エンタメ領域特化型クラファン
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自己紹介
武蔵野美術大学映像学科卒業、現在フリーで自主的に映画を撮っています。

映画受賞歴
・2020年、「リディキュラス、アイ」が「島ぜんぶでおーきな祭」にて最終選考にノミネート
(ホームページ→https://2021.oimf.jp/movie/detail/340/

・2020年度、「愛それ」が「武蔵野美術大学卒業制作優秀賞」受賞
(本編掲載されていますので是非ご覧ください!→https://selected.musabi.ac.jp/y2020/ias/s01)


このプロジェクトを立ち上げた背景

私は、まだ本当に多くの人に映画を観てもらった経験がありません。

2020年「島ぜんぶでおーきな祭」はコロナ禍の影響でリモート上映となり、卒業制作も大学内での公開であって、今まで公に映画祭などで劇場公開された経験が自分にはありません。どうか多くの人の目に届いて欲しい。そして自分でもやっと映画を監督したという実感を得たいという、どこまでも自分語りな欲求が今作の動機です。しかし、作りたい欲求で止まらず、何故人に観られたいのか。

左:ツバキ役・吉川瑞希、右:アカリ役・惠羅真弘

映画はその出自において、覗き穴を覗いて一人で鑑賞するというキネトスコープという方式を捨て、たくさんの人と共有するというリュミエールの映画機構へと一般化しました。なので、多くに観られるということを成し遂げないままの自分に、どこか満足できない気持ちがありました。また、昨今SNSで対立する感想の数々を観ても、また配信での鑑賞が一般化しても、映画は根本に"皆で共有する"というものがあります。

こうしてお金を集めて制作することも、正直私なんかに映画を作るためにお金を出してくれる人がいるのかと、全く自信もありませんでした。しかし、その共有するというなんとも愛のある映画の原理に魅せられて、性懲りも無くこうして映画制作に踏み切りました。私はまだ、映画を撮りたいのです。思いついた物語やイメージを、共有したいのです。

このプロジェクトで実現したいこと

今までは自費と友人たちの協力で賄う超低予算作品でありましたが、今回のクラファンで集まった資金を使う事で、まずはクオリティの高い作品を完成させたいです。また多数の映画祭への出品に繋げて、少しでも多くの人に観て頂けるようにしたいです。

左:菊池役・堀内流星、右:今日子役・夏アンナ

作品あらすじ

菊池は今日子との記念日を忘れたことを思い出し、教習車で路上教習中に彼女を迎えに行く。無事合流した二人は教習車と教官を置いて、今もっとも注目されている立ち入り禁止の”ゾーン”周辺を散策する。それは汚染された地球で元来の自然を保護する名目で設けられた場所だった。その周辺では奇妙な人々といくつか不可解な出来事が起きる。二人の"デート"は次第に危険を孕んでいく・・・。

これは、通りがかりの男女が目撃した物語でもあるが、彼らは菊池と今日子の物語をどう受け取るのか、もっと言えばさらにそれをスクリーン越しに見る私たちがどう見るのかを問う物語でもある(パイロット版に出てくるのはアカリとツバキで、菊池と今日子はまだ出てきていないです。どんな映像になるか乞うご期待!)。

プロジェクト立ち上げの背景

現在の日本の特殊な状況、つまり米軍基地の偏在や原発事故による立ち入り禁止区域など、ある種SF映画的なものになっているように思いました。
そこである映画を私は思い出しました。タルコフスキーの「ストーカー」です。あの映画もまた、ゾーンという立ち入り禁止区域に侵入する人らの話となっています。そして今プロジェクトは「ストーカー」からの多大な影響を受けたものとなっています。

ロケ地

私は、ソ連(現ロシア)出身である監督のタルコフスキーが、チェルノブイリ事故を題材にした映画だと勝手に思い込んでいました。しかし、この映画はなんと事故以前に作られていました。私にはそうした予知する能力は無く、いつだって物事が起きてから反応していました。今作はある意味、そうした私の後ろめたさも含まれています。しかし、それは今の日本が解決できない物事をずるずる引きずる様とも重なるはずです。この映画はそうした現在から未来への警告ではなく、過去から現在への警告、”遅れてきた予言”として機能すると思います。それはSF世界と現実世界の反転であり、奇妙な作品になると思います。 
また2019年から始まったコロナによる様々な制限を経験した私たちは、この閉塞感を共通に抱いているように思えます。今作の「ここではないどこか」を求めて集まる人々の性(さが)もまた、共感できるものがあると思うのです。

