静かで緑豊かな水田で栽培されるお米。田んぼの中も周辺も除草剤を使わず、環境に徹底的に配慮した取り組みを続けた結果、成田空港からわずか30分の場所にもかかわらず、蛍やサンショウウオ、鷹やフクロウ、絶滅危惧種の草花も生息できる環境を保持しています。




人と生き物が共存しあいながら生活するこの場所で、わたし達は、自らお米を作り、加工し、こだわりを持ったお味噌やお餅を販売しています。そして今回のプロジェクトを機に、真空加工・長期保存できる機材を導入し、自社商品の玄米餅をバージョンアップさせます。




みやもと山で生産した、ヒメノモチを100%使用した贅沢な玄米餅。



白いお餅よりも、食物繊維、ミネラルが豊富で胸やけもなく消化もいい玄米餅は、もっちりとした食感と玄米のつぶつぶとした食感を味わえます。

市販されているお餅は、お餅をつくときに水分が足されていることが多いため、比較的さっぱりとした味わいになりますが、「みやもと山」で作られる玄米餅は、お水を足しません。玄米本来の味が薄まらないため、玄米そのものの味わいを楽しめます。

実際に、「みやもと山」の玄米餅を購入された方からは「玄米の味が感じられて、すごく美味しい」「つぶつぶとした食感もあり、腹持ちがとてもよい」と嬉しいお声を頂いています。



揚げても、焼いても、美味しく、腹持ちもバツグンの玄米餅。

みやもと山のお米やお野菜は、農薬無散布で栽培された商品なので、化学物質過敏症をお持ちの方でも安心して召し上がっていただけます。






こんにちは!千葉県匝瑳(そうさ)市で農園・「みやもと山」を営む齊藤超(こゆる)です。1300年続く農家の跡取りとして、「食べてくださるお客様が健やかに在れる農業」をテーマとし、家族で里山農業を営んでおります。



わたし達がつくる商品は、栽培期間中農薬不使用のお米、大豆、梅、味噌、麹などの発酵食品の他、卵や少しのお野菜

主な販売先は、地元のレストランやカフェ、都内の自然食品店さんや、レストランなどです。出荷を行う一方で、自社ECサイトを立ち上げ、販売もしています。




玄米餅をきっかけに、高齢化した農村を盛り上げたい



米農家にとって深刻な、お米離れについて少しお話をさせてください。2023年現在、国民1人が1年間に食べているお米の量は、1960年代と比較して、約半分の消費量になったと言われています。


お米の消費量が減少している理由のひとつとして、


・手軽に食べれるパンや麺類を選択される方が増えたこと


・世帯構造が変わり一人暮らし世帯も増えたこと

などさまざまな要因が影響し、お米離れが急速に進んでいます。



時代の流れに取り残されたお米農家さんも多く、お米を生産するという形だけで経営をするのは、非常に難しい時代となりました。
どうすれば自分たちが生産するお米を食べて貰えるのか。

試行錯誤を重ね、辿り着いたのが、自社生産、自社商品加工です。



そのきっかけとなったのが2015年にミラノ万博「We Feed The Planet」へ日本代表チームの一員として参加したスローフード運動でした。



そこでは、作物の生産から加工まで農家が行っていました。家族で農園を営み、上質な食品を生産する。

毎週末には、地域のマルシェやイベントに出店し、地域の人たちが、地域で作られたものを消費する。”作る””食べる””売る”が循環している情景を見た時の衝撃は、今でも忘れられません。

それぞれの農家の特徴や個性が溢れ、上質でこだわりを持った食品を生産する

農園の歴史や想いがのった商品に魅力を感じました。自分たちも彼らと同じような取り組みをしたい!と感じたのと同時に、家族農業から一歩進んだ、同じ志をもつ方たちとタッグを組み、チームで農業をしていきたいと感じたのです。



また、農村では高齢化・過疎化が進み、自分たちの代で農業の担い手が途絶えてしまう。という先輩農家さんも多くいます。担い手が見つからない。これは、一農家の問題ではなく、日本の農業が衰退していく要因のひとつとして見過ごせない内容です。だからこそ、農業に興味のある若者に繋げる、伝える、新たな歴史を作りあげる必要があると考えています。


「食べることは生きること」。


人の生命に直結している、「食」に関わる、農業に興味のある人が一人でも増えて欲しい、そんな思いでリターン品には、お餅以外にも、体験農業をいれさせていただいています。


徹底した、みやもと山のお米づくりへのこだわり


お米やお野菜を栽培する田畑に使用する肥料は、米ぬかやおからなどを主原材料とした「自家製堆肥(たいひ)」を使用しています。肥料の必要のない圃場は、植物の力を使い(緑肥)土壌を強く、豊かにしてくれます。




