全盲であることで広がった可能性を感じるようになりました。

娘のおかげで障害は一つの個性であると心から信じられるようになりました。

 しかしながら、以前の私のように、世間では視覚障害に対する知識や理解がまだ少ないように感じます。娘も見える子どもたちと一緒に安心して遊んだり交流できる場所が少なく、寂しい思いをさせることがあります。

 この絵本を手に取ってもらうことで、子どもたちに「目が見えないってどういうことだろう」と考えるきっかけにしてほしいと思います。

 多くの方に絵本を読んでもらって、子どもたちが大人になった時に、障害があってもなくても関係なく、お互いに受け入れ、支え合いながら生活できるような社会の実現を目指したいです。

 以前NHKさんに取材して頂きました。

元気いっぱいな娘の姿も撮影してもらっています。

よろしければ下記記事の動画もご覧ください。


⚫︎プロジェクトについて

 絵本は、お子さんが手に取っても痛みにくいハードカバーでの製本予定です。少しでも多くの方の元へお届けできるように、どうぞお力をお貸しください。


⚫︎網膜芽細胞腫について

 網膜芽細胞腫は17,000人に1人の割合で発症する小児がんです。私は娘の眼球の中に白く光もの(白色瞳孔)を見た時、まさか娘ががんだとは、微塵も思いませんでした。

 地方の眼科で「これは悪性腫瘍で、このままだと失明するどころか、命に関わる」と告げられ、絶望で膝から崩れ落ちました。

 この病気は希少がんと言われているものの、17,000人に1人という数字は決して少なくはありません。そしてお子さんの大切な命と視力を守るためには早期発見が本当に大切です。実際に私も、娘の病気にもっと早く気づいてあげられてたら、失明することはなかったのではないか…と考えてしまうことが今でもあります。

 この本の最後のページに簡単ではありますが、網膜芽細胞腫についての注意喚起を書かせていただきました。この絵本を通じて、多くの方にこの病気のことについて知って頂き、少しでも大変な治療を受ける子どもたちを減らす手助けができたらと思います。


⚫︎これまでの活動

 私は娘の病気が発覚した頃から絵を描き始めました。娘とともに病院に付き添い入院をしながら絵描き続けていました。

 同じく小児がんで頑張っている子どもたち,大変な付き添い入院をされている親御さんのために,絵を通して少しでも勇気や癒しをお届けできたらと思い,県立病院での作品展示を始め,児童館や地方のギャラリーでの個展を開催しています。たくさんの人に絵を見ていただけることで,病気のことを知って頂く機会を作れたらと言う思いで活動しています。

 インスタグラムにて作品の掲載と娘の病気について発信しています。

🌹Instagram@ahhin.art


⚫︎リターンについて

・1,000円 絵本のイラストのポストカード1枚

・3,000円 絵本のイラストポストカード5枚

・5,000円 絵本1冊

・15,000円 絵本2冊と絵本のイラストのポストカード3枚

・20,000円 絵本3冊とポストカード5枚

・100,000円 絵本1冊とオーダーで原画をお描きし,額装してお送りします。(限定3名様)

・200,000円 感謝の気持ちを込めたメッセージをお送りします。


⚫︎資金の使い道,計画内容

 ご支援頂いた資金は主に絵本の製本,自費出版に使わせていただきます。

印刷会社または出版社さんに相談の上,絵本を製本、印刷します。絵本が納品され次第発送していきます。

 絵本は50冊を製本予定で,費用は約250,000円です。

 残りの資金は,リターン費用に充てさせていただきます。絵本以外のリターンはポストカードの印刷代,メッセージカード代,原画額装代(原画の大きさによります),送料に充てさせて頂きます。

 ポストカードは印刷会社に発注し,納品され次第発送していきます。費用は約100,000円を予定しています。

手数料(17%)+消費税の分の65,450円は足りなければ自己負担する予定です。

 当プロジェクトが成功した場合に限り,絵本は児童館、病院、図書館など、受け入れ可能な施設に寄贈したいと思っています。 


⚫︎スケジュール

11月  クラウドファンディング終了
12月  絵本入稿
        リターン制作
2024年 1月,2月  リターン発送


⚫︎最後に

 娘はもうすぐ4歳になり,がん治療もとりあえずひと段落することができました。きつい抗がん剤を使っての治療でしたが,今はとても元気で今月から盲学校の幼稚部に通っています。ただ生きていてくれることに感謝の毎日です。

 娘は光を失いましたが,「目の前は決して真っ暗ではない,人生は色彩豊かで明るく楽しいことがたくさんある」と言うことを伝えたく,その想いを絵本に込めました。多くの方に絵本を手に取って読んで頂き,少しでも人生を生きる上でのお手伝いができたらなと感じます。

 どうぞご支援の程,よろしく お願い致します。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。


  • 2024/04/09 16:48

     お世話になっております。 『絵本を出版して視覚障害の方との架け橋になりたい』のクラウドファンディングご支援本当にありがとうございました。リターンもお受け取り頂き、ご感想もたくさんお聞かせ頂いております。とても嬉しく、ありがたく拝見しております! 少し遅くなってしましましたが、先日、『いたずら...

  • 2024/01/06 15:55

    お世話になっております!先日ポストカードの発送が完了しました!姉にシールはりを手伝ってもらいました♪絵本とポストカード両方にご支援くださった方には絵本と一緒に送らせて頂きます。また、絵本の原稿の入稿もやっと完了しました!見本が送られてくるのが楽しみです⭐︎またご報告致します小原絢子

  • 2024/01/01 15:24

    あけましておめでとうございます!昨年はお世話になりました!今年もよろしくお願いいたします。新年早々ですが、やっとポストカードが届きました!絵本の入稿にはまだお時間かかっております。。ポストカードは準備ができ次第、順次発送していきます!取り急ぎですがよろしくお願いします!小原絢子

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