2024年3月23日 追記】

≪セカンドゴール150万円達成の御礼とファイナルゴールに向けてのお知らせ≫

おかげさまで本プロジェクトは先日、セカンドゴールである150万円を達成しました!

ご支援、本当にありがとうございました。皆様からの応援メッセージやSNSでの拡散が何よりも私たちの活力の源になっております。

ここから私たちは最後の挑戦を決意いたしました!

"経血漏れが気になって仕事に集中できないという悩みを解決したい"という思いのもと始まったこのプロジェクト。始まる前は不安でいっぱいだったクラウドファンディングもあと1週間で終わろうとしています。このクラウドファンディングを通して、"こんな商品を待っていました!" "私も同じことで悩んでいました。このような商品を作ってくれてありがとう!"というお声をいただき、心からこの活動をやってきて良かったなと思えました。

ここからは、一人でも多くの同じ悩みを抱える方にこのスクラブパンツを届けたいと思っています。

そして一人でも多くの方々に私たちのスクラブパンツを広めていきたいと思っています。

クラウドファンディングは3月31日まで続きますので、引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。




初めまして。現役歯科医師の石井久賀(左)と石田花奈(右)です。
この度は医療従事者のための防水型生理用スクラブパンツ開発プロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。

私たちは歯科大学時代の同級生で、出席番号が隣だったため実習はいつも隣の席でした。現在は共に歯科医師として働きながら、石井と石田という苗字から名付けたイシデンタルという医療従事者向け情報Instagramを運営しています。

Instagram:イシデンタル @ishi_dental より


学生時代、実習中白衣に経血漏れのシミをよく作っていた生理の重い石井。それに気づき、隠してあげたことのある石田。
歯科医師になってからも、石井は長時間座って診療した後、歯科衛生士さんに経血漏れをこっそり教えてもらった事が何度かありました。
そのため石井は毎月生理がくる度、白衣に経血が漏れていないか不安で仕方がなく、診療に集中することができませんでした。

実習中、大学2年生の石田と石井(2014)


・生理の時も安心して仕事ができるアイテムがあればなぁ・・・。
・ズボンに経血が漏れないような生地が付いていたらいいのになぁ・・・。


こうして思い付いたのが、防水型生理用スクラブパンツ「TiDa」でした。



"それ自分たちで作ってしまおう!"と言ったのがきっかけで、このプロジェクトがスタートしました。

私たちの夢は、生理の経血漏れを気にせずのびのび働く女性医療従事者を増やすことです。


防水型生理用スクラブパンツTiDaを着用し、
歯科治療する石井




まず私たちはプロジェクトを始めるにあたり、生理のある全ての医療従事者を対象生理に関するアンケートを行いました。

 

なんと、総勢607名もの医療従事者の方々にご回答いただきました。
回答者の約80%が20〜30代、職業としては歯科衛生士(30.3%)・歯科医師(19.2%)・看護師(16.2%)・歯科助手(8%)・医師(6.4%)・薬剤師(4.2%)を始め、獣医師・理学療法士・作業療法士・助産師・柔道整復師・臨床工学技士・臨床検査技師・介護士・鍼灸師など多岐にわたりました。

結果として自分達だけではなく、これだけ多くの医療従事者が同じように生理の悩みを抱えていることがわかりました。また、回答者607人のうち約90%の方が、”防水型生理用スクラブパンツがあったら欲しい”と回答しました。


そして、自由回答欄には607人中188名もの方々から沢山のご意見が寄せられました。
近年は生理に対してオープンな世の中になってきましたが、それでも皆さんが誰にも共有できなかった悩みとして心に抱えていたのだなと実感しました。



特に印象に残ったのは、

・白のユニフォーム指定が多く困っている人が大勢いること

・トイレには行けたとしてもナプキンを取りに行く時間がないこと / ナプキン収納用ポケットを欲している人が多数いること

・生理の重さは人それぞれであるため、男性だけでなく女性同士でも認識に差があり辛さ等を共感してもらえないこと



意外にも生理に対する医療業界の理解は乏しく、患者さんを第一に考えるため自己犠牲の精神で働かざるを得ない現場が多いのも事実。

ここに掲載できたものはほんの一部ですが、本当に読むだけで涙が出るほど、想像以上に過酷で悲痛な叫びが多かったです。




医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士などの医療従事者が仕事の際に履いているパンツのことです。様々な色があリますが、清潔感があるからという理由で白のスクラブパンツを強制されている方が多いです。

看護学校や衛生士学校の実習服も白が多いのが現状です。

そのため、生理中の経血モレを始め、生地が薄いので下着が透けてしまうといった悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。


このような現場の声も参考にしながら製品づくりを行いました。




ナプキンや吸水ショーツから漏れ出した経血が表に出にくい防水布を裏地に使用しました。膝付近まで防水布を使用しているため広範囲のモレでも安心してご使用いただけます。薄手で軽くサラっとした着心地です。布ナプキンにも使用される生地であり、透湿性もあるため蒸れにくくなっています。また、防水布はグレーカラーのため、下着の色などが透けにくい色合いとなっています。




時にナプキンを取りに行く暇もないほど忙しい方のために、夜用ナプキンも余裕で入るナプキン収納ポケットをパンツの内側に取り付けました。ポケットを内側に着けることで、うっかりナプキンを落とすという心配もありません。




生理痛が辛い時はウエストゴムでさえ苦しいと感じてしまうことも…。そんな時も安心して履けるウエストアジャスト機能を搭載しました。ボタンで簡単にゴムを緩めることが出来ます。



photo by heirloom


■カラー:ホワイト

■サイズ


S-Mサイズ着用:モデル身長153㎝M-Lサイズ着用:モデル身長165㎝



■素材

・表地:肌に優しい綿混素材(綿、ポリエステル、ポリウレタン)

・裏地:防水布(ポリエステル)


■洗濯

経血が裏地についた際は、軽く手洗いしてから通常の洗濯を行ってください。
タンブラー乾燥不可。







Design : Mami Chida

"TiDa(ティダ)"というブランド名は、沖縄の言葉で"太陽"を意味します。太陽のロゴの中にある小さな点は、医療業界で一生懸命頑張る、輝きを秘めた女性を表しています。頑張る女性を太陽のように照らす存在でありたい。TiDaのスクラブパンツを履くことで、生理のある全ての医療従事者が安心して働けますようにという願いを込めました。



私たちがこのクラウドファンディングに挑戦する理由は2つあります。

まず1つ目は、資金調達です。服飾の知識が皆無だった私たちにとって、服を作るということは想像以上に大変でした。また、実際にスクラブパンツを作り始めてみると、多くの資金を必要とすることが分かりました。何度も何度も試行錯誤してサンプルを作り直し、やっと最終的な形にたどり着きました。皆様からの支援で製作したスクラブで経血漏れに苦しむ女性医療従事者の方々を救いたいと思っています。


これまでに作った試作品、使用した生地


たくさんの方々にモニターとして参加していただき、理想的な商品を目指しました。


2つ目は、このクラウドファンディングを成功させることで医療業界でのフェムテックやフェムケアの需要を可視化したいという思いがあります。患者さんのために仕事をするという仕事柄、自分の事を後回しにしがちな医療従事者ですが、その我慢が原因で女性特有の疾患のリスクを高めてしまうこともあります。


医療業界は、女性スタッフが多い業界であるからこそフェムテックやフェムケアの活用が必要であると考えます。しかし、トップが男性である病院やクリニックがほとんどであるため、そういった女性からの声は届きにくいのが現状です。このような方々の声を、クラウドファンディングの成功という形で届ける必要があると私たちは考えます。


そして、SDGsやジェンダーギャップという言葉をよく耳にするようになった今、医療業界も例外なく全てのジェンダーの方がのびのび働ける業界にしていきたいと思っています。



私たちの挑戦を応援して下さる方々から応援メッセージをいただきました! 








2023年   12月             サンプル作成

2024年   1月下旬       発注

                 2月29月       クラウドファンディング開始

                 3月31日       クラウドファンディング終了

                 4月中旬        納品

                 5月上旬        リターン発送予定

                 6月                  ECサイト立ち上げ




【目標金額70万円】

・クラウドファンディング手数料:112,000円

・防水型生理用スクラブパンツ製作費:588,000円


皆様からのご支援が上記より多くなった場合は、梱包発送費、印刷物発注費用、デザイン委託料として充てさせていただきます。  


私自身、働くうえでネックに感じていたのが毎月やってくる"生理"でした。

最高のパフォーマンスで目の前の患者さんを治療したいと思っているにも関わらず、生理中に長時間座って診療する事が怖くて仕事に集中できない自分にもどかしさを感じていました。それと同時に、患者さんに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

そして女性スタッフが多い職場であるにも関わらず、生理に関する話題を職場で聞いた経験がなかったので、この悩みを誰にも相談できませんでした。そんな時に職場の女性歯科医師の集まりでふいに話題になったのが"生理に関する悩み"でした。その時初めて、経血が漏れないようにそれぞれが様々な工夫をしていることが分かりました。同時に、生理で悩んでいるのは自分だけじゃないんだ!と感じ、とても気持ちが軽くなった瞬間でした。今、生理に関する悩みを抱えている方々にも話すことで気持ちが楽になるという経験をぜひしていただきたいです。

この、防水型生理用スクラブパンツを導入することで、経血モレの不安から解放されることはもちろんですが、男性を含め職場での生理に対する理解の輪を広げ、また女性同士でも生理や更年期、女性特有の疾患について話しやすい環境を作っていきたいと考えています。

そして、このクラウドファンディングを成功させることで、需要が明らかになり、すべてのスクラブパンツに生理対策機能が施されることが当たり前になってほしいと思っています。

石井久賀


私は歯科医師ですが、研修医のときは医学部附属病院の歯科口腔外科に所属し、毎日病院のオペ室で手術に入っておりました。その後、日本歯科麻酔学会認定医という資格を取得して、現在も市中病院で全身麻酔をかけています。そのため、医師・看護師・薬剤師を始め、歯科業界以外の沢山の医療従事者と関わる機会がありました

まず、オペ室はとても寒いです。そして基本的に指定のオペ着はペラペラの生地。生理の時は、経血漏れやお腹の冷えが気になります。外科医の先生方は、手術に入れば何時間も立ちっぱなしで手術が終わるまで基本的にトイレには行けません。手術の準備や片付け、外回りや器械出しをするオペ室の看護師さんも同様です。また私たち麻酔科医は、東京などの都心部では人が足りていますが、地方では人手不足です。そのため、お昼休憩もままならないことがあります。もちろんトイレに行く時間も限られます。

そして病棟の看護師さんは、圧倒的に上下白のスクラブ指定が多いです。急変の多い病棟や急性期の病院では多忙を極め、目の前の患者さんのことで精一杯な職場です。前述のアンケートでも、自由回答欄での悲痛な叫びは病棟の看護師さんの割合が多かったです。

私は、この防水型生理用スクラブパンツが歯科業界を超えて、医療業界全体に大きな革命を起こしてくれるのではないかと期待しております。そのためには皆さまのお力が必要です。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

石田花奈


まずは、私たちの思いとこだわりが詰まった防水型生理用スクラブパンツを試してみてください。そして、生理の事を気にせずのびのび働く人であふれ、患者さんはもちろんですが自分自身もケアすることが出来る素敵な医療業界を目指しませんか?

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/04/04 15:49

    この度はたくさんのご支援、誠にありがとうございました。3月31日にクラウドファンディング期間を無事に終了することが出来ました!本当にたくさんの応援メッセージ、ご支援ありがとうございました。目標金額70万円でスタートした本プロジェクトは、最終的に約180万円という、始まる前は想像もできなかった素...

  • 2024/03/25 11:06

    皆さまこんにちは。先日ご報告させていただきましたが、ついにセカンドゴール150万円を達成し、このクラウドファンディングも残り6日となりました。ここまで本当にありがとうございます。現在180名の方にご支援いただいておりますが、私たちはファイナルゴールとして"200名の方に届けたい!!"という目標...

  • 2024/03/23 22:02

    いつも私たちを応援していただきありがとうございます。さて、本日は皆様に素敵なご報告があります!クラウドファンディングが始まって約3週間。ついに第二の目標であった150万円を達成することが出来ました。沢山の方に私たちの活動を応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで来られたのは皆様の...

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