畑に1年中、植物があるため、土はどんどんと栄養と力がみなぎっていきます。自家製堆肥で、お米やお野菜がすくすくと育つ、昔ながらの健康的な土づくりをしているからこそ、自然豊かな生態系を守りながら、美味しいお米を育てることができるんです。


土づくりから丁寧に。


食卓へ美味しいものを届けるために、みやもと山では徹底したこだわりを大切にしています。


「お米ができるまで」の流れ

通常、稲かり後に行う「もみすり」(※脱穀がおわったあとに、籾から殻を取り除く作業)は、1時間当たり1200kgのペースでお米ともみを分けていきます。「みやもと山」では、籾米(皮がついた状態のお米)の混入頻度を減らすため、1時間900kgの選別速度にて、丁寧にもみすりを行っています。

また、通常の精米機では、一回通しの圧力式を採用しているため、精米の仕上がりはとても綺麗なのです。しかし、高温環境下での精米となるため、お米本来の「香り」や「味」が落ちやすいという面を持ちます。一方、みやもと山でつくるお米は、循環式でゆっくりと精米していきますので、風味が落ちることもなく、精米が可能です。


仕上がりもつやつやで、新米の時期を過ぎても、新米のままの輝きであるのが特徴です。少しでも美味しい状態を保ちたい。食べる人、食べる瞬間そのときのことまでを考えて、丹精込めてお米を作っています。



・充分に温めたフライパン、もしくは網にオリーブオイルをかけて、お餅をのせ、返しながら焼いていきます。

焼き色がほんのりとついてきたら食べごろです。

・定番のごま油やお醤油をかけて食べるのもおすすめです!



・スローフード運動

2015年ミラノ万博「We Feed The Planet」へ日本代表チームの一員として参加、自身の栽培するお米を、料理人率いる日本チームと調理し、会場でおにぎりを振る舞う。






・KAKEHASHIプロジェクト

2014年 KAKEHASHIプロジェクト 国際交流基金 外務省委託プロジェクト

千葉県代表・唯一の農家参加者として渡米 NYやテキサスでの街づくりやオーガニック界隈の視察団として参加する。



海外での様々な人との交流の機会から、これからの有機農業、これからの地域農業の継続の方法をいつも考えています。


昭和61年生まれの37歳の農家の後継者。有機農家として就農13年目。

妻と5歳長男、2歳の長女、父と母とで家族農業を営む。千葉県北東部にある匝瑳市(そうさ)の里山エリアで、栽培期間中農薬不使用のお米と大豆を栽培、冬場は味噌作りなど発酵食品も手掛ける。海外の農業の在り方に強い関心があり、イタリア発祥のスローフード運動に参加するため、イタリアへ渡航し、現地の農業を学んだ経験を持つ。






たけおごはん様


同市内で飲食店を生業としています。

10年程前から、みやもと山さんのお米や大豆、お味噌などを使わせてもらっています。

丁寧に作られたお米や大豆、そこから作られるお餅やお味噌。(麹もみやもと山さんの自家製)

是非、沢山の方に一度お召し上がり頂きたいです。

玄米餅はフライパンに油をひいて、両面焼いたら海苔で巻いて醤油をつけて頂く。という食べ方をしています。

旨味が強いお餅なので、塩だけでも十分です。是非!


たまる食堂 西本かおる様



みやもと山との出逢いは、このお餅♡とにかく美味しいのです~!

大好きなみやもと山がクラウドファンディングにチャレンジ♡

リターンには玄米餅!!!

安心安全!美味しいがぎゅっと♡


美杉リゾート 中川雄貴様



超くん、めぐみちゃんご夫妻が、地域のお米農業を盛り上げたいと、

クラウドファンディングを始めるということで、応援メッセージをお送りします。

超くんとは、2014年に地方の若手リーダーが集い北米視察をするプロジェクトでご一緒し、

その後も交流は続き、定期的に会ってお酒を飲むということもしています。

なんと私のイタリアでの新婚旅行へも一部同行するという、よくわからない間柄となっています笑

農業での連携もあり、超くんからは古代小麦をいただいたり、私からはビール用の大麦を送る、なんて交流もしています。

毎年年末年始には超くんのお米とお餅を楽しんでいます。めっちゃ美味しいです。

みやもと山の素敵な挑戦、心から応援しています!


