(2023年11月18日追記)

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 漫画を描いていただきました!!
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バルセロナで知り合った漫画家で、沢山の家族を救ってきた、悩みを抱えている家族の為の伝説の聖書「つかれない家族」著書のハラユキさんが、なんと‼️

私のために「かよこのとうほぐ公演に向ける漫画」を書き下ろしてくださいました!


是非、読んでみて下さい!!!

(漫画提供:ハラユキ)


自己紹介

プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。スペインと日本を拠点に活動するフラメンコダンサー中田佳代子が主催するカヨコフラメンコスタジオです。


2021年、2022年に東京・大阪・盛岡で好評をいただいた「東北゛(とうほぐ)」公演、2023年11月、ついにスペインのセビージャ、カディス、グラナダで開催することが決定しました!(※セビージャ公演はジャパンウィーク2023内での公演)


“フラメンコの聖地の人たちに自分のオリジナル作品を見てもらうことで、フラメンコはユニバーサルであることを証明したい!”


“国は違えども、魂の交流に国境はないことを証明したい!


紆余曲折あり、ツアーの詳細が決定したのはつい先日のこと。こんな大きなプロジェクトは私1人の力は小さすぎて何もできなく諦めかけましたが、共演者、ペーニャの皆様、周りの素晴らしい仲間に支えられ、やり抜くことを決心しました。


限られた時間の中ではありますが、最善を尽くして、スペイン各地のみなさまに日本文化(民謡)とスペイン文化(フラメンコ)の融合作品をお楽しみいただき、日本の素晴らしい伝統を紹介したいと考えています。


しかし、このプロジェクトには、演奏者・スタッフ・関係者様の協力と多額の費用が必要です。高額な渡航費用、演奏者のスペイン国内移動費、宿泊費など、大きく不足しています。


そこで、この取り組みに向けて、皆様方からのクラウドファンディングへのご支援を賜りたく今回のプロジェクト発足に至りました。


どうか、皆様の温かいお力添えをいただければ幸いです。


★スペインツアーWEBサイト https://tohogu.my.canva.site/kayokonakata

写真:2022年『とうほぐ2」公演より



『とうほぐ -TOHOGU- スペインツアー公演』の内容

『とうほぐ -TOHOGU- スペインツアー公演』は、2022年、2022年に盛岡、東京、大阪で公演した「東北゛(とうほぐ)」をスペイン公演向けにブラッシュアップしたものです。


岩手県出身で長年スペインにてフラメンコ舞踊家として活動する中田佳代子が自分自身を表現し、東北地方の土地に伝わる東北の伝統芸能とフラメンコを融合したオリジナル作品です。


11月23日(水)、11月24日(金)の期間中にスペインのカディスとグラナダを巡り、日本伝統文化の魅力をスペインのみなさまにお届けします。


写真:2022年「とうほぐ2」公演より 

スペインツアー概要

【開催日および開催場所】 

★カディス公演
・開催日  :2023年11月23日  21:00~
・開催場所:カディス ペーニャ·ペルラ·デ·カディス https://www.perladecadiz.com/noticias/index.php 
・チケット料金:10€(販売開始)

カディスの会場「カディス ペーニャ·ペルラ·デ·カディス」
舞台中央で踊っているのは中田佳代子本人です!


カディス公演チラシ(スペイン語)


★グラナダ公演
・開催日 :2023年11月24日  21:30~
・開催場所:グラナダ ペーニャ·ラ・プラテリア http://www.laplateria.org.es/
・チケット料金:10€(販売開始)

アルハンブラ宮殿を望むグラナダの会場「グラナダ ペーニャ·ラ・プラテリア」


グラナダ公演チラシ(スペイン語)


【日本からの出演アーティスト】 
・踊り     中田佳代子
・津軽三味線  黒澤博幸、三上紀子
・尺八、横笛  藤沢東清
・民謡、太鼓  吉田やす子

(写真左から:藤沢東清、黒澤博幸、吉田やす子、三上紀子)


