▲現地で撮った日の出の写真です。こんな景色のいい場所に宿泊施設ができたら、泊まりたくないですか?


【ご挨拶・自己紹介】

初めまして、卜 天舟(ボク テンシュウ)と申します。

今は、
3Dプリント建築事業を行う「Meta House株式会社」の取締役、
建築BIMの研究・普及・教育事業を行う「一般社団法人日本BIM協会」の理事、
グラフィックデザインから建築デザインまで行う「株式会社idea APlus」の代表取締役
として従事しております。

いきなり「3Dプリント建築」だとか「建築BIM」みたいな建築専門用語からスタートして申し訳ありませんが、どちらも建築業界の最先端の技術として認識していただければと思います。
例を挙げますと、2025年大阪万博には3Dプリントでできた建築が登場します。また大阪万博のプロジェクトは「BIMで設計する」と国から方針を決められています。
当プロジェクトにおいて私はヨーロッパ某国のパビリオンのBIMにおける業務を担当させていただいております。

そんな私が、どうしていきなり2階建て3Dプリント貸別荘を作ろうとする理由を詳しくお話しさせていただきます。



【そもそも建築用3Dプリント技術って何?】

建築用3Dプリント技術は、簡単に説明すると一般的な工業用3Dプリンティングの原理と同様に、まずは建物のデジタルモデルを3Dプリンタが理解できる形式に変換する「スライシング」と呼ばれるステップを通して、デジタルモデルを薄い層にスライスします。そしてプリンターのノズルからモルタルを射出し、1層ずつ積み重ねて造形していき、硬化・固定されることにより、建築物が徐々に形成されていく新しい建築工法です。


【日本の建築基準法に適合するの?】

適合します。
3Dプリント建築は、モルタルでできた壁をメインの構造体とするケースが主流ですが、中に鉄筋を入れて「鉄筋コンクリート造」にすることも可能です。
モルタルのみの構造体は国土交通大臣の認定が必要になりますので、実現するにはまだまだ時間がかかります。しかし鉄筋コンクリート造にした3Dプリント建築に関しては、すでに建築基準法をクリアしたプロジェクトは日本には存在します。


【建築用3Dプリント技術のメリットは?】

① 施工期間の短

1分間に最大10メートルのモルタルライン(※1)が印刷できることで、従来の工法に比べて施行期間を大幅に短縮できます。
また、複数台のプリンターを同時稼働させば、理論上どんな規模の建物でもたった1日でプリンティングできます(※2)。

(※1)自社開発のプリンターのスペックによるデータ。
(※2)モルタルが固まるには別途数日間かかります。

② 現場職人数の削減

印刷用プリンターのお陰様で手書きが不要になると同様に、建築用3Dプリントの印刷現場は常に職人3人だけで回せます。
少子高齢化の問題(特に職人さんの人手不足)に直面している日本にはとても向いている技術になります。

資材コストの削減

建築資材の高騰は、長期的には2013年頃から続いています。近年は新型コロナウイルスやウクライナ情勢を背景にさらに建築資材がとんでもなく高騰している状況です。
我々Meta House株式会社が採用している自社独自開発したモルタルは、セメントに建設廃棄物や鉱滓など、浄化と特殊な処理をした素材を加え、本来価値のない廃棄物を再利用することで単価を驚くほど低く抑えることに成功しました。

④ 環境にやさしいエコな建設スタイル

建築用3Dプリント技術は、施工にかかる期間を短縮できることから、エネルギー消費量、CO2排出量、廃棄物の削減が期待でき、環境に優しい建築が行えるのが大きなメリットです。
また、我々が独自開発したモルタルは廃棄物をうまく再利用したことで、廃棄物が引き起こす環境問題の解決にも繋がります。

複雑な形が簡単に実現できる

3Dプリント技術はデザインの柔軟性を高めます。複雑な形状や構造を容易に実現でき、従来の建築工法では難しかったデザインの自由度を提供します。


日本の現状

いまだに1階且つ50㎡を超える3Dプリント建築はない。

中国の事例

▲弊社が建設した世界最も高い3Dプリントの5階建マンション

▲弊社が建設した世界初の内装まで3Dプリントされた1100㎡の2階建て別荘

▲弊社が建設した世界最大規模の3Dプリント建築ーー2400㎡の博物館(進行中)

ドバイの事例

▲弊社がドバイで建設した世界初の商用物件ーー17棟の官庁オフィス

また、ドバイは「2030年までに3Dテクノロジーを使用して実装および印刷される建物の割合を建設全体の最低25パーセント以上組み込むこと」を明らかにしました。


そのほか、アメリカやオランダ、デンマークなどの企業も3Dプリント業界ではかなり先を進んでおり、ロボットの開発能力から建設のノウハウまで世界をリードしている様子をみせてます。

もう、日本はこのままじゃヤバイです!!

