半世紀続いた木曽音楽祭が今年も開催されます。
第50回の記念すべき開催に向けて、演奏曲や出演者が決まり、チラシ・ポスターも出来上がりました。多くの人達に支えられながら着々と準備を進めています。
この記念すべき『第50回木曽音楽祭』を盛り上げるべく、例年より人数を増やし小編成のオーケストラによる演奏を行います。また、地域の子供達にクラッシック音楽をより身近に感じてもらえるように、演奏家が地元の小・中学校へ訪問して演奏も行います。
これまでの長い歴史を継承しつつ、これからの音楽祭に繋いでいけるように記念誌やCD、映像記録の作成も予定しています。今年は、現地に来られないという方にも音楽祭を楽しんでもらいたいと思っています。
50年目の節目の年、写真(上)に写っているのは、音楽祭立ち上げの時から携わっている93歳の永井副実行委員長。今でも現役で音楽祭に携わっていただいています。町民が呼びかけて始まった音楽祭を、また皆さんと共に盛り上げていければ幸いです。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
プロジェクト立ち上げの背景
木曽音楽祭が開催されているのは、山深い長野県木曽町。長野県の南西部に位置する『 木曽 』は、古くから街道の往来で賑わっていた中山道が南北に通り、町の中心の福島宿には関所も設けられていました。また、日本百名山の一つ御嶽山は、山岳信仰の対象として昔から多くの信者が訪れています。
会場となるのは、中央アルプス木曽駒ヶ岳が望める眺望豊かな場所。「自然と音楽の調和」をメインテーマに掲げ、多数の一流アーティストが集い、緑豊かな木曽駒高原でクラッシックの名曲を楽しんいただけます。
現在、日本では数多くの音楽祭が行われるようになりましたが、木曽音楽祭はその礎となったといわれる老舗の音楽祭です。山深い木曽の地で、音楽祭が始まり現在まで続いてきた背景には、音楽を木曽を愛する人々の存在があります。
1973年、木曽フィルハーモニック協会が発足。地元のクラッシック愛好家達が、ナマの音楽を聴く機会に恵まれない木曽に「自分たちで演奏家をよんで演奏してもらう」と呼びかけ発足しまし、10月20日の協会発足記念演奏会以降、毎月のように著名な演奏家を招いて演奏会を開いていました。
1975年ビオラ奏者の最高峰として世界に知られるウィリアム・プロムローズ氏による公開レッスンと演奏会が木曽で開催され、プロムローズ氏は「素朴で熱気のある聴衆、若い演奏家、すばらしい自然をプレゼントしてくれた木曽に毎年来たい」と感激、小さな町での音楽祭はスタートします。
町民の呼びかけで始まり、町民の手で作り上げられてきた音楽祭は、年月を経て運営母体を変えながらも、現在も多くの町民に支えられて着実に木曽の地に根付いています。
その代表的な存在が、演奏家の食事を作る食事ボランティアです。演奏家の皆さんに地元食材を作った家庭料理を中心として、地域のお母さん達が腕によりをかけて食事を作っています。地域の方との交流を楽しみに来てくださる演奏家もいます。
より多くの方に気軽にクラッシック音楽を聴いていただけるように、また音楽祭当初に町の体育館で開かれていた雰囲気を感じていただけるように、前夜祭コンサートは中学校体育館で開催しています。ベニアと金屏風で作ったステージ、パイプ椅子の観客席、演奏家はラフなTシャツ姿での演奏と、料金も1,000円に設定し、クラッシックに敷居の高さを感じてている人にも足を運びやすい雰囲気で行っています・
演奏家が木曽に滞在している期間には、木曽の木材で作ったアルプホルンを使って、地域の広場や地元の小中学校で演奏してもらっています。会場以外での演奏風景は、自然や町民、木曽の町とともにあるこの音楽祭を象徴するような光景です。
木曽音楽祭は「演奏家自らが真に演奏したい曲を選曲し、合宿して完成させる。それゆえに、他ではめったに演奏されることのない曲が演奏される。」のも特徴です。演奏家はここでしたできない曲にチャレンジし、観客はここでしか聴けない曲を堪能することができます。
このプロジェクトで実現したいこと
今年で木曽音楽祭は第50回の開催を迎え、半世紀続く音楽祭となりました。
町民と演奏家、観客、地域がともに創りあげてきた木曽音楽祭を、未来に繋げていけるようにクラウドファンディングを通じて皆様のお力をお借りしたいと思っています。
具体的に第50回音楽祭では、音楽祭当初の想いや関わってきた人たちの記録を残して伝えていけるように、記念誌・映像記録を作成します。また地域の子供達にクラッシック音楽をより身近に感じてもらえるように、演奏家が小・中学校へ訪問して演奏も行います。
音楽祭では、例年より人数を増やし小編成のオーケストラによる演奏も行う予定です。節目となる木曽音楽祭を盛り上げ、より多くの人たちに音楽祭を知ってもらうことで、未来に続いていく音楽祭にしたいと思っています。また、これまで木曽音楽祭を応援していただいていた方の中には、今年現地に来られない方もいらっしゃると思います。CDを作成することで、みなさんにご自宅などで木曽音楽祭を楽しんでいただければ幸いです。
第50回木曽音楽祭で予定していること
・50周年記念誌の発行
・小中学校での訪問演奏
・コンサートCD制作
・通年より人数を増やした小編成のオーケストラ演奏
・記録映像番組の作成
・名古屋市でのPR公演 8月12日(日) 宗次ホール
お客様からの声
現在の準備状況
コンサートに向けてチラシやポスター作成、HPなどの更新、演奏家の宿舎の確保など受け入れ準備、ボランティアスタッフの募集準備、補助金や支援金、協賛金などの資金確保などを行っています。
リターンについて
音楽祭オリジナルグッズや地元特産品など、多彩なリターンをご用意しました!
○ 3,000円
■感謝のメール
〇 5,000円
■音楽祭オリジナルトートバック
■小池糀店の味噌
■木曽の天然水500mlペットボトル20本
〇 10,000円
■木曽音楽祭 コンサートご招待(23日、24日、25日のいずれかの日にご招待)
■第50回コンサートCDと50周年記念誌 ※CD、記念誌はコンサート終了後完成次第発送です。
■第50回木曽音楽祭 演奏者サイン入りポスター
■木曽のそばセット
■開田高原アイスクリームセット
○ 20,000円
■木曽音楽祭ゲネプロ鑑賞
(23日、24日、25日のいずれかの日のゲネプロを鑑賞いただけます)
〇 30,000円
■木曽音楽祭 コンサート3日間ご招待(23日から25日の3日間ご招待)
■漆塗りのペアカップ 漆塗りの木製のペアカップです。
○ 50,000円
■【企業向け】ご支援頂いた企業様のご紹介
(活動報告や音楽祭のHPでの紹介)
○ 100,000円
■【企業向け】ご支援頂いた企業様のご紹介
(活動報告や音楽祭のHPでの紹介、コンサート時にチラシの配布を行えます)
スケジュール
<クラウドファンディング募集期間>
2024年5月15日〜2024年6月30日
-
6月9日(日) チケット先行電話予約販売
6月10日(月) チケット通常販売開始
8月22日(木) 前夜祭
8月23日(金) フェスティヴァル コンサートⅠ
8月24日(土) フェスティヴァル コンサートⅡ
8月25日(日) フェスティヴァル コンサートⅢ
資金の使い道
皆様からいただいた資金は、50周年記念企画の費用、演奏家の滞在・交通費、広告費として使用させていただきます。
※目標額を超えた分については、演奏会運営に必要な費用に充てさせていただきます。
最後に
プロジェクトページを最後までご覧いただきありがとうございます。
長野県の山の中に、国内でもトップレベルの演奏家が1週間滞在してコンサートを行います。
演奏家の皆さんは演奏のレベルはもちろん、お人柄も魅力的な人ばかり。また、毎年演奏を楽しみに全国からこの地を訪れるお客様も素敵な人ばかり。
そんな多くの人達にに支えられ50年続けてきたこのコンサートをもっと沢山の人に知って、聞いていただきたいです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る第50回木曽音楽祭が終了しました
2024/09/02 10:258月25日のフェスティヴァルコンサートⅢを持って、本年の木曽音楽祭が終了しました。来場者は前夜祭274名コンサートⅠ429名コンサートⅡ514名コンサートⅢ622名合計1,839名昨年に比べて200名以上多くのお客様をお迎えすることができ、また最終日は完売となり、演奏者、スタッフ、事務局一同大変感激いたしました。クラウドファンディングにてご支援頂いた皆様には心より感謝いたします。今回のコンサートを録音しましたのでこれから編集作業を行い、CD作成にとりかかります。CDをご希望の皆様、もうしばらくお待ちください。 もっと見る
ご支援いただいた企業のご紹介【木曽オールプリント】様
2024/08/06 10:25木曽オールプリント株式会社 ~地域とともに情報発信のおてつだい~木曽地域の印刷会社として、木曽の情報発信、文化発展に協力できるように日々奮闘しております。デザイン、紙ベース印刷、ノベルティ印刷、WEB作成、等を扱っております。木曽オールプリント株式会社〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島6916電 話/0264-21-3166FAX/0264-22-2635ホームページ/https://www.allprint.co.jp/音楽祭開催の地元の企業です。音楽祭でも大変お世話になっています。この度はご支援いただき誠にありがとうございました。 もっと見る
中山道 福島宿
2024/06/26 09:16古くから木曽谷の中心地であった福島には、江戸時代のはじめに中山道福島宿が置かれ、木曽随一の宿場町として栄えました。旧宿場に連なる上の段地区には、現在も江戸時代末期の家並みがのこされており、枡形で折れ曲がる旧街道の様子からも往時をしのぶことができます。 もっと見る
コメント
もっと見る