※リターンの内容に一部誤りがありますのでお読みください!
10,000円ご支援のリターン「幸盛園のみかんジュースとドライみかんのセット」の内容について
・みかんジュース1本とドライみかん1袋
・みかんジュース4本
が二重に記載されていますが、正しい内容は
【みかんジュース4本とドライみかん1袋】
でございます。
プロジェクト公開後はリターンの内容の編集ができないためこちらにてお知らせいたします。
分かりにくい表記となってしまい大変申し訳ございませんが、ご確認の上リターンをお選びくださいませ。


プロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます!

私たちは愛媛県松山市の離島、中島に住む夫婦、古宅守・愛子、通称コタク家と申します。

2019年に松山市内から中島に移住し、「THE BONDS」という宿を管理・運営しておりました。

4年間の生活の中で、中島の素晴らしい自然や島民の方々の暖かさに触れ、この島に住みたい、この島をもっと活性化したい、旅行者の方にもっと中島を楽しんでもらいたい、そんな思いを抱くようになり飲食店開業を決意、島に骨を埋める覚悟で自宅も購入しました。

現在は管理人業務を卒業し、自分たちの店舗の開業準備を進めているところです。

【コタク家プロフィール】

古宅 守(コタク)

・経歴:愛媛県大洲市にて誕生。20代よりバーテンダーとして生きる。松山でショットバー経営ののち中島に移住。

・趣味:音楽、飲酒、ゲーム、アニメ

・座右の銘:Like a rolling stones

古宅 愛子(アイコ)

・経歴:愛媛県松山市にて誕生。数年間のアパレル勤務を経て、古着屋&ショットバー経営。大学生協勤務後中島に移住。

・趣味:音楽、飲酒、ゲーム、アニメ

・座右の銘:死ぬまでドキドキしたいわ

私たちの日常や離島での暮らしをYouTubeで配信しております。
このプロジェクトの過程も動画にしていく予定ですのでどうぞご視聴ください。
離島のコタク家


『島の中にカフェや飲食店はありますか?』
『外食できる場所がないから楽しみがないし、家族が帰ってきた時に困る』

私たちが移住をし、宿を運営している中で、旅行者の方や島の住人から何度も聞いた言葉です。

島の飲食店不足は旅行者だけでなく、島に住む住民の方が抱える大きな問題の一つです。

中島は、愛媛で有名なしまなみ街道などの島々とは違い、橋で繋がってはいません。
移動手段はフェリーのみ、全てを島の中で賄わないといけません。
観光地化もされておらず、飲食店もほんの数軒のみ、スーパーもわずか2件、コンビニもカフェもありません。

日曜日は特に、飲食店も大きなスーパーもお休みのため、日帰り旅行や島内の飲食店で食事を取ろうと思って来られた旅行者の方は、大袈裟に言えば飲食難民になってしまう可能性もあります。

なんでもコンビニで買えばいいや、家に何もなかったらどこかに食べにいけばいいや、といったことができないのです。

挽きたての美味しいコーヒーを飲みながら美しい海を眺める・・・たまにはこんなことがしたくなりませんか?


私たちが宿をやっていて、特にお客様からの声が多かったこと、それは
『フェリーの時間まで過ごす場所はありますか?』
です。

中島の大抵の宿泊施設は10時チェックアウト。それから一番早いフェリーは大浦港11:40分発のものしかありません。
約1時間30分・・・港近くには観光名所もなく、座ってゆっくりコーヒでも飲もうかというところもなく、フェリーの待合所でひたすら待つだけということになります。


また反対に中島に到着されて、気候が良ければサイクリング、釣りなどのアクティビティもできますが、雨が降れば宿で過ごすだけ・・・なんていうこともしばしば。
何もないことが離島らしくて良い、非日常だという声も多くありますが、中島に来てよかった、楽しかった、また来たいと思っていただける理由の一つとなればいいなと思っています。

『島でカフェラテが飲んでみたいからカフェを作って!』

島でもおしゃれなカフェに行ってこんな風に過ごしてみたいと思う子供たち

島内に住むとある女の子の言葉です。

私は小さい頃から母に喫茶店に連れて行ってもらっていました。
そこで飲んだクリームソーダが大好きで、少し大人になったような気持ちになれて、とても嬉しく、いつまでもその記憶が残っています。

コーヒーや軽食が取れるお店、仲良しグループやママさん友達、小さな子を連れて食事に行ける場所、友達と気軽に集まれる場所を作って、島に住んでいる人たち、これから中島で育っていく子供達にも、もっともっと中島が住みやすく楽しい所だと思って欲しい、大切な思い出になる場所を作りたい、その一歩として私たちがお店を作ろうと思いました。

【みかんが美味しい、景色が良い、なんといっても人が良い!】

中島は松山市の沖合に浮かぶ忽那(くつな)諸島の島々の中で一番面積が大きい島です。
高浜港から野忽那島、睦月島を経て中島の大浦港まで高速船で約30分、フェリーで約1時間で到着します。

中島は日本有数の柑橘の産地で、一般的な温州みかんをはじめ様々なブランドみかんもたくさん作られています。
中島のみかんは日当たりの良い場所で育つものが多いため、甘くてプリプリとしていてとっても美味しいです!

愛媛のブランドみかんとして名高い『紅まどんな』5月は島中が甘いみかんの花の香りでいっぱいに

しかしながら、現在過疎化が進んでおり、かつて15,000人以上いた人口も現在は約2,000人にまで減少し、農家さんの高齢化も伴い耕作放棄地が増え続けているのが現状です。

『夕陽の楽園』

瀬戸内海国立公園に指定されている姫が浜ビーチ。
夕陽の楽園という別名もあります。
目の前いっぱいに広がる空と海。
その眺めは言葉にできないほど、シーズンを問わず大変美しい。
ぜひ一度見ていただきたい景色です!

『天国が見える椅子』 姫が浜ビーチの眺めはとても幻想的

夏休みシーズンには四国最大級の会場アスレチック「スプラッシュビーチThe中島」が開催され、たくさんの海水浴客で賑います!
夏は島の宿泊施設の空きがなくなるほど、全国からたくさんの方が来られます。
島が一番賑わう季節です。

姫が浜ビーチで開催される中島トライアスロンでは県内外を問わず参加者が集い、島が一丸となって行われるイベントです。
コロナ禍で3年間中止されていましたが令和5年では無事開催され、第35回目と歴史のある大会となっております。

人口が減りつつある中島ですが、たくさんの人が集まる魅力も力もある島だと思っています。
年々移住者も増えており、若い人たちも定住しています。

『歩いていただけでみかんををもらいました』

と、ある旅行者の方がチェックインの際に両手にレジ袋いっぱいのみかんを下げて来られた時の言葉です。
宿に向かって歩いていると、島内の農家さんに話しかけられ会話をしていると、「これ持っていき!」とみかんを渡されたそうです。
見ず知らずの人に親しく話しかけられるということは、都会ではありえないことですね。
私たちも最初に来たときはびっくりしましたが、今ではこちらが話しかける側になっています!笑

困っていたら助け合う、たくさん持っているものは分け合う、何かを貰ったら別の何かでお返しする。
そういった思いやりと助け合いの精神が溢れている中島です。


【閉店後の銀行内部の様子】

2022年7月に閉店した伊予銀行。
その中は今このようになっています。

残置物がかなりあります。
使わないもの、いらないものは銀行さん側が撤去してくださるそうです。
元銀行という雰囲気を残し、使えるものは利用していこうと思っています。

【できるだけ捨てるものを少なく、利用できるものは利用する】

実は、中島は「持続可能な開発目標(SDGs)」推進の先行事業として「スマートアイランドモデル事業」が進んでいます。
先端技術によって離島特有の課題を解決するもので、太陽光発電した電力を、低速電気自動車(EV)「グリーンスローモビリティ」やスポーツタイプの電動アシスト自転車「イーバイク」に利用するといった取り組みが始められています。

資源や物資が少ない離島では、あるものを利用する、壊れたものは直して使う、ということが当たり前。
なんでも自分の力で直したり作ったりする島民のDIY力には驚きます。

【店舗のイメージ図】

現在の店舗の構想図です。
イベントスペースとしての利用もしていただける広さがありますので、島内外の方々に活用していただければと思います。


【店舗の場所】

銀行跡地は、大浦港から徒歩2分、中島の中心地にあります。
また周辺には農協、共同選果場、市役所の支所、造船所もあり、お仕事の方もたくさんいらっしゃいます。
スーパーも近くにあることから、島民が集まる地域でもあるので、飲食店として利用していただくには好立地だと思います。


【島のしあわせ、セブンス・ヘブンで】


店名の由来は、私が人生の中で一番好きなゲームに出てくる酒場の名前です、と言うとそういうコンセプトカフェなのかと思われるかもしれませんが、そうではありません!
そのお店は必死に生きた地域住民の1日の労を美味しいお酒でねぎらい、明日への元気をもらえるような、さまざまな人々が集って楽しめるような憩いの場所、まさしくその地域の「天国」になっているというイメージでした。
いつかまた自分がお店を作ることになったら、そんなお店を作りたい、この名前をつけたいと思っていました。

理由はそれだけではありません。
中島の東線を走る船の名前は「ななしま」。
中島がある忽那諸島の海域では平安時代から室町時代にかけて海上勢力の忽那氏(忽那水軍)が活躍し、忽那氏の勢力下にあった島々は「忽那七島」と称され、中島、睦月島、野忽那島、二神島、怒和島、津和地島、山口県岩国市に属する柱島を含む7つの島を指すそうです。
この偶然にも「7」という共通点があることに運命的なものを感じたのです。
また、宗教上ではSEVENTH HEAVEN(第7天国)で神様に会えるという意味もあります。

お店に集まる人たちがそれぞれに楽しみ、癒され、島の時間を幸せだと思ってもらえるよう、飲食だけでなくコミュニティイベントの場や、観光情報の提供ができる拠点になりたいと考えています。


【ちょっと遅めのモーニングからランチタイム、お昼間からお酒やおつまみも】

お店の1日のスケジュールのイメージとして次のように考えています。

・10:00オープン 軽食やコーヒで遅めのモーニングやフェリーの待ち時間に
島民や旅行者の方に、時間を潰せて小腹を満たしていただけるモーニングプレートをご用意。

モーニングのイメージ 遅めの朝食やブランチに

・11:30〜ランチ営業   日替わりや週替わりで選べるおかずのワンプレートランチやサンドウィッチ等のテイクアウトも
中島は島外から通いで働きに来られている方も多いです。
毎日気軽に利用していただけるようなランチをご用意したいと思います。
おかずが選べるランチプレート 働き盛りの男性にも満足していただけるようなボリュームで

日によってはハンバーガーランチ
ランチボックスでのテイクアウトも

・14:00~17:00 中島ならではのスイーツやドリンクでのんびりタイム
ご家族で、お友達同士で、お一人様でもゆっくりとティータイムを楽しんでいただきたいと思います。

中島はみかんだけでなくレモンやライムも栽培されています

みかんを使ったパフェのイメージ 地産地消で中島を元気に!

・〜22:00 BARタイム バーテンダーコタク厳選のお酒やカクテル、愛媛のクラフトビールも提供
旅行で来られた方には地元のお酒を、島内の方には少し贅沢な大人の時間を楽しんでいただきたいと思っています。
THE BONDSで培った料理の技術を活かし、地元のお魚を使った料理や、お酒に合うおつまみをご用意いたします。

厳選したウィスキーや地元の柑橘を使ったカクテル、オリジナルミートパスタもご提供します


・ドリンクは全ての時間でテイクアウト可能、オープンからアルコールもご提供いたします

イートインだけでなく、気軽にドリンクをテイクアウトするだけでも使っていただけるようにします。
また、お昼間から飲めるとことがほしいという声にも応えたく、アルコール類はいつでもご提供いたします。



2024 3月  物件契約、保健所へ営業許可申請

     3月末 クラウドファンディング終了

           4月  店舗内整備、給排水、換気扇等必要工事

             4月末  クラウドファンディング支援金振込

           4〜5月  備品購入、内外装工事

           6月      設備機器類搬入、店舗内備品設置

           6月末    プレオープン、リターン発送   

           7月    店舗オープン予定


上記は現在の予定となりますので、実際の時期は前後する可能性もございます。
その場合は活動報告等でお知らせいたします。



今回皆様からいただいたご支援は以下の内容で活用させていただきます

・設備費(厨房機器、工事、備品、初期仕入れ、内装費用):約500万円
・運転資金:約200万円
・返礼品費用:約90万円
・手数料(17%+税):約56万円

クラウドファンディングでのご支援金は上記の費用に充てさせていただきます。
希望金額以上のご支援をいただいた場合は、運営費、その他広告費用等として大事に活用させていただきます。

【全力応援】
お礼のメールをお送りし、ご支援いただいた方として店内にお名前を掲示させていただきます。


【特典付き応援】

お礼のメールと中島の特産物、当店のオリジナルグッズ、来店時の特典などを送りし、ご支援いただいた方として店内にお名前を掲示させていただきます


【プレミアム応援】

お礼のお手紙をお送りし、VIP支援者様として店内にお名前を掲示し、プレミアムの名に相応しいリターンをお送りいたします!


以上の3種類をご用意しております。

過疎化しつつある離島に飲食店を立ち上げるという夢を話すと、「やめておいた方が良い」「やっていけない」と多くの人に言われます。
反対する声も多くある中、「楽しみにしてる!」「いつオープンするの?」といった声も宿で出会ったお客様や島民の方にたくさんいただきます。
中島を盛り上げるため、お世話になっている方達のためにも、なんとかお店をオープンできるようにしたい。
挑戦する前に諦めたくはないのです。
そしてこのお店が、私たちの人生最後の仕事だと思っています。

人が減っていく、お店がなくなる、何もないから住むことができない、人が減っていく・・・そういった悪循環を私たちは止めたい。
もちろん、なかなかすぐには人口を増やすことは難しいです。
ですが、中島を素晴らしい島だと感じ、都会から移住されて農業に携わったり、ゲストハウスを立ち上げられた方や、中島を盛り上げるために個人で活動されている方もたくさんいらっしゃいます。
そういった方達と協力しあって、かつての活気を取り戻せるようにしたいのです。

その一歩のために、是非皆様のご協力とご支援をお願いしたく思います。

どうぞよろしくお願いいたします。



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



  • 2024/03/08 18:47

    先日の銀行の内見の様子をYouTubeでご紹介しています!短い動画ですが、金庫の中の様子などもご覧いただけますのでぜひご視聴ください。離島のコタク家←こちらからどうぞ日々ご支援、ご声援ありがとうございます!寒い日が続いておりますが、皆様風邪など引かないようにご自愛くださいね。

  • 2024/03/05 12:37

    先日、松山の税務署に開業届を提出に行きました。今はオンラインでも申請可能となっていますが、記載内容にわからないとこがあった時に困る・・・ということで、現地に行ってきました。時期的に確定申告の方がたくさんいらっしゃいましたがそちらは専用の受付所が作られているため、私の方は開業届、青色確定申告申請...

  • 2024/02/29 15:41

    2月27日、銀行を購入されるオーナー様と私たち古宅家で、店舗内に残されている残置物のどれを残してどれを処分するかという作業を、銀行様立会いのもと行いました。必要のないものは銀行様が撤去してくださるそうです。応接室では、何かのトロフィーや壺が出てきたり、金庫には両替用の硬貨が詰まっていたらしい大...

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