地域おこし協力隊のためのクラファン
無料掲載をご検討の方はこちら

こんにちは!伊豆稲取駅リニューアルプロジェクトチームです。東伊豆町で活動する個人・組織の枠を越えた有志のメンバーでプロジェクトを立ち上げ、ローカルラボ「EAST DOCK」を拠点に活動しています。


伊豆稲取駅前にあった観光案内所と売店が2023年9月末、人口減少や新型コロナウイルスの影響によってクローズしてしまいました。伊豆稲取のまちの玄関口としてこれまで幾度となく利用してきた駅に元気がなくなってしまう。

元に戻すだけでなく、むしろこれは東伊豆で活動をしてきた私たちだからこそできる「新しい温泉街のあるまちの風景」をつくっていける機会になるのではないか。ピンチはチャンス!新しく変わる機会だと感じました。

そこで伊豆稲取駅の改修を通して観光客と地元住民が一緒に「手を振り合う風景」を生む「まちのレセプション」をつくるプロジェクトを立ち上げました。駅はまちの顔。そのリニューアルを通じてまちごと盛り上げていけないか?

通常の改修資金を募集するクラウドファンディングのかたちに留まらず、一緒にこの場所ならではのオリジナル商品をつくっていく機会としてもみなさんとご一緒できたら嬉しいです!


本プロジェクトを構成するのは下記のメンバーです。

<企画・設計・運営>
株式会社micro development(企画・設計・運営)
東伊豆町地域おこし協力隊・梅田留奈(グラフィックデザイン・運営)
伊豆急行株式会社(駅施設連携)
東伊豆町企画調整課(連携・協力)

<協力・連携>
稲取温泉旅館組合
一般社団法人東伊豆町観光協会
saya architecture・高橋沙耶(設計協力)


プロジェクトチームの中心になっているのが株式会社micro development(mdi)。その活動は、学生時代に東伊豆町で取り組んだ一軒の空き家改修から始まりました。当時初めて関わらせていただいた東伊豆町の皆さんは、一緒にプロジェクトを進めていく中でともに活用方法を考えたり、ときに大人の意見をくださったり、その懐の深さに大変お世話になりました。

そうして東伊豆の皆さんに見守っていただきながら、「小さく、でっかいこと」をはじめられた学生時代の経験が原点となり、2022年11月、当時の空き家改修プロジェクトメンバーで、ローカルでの「はじめる」を企画から実現まで伴走支援する事業を行う会社「株式会社micro development」を立ち上げました。東伊豆町に本社をおき、コアメンバーの半数が東伊豆町で生活しながら活動しています。


東伊豆町で活動するなかで拠点になっているのが、ローカルラボ「EAST DOCK」。EAST DOCKでは、「はじめる」人をサポートする「プロジェクト制度」を設けており、今回は、東伊豆町地域おこし協力隊の梅田留奈さんと伊豆急行株式会社さんと、プロジェクトチームを結成することになりました


東伊豆町地域おこし協力隊の梅田留奈さんは、大学時代にフィールドワーク先として東伊豆町を選んだことから、東伊豆町との関わりが始まりました。活動を通してまちの様々な方と交流するなかで、まちの人々のあたたかさに触れ、たくさん助けられた経験から「多くの魅力をもつ東伊豆町を、より多くの人々に伝えたい」と思い、東伊豆町に移住し、地域おこし協力隊として活動をはじめます。


約10年間関わってきた東伊豆町では、まだ広く一般には知られていないけど、まちに入り込んだひとなら知っている「土地」の魅力や、出会って仲良くなると楽しい「人」の魅力があると感じています。

人口が減っているなどネガティブなニュースも多いけれど、このまちにはもっともっと発展していけるポテンシャルがある

東伊豆での出会いをきっかけに、たくさんの心強いメンバーと一緒にプロジェクトを進めていけることになりました。今までお世話になってきた東伊豆を盛り上げることで恩返ししたいという想いのもとに、伊豆稲取駅改修プロジェクトチームで本事業を進めていきます!



東伊豆町は、静岡県の伊豆半島東海岸の中央に位置し、特産品として稲取キンメや柑橘がある、豊かな自然に恵まれた人口約1万3千人のまちです。温泉街として、年間約70万人の観光客が訪れます。


町内の6つの温泉街のひとつ、稲取温泉の玄関口になるのが、伊豆急・伊豆稲取駅観光で訪れる人々だけでなく、高校生をはじめとした地元住民も利用しており、年間乗降客数は約39万人(2022年)にのぼるまちの中の大事な拠点です


そんな伊豆稲取駅の改札の目の前にあり、長年愛されてきた観光案内所と売店が2023年9月末でクローズ。今まで駅を利用する住民・観光客を迎え入れていた場所がなくなってしまいました。

そこは、家族や友人とのとっておきの時間を過ごす観光客を迎え入れる窓口だったり、出発の電車が来るまでの間、旅人たちがベンチに座って東伊豆での思い出を振り返る場所になっていたり、部活を終えた高校生たちが、帰りの電車を待ちながら過ごす、なんでもないけれどかけがえのない時間の一部だったり。

そんな場所がこのまちからなくなってしまうのはあまりに寂しすぎる
私たちに何かできることはないのかと考え、立ち上がったのが、伊豆稲取駅のリニューアルプロジェクトです。



クローズした観光案内所と売店に代わるものとしてどんな場所をつくっていくと良いのか。

伊豆稲取駅利用者のニーズやインサイトを探ると、「既存の場所も残しつつ、新しいまちのエッセンスがある場所。一期一会ではなく継続したつながりができる場所がほしい」という想いが見えてきました。この想いを具現化するために行き着いたのが、「まちのレセプション」です。

「レセプション」とは、旅館やホテルなどの「受付」を指す言葉。旅館は東伊豆町の象徴として挙げられることが多く、そのおもてなしの素晴らしさから私たちは着想を得ました

レセプションは、旅館でおもてなしをするスタッフと、訪れた人々とが一番最初に接する場所です。東伊豆町は「おもてなし日本一」に輝いたことのある旅館もあるおもてなしの心が特徴のまちです。通常、旅館にチェックインするタイミングから始まるおもてなしですが、まちに着いた途端からはじめることができないか?私たちは、東伊豆町のまち全体でおもてなしを展開する「温泉 “街”」を目指し、温泉街にチェックインする「まちのレセプション」をつくり、まちのUX(顧客体験)向上を図る企画を考えました

また、将来的には駅のリニューアルに留まらず、駅の立地や来街者との接点をつくれることを活かし、エリア全体での顧客満足度の向上(温泉街DX)を目指していきます!



「まちのレセプション」のコンセプトは「手を振り合う風景をつくる!」とし、お店の名前も「ようよう」と名付けました。

「よう」とは、東伊豆町の人々があいさつをするときによく交わされることばです。ある人が「よう」と声をかけると、それに応えてまた別の人が「よう」とあいさつを返す。まちのレセプションは、観光客と地元住民、高校生同士など、人と人が出会い、「よう✋」「よう✋」とあいさつをするような場所を目指していきます!本プロジェクトでつくりたいのは、「出入りする人が、手を振り合う風景」です!


私たちが構想するまちのレセプションには、下記の機能があります。

・温泉街の玄関口!おもてなし観光案内所

伊豆稲取駅に降り立った観光客の皆さんをお出迎えします!ウェルカムドリンクの提供や、手荷物預かりなどの機能に加えて、ひとりひとりに合ったまちの情報をお届けします!

・ここだけのオリジナルが揃うポップアップ(チャレンジショップ)

東伊豆町と首都圏とをつなぐポップアップスペースを設けることで、地元住民の皆さんにとっても、観光客の皆さんにとってもここでしか出会えない、あたらしい体験を提供します。

・伊豆の良いものをあつめたセレクトショップ(物販)

東伊豆町ならではのものをローカルキュレーターがセレクトして集めた物販スペースを設けます。おすすめ商品に加え、オリジナル商品も展開予定です!東伊豆・伊豆エリアの魅力を存分に感じてください!

今後、活動報告にて、ローカルキュレーターとおすすめ商品を順次ご紹介していくので、お楽しみに!

・ラウンジ(カフェ)

電車の待ち時間にも重宝するカフェを設けます。待合所としての機能はもちろん、一部スペースではワークスペースも利用可能です。少し時間ができたときにふらっと立ち寄ってちょっとおしゃべりしていくような場所にしていきたいと思います!



伊豆稲取駅の改修プロジェクトをはじめるまでにも私たちは、本プロジェクトに繋げられるような活動を行ってきました。


10月に開催したワークショップでは、プロジェクトチームと地元の方、町長も交えて、駅周辺のコンテンツやニーズ、連携できそうなことを洗い出していきました。この場所の模型も制作し、イメージを膨らませながらアイデアを抽出していきました。


2023年9〜10月にかけて、東伊豆町の観光PR事業として渋谷で開催したポップアップ企画「渋谷温泉 supported by 東伊豆町」では東伊豆町をPRするローカルキュレーターの方による各商品の紹介POPを設置し、来場者にとても好評でした。今回の拠点でも地元の生の声を伝えていきたいと思います!


ポップアップ・チャレンジショップ開催に向けては東京の企業との連携も強めています。その先駆けとして、スペースマッチングサービスを展開する株式会社Rebaseとの連携による東伊豆でのキャンペーンを実施しました。都市とローカルを横断しているチームだからできる事業展開を進めていきます!



クラウドファンディングで得た資金の使い道としては、下記を考えています。

<目標金額200万円を達成した場合>
・みんなで一緒につくる、「ようよう」開業記念商品開発:40万円
・コミュニケーションツールの拡充:10万円
・設備のアップグレード:90万円
・リターン原価:20万円
・CAMPFIRE事務局への手数料(17%):34万円
・消費税他諸経費:6万円


・みんなで一緒につくる、「ようよう」開業記念商品開発

今回の取り組みをより広く知ってもらい、まちにも還元できる拠点にしていくために、「ようよう」の目玉商品になるオリジナルグッズを開発したいと思います。クラウドファンディングの過程を共有しながら、SNSなどでアンケートを取りつつ、皆さんと一緒に「ようよう」開業記念商品を作っていきたいと思います。一緒に思い出に残る商品をつくり、広げていきませんか?そのための費用に使わせていただきます。

・コミュニケーションツールの拡充

東伊豆町の地元ならではの情報をぎゅぎゅっと詰め込んだマップの作成や、ウェブサイト上でまちの魅力をより詳しく扱えるようにアップデートすることで、コミュニケーションツールの拡充を図ります。

・設備のアップグレード

まちのレセプション内家具・備品や、カフェ内厨房機器のアップグレードに使わせていただき、ここを利用される皆さんの体験をより良いものにします。

※CAMPFIREへの手数料等も資金の使い道として含みます。


観光客の皆さんや地元住民の皆さんがまちのレセプションで過ごす体験や残る記憶をより素敵なものにするため、そしてここからまち全体へ良い影響を広げ、次世代温泉街へ向けた活動をさらに行っていくため、このクラウドファンディングを通じて資金調達していきたいと思っています。

また、資金調達だけでなく、本プロジェクトを面白がってポップアップなどで連携してくれる仲間をつくることや、これからももっともっと面白く魅力的になっていく東伊豆町に来てもらうきっかけにも繋げたいと思っています。そして、仲間になってくださった皆さんとも手を振り合いながら、新しい温泉街のかたちを考えていきたいです。



想いを込めるあまり、とても長い文になってしまっていますが、ここまでお読みくださった皆さんありがとうございます。本プロジェクトでは、気軽に応援していただけるものから、東伊豆町を味わえるもの、より深く東伊豆町を楽しんでいただけるもの、事業者様向けのものまで、多種多様なリターンをご用意いたしました。


<純粋応援リターン>
・ようよう権+ドリンク1杯(¥3,000)
・ようよう権+ドリンク3杯(¥10,000)
支援金はほぼまるっとプロジェクト費用にあてさせてただきます!

<地元特産品リターン>
・デコポン「不知火(しらぬい)」(¥10,000)
・いちご「紅の輝き」(¥10,000)
・干物詰め合わせ(¥10,000)
伊豆稲取自慢の特産品を堪能していただけます!

<「ようよう」オリジナルリターン>
・「ようよう」開業記念オリジナルグッズ(¥50,000)
この機会でしか手に入らないシリアルナンバーが入ったグッズをご提供するメモリアルなリターンです!

<東伊豆町を体感するリターン>
・東伊豆町滞在コーディネート(日帰り)(¥50,000)
・東伊豆町滞在コーディネート(一泊二日)(¥100,000)
東伊豆町を熟知したチームメンバーがあなただけの滞在プランをご提案します!

<事業者向け広告リターン>
・伊豆急車内広告ジャック(¥2,000,000)
・パッケージデザイン+店頭販売(¥500,000)
・あなたのお店をプロモーション!権(¥30,000)
東伊豆エリアにて貴社のPRをお手伝いさせていただきます!

<mdiならでは!のリターン>
・mdi関連店舗割引券(¥10,000)
・守屋/荒武どこでも講演会!権(¥100,000)
東伊豆町で活動しているmdiならではのリターンをお届けします!



クラウドファンディングと並行して、活動をどんどん進めていきます。
今後の展開としては、下記を考えています。

・Instagram開設(アンケートも実施)

利用者の声を反映するため、商品開発やポップアップ出店者などに関するアンケートを実施します。アカウントはこちら

・ワークショップの開催

「駅に何があったら良いか」「どんな風景をつくりたいか」「誰と手を振りたいか」などをテーマとして「ようよう」の使い方をともに考え、可能なものからどんどん実現させていきます。

・まちのレセプション「ようよう」を一緒に盛り上げてくれる人の募集

出店者、ローカルアンバサダー/キュレーターを募集します。



プロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。

2023年12月:売店のリニューアル工事開始
2024年2月:「ようよう」プレオープン
2024年4月:「ようよう」本オープン

このスケジュールに基づき、計画を着実に進めてまいります。皆様のご支援をいただきながら、予定通りのスケジュールでプロジェクトを実現したいと考えております。



ここまでお読みいただいた皆さん、ありがとうございます。

観光客も地元住民も一緒になって「ようよう」と「手を振り合う風景」を目指し、東伊豆町・伊豆稲取駅「まちのレセプション」をつくりたい、という想いで立ち上げた本プロジェクトは、このクラウドファンディングからはじまります。


駅の改修に留まらず、まち全体で観光客の皆さんを迎え入れつつ、地元住民の皆さんも居心地良く過ごせる東伊豆町をつくっていけるよう、温泉街としての体験価値をデザインしていきます。次世代の温泉街を考えるための、第一歩をはじめます!ぜひ応援をよろしくお願いします。皆さんと、「まちのレセプション」になった伊豆稲取駅で手を振り合える日を楽しみにしております。

  • 2024/03/29 17:00

    みなさんようよう!伊豆稲取駅内「まちのレセプション・ようよう」では、4月のグランドオープンを記念してオリジナルグッズを制作します!ようようのコンセプトにも含まれていますが、この拠点はみんなで一緒につくるものにしていきたいと考えています!そこで、開業記念のオリジナルグッズをつくるならどんな商品が...

  • 2024/02/20 18:00

    みなさんようよう!クラウドファンディングにてみなさんのお力添えもいただきながら、一歩ずつ進めてきた伊豆稲取駅リニューアルプロジェクト。2月16日にプレオープンを迎えることができました!地元の方々や、学校帰りの高校生たちをはじめ、土日には観光に来られた方々(この時期の東伊豆町は、雛のつるし飾りや...

  • 2024/02/13 18:00

    みなさんようよう!今回の活動報告では、伊豆稲取駅内まちのレセプション「ようよう」の現在の様子をお届けします!いよいよ、オープニングセレモニーが今週2月16日に迫ってきました!一般利用は翌日2月17日から開始します!昨年から施工やデザインなどを進めてきた「ようよう」店内は、ついに最後の仕上げ段階...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください