ネクストゴール達成!&追加リターン出揃いました!

ご支援いただいた皆さまのおかげで、この度ネクストゴール【80万円】を達成することができました!

ご支援いただいた皆さま、心より御礼申し上げます。

追加のリターンも出揃いましたので、ラストまで駆け抜けられればと思います。

引き続き、当プロジェクトのご支援とシェアのほど、何卒よろしくお願いいたします!



ネクストゴール挑戦中!

ご支援いただいた皆さまのおかげで、プロジェクト開始からわずか4時間で、目標金額の【30万円】を達成することができました!

ご支援いただいた皆さま、心より御礼申し上げます。

しかしまだまだプロジェクトは始まったばかりということで、ネクストゴール【80万円】を設定させていただこうと思います!

普段は単身で調査しているのですが、以前より調査風景やYouTube用にカメラマンを雇ってみたいという夢があり、ネクストゴールでご支援いただいた資金は、その追加費用として使用させていただく予定です。 

現時点でありがたいことに売切れとなってしまったリターンもあり、これから追加リターンも準備中です。

詳細は準備ができ次第すぐにお伝えさせていただきますが、引き続き、当プロジェクトの応援・拡散のご協力を何卒よろしくお願いいたします!


はじめに



はじめまして。地獄を表現したタイの寺院・通称「地獄寺」について研究している
「地獄」こと椋橋彩香(くらはし・あやか)と申します。
私は、タイにある「地獄寺」という場所が文化的価値のあるものだと信じて、2016年から現地調査を行なっています。
現時点で100か所以上の寺院を調査しており、現代におけるタイの地獄表現がどのような特徴をもっているのか、少しずつわかってきました。
その成果は、2018年に拙著『タイの地獄寺』(青弓社)にまとめることができました。
しかしながら、タイの地獄寺研究だけで生活を営むことは難しく、
現在、資金難のため調査研究の継続が困難な状態にあります。
今後の地獄寺研究の発展のためにも、タイに現地調査に行くための資金の支援をお願いしたいです。

拙著『タイの地獄寺』の表紙にもなっている地獄寺、ワット・パイローンウア(タイ・スパンブリー県)

ワット・セーンスック(タイ・チョンブリー県)

住職へのアンケート調査風景

タイの地獄寺とは?

タイは人口の9割以上が仏教徒であり、仏教は人々の生活に欠かすことのできないものです。
現在、タイには約3万の寺院があるといわれていますが、そのなかにキッチュでグロテスクな立体像をつくって地獄をあらわしている寺院が存在します。これがいわゆる「地獄寺」です。
地獄寺ではあらゆる責め苦を受けている亡者の像がつくられ、その数は一寺院で数十体~数百体に及びます。
そして実際に参拝者がその空間に足を踏み入れることにより、地獄を疑似体験できる構造となっているのです。

地獄寺の亡者たち

タイの地獄寺がはじめにつくられたのは、今から60年ほど前のこと。
もともと寺院壁画として描かれていた地獄絵が、時代とともに3Dへと移り変わりました。
そこから徐々に増え続け、現在わかっている限り、地獄寺の数は70か所近くあります。
これらの地獄寺は地域を問わず、タイ全土に点在しています。

寺院壁画に描かれた地獄

立体化された地獄

地獄寺がつくられた目的は、平たくいえば、
悪いことをすると地獄に堕ちます、そうならないように仏教の教えを守りましょう!」ということです。
つまり、仏教の教えを視覚的にあらわすことにより、老若男女に善行を促しているのです。

現在では、地獄釜や棘の木といった地獄イメージに加えて、
薬物中毒」「交通事故」「環境破壊」などの新しい地獄表現もみられます。
このように地獄寺は、アップデートを繰り返している場所です。

YouTubeにアップしたこちらの動画で詳しく説明しているので是非ご覧ください。


このプロジェクトで実現したいこと

タイの地獄寺は、これまでに体系的な研究がなく、研究開始当初からずっと、寺院へのアンケート調査をベースにしたフィールドワークを行なうことで理解を深めてきました。
地獄寺がいつできたのかなぜつくられたのかなどを問う基礎調査から、見に来た人がどのような目的をもっているのかなどをヒアリングする集中調査まで、コロナ禍で数年の中断はあったものの、現在まで継続して行なっています。
現時点までに調査を行なった地域は、タイ中部・東北部・北部であり、南部以外は基礎調査がほぼ終わっている状況です。
したがって、このクラウドファンディングでいただいた資金は、これまで調査が及んでいないタイ南部を集中的に調査することに使わせていただきます。
まずは約2~3週間ほどタイ南部に滞在し、寺院の地獄表現を写真撮影や住職へのアンケートを中心に調査します。
現在、タイ南部には約10か所の地獄表現をもつ寺院(立体だけでなく壁画なども含む)があることがわかっているので、これらの寺院をすべてまわることを目標とします。


リターンについて

クラウドファンディングにご支援してくださった方々に、以下のリターンをご用意いたしました。

【500円】お礼メール
現地調査から帰国しましたら、現地の写真を添えたお礼メールをお送りいたします。


【1,000円】椋橋デザインオリジナルステッカー
今回のクラウドファンディングのために椋橋自身がデザインした
地獄寺モチーフのオリジナルステッカーをお送りします。
以下がサンプルになります。※デザインは作成中のものです。


【5,000円】トークイベントご招待+オリジナルステッカー

帰国後開催予定のトークイベントへのご招待券とオリジナルステッカーをお送りします。
イベントの開催は帰国後の5月頃で都内のイベントスペースを予定しております。
※開催時期と場所については変更の可能性がございます。随時お知らせいたします。


【10,000円】現地調査時の日記閲覧権

現地調査時に毎日更新予定の写真付きの日記を支援者様限定で閲覧いただける権利になります。
こちらはSNSや動画等には出さない写真と文章で構成いたします。
日記はGoogleドキュメントを使用して、日ごと新規のドキュメントで作成します。
支援者様にはドキュメント格納場所のGoogleドライブのリンクを共有いたしますので、
そちらから閲覧いただけます。※閲覧にGoogleアカウントを取得する必要はございません。


【12,000円】椋橋デザインオリジナルロンT

今回のクラウドファンディングのために椋橋自身がデザインした
地獄寺モチーフのオリジナルロンTをお送りします。
以下がロンTのサンプルになります。※デザインは作成中のものです。
サイズはS・M・Lの3種類から選べます。カラーは白のみの展開となります。


【10,000円】YouTube動画にお名前掲載(小)

今回の現地調査の素材で作成した動画にお名前を掲載させていただきます。
帰国後に編集し随時YouTubeチャンネルにて公開していきます。
小サイズのテロップは10名様限定で、以下サンプル画像のようなイメージになります。
支援時に掲載希望のお名前を備考欄にてお知らせください。


【30,000円】YouTube動画にお名前掲載(大)

今回の現地調査の素材で作成した動画にお名前を大きく掲載させていただきます。
帰国後に編集し随時YouTubeチャンネルにて公開していきます。
大サイズのテロップは3名様限定で、以下サンプル画像のようなイメージになります。
支援時に掲載希望のお名前を備考欄にてお知らせください。


【50,000円】オフ会ご招待(椋橋個別セレクトタイのおみやげセット付)

帰国後に限定で開催させていただくオフ会へのご招待券をお送りします。
椋橋が個別セレクトしたタイのおみやげもオフ会当日にお渡しいたします。
開催は帰国後の4~5月頃で都内のタイ料理屋を予定しております。
※開催時期と場所については変更の可能性がございます。随時お知らせいたします。

支援金には飲食代金も含まれております。


【100,000円】現地調査時に着るTシャツにお名前掲載

現地調査時に椋橋が着用するTシャツに
限定1名様でお名前(ご希望の場合はロゴ)を掲載いたします。
現地での写真や動画内にお名前の書かれたTシャツを着た椋橋が写る予定です。
お名前の場合は以下のサイズ感で椋橋の手書き文字で前面に配置するイメージになります。


スケジュール

2024年1月 クラウドファンディング開始
2024年2月 クラウドファンディング終了
2024年3月 タイの現地調査へ出発
2024年4月 リターン発送開始


資金の使い道

・タイへの渡航費/宿泊費/移動費などの活動費、リターンのおみやげ代
・YouTubeチャンネル運営費
・リターンの制作費、配送料、会場費
・クラウドファンディング手数料


さいごに
~クラウドファンディングを始めることになったきっかけ



タイの地獄寺研究活動の一環として、これまでいくつもの講演やトークイベントに登壇させていただける機会がありました。
またニッチなマニアが集うイベントなどにも積極的に参加して、タイの地獄寺を一般に広く普及させるような活動もしてきました。また最近はYouTubeチャンネルも開設し、動画でも地獄寺の魅力を伝えられるよう試みています。
こうした活動のなかで、資金不足である旨を伝えると「クラウドファンディングがあったら支援したい!」と言ってもらえることが幾度もありました。そうした声援を受け、この度クラウドファンディングを立ち上げた次第です。
研究者がクラウドファンディングをすることで、今後の若い世代にも新しい研究の道が拓けること、
そして将来的には、どんなにニッチな研究であっても、
文化的価値があるものに対して潤沢に資金が使えるようになることを願っています。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/05/01 21:04

    お待たせいたしました!先日リターンのステッカーとポストカードの発送を完了いたしました!缶バッジとクリアファイル、ロンTについては鋭意制作中ですので、支援者の皆さまは楽しみに待っていてください!※数日経ってもステッカー・ポストカードが届かないという方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけますと幸...

  • 2024/03/01 01:52

    先ほど当プロジェクトの支援受付が無事終了いたしました!支援者211名、支援総額1,086,950円となりました。こんなにたくさんのご支援がいただけると思っておらず、感無量です。本当にありがとうございました!!!

  • 2024/02/26 09:46

    たくさんのご支援ありがとうございます!タイ調査日程が決定いたしました。3月7日〜19日で調査してきます。調査日記はリターンとして限定で公開するつもりですので、よかったらそちらのご支援もお願いいたします!

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