【フラメンコアーティスト(カディス公演)】
・ギター       Joaquin Lineras Cortés “Niño de la Leo”
・カンテ       Sara Salado  
・パルマ       Naim Real,  Edu Gómez

(動画:カンタオーラ Sara Salado)


【フラメンコアーティスト(グラナダ公演)】
・ギター       Manuel Fernández 
・カンテ       Antonio Heredia
・パルマ   Paco de Andrea

(動画:ギタリスト Manuel Fernández、カンタオール Antonio Heredi)


【主催・協賛・後援】
・主催:カヨコフラメンコスタジオ 中田佳代子
・協賛:岩手県振興基金
・後援:在スペイン日本国大使館、日本・スペイン文化交流非営利法人カサ・ハポン


写真:2022年「とうほぐ2」公演より


今回は公益財団法人国際親善協会主催「ジャパン・ウイーク2023」への出演をきっかけに、スペイン・セビリアの劇場、本場フラメンコの愛好家達やトップレベルのフラメンコアーティスト達が集う厳格な超一流のペーニャ(フラメンコ愛好家達によって運営されているフラメンコの劇場)で、スペインのアンダルシア地方を巡るツアーを実施します。


各都市のアーティスト達と東北の伝統文化芸能民謡チーム(津軽三味線、尺八、横笛、太鼓、民謡)が融合し、国境、人種を超えた舞台作品「とうほぐ」を制作上演し、各地域の市民の方々に日本文化を紹介し文化交流することが、今回の「とうほぐ」公演を開催する目的です。


プロジェクト立ち上げの背景

フラメンコ舞踊家としてのキャリア25年を迎える中田はスペイン・バルセロナに15年在住。スペインではカディス・アレグリアス舞踊コンクールで外国人女性として初の準優勝、各地タブラオ(観光客向けのショーステージ)への出演、スペインフラメンコ界の巨匠マリア・パヘス財団アーティストレジデンス合格、そしてマリア・パヘス主催のイベントへ招聘され作品を披露、ラファル・アマルゴマドリッド舞踊公演への長期出演などを果たしてきました。


日本においては地元・岩手県盛岡市に「カヨコフラメンコスタジオ」を設立。後進の指導や日本公演の企画・開催を主導し、スペインと日本を行き来するフラメンコ人生を送っています。


精力的な活動を続ける中、スペイン人に交じりながらの観光客向けのショーステージやタブラオでの活動に限界を感じる場面も多く、日本人フラメンコ舞踊家としての独自の道を探る日々を過ごすようになります。


元々フラメンコはジプシーたちやスペインにかつて君臨したアラブ系民族、在来のアンダルシア人の民族芸能が融合した伝統芸能であるため、日本人が踊りの技術を習得できたとしても、本場のフラメンコの血が流れているバイラオーラ(踊り手)にはなり得ないという苦悩に直面。


― 自身のオリジナルとは何か。


― スペイン人にも真似できない自分だけのフラメンコ舞踊を確立できるのか。


― そして、魂レベルでは文化には国境がないことを証明したい。


10年以上の歳月を費やし、導き出したその答えが、中田の故郷である「東北の伝統芸能文化×本場スペインのフラメンコ」を融合した作品「TOHOGU(とうほぐ)」です。

写真:2022年「とうほぐ2」公演より


フラメンコの歴史は、インドからスペインに渡ってきた遊牧民族のジプシー達が、当時の統括者達から迫害·隔離され、その嘆きと悲しみ、苦悩からの解放を求めて歌ったのが始まりと言われています。


そして日本の東北地方の人々も遠い昔の時代に朝廷や幕府などの支配と対峙し「蝦夷」と呼ばれていた時代がありました。隔離された土地では、他とは混ざらない純粋な芸能文化が誕生するのは世界共通です。


アンダルシア地方にも東北地方にも、その土地で生まれた伝統芸能や民衆の歌が今もそこに根付いています。


そんなアンダルシアには、真のフラメンコがあります。それは商業化されたものではなく、民衆が愛する土地に密着した昔からある伝統で受け継がれたフラメンコがそこにはあるのです。


とうほぐにも、そんな昔からの言い伝えられた民謡や歌、踊りがあり、人々の生活に密着しており、祭りと共に盛り上がり、時にはなぐざめてくれる、人生そのものなのです。


カディスのアレグリアス、ヘレスのブレリア、ウエルバのファンダンゴ・デ・ウエルバがあるように、私の生まれた岩手には、南部牛追い歌がある。


この作品は私のアイデンディディを探す旅。


フラメンコの聖地で活動している演奏家と、日本の私の土地の演奏家が出会い、言葉は分からなくても、きっと魂の交流ができるに違いない、それを証明するために今回は2つのペーニャに声を掛けさせていただきました。


たくさんあるペーニャの中でも、一番歴史の深く権威のあるグラナダのラ・プラテリアで公演することは非常に光栄でもありますが、反対に恐ろしいことでもあります。


なぜかというと、頑固なフラメンコ愛好家が言いたいことを言っているシーンを何回も目の当たりにしてきたからです。


そんな場所で彼らの魂を突くことができたら、私は自信を持って、“フラメンコ舞踊家” だと胸を張って言えるに違いない。


コロナ禍のあいだもスペインと日本の二拠点を行き来しながら岩手、東京、大阪の計3ヶ所で「とうほぐ」公演を開催し、多くのお客様から「ものすごいパワーだった!」「元気が出た!」「日本人としての回帰ができ自分に誇りを持った!」等、嬉しいお言葉と鼓舞激励をたくさん頂戴しました。


この思いを胸に「TOHOGU(とうほぐ)」をスペイン(セビージャ、カディス、グラナダ)で開催いたします!(※セビージャ公演はジャパンウィーク2023内での公演)


未来への想い。故郷とスペインの架け橋になる意味

2023年、私の生まれ故郷である岩手県大船渡市の「大船渡ふるさと大使」に任命されました。


そして先日、大船渡市の姉妹都市であるスペインのアンダルシア州ウエルバ県パロス市(パロス・デ・ラ・フロンテーラ)を表敬訪問し、大歓迎を受け感動の嵐でした。


両市は、コロンブスが乗船した帆船「サンタ・マリア号」(復元)が大船渡港に寄港した縁で1992年年8月に姉妹都市を締結。以来30年ご縁が続いています。

写真:パロス市表敬訪問のようす


コロンブスが旅立った歴史を持つパロス市は、現在若者の移住に力を入れています。ふるさと大使としてスペインと大船渡市の両市を繋ぎ、被災した岩手県沿岸地域の若者達をパロス市に連れて行くのがわたしの夢。


地域活性化のために、若者の視野を広めるために、お手伝いをしたい!という熱い想いを持っています。そのために日本と世界をつなぐ架け橋になりたい。


私の人生はフラメンコ一筋、だから私が未来の日本のためにできることは、フラメンコを通じて世界と日本をつなぐことだと思っています。


スペインを拠点に活動する日本人フラメンコアーティストだからこそ表現できる、日本とスペイン両方の魅力を知っている自分だからこそ伝えられる感動があると信じています。心が動くということは、新たな行動を起こすきっかけになります。若い人に想いが直接届かなかったとしても、誰かの心に想いが伝わり動いたならば、それが未来へつながる波になると信じています。


未来のためはもちろん、今回日本からスペインへ渡航するアーティスト達のためにも、スペイン各地から参加してくれるアーティストのためにも、何としてでもこの企画を成功させる責任があります。


これからの日本の未来のためにも、日本の魅力を世界に広める役目があると自負しています。ぜひご賛同いただければ幸いです。



資金の使い道

目標金額:140万円

今回のスペインツアー公演にあたり国際交通費(航空券)の半額を、岩手県文化振興基金から補助をいただけることが決定致しました。 しかしながらそれ以外の経費(4人分の日本-スペイン国際航空券半額、スペイン国内宿泊費および移動費など)はすべて自費で賄うこととなり負担額は約 140 万円に達します。それでもこの素晴らしいアーティスト達の夢の融合を実現するために奔走しております。 


社会情勢が厳しいご時世ですが、日本から4人の民謡プロアーティストが揃い今回の渡西公演が可能となりました。いつの時代でも文化の火を絶やす事なく、日本とスペインの文化国際交流をより一層深めていくきっかけとして、本公演へのあたたかいご支援賜りますようお願い申し上げます。 


プロジェクトでご支援いただいた資金は、アーティスト達の移動宿泊費・舞台施工・映像制作・キャスティング・オンライン配信等、本イベント実施に伴う各用途、およびCAMPFIRE手数料に使わせていただきます。多くのご支援、何卒よろしくお願い申し上げます。


【本ツアーのおもな活動費】
渡航・交通費:約170万円
滞在・宿泊費:約 30万円
撮影費・その他諸経費(CAMPFIRE掲載手数料・決裁手数料含む):約50万円  等


リターンについて

◆シンプル応援プラン:2,000円

【お礼メッセージ】 お礼の気持ちとしてメッセージ動画をお送りします。本活動を応援したいと思ってくださった方のための心ばかりのリターンです。


◆がんばれ応援プラン:5,000円

【WEBサイトお名前掲出】お礼の気持ちとしてWEBサイト上にお名前(個人名またはペンネーム)を1年間掲載いたします。


◆企業様向けプラン :30,000円

【WEBサイト企業様名掲出】ご支援くださる企業様向けのプランです。お礼の気持ちとしてWEBサイト上に企業様名とURLを1年間掲載します。


◆公演アーカイブ動画【CÁDIZ】:7,000円(カディス公演の動画)

カディス公演後にアーカイブ映像で観たい!というご支援者様用のリターンです。カディス公演の動画をお届けします。視聴期間は全公演終了後12月末頃を予定しております。視聴に必要なリンクは後日メールでご案内させていただきます。


◆公演アーカイブ動画【GRANADA】:7,000円(グラナダ公演の動画)

 グラナダ公演後にアーカイブ映像で観たい!というご支援者様用のリターンです。グラナダ公演の動画をお届けします。視聴期間は全公演終了後12月末頃を予定しております。視聴に必要なリンクは後日メールでご案内させていただきます。


◆公演アーカイブ動画【CÁDIZ & GRANADA】:12,000円(カディス公演・グラナダ公演の2つの動画)

 公演後にアーカイブ映像で観たい!というご支援者様用のリターンです。カディス公演とグラナダ公演、両方の動画をお届けします。視聴期間は全公演終了後12月末頃を予定しております。視聴に必要なリンクは後日メールでご案内させていただきます。


◆フラメンコ体験基礎オンラインレッスン(1回・グループ):5,000円

毎週行っている中田佳代子指導によるオンライン基礎フラメンコレッスンを1回受講することができます。レッスン時間は1時間15分。ZOOMオンラインセミナーツールを使用します。日時は(12月と1月のみ)土曜日の18:15〜19:30となりますので、その中からお好きな日時をお選びいただけます。


◆フラメンコ中上級向け個人レッスン(1回・個人):10,000円

中田佳代子指導による中上級者向け個人レッスンを1回受講することができます。レッスン時間は1時間のオンラインレッスンとなります。日程等は個別にご連絡し調整させていただきます。


写真:2022年「とうほぐ2」公演より


最後に

最後まで本プロジェクトの内容をご覧いただきありがとうございます。


全身全霊で日本のすばらしい伝統文化をフラメンコと調和させ、フラメンコの本場スペイン・アンダルシアの方々にオリジナル作品「とうほぐ-TOHOGU-」を楽しんでいただきたいと日々邁進しています。


この夢はまだまだ終わらず、最終的には国境なきアートの本場ニューヨークで上演することが私の夢です!


どうか、みなさまからの温かいご支援をお待ちしております。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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