どうしよう?日本の3Dプリント建築!!


【このプロジェクトで実現したいこと】

一言で言うと:より多くの方に3Dプリント建築の魅力を実感してもらいたい!

今までのお付き合いの中、海外のお客様は建築用3Dプリント技術をかなり受け入れていただいているのに対し、日本のお客様の多くは非常に慎重な姿勢を持っていることを痛感しました。

誰もが非常に慎重で躊躇していては、テクノロジーの進歩は起こりません。

確かに日本の建築法は非常に厳しいため、現状に満足し、新しい技術を試したがらない企業が増えるだろう。

もちろん、皆さんが慎重になる理由は十分理解しています、未知のものにお金と時間を投資したい人はいないのが当たり前のことです。

こういった背景を踏まえ、私は弊社が海外プロジェクトで長年にわたり積み上げたノウハウを活かし、日本において初となる2階建ての3Dプリント貸別荘を建設することを決意しました。

3Dプリント技術の進歩を示すと同時に、実際に3Dプリンティングされた建物で泊まることを体験していただくため、竣工後の貸別荘に皆さんを招待したいと考えています。

このプロジェクトを通して、建築用3Dプリント技術と日本国民との距離を縮め、誰もが「3Dプリント建築は遠い話ではない、私たちの生活に密接に関連しているんだ」と感じていただくことを期待しています。

よりスムーズに建築用3Dプリント技術を日本で普及させるために皆さんの力をぜひお借りしてください!


【貸別荘プロジェクトの詳細】
①立地

場所:千葉県君津市鹿野山
▲房総半島を眺めながらのBBQはいかがですか?(手前の草刈りをしてさらに視野を広がる予定です)

※正式な土地契約はまだ済んでおりませんので具体的な住所は控えさせていただきます。本クラウドファンディングが成功したら正式契約を結ぶ手続きに入ります。

ゴルフを楽しみたい方:

鹿野山ゴルフ倶楽部まで・・・・・・・・・・徒歩15分
ジャパンPGAゴルフクラブまで・・・・・・車で8分
新君津ベルグリーンカントリー倶楽部まで・・車で12分
ゴールド木更津カントリークラブまで・・・・車で14分
南総ヒルズカントリークラブまで・・・・・・車で20分
上総富士ゴルフクラブまで・・・・・・・・・車で27分

観光スポットを楽しみたい方:

マザー牧場まで・・・車で8分
東京湾観音まで・・・車で23分

海を楽しみたい方:

上総湊港海浜公園まで・・・車で22分
新舞子海水浴場まで・・・・車で23分

②貸別荘計画内容

規模:200㎡〜300㎡
階数:2階
間取り:4LDK〜
ベッド数:シングルベッド×8〜
湯船:あり
駐車場:敷地内2台〜(急速充電対応の駐車スペースを1台〜確保する予定です)※敷地外にも路駐するスペースはあります。
BBQスペース:あり
Wifi:あり
調理器具:完備
調理家電:完備
食器:完備
BBQセット:完備
食材:用意なし
ドローン撮影:可能エリア ※その他のドローンを飛ばすための規制やルールを守る必要があります。
利用形態:1.民泊(1泊から)2.マンスリー契約(年間1ヶ月から6ヶ月まで)


【デザインチーム紹介】

名称:株式会社堺アトリエ(Sakai Atelier)
設立:2016年
事務所:東京都新宿区・広東省珠海市(中国)

堺アトリエは、建築家の機能の拡張を考える教育と研究をベースとした設計事務所です。

建築デザイン、インテリアデザイン、環境デザイン、プロダクトデザイン、キュレーションなどを手がけています。
同社の中心メンバーはイェール大学、東京大学、早稲田大学、東京芸術大学などの有名大学を卒業し、都市計画、建築設計、データ分析、アートなどの分野でのバックグラウンドを有しています。
コアメンバーは東京大学や北京大学などにも勤務しており、教育研究と設計が相互に補完し合う体制を構築しています。

受賞歴:

2019年3月 第7回SRF賞 最優秀賞

2019年9月 深セン・香港都市建築ビエンナーレに出展

2019年10月 上海アーバンアートシーズンに出展

2020年10月 2020北京国際都市建築ビエンナーレに出展

2021年10月 2021北京国際都市建築ビエンナーレに出展

2023年12月 MUSE Design Awards 2024 金賞

2024年1月 有方2023年中国若手建築イベント入選

▲アメリカ「MUSE Design Awards 2024」金賞受賞の作品


【リターンについて】

リターン設定をリスティングします。詳い内容は各リターンページをご確認ください。

▲応援のみプラン:2000円
リターン内容:お礼のメッセージをメールにてお送りします。


▲竣工写真(デジタル版)プラン:5000円
リターン内容:竣工写真(インテリア・エクステリア)のデジタル版をメールにてお送りします。


▲竣工写真集(上製本)プラン:20,000円
リターン内容:竣工写真集(上製本)をお届けします。工事プロセスの写真も満載!


▲支援者名簿にお名前を掲載するプラン:10,000円
リターン内容:竣工写真集(上製本)内の支援者名簿に希望するお名前を掲載いたします。
※個人支援者様向け


▲竣工写真集(上製本)+支援者名簿にお名前を掲載するプラン:25,000円
リターン内容:
①竣工写真集(上製本)をお届けします。工事プロセスの写真も満載!
②竣工写真集内の支援者名簿に希望するお名前を掲載いたします。
※個人支援者様向け


▲記念用貸別荘3Dプリント模型プラン:60,000円
リターン内容:支援者名(個人/法人)入りの樹脂製貸別荘3Dプリント模型をお届けします。


▲モルタル製3Dプリント椅子プラン:100,000円
リターン内容:貸別荘と同じ素材のモルタル製3Dプリント椅子を一脚お届けします。


▲組み立て工事現場見学プラン:100,000円
リターン内容:3Dプリント貸別荘の組み立て工事現場に招待いたします。(1支援につき2名まで)
※3Dプリンティングの現場ではありません、プリントされた建築のパーツを現地で組み立てる現場になります。


▲スポンサープラン:500,000円
リターン内容:
①竣工写真集(上製本)をお届けします。工事プロセスの写真も満載!
②竣工写真集内の支援組織名簿に社名/団体名及びロゴを掲載いたします。
③常にスポンサーの社名/団体名及びロゴを印刷したユニフォームを着用して動画配信します。
④動画内でスポンサーの事業内容を紹介するタイムを設けます。(一回あたり2分間前後)
※法人・団体・屋号の持つ個人事業主様向け


▲中国工場見学ツアープラン:1,000,000円
リターン内容:
①中国工場への見学ツアーをご案内します。
②竣工写真集(上製本)をお届けします。
③竣工写真集の支援名簿にお名前or社名/団体名を掲載します。(個人/法人問わず)
④常にスポンサーの社名/団体名及びロゴを印刷したユニフォームを着用して動画配信します。(法人・屋号を持つ個人事業主)
⑤動画内でスポンサーの事業内容を紹介するタイムを設けます。(一回あたり2分間前後)
⑥3Dプリント貸別荘の組み立て工事現場に招待いたします。


▲私が案内する50分間内覧プラン:20,000円
リターン内容:プレオープン期間中に、貸別荘の内覧を私自らご案内いたします。


▲私が案内する80分間内覧プラン:25,000円
リターン内容:プレオープン期間中に、貸別荘の内覧を私自らご案内いたします。


▲プレオープン予約権:65,000円
リターン内容:2万円引きでプレオープン期間中に予約が取れる権利を与えます。
※宿泊(一泊)料金・清掃料金・BBQセット使用料込みです


【主なスケジュール】

■2024年
3月下旬  クラウドファンディング終了
4月    建物設計開始、Youtubeチャンネル開始
4月末   資金入金
5月    土地契約完了、地盤調査
6月末   設計終了、建築確認申請
8月    基礎工事開始、工場にて建物を3Dプリンティング
10月    現地にて建物の組み立て工事を行う、外装工事
12月    内装工事
■2025年
3月    消防検査、民泊営業許可の取得
4月1日   プレオープン
6月1日   本オープン  

※2025年4月1日にプレオープンする予定になりますが、工事進捗や営業許可の取得タイミングによりスケジュールが変更になる可能性がありますのでご了承ください。
活動報告もしくはYoutubeチャンネルにて最新情報をチェックするようお願いします。(Youtubeチャンネルのリンクは最新の活動報告にてお知らせいたします)
竣工後にリターンを順に発送させていただきます。


【資金の使い道】

ご支援いただいた資金は、土地購入費、設計費、建設費、内装工事費と、
民泊事業をスタートさせるための資金として大切に活用させていただきます。

※実際3Dプリントの住宅1軒を建設するためにかかった費用の内訳は、竣工後にYoutubeチャンネルにて公開する予定になります。
ご興味のある方はぜひチャンネル登録をお願いいたします!(Youtubeチャンネルのリンクは最新の活動報告にてお知らせいたします)


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください