はじめに
はじめまして。みなとシティバレエ団の岡脇柚太加と申します。
私たちは東京都港区に本拠地を置くバレエ団です。「すべての人にバレエを」をスローガンに掲げ、バレエを用いた社会貢献活動や公演活動を継続的に行なっています。
このプロジェクトで実現したいこと
三大バレエ全てを作曲した、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの楽曲を使用したバレエ公演を成功させ
古典作品の良さを広め、バレエ界の活性化に貢献したいと考えております。
プロジェクト立ち上げの背景
国の支援を得難い日本においては、どこのバレエ団も潤沢な予算が無く、十分なダンサーへの経済還元がされておりません。
これは誰が決定的に悪いということではなく、バレエを見にくる人数が少ないことが大きな原因の一つであると私たちは考えております。鑑賞人口を増やすことが業界の活性化と健全化に繋がると確信しています。
私たちは2019年バレエ団を設立してからずっとこの問題と向き合ってきました。
通常バレエ公演は2時間30分以上上演されることが多く、現代のショートコンテンツに慣れた現代人には
そのコンテンツ自体の長さから心理的ハードルの高いものです。
そこで私たちは、第一部をチャイコフスキーの作曲したものが用いられているバレエ作品をガラパフォーマンス形式でテンポ良く上演し、第二部をバレエの代表的な古典作品である「眠れる森の美女」を従来の上演時間よりも短く編集しなおすことにしたのです。
特に第二部の試みは単なるハイライト化ではなく、あくまでもストーリー全体を網羅しつつ上演時間を短くするといった新しい試みであり、挑戦です。
この試みがうまくいけば、今までバレエを鑑賞する人口を増やすことができると確信しております。
是非、私たちの挑戦を応援していただきたいと思います。
本公演プロデューサーより
竹村優子
今回は「チャイコフスキーに捧ぐ」と題した
バレエ団初のオーケストラでの公演になります。 指揮は国立ブルガリアフィルハーモニーで指揮をされてきた守山俊吾先生。ピアノは現在英国王立アカデミーの専属ピアニスト山本絵理さん。そして今回結成されたみなとシティフィルハーモニーが演奏します。
チャイコフスキーは素晴らしい音楽家で数々の有名な作品を生み出して来たにもかかわらずロシアとウクライナとの戦争により、ロシア人というだけでチャイコフスキーの作品を上演しないバレエ団やオーケストラも世界に出て来ました。本来芸術は国境や戦争を超越したものであるはずなのにとても残念でなりません。今回の上演によりチャイコフスキーの偉大さを再認識して彼の生命を吹き込んだ作品にダンサー達がどう舞うかを見て頂きたいと思います。
話は変わりますがアメリカですと小さなバレエ団公演でも多くのスポンサーがつきます。
日本でバレエ団に多くの企業や人のスポンサーがつくことは至難の技です。 多くのバレエ団が団員から団費を取り、公演の際にはチケットノルマを課します。その状況を変えようと岡脇さんは設立時から団費無しノルマ無しを掲げ日々努力を続けられています。
残念ながら欧米と日本の芸術に対する土壌があまりに違いすぎて中々状況は変わりません。
今回のクラウドファンディングにより、人件費などの様々な費用負担が減り、バレエ団がより一層の成長を遂げられ、日本のバレエ団状況の変革の為にも皆様からのご支援をお願い申し上げます。
Yuko Takemura (Studio-SGI)
資金の使い道
目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
公演製作費:64万円(ダンサー人件費、衣装代、舞台スタッフ、などの一部経費に充当させていただきます)
CAMPFIRE手数料:16万円
今回の製作に係る総経費は650万円程度を想定しています。
クラウドファンディングで調達した資金は、その一部に充当させていただきます。
ープロジェクト自体の実施スケジュール
2024年2月より制作スタート
2024年4月19日 公演 セシオン杉並(大ホール)
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
ーリターンの紹介
・ただただ応援・バレエ団オリジナルグッズ
など
※ご購入いただきましたデータなどの著作権は作者に帰属します。商用へのご使用はご遠慮いただきますようお願いいたします。
団体紹介
みなとシティバレエ団について
設立2019年。本拠地:東京都港区。一般社団法人日本文化芸術振興協会傘下団体。代表理事:岡脇柚太加。
団費、チケットノルマのないバレエ団。現在30名を超える男女のダンサーが所属、地域に深く根ざした活動を行っている。2019年9月バレエ「シンデレラ」をベトナム・ホーチミン市にて無償上演し、総観客数1万5,000人を記録した。コロナ禍では、いち早くハイブリット公演を実施し2020年、2021年ともに50回以上の公演開催を記録した。近年ではバレエを用いた社会貢献に力を入れ、子供たちに無償のバレエ教育を提供する”Project Future“を継続して実施している。国内児童養護施設、海外孤児院などで実施。
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