はじめに(前談)

オフィス街のランチでこんな声が聞こえます。
「部長の言うこともわかるけど、みんながいる前であんなに怒鳴らなくてもいいよね。」
「雰囲気ぶち壊しだしもっといいやり方あるのにね~ 不器用なんだよね。部長の性格。」

日本におけるハラスメント問題は、令和になった今でも深刻と言えるでしょう。令和2年度 厚生労働省委託事業「職場のハラスメントに関する実態調査報告書」によると、過去3年間に、パワハラ、セクハラおよび顧客等からの著しい迷惑行為を一度以上経験した者の割合は、それぞれ 31.4%、10.2%、15.0%であった。

3年間でハラスメントを受けたという人が半数以上。2人に1人が嫌な思いをしたことがある、と答えていることになります。仕事へのモチベーションの低下と共にパフォーマンスの低下。日本の景気、1人当たりの生産性の低下にもつながることになります。

冒頭あいさつ

はじめまして"NASU"です。
IT企業で働く一般の会社員です。
都内に妻と娘と3人で暮らしています。

クラウドファンディングは初めてとなります。
新参者ですが、よろしくお願いします。

私は過去にハラスメントを多く経験してきました。今の職場でもそれは存在します。

振り返ってみると過去に勤めた12の会社の内、6社をハラスメントで退職していました。

体育会系で育っているので持ち前の根性で我慢強い方なのですが、体に限界を感じた際には「転職」という道を選んできました。

「あなたはハラスメントを受けたことがありますか?」

大半の人は受けたことがあると思います。

そんな時はどうしますか。

A.「ふざけるな!」と怒鳴り散らす
B.同僚や企業の窓口に相談をする
C.我慢をする 何もしない

立場を考えなくていいのであれば、当然「A.」を選びたいところですよね。

調査の結果によると、圧倒的に「C.何もしなかった」が多いのです。

上記問題を解決すべく、新規サービスとしてこちらを提案します。


はらすめんとカフェとは

こんなサービスです。


・ハラスメント被害者が匿名で集うオンラインコミュニティ
・Google Meetオンライン会議システムを使ったクローズドサービス

- STEP.1
デイリーカフェ(10分間)
[条件:公式SNSフォロー&リツイート]

嫌な思いをした際に、マスターがあなたの話を無料で聞いてくれます。同時に週末カフェへのご招待があります。

- STEP.2
週末カフェ(1時間)
[有料チケット:1,000円]

嫌な思いをした同じ境遇の人たちが週末に集まり、共感やアドバイス、問題解決について話し合いをします。同時に「はら会」へのご招待があります。

- STEP.3
はら会(コミュニティ)
[有料チケット:月額3,000円]

月1回のコミュニティではメンバー全員が参加。時に専門家によるハラスメント対策を聞いたり、普段のモヤモヤを忘れるためのイベント等を提供。他シーズンごとに参加希望者のみのリアルイベントも開催します。


はらすめんとカフェのメリット

こんなメリットがあります。

メリット1

人に話を聞いてもらうことで”すっきり”。吐き出すことでのメンタルケア。ストレスを溜めることなく次の仕事に取り組めます。

メリット2

同志との会話、セッションをすることで「こう対応すべきだったのか」「私だけじゃないんだ」「私よりもつらい人がいるんだ」など、孤独感から解放されます。

被害者の生の声を一般向けに情報発信することで、行為者に対して「こんなこともハラスメントになるんだ…」認識の向上と、抑止力につなげることができます。また企業としても相談窓口には上がってこない、ハラスメントの実態を把握することができます。


社会課題

冒頭にも少し触れましたが、ハラスメントがあった場合にどう対応するか??

相談窓口を設けている企業もありますが、これを活用する人はほとんどいません。ハラスメントを正そうとする人はごく少数です。

理由としては、

・相談して正せたとしても同じ職場で働きづらい

・相談した後に行為者からの二次被害を受けそう

ハラスメントがあった場合、それを吐き出す場がないのが現状です。


「ハラスメントが職場にあるとどうなる??」

嫌な思いを我慢しながら仕事に取り組むことになるので、自身の能力を十分に発揮することができません。そのことが頭に残り、普段はあまりしないミスを起こしてしまったりなどもあります。


嫌な思いの限界を超えた際には、転職して新たな道を切り開く人もいます。転職にあたり、就職活動、引継ぎの準備、企業にとっては離職に向けての手続き、新しい社員の募集などが発生します。

個人にとっても企業にとっても、共にマイナスになります。


活動背景

「ハラスメントを受け続けるとどうなる??」

思い出したくない過去なのですが、私が20代美容師のアシスタント時期に先輩スタイリストからハラスメントを受け過ぎて「半うつ」状態になったことがあります。

スタイリストになりたい一心で、ただひたすら我慢をして歯を食いしばり、日に日にストレスを蓄積していきました。

周りに悩みを話せる人がいなく、あの時に「いい相談相手がいたらな」と思います。
(友達や身近な人には、うまくいってないことを話しづらいことも…)