アースフードプロデューサー 親納 平太さん


20年前に助産院で妻が長男を出産した際に、その助産院で毎食用意されていた長岡式の酵素玄米。その原料米として使われていたのがみやもと山の有機米だったと後々知りました。

現在の職場での子ども達が自ら作る手前味噌やミス日本のファイナリストの皆さんの手前味噌仕込みなどでは、みやもと山が育てる信頼のおける原料を使わせていただき、里山の保全、首都圏近郊における小規模農家が果たす社会的な役割など伝えさせていただいてきました。

1300年という長い時間がみやもと山という信頼のおけるブランドを育て、作り上げてきた。時間というものも味覚における価値なんだということを体現してきた農家さんが、これから持つ役割は更に重要なんだと思います。何かの注文の際にそっと添えられている玄米餅。本当は全部独り占めしたいくらいな唯一無二の玄米餅。オススメ過ぎる逸品です。


みずたま発酵くらぶ主催 なかやまじゅんこ 様


みやもと山さんとは10年以上のお付き合いで、冬の味噌作り教室の際には毎年、麹の注文をさせていただいてます。

特に玄米麹で仕込んだ味噌は旨味が飛び抜けていて生徒さん達にも好評です。そして玄米餅も絶品。ぜひみなさんに食べていただきたいです。

やはりこだわって作られたお米を使っているので格別なのだと思います。

私の実家は農家で米も作っていましたが採算が合わずやめてしまいました。私たちの食を支えてくれている農家さん達には頭が上がりません。

私自身も昨年から米作りを始め、稲作の大変さを身をもって体験しています。

みやもと山さんでのお米作り、未来へつながる循環する農業への取り組みは聞いているだけでワクワクします!

子どもたちや、その後の世代へとずっと続いていって欲しい事業だと思います。

これからも応援しています。

2023年 12月15日  クラファン開始

2024年 1月19日 クラファン終了

2024年 2月~ リターン品配送対応

・玄米餅を、真空加工するための機械の導入費用の一部:約200万円(仮)

・クラファン手数料17%:約34万円(目標金額に到達した場合)



「お米の魅力を届けたい」その一心で、お米農家としてできることに全力投球してきました。

居住する匝瑳市でも、ドブロク特区の投げかけをした結果、2023年よりドブロク地区となりました。自分たちで作ったお米を原料にして、新しい形に加工する。ライフスタイルの変化でのお米離れは変えられないけれど、違った形で日本の農産物を届けていきたい。

お米も姿を変え、もっと多くの方に魅力が届くよう活動をしていきます!





水と緑に恵まれ、様々な生態系が織りなす命を育む美しい里山の農業を次の時代、世代へ繋いで行くためにも、お米加工・販売するといった新しい取り組みをし続けていく必要があると感じています。農業を担う農家たちも、そして、お米を食してくださるお客様にも安心・安全なお米を食べてもらいたい。

世帯や時代背景の変化で、お米離れをすぐに止める、変えることは難しいかもしれない。けれども、今の自分が住む地域から、自分が作るお米の加工品をどんどん作っていくことから、はじめたい。このプロジェクトをきっかけに、自分たちの取り組みが伝わり、農業の魅力に気付く人、農業に触れたいと感じる方がひとりでも増えるよう、活動をしていきます。

みなさんの応援のチカラをお借りしたいです!宜しくお願い致します。



                                                齊藤   超



「リターン品、消費期限について」


【精米・玄米】

サイズ:3kg/5kg

原材料:栽培期間中農薬不使用のお米(国産コシヒカリ)

消費期限:春・夏は精米時期から1か月

消費期限:秋・冬は精米時期から1~2か月が目安

保存方法:気温の高い春から秋の初めにかけては、米櫃用防虫剤をご使用ください。

お米は少しずつ酸化もするため、小分けして冷蔵保管もおすすめしています。


【お味噌】

サイズ・重量:450g・900g

原材料:栽培期間中農薬不使用の大豆、米、塩、種麹

消費期限:袋詰めより1年

保存方法:冷蔵保存


【餅】

原材料:栽培期間中農薬不使用のお米(ヒメノモチ)

サイズ:270g

消費期限:常温の場合10日程度

保存方法:直射日光及び高温多湿を避けてください。

食べきれない分や多くストックする場合は、冷凍保存をおすすめいたします。

解凍せず、そのまま調理していただけます。


【玄米餅】

原材料:栽培期間中農薬不使用のお米(ヒメノモチ)

消費期限:常温の場合10日程度・冷凍の場合

保存方法:直射日光及び高温多湿を避けてください。

食べきれない分や多くストックする場合は、冷凍保存をおすすめいたします。

解凍せず、そのまま調理していただけます。


【味噌づくりセット】

原材料:栽培期間中農薬不使用の大豆、お米、100%米麹、塩

サイズ:900g

消費期限:麹の消費期限が14日程度・冷凍の場合2か月

保存方法:冷蔵・冷凍

お受け取りになりましたら、お早めにお味噌仕込みをお願いいたします。


「特定商取引法に関する表記」

【みやもと山情報】

みやもと山 齊藤

千葉県匝瑳市宮本74

FAX 0479ー73ー3741

miyamotoyama@ymail.ne.jp


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください