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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

❤️プロジェクトの実行者について

はじめまして!私は埼玉県在住の高校2年生の冨澤実留(とみざわ・みる)と申します。数あるプロジェクトから、私のプロジェクトをご覧くださり、ありがとうございます。

私は、高校1年生の約10ヶ月間、エストニアに留学した際に、ウクライナ難民の友人ができたことをきっかけに、帰国後、日本から何かウクライナの人達に支援ができないかを模索してきました。現在必要な物資が未使用のオムツや止血帯などであることを知り、ウクライナ、東部スームィ州の孤児院へ寄贈したいと思い活動しています。


❤️このプロジェクトで実現したいこと

長引くウクライナの戦況により現地の子供たちの犠牲は大きくなっています。障害により施設にいた子どもや戦争で両親が亡くなり孤児になる子どもがロシアに連れ去られるといった犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。また、他国に避難したくてもそれだけの体力や金銭的な余裕がなく、住み慣れた土地を離れられないお年寄りも多くいます。私は、既にご寄贈頂いた未使用のオムツ、これから購入するものも含めてウクライナスームィ州Благодійний фонд ЗА ЄВРОПЕЙСЬКЕ МАЙБУТНЄ(欧州の未来のための人道基金)が運営する孤児院ウリャニフスシカ特別学校に寄贈します。スームィ州議会が管轄しており施設には43人の子供たちがいます。止血帯については集まっていませんが、一般人を含む多くのウクライナ人が傷ついており、治療を受けるまでの応急処置として使うようです。皆様からの資金が十分だった場合はできるだけ多く購入し送りたいと考えています。子供たちやお年寄り、戦時下で傷ついた人達の負担を少しでも軽減するために、支援物資の購入国際便で発送する費用のご協力をお願い致します。

ウリャニフスシカ特別学校



💛Благодійний фонд ЗА ЄВРОПЕЙСЬКЕ МАЙБУТНЄ

(欧州の未来のための人道基金)の活動

Благодійний фонд ЗА ЄВРОПЕЙСЬКЕ МАЙБУТНЄ(欧州の未来のための人道基金)の活動

この団体は、2022年にスームィ市のボランティア参加者によって設立されました。現在までに、すでに18人のボランティアが活動しており、ウクライナ国軍の部隊、TRO(志願兵組織の領土防衛隊)と常に連絡を取り合っています。ウクライナのさまざまな地域にある住民の社会的保護団体と連絡を取り合い、定期的にウクライナの防衛のため必要とするもののリストを要求されており、彼らが必要とするものを見つけて提供するために最善を尽くしています。この地域の高齢者は、避難所や施設ではなく自宅で過ごしているため、財団のボランティアは、地域からの情報をもとに高齢者の各家庭に必要なものを届ける活動をしています。また、親の世話を受けられずに放置された孤児院の児童を定期的に訪問し、彼らのために休日を企画し、お菓子や贈り物を届けています。また児童たちの日常の世話や住環境の提供に加え、衣服や文房具なども提供しています。 欧州の未来のための人道基金は、困難な状況にある子どもや家族に、社会・物質・心理的な支援を行うほか、子どもの治療費の募金活動や子どもの権利保護も行います。子どもたちはウクライナ国家の未来であり彼らの保護は最も貴重なこととして紹介しています。今回、皆様のご支援で送られる人道支援物資は「欧州の未来のための人道基金」を通じて孤児や高齢者、また戦時下で傷ついた人たちに届けられます。


💛 下記、孤児院から送られたメッセージと写真です。

私たちのスームィ州は今まで、ロシア軍が実際にある程度攻め入っていたこと、ウクライナ北東部であること、交通の便が悪いことなどからなかなか西側諸国からの支援は入って来ませんでした。そんな中でも特に貧しく繋がりもなく、支援を求めるにもどこに求めていいのか、スマホなど求めるための手段も限られている孤児院はとても厳しい状況に置かれ続けて来ました。孤児院の中でも乳児への支援物資以上に、10代の子ども達への物資はさらに足りません。多くの男性が戦争に行き、彼らの状況は深刻極まりありません。ぜひ日本の皆さんにこの状況を知っていただきたいです。




下記ウクライナの子どもや高齢者の参考記事:

⚫︎ロシアに連れ去られたウクライナの子どもたち NGOによる「命がけ」の救出作戦が続く2024年1月15日

⚫︎ロシアに“連れ去られる”子どもたち その実態とロシアの狙いは2023年3月22日

⚫︎戦火逃れても人身売買の脅威 ウクライナ孤児 2022年4月20日

⚫︎ウクライナ:ロシアの侵攻で特に窮地にある高齢者 2022年12月15日

⚫︎【ルポ】 ウクライナ東部にとどまる高齢者たち なぜ避難しないのか2022年4月18日


❤️プロジェクト立ち上げの背景

私は、高校1年生の時にエストニアに留学し、その間、現地高校でウクライナ難民の友達と親しなりました。しかし、自らの意思で留学した私と違い、戦争によりやむ無く家族と引き割かれ母国にいつ戻れるかわからない彼女に戦争のことを聞くことは容易ではなく、彼女の傷の重さを感じていました。 彼女はとてもマイペースで明るい性格でしたが、時々母国のことを思い出し、悲しい顔をしていることがありました。 そのことを 日本の同世代の人に話したところ、「確かに 可哀想だと思うけど、自分たちがウクライナ戦争のことを考え悲しんでも、彼女たちの戦争が終わるわけでも、彼女たちが幸せになるわけでもない」と言われ、日本人の同年代が世界に無関心かを知りました。

ハイキウ州からきたソフィアとハリキウ州から来たソフィアと


帰国後、日本の高校に復学した私は、高校生として何かできることはないかと模索しました。まず、身の回りから集められる物資はないかを探し、ポーランド在住のウクライナ支援をする坂本龍太朗さんに尋ねました。そこで、今必要としている物資は大人用、子供用オムツ、止血バンドであることを知りました。戦争が始まってから、ウクライナは西部に比べ、東部地方や前線近い地域では物資が不足しておりスームィ州もその一つで今までも支援が届いていない地域です。そこで、私は、身近から未使用で余っているオムツや止血バンドを集め、ウクライナ、スームィ州Благодійний фонд ЗА ЄВРОПЕЙСЬКЕ МАЙБУТНЄ(欧州の未来のための人道基金)が運営する孤児院ウリャニフスシカ特別学校へ寄贈をする活動を始めることを決意しました。こちらの孤児院は坂本さんを通して紹介いただき、私が物資を寄贈する許可を承諾頂いています。2022年の2月に始まったロシアによる侵攻は、誰もがまさかの戦争と注視しすぐ終わるだろうと思いました。私は、その年留学しましたが帰国後も戦争は続いています。ウクライナの人が自国で安心して暮らす日がいつになるか分かりませんが、必ず終わりが来て復興もあると信じ、微力ながらも持続可能な支援を続けたいと思い活動を始めました。


❤️「これまでの活動と準備状況」

私は、まず地元の学校や在籍校、身の回りの知り合いに声をかけ、ポスターを掲示させていただき、未使用のオムツを集めることから始めました。近所のケーキ屋さんでは玄関前にオムツを回収ボックスとポスターを設置してもらい、お客様から沢山のオムツを寄贈いただきました。また募金箱も設置していただき、約一月間で¥11,046円ご寄付を頂きました。



今年の年始には、中学時代の友人と恩師にご協力いただき、近所の神社近くで募金活動を行いました。約2時間という短い時間でしたが、こちらの声かけに立ち止まり戻って募金して下さる方も多く、¥19,466円ご寄付を頂きました。

在籍高校で埼玉新聞さんから取材をうけました。

また、私が留学の際、「埼玉発世界行き奨学金」で奨学金を給付下さった埼玉県の企業さんに相談したところ、ご担当の方から沢山の貴重なアドバイスをしていただき背中を押して頂きました。そして、現地からの必要な物資情報や発送についてはポーランド在住のウクライナ支援をする坂本龍太朗さんに相談しながら行なっています。

発送については日本からウクライナへの航空便で送るか、(現在、船便は運行無し)近隣諸国のポーランドへ船便か航空便で送り、その後ポーランドからウクライナへ運搬のどちらかになりますが、ポーランドからウクライナ国内まで送る場合、郵送費やそれに伴うガソリン代、関税なども発生します。現在中東情勢の不安定なため、船便も喜望峰経由になることから高騰する可能性もあるので発送方法は戦況次第で決める予定です。


💛 現段階での寄贈頂いた物資状況 2024/1/30時点

大人用オムツパット545枚 29.2kg

大人用オムツパンツ型 237枚 16.1Kg

大人用オムツテープ型136枚 16.7kg

大人用オムツ 合計918枚 合計62Kg

子供用オムツ 合計645枚 合計18.6.kg

オムツ合計1563枚、合計80.6kg



💛不足物資の購入について

👶 子供用オムツの購入について

この活動を始めて約2ヶ月間、大人用、子供用、オムツ合計1563枚、80.6kgものオムツが集まりました。ご寄贈いただいた方に心から感謝申し上げます。今後も集まる予定ですが、大人用オムツの方が集まりやすいため、このクラウドファンディングで集まった資金が十分だった場合は子供用オムツを購入したいと考えています。


🏥 止血帯CATターニケットの購入について

馴染みがなく一つも集まらなかった止血帯CATターニケットは、現地で傷ついた人の応急処置を施すものです。皆様からの資金が十分だった場合はできるだけ多く購入したいと考えています。1つあたりの販売価格は税込¥8,500前後ですが、質量が約82gなのでオムツに比べ送料は抑えられるため、オムツ送料との配分を検討して購入したいと思います。いくつかでお見積りを取っていたところ、大変嬉しいことに株式会社オーストリッチインターナショナル様から通常の半分程の価格で止血帯CATターニケットを購入できることが決まりました。命を救うことに繋がる素晴らしいご支援です。本当にありがとうございます🙇‍♀️

❤️「リターンについて」

皆様からのご資金を、できる限り無駄なく人道支援物資としてウクライナに届けるために、物理的なリターンは最小限にさせて頂きます。 ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。🙇

✨感謝の気持ちを込めてメールでお礼状 

✨支援物資到着後、ウクライナからの手紙や現地の状況をお知らせ 

✨ホームページ支援者様の欄にお名前の掲載(お名前の掲載を希望されない方につきましては、支援時の備考欄にニックネームもしくは匿名希望とご入力ください)

✨HappyUkuraine2023のウクライナ語で平和と書かれたロゴステッカーの郵送

✨高校生マイプロジェクトアワード2023に提出した関連動画リンクのご提供 (全国大会まで進んだ場合はマイプロジェクトサイトでも掲載。2023/2/10提出)

✨Zoomオンラインで冨澤実留の活動報告・体験談を聞く!をお届けします。(大学受験を控えているのため、日時は追ってご案内いたします)


❤️「お手数料(ご協力費・システム手数料)について」

✨ご支援者様から手数料が分かりにくいとのお声をいただきました。下記ご支援金額のお手数料の内訳と合計金額です。お手数料もご負担頂きありがとうございます。🙏 2/14/2024

※冒頭にありますように、このプロジェクトでは、支援者様にご協力費をいただくことで、プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営されています。

システム利用料(支援者様ご負担の手数料)について


❤️「実施スケジュール」

現在、オムツ寄付の募集と資金調達を行っています。寄付の受け付けは1ヶ月半程行い、その後、物資の購入と発送手続きを進めます。発送までの準備には2週間ほどかかる予定です。ウクライナの人たちに早く届けるため、迅速に対応していきます。

2024/03/15 不足物資の購入と発送準備

2024/03/31 寄付の受付け締切

2024/03/31〜 発送


❤️「最後に」

私はこのプロジェクトを、エストニアで出会ったウクライナから避難してきた友人と仲良くなったのをきっかけにはじめました。友人の父親と兄は現在もウクライナに残っています。ウクライナ難民として生活している友人は、家族の手伝いをしたくてもできないのが現状です。そんな彼女のために出来ることを探しこのプロジェクトを始めました。戦争が終わり、復興作業が終わるまで支援は終わることはありませんが、まず一歩成果を残すために私はウクライナへオムツを届けるプロジェクトを成功させたいです。

また、 私はエストニアの留学で幸運にもウクライナ人の友達ができ、戦争のことや難民について考えることが増えましたが、多くの日本人にはそのような経験が少なく戦争について考える機会も減少しています。そのため、私は留学経験やこの活動を活かし、多くの人に難民や戦争被害者のことを考え尊重してもらえるように頑張っていきたいと同時に、今ある日本の平和の尊さを知ってもらえるように活動したいと思います。

2022年2月24日に始まったウクライナ侵略も今年で2年になります。 実は、2月24日はエストニアの独立記念日であり、エストニア人にとってはとても喜ばしい記念日であるのですが、友人は、「悲しい日だ。」と、複雑な心境を口にしていたなど、戦争による心の傷のひとつを知った日でもありました。

このプロジェクトが始まりまだ数ヶ月ですが、身の回りの方々の熱い思いとご協力がありここまで頑張ってこられました。しかし、現状でウクライナ戦争の存在が日本人の記憶から薄れていく中で、今が踏ん張り時だと考えております。今までオムツの寄付、募金にもご協力くださった方々に感謝の気持ちを忘れずに最後までやり遂げたいと思っております。そのために、私が1人でできない分のお力添えをお願いしたいと思っております。ご協力の程よろしくお願いいたします。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 支援物資の購入と国際発送料

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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