現在は妻と娘と暮らしています。妻は裏表がなく良いことも悪いことも何でも話せるタイプです。会社で嫌なことがあった際には、よく妻に話を聞いてもらいます。

「ありがとう!話を聞いてくれて"すっきり”したよー」

逆のパターンもあり、互いに話を聞いてもらうことで心のケアをしております。

(私には話を聞いてもらえる人がいる)

聞いてもらう事でストレスをため込まずにリセットができ、また次の仕事に取り組める。
でも世の中には、話したくても話を聞いてもらえない環境の人もいる。

そこで私は「動こう!」と決意しました。

ハラスメントを受けた人の心の声を聞いて、少しでもストレスを軽減し心のケアをしよう。
悩みやモヤモヤをいつでも吐き出せる、聞いてもらえる場を作ろうと思いました。


実現したいこと

「ハラスメントに疲れた人の心のケアをしたい」

ハラスメントがあった後の行動は [何もしない] が多く、企業の相談窓口に話したり自ら動ける人はごくわずかです。

国民の大半は日々「我慢」を抱えながら、仕事をしていることになります。

そこで、ハラスメント被害者が集う「はらすめんとカフェ」を通じて、

・ハラスメント被害者のメンタルケア

・ハラスメント行為者への抑止力強化

活動をすることにより、少しでもハラスメントによる悪影響を軽減できればと思います。

5月にOPENする予定です。皆さまからのご支援、ご協力をいただければと思います。


リターンについて

ご支援いただいた方にはお礼として、
ドリップコーヒー、決起会や交流会、1対1対談、HPにお名前掲載など、様々なリターンを用意しております。(詳しくは「リターンセクション」をご覧ください)


スケジュール

2024年1月よりクラウドファンディングを開始します。4月に「決起会」などのリターンイベントを行い、5月に「はらすめんとカフェ」をOPENする予定です。


資金の使い道

初期費用と運営及び広告費用(1年分)

◆初期費用
ホームページ作成費用:1,500,000円

◆1年目の運用及び広告費用
(1)動画制作費用:1,200,000円
(2)広告費用:240,000円
(3)HPの運営費用:120,000円
(4)ワークスペース賃料:960,000円
(5)イベント活動:240,000円
(6)諸経費:1,200,000円

計:3,960,000円

合計:5,460,000円

ホームページ作成費用とコミュニティが軌道に乗るまで(1年分)の、運営費と広告費に使えたらと思います。
他、ネットを活用したイベント活動などを、積極的に行っていく予定です。


最後に(自己紹介)

改めまして"NASU"です。

あまり内容は濃くはないですが、自己紹介として簡単に私の職歴を振り返ってみましょう。

職歴の振り返り
高校時代はカフェの雰囲気が好きで、週5でバイトをしていました。
豆を挽いてお湯をゆっくり回しながら注いで、あの香りの中で働くのは幸せでした。

(2年目の夏、オーナーからのパワハラにより職を後にしました…)

20代は美容師に職を置き、人の話を聞いたり相談されたりするのが好きでした。カットだけでなく、話しをするのを楽しみに来てくれるお客様も多くいました。

(アシスタント時代にスタイリストからの猛烈なパワハラを受け、半うつ状態になりました…)

30代からはWEBに興味があり、自ら作ったホームページを元にIT企業に入りました。企画が好きで「こんなのあったらいいよね」「これおもしろいんじゃない」自ら行動して動き、ゼロイチにするのが好きでした。

(5年目の冬、上司からのパワハラにより転職をしました…)

まだ他にもありますが、、

自身の持っている経験を生かして、少しでも人の役に立てたらと思っています。

「はらすめんとカフェ」この活動に共感をいただけたら、とても励みになります。


終わりに(後談)

オフィス街のランチでこんな声が聞こえます。
「部長の言葉よかったね。今回ハラちゃんすごくがんばってたし、みんなの前で評価されてると、こっちもうれしくなっちゃうよ。」
「うん、私も泣いちゃった… 部長最高!雰囲気も良くなるしいい風潮だよね。私も今度がんばろう!って思える。」

自身の取り組みを評価されたら嬉しいし、できれば仕事は楽しくしたいですよね。

指導の際には感情的にならずに冷静に。怒るよりも誉めて伸ばす方向に、社会全体が向いてくれればと思います。

もちろん締めるところは締めなければですけど、その分上司としての管理能力は今後も重要視されていくと思います。

ハラスメントのない働きやすい職場環境を創る

皆さまに「この思いが届けば…」と、心より願っております。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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