はじめに・ご挨拶
私たちはフレスコボール日本代表選手団『FRESCOBALL ALL JAPAN 2023』です。
2023年の日本国内シーズンをペアの“絆”で戦い抜き、日本代表選手団として選ばれた9組13名は、フレスコボール発祥の地ブラジル・リオデジャネイロ州コパカバーナ・ビーチで2023年12月9日・10日に開催される「フレスコボールブラジル選手権2023(OFI Frescobol Circuit)」に出場します。
2013年日本フレスコボール協会の発足以来、毎年日本代表選手団はブラジルの大会に挑み続けてきました。
2019年の出場以来、コロナ禍の影響で3年間出場を断念することを余儀なくされていましたが、3年ぶりの2023年3月に開催されたブラジル大会では、ミックスカテゴリ優勝&3位・女子カテゴリ準優勝&3位という好成績を残すことができました。一方で、私たち選手団が狙い続けているのは、『全カテゴリ優勝』の悲願です。
ビーチスポーツの国際的な祭典「World Beach Games」が2019年に始まり、いずれ競技種目にフレスコボール採用されるのも時間の問題だと認識しています。そのとき、世界の頂点に日本人選手が立つための試金石として、このブラジル選手権はフレスコボーラーにとっては最重要かつ最高峰の大会といえます。
一方、日本においてはまだまだ発展途上のフレスコボール。選手たちの海外渡航費は、選手負担となっているのが現状です。もちろん、将来的にはスポンサー様などとの出会いを通じて万全な選手サポート体制を整備できることが理想です。そのためにも、日本における競技価値を高めることに繋げる「ブラジル選手権」にしたいと考えています。
私たち日本代表選手団と、フレスコボールという競技を応援していただけるようにーー。ひとりでも多くの方にこの想いが届く可能性を信じて本プロジェクトを実施させていただくに至りました。
フレスコボールというスポーツについて
思いやりのスポーツ
フレスコボールは味方同士でラケットとボールを使ってラリーを続けます。そのため競争ではなく、協同で行うスポーツと言えます。思いやりを持って相手の打ちやすい所へボールを打ち返すことが、より高いパフォーマンスを生む。そんな思いやりのスポーツです。
フレスコボールの歴史
フレスコボールは、ブラジルはリオデジャネイロ発祥の新感覚のビーチスポーツです。
1945年にリオデジャネイロの、コパカバーナビーチで考案されました。以来、各地のビーチで親しまれるようになっています。
日本フレスコボール協会は、このスポーツを日本で多くの人に知って楽しんでもらいたいと、2013年に設立されました。
近年では、スペインやイタリアといったヨーロッパ、オーストラリアやニュージランド、アメリカではフロリダやカルフォルニアといった西海岸で広く楽しまれており、競技人口も急速に増えています。
日本国内フレスコボールの競技拡大
2013年に日本フレスコボール協会が発足し、日本国内での競技が始まりました。
当時、十数名だった選手たちが自らの懸命な普及活動を行い、今では全国18都道府県27のJFBA公認地域クラブと3の公認学生団体が設立されています。
コロナ禍では、大会を思うように行うことができないというビハインドがありながらも、ソーシャルディスタンスを保ちながら誰しもが簡単に始めることが出来るスポーツとして、テレビや新聞雑誌等の各種メディアに取り上げていただくなど広く認知を得ることが出来たことが、全国に競技が広がった一つの大きなきっかけともなりました。
フレスコボールも他スポーツ同様、選手個人のアスリートとしての能力ももちろん重要ですが、ペア同士が協力し合うこと、わかり合うことがそのまま結果に直結するという稀有なスポーツです。
この平和的スタンスが大前提としてある素晴らしいスポーツを、もっと日本ひいては世界にアピールするための大きなきっかけとするために、今回の挑戦で全カテゴリ優勝を日本に持ち帰りたいという強い想いを持っています。
日本代表選手団(FRESCOBALL ALL JAPAN 2023)の紹介
2023年の国内フレスコボールシーズンを戦い抜き、日本代表選手団としてブラジルへ向かう各カテゴリ全ペアを紹介いたします。
▼男子ペア
〈ジャパンオープン優勝&JFBA年間ランキング1位ペア〉
赤塚康太(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
五十嵐恭雄(所属なし)
〈JFBA年間ランキング2位ペア〉
松井芳寛(フレスコボール関西Grêmio VENTO)
岸田直也(フレスコボール関西Grêmio VENTO)
〈JFBA年間ランキング3位ペア〉
山下祥(フレスコボール明石 Grêmio PONTE)
中野克希(フレスコボール明石 Grêmio PONTE)
※本ペアは、選手の都合により9-10日開催の「フレスコボールブラジル選手権2023(OFI Frescobol Circuit)」には欠場し、別大会での出場を予定しています。
▼女子ペア
〈ジャパンオープン優勝&JFBA年間ランキング2位ペア〉
風味千賀子(フレスコボール関西Grêmio VENTO)
宮山有紀(フレスコボール関西Grêmio VENTO)
〈JFBA年間ランキング1位ペア〉大久保美音(琉球フレスコボールクラブ)
落合真彩(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
〈JFBA年間ランキング3位ペア〉
青木沙耶香(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
鈴木麻井子(逗子フレスコボールクラブ)
▼ミックスペア
〈ジャパンオープン優勝&JFBA年間ランキング1位ペア〉
大川拓真(逗子フレスコボールクラブ)
落合真彩(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
〈JFBA年間ランキング2位ペア〉
赤塚康太(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
青木沙耶香(湘南鵠沼フレスコボールクラブ)
〈JFBA年間ランキング3位ペア〉
五十嵐恭雄(所属なし)
宮山有紀(フレスコボール関西Grêmio VENTO)
資金の使い道・実施スケジュール
今回のプロジェクトで集められた資金は、各選手が個人で負担するブラジル選手権出場のための遠征費に充てられます。
遠征費:各人にて負担
└往復渡航費:約30万円
└宿泊費:約10万円
スケジュール
2023年
11月 クラウドファンディング開始
12月上旬 選手団がブラジル大会に向けて日本出国(選手によって異なる)
12月9日・10日 ブラジル選手権2023(OFI Frescobol Circuit)出場
12月10日 クラウドファンディング終了
12月中旬頃 日本帰国(選手によって異なる)
リターンの詳細
◆全員応援プラン
①3,000円プラン
本プロジェクトに共感いただき「とにかく選手をフレスコボールを応援したい!」という方のためのプランです!
ご支援いただいた方には、大会が終了し選手帰国後に、「出場選手全員からのお礼とメッセージつき報告メール」をお送りいたします。
◆各ペア応援プラン
③10,000円プラン
「応援したいペア」を選んでエールを送ることができるプランです!
ご支援いただいた方へは、大会が終了し選手帰国後に、「選手からのお礼とメッセージつき報告メール」をお送りいたします。選手によっては、任意のリターンが用意される場合がございます。
※ご支援いただいた方のお名前を把握するため、システム仕様上、すべての方に「お届け先(お名前+住所含む)」の登録をお願いしています。
〈最後に〉「思いやりのスポーツ」を通じて、社会をもっとよくしたい!
「どこが相手の打ちやすい場所だろうか?」
「どんなボールを打ち返せば、ラリーが続くだろうか?」
これ、実は「コミュニケーションの基本」が凝縮されたスポーツなのでは。
このスポーツが広がることで、社会がもっとやさしくなっていくのではーー。
多くのフレスコボーラーが、この競技に熱中する一つの理由がそこにあります。
ご近所付き合いがなくなり、人と人のつながりが希薄になったと言われる現代社会で、
人と人のコミュニケーションをデザインする、あたたくも情熱的なスポーツが、フレスコボールなのです。
ブラジル選手権で勝つことで、フレスコボールという競技の価値を高めたい。
そして、人と人とが繋がるやさしい社会づくりの一助になりたい。
そんな壮大な夢に挑戦する13名のために、皆様の力を貸してください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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