メインキャスト紹介

菊池役・堀内流星

〈映画〉 

ハケンアニメ
キングダム2

〈ドラマ〉 

全裸監督2〈MV〉
香月紅茶『フレグランス』彼氏役 

〈その他〉 

YouTubeにて短編ドラマを自主制作 →『恩』全5話、『(株)友達屋』全5話 『妄想一間』全3話
TikTokにてセカイ監督のドラマに出演 →@sekaikantoku2 メイン生徒役

〈SNS〉 

Twitter(X):https://twitter.com/tokyoskylucy
Instagram:https://www.instagram.com/tokyoskylucy/


今日子役・夏アンナ

〈舞台〉

明治大学シェイクスピアプロジェクト「じゃじゃ馬ならし」主演
MCR「絡め取りプリンセス投げ」

〈映画〉

EDEN Project「3丁目の街カド」主演

〈SNS〉 

Twitter(X):https://twitter.com/anna1225natsu
Instagram:https://www.instagram.com/anna1225natsu/


現在の準備状況

現状撮影は順調に進み半分ほど終了しています。同時並行で編集作業進行中です。残りは撮影半分とアフレコ作業、編集完遂となります。

リターンについて

1000円コース. お礼メッセージ 

3,000円コース. お礼メッセージ+エンドロールにお名前掲載 

5,000円コース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載+本編限定公開 

10,000円Aコース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載、本編限定公開+撮影台本送付+パンフレット

10,000円Bコース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載、本編限定公開+撮影台本送付+オリジナルTシャツ

10,000円Cコース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載、本編限定公開+撮影台本送付+オリジナルA4ポスター  

15,000円コース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載、本編限定公開、撮影台本送付、パンフレット+撮影台本初稿送付

30,000円コース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載、本編限定公開、撮影台本送付、パンフレット、撮影台本初稿送付+監督サイン入り直筆絵送付 

50,000円コース. お礼メッセージ、エンドロールにお名前掲載、本編限定公開、撮影台本送付、パンフレット、撮影台本初稿送付、監督サイン入り直筆絵送付+オリジナルA4ポスター+オリジナルTシャツ

スケジュール

・11月~12月上旬 撮影・12月上旬~下旬 録音、編集・2024年1月上旬 編集完了、リターン制作開始
・2024年2月上旬 リターン発送、本編限定公開開始

資金の使い道

・制作費(機材、小道具費) 約3万円
・人件費 約15万円
・ロケーション費 約2万円
・リターン品制作費&発送費 約4万円
・映画祭への出展費用 約3万円
・クラウドファンディング手数料 約3万円
合計30万円

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最後に

このプロジェクトを機に、様々な映画祭へ積極的に応募し、多くの方に見てもらうことを応援していただきたく思います。そしてまたその応援に見合った作品を作りたいと思います!よろしくお願いします!


プロフィール

絵画展示

2018年「ヴァニラ画廊大賞」ノミネート
2018年「CROSSOVER part7」グループ展、タイにて展示。
2018年個展(https://youtu.be/Ph7hl4-JzWI
2019年PFF出品作品「東京少女」(監督:橋本根大)ポスター制作(https://pff.jp/jp/news/2019/08/award_student.html

ドローイング集

SNS
Instagram:@jagatenta
Twitter(X):@cinefilmovie

  • 2023/12/31 13:27

    予告編が完成しました!少しでも多くの人に、作品に興味を持ってもらえるよう、是非拡散していただきたいです!

  • 2023/12/25 13:43

    活動報告「帝王切開される地図」無事12/18にクランクアップ致しました!残すはアフレコ作業と編集のみとなりました。完成へと少しづつ近づいております。これもみなさまの応援あってのことです。引き続き今プロジェクトを見守っていただけると幸いです。そこで、現段階で編集したもののスチール写真を公開したい...

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