▼はじめにご挨拶

 皆さんはじめまして、狛江・多摩川花火大会実行委員会です。

 狛江市は、新宿駅から小田急線で約20分程度の場所に位置する、日本で2番目に小さい市です。都心に近いながらも多摩川をはじめとした豊かな自然を抱えているのが特徴ですが、周辺は世田谷区をはじめ、調布市、川崎市(多摩区)と大きな自治体に囲まれ、認知度は何だかイマイチ・・・。

 そんな狛江市に、四方八方から多くの来場者が殺到する市内随一のビックイベントが「狛江・多摩川花火大会」です。一度でも見に来られた方は、その間近で見れる花火の虜となります。悲しいことに、数年に一度しか開催できないという財政事情を抱えていますが、みんなこの一日を一日千秋の思いで心待ちにしています。

 日々の日常には嫌なこともたくさんあると思います。私たちはこの花火大会をとおして、そんな暗い日常を吹き飛ばし、地域全体を元気にしたいと心より願っています。

▼狛江の花火大会

 狛江地域の花火大会は、古くから歴史があり、太平洋戦争等の理由により、中断した年もありましたが、平成16年度までほぼ毎年実施されてきました。その後、財政事情等の理由から中断されましたが、平成22年度に再度実施し、さらに5年を経た平成27年度(前回)には狛江市制施行45周年記念事業として大変多くの人たちに花火を楽しんでいただきました。

 臨場感溢れる打ち上げの大音響とともに、夜空に花開くカラフルな5,000発余りの大輪は、夏の一夜を飾るにふさわしい思い出となります。狛江の花火大会はその会場の狭さゆえに、約110mという間近で見ることができます。他の花火大会以上の大迫力を味わえることと思います。

 今回は、多くの市民の皆さんから早期実施を期待する声が挙がり、それに応えるため、市制施行50周年となる5年を待たずに3年振りの開催することとなりました。

▼花火大会開催のピンチ!!

 花火大会に対する皆さんの期待はひしひしと伝わってきますが、小さな市ゆえに、実施資金が集まりにくいという苦しさがあります。特に、今回の「狛江・多摩川花火大会」は開催にあたって危機が訪れています。多くの人たちに御来場いただけることは、私たちにとってこの上のない喜びでもある反面、会場設営や会場警備の費用が相乗的に膨らんでしまう大変厳しい現実が待ち受けています。

 狛江市の人口は約8万人。そして、前回(平成27年)開催時の来場者は約11万人。ただでさえ小さい狛江市に、その人口を優に上回る来場者が訪れることになります。さらに今回はそれ以上の来場者も見込まれており、設営・警備費用の大幅増が予想されています。

▼クラウドファンディングに挑戦しようと思った理由

 花火大会の実施にあたっては、行政からの補助もいただいていますが、運営費の大半に関しては、企業や団体の方々からの協賛金・有料席の売り上げ等で賄っています。過去にないほど協賛金の御協力の営業に力を入れていますが、どうしても限界はあります。・・・そして、例年以上に開催にかかる莫大な設営・警備費用が増大しているという現実を実際に目の前にし、我々は頭を抱えてしまいました。

 取るべき選択肢は2つ。1.打ち上げ数等を含めてイベント規模を縮小させるか or 2.あきらめずに夢や希望を追い求め続けるか。ーーー我々が選んだ道は後者でした。

 ではどうすれば良いか?私たち実行委員会は、昨年から行政も交えながら議論に議論を重ねてきました。その中の選択肢で、「出来ることは何でもやろう!」と目を付けたのが、私たちも聞いたことがある程度の認識だった「クラウドファンディング」です。

 もちろん、クラウドファンディングだけで解決するような甘い話ではないことは認識しています。ーーーが、花火大会を通じて地域を元気にしたい、そして皆さんに夢や希望を届けたいという私たちの気持ちには、嘘偽りは決してありません。そんな気持ちに少しでも共鳴してくださる全国の方々から応援していただければとの必死の想いから、今回クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

▼資金の使い道

 前回(平成27年)の花火大会では、お隣川崎市との友好の象徴として、狛江市と川崎市を結ぶ200mのナイアガラ花火を実施しました。両市の間を流れる多摩川の上空を雄大に彩り、観る人の心を一瞬で奪い去ったナイアガラ花火は大好評をいただき、狛江の花火大会を象徴する花火へとなっています。

 今回のクラウドファンディングで皆様から寄せられらた資金は、花火大会を大いに盛り上げるため、こちらのナイアガラ花火を実現するための費用に使わせていただきます。
 御来場いただいた皆さんの心に刻めるような花火をーーー!家族と一緒にかけがえのない時間を感じながら・・・。恋人と眺める悠久とも思えるひとときを・・・。御来場いただいたすべての方にとって、忘れることのできない素晴らしい思い出となる花火となるように・・・。そんな想いを込めて、ナイアガラ花火を実施したいと思っています。

 リターンについては、心ばかりの御礼しかできませんが、皆様の気持ちや想いを私たち実行委員の推進力に変え、花火大会当日、夜空一面に夢と希望が降り注ぐ様をお見せすることが一番の恩返しになるはずと強く信じています。

▼最後に

 今回、クラウドファンディングについては我々としても初めてのチャレンジとなります。
 「花火大会を盛り上げ、街を元気にしたい」。ーーー私たちの気持ちは至ってシンプルです。この単純だけど熱い熱い私たちの想いをご理解いただければ幸いです。どうか御支援・御協力の程、宜しくお願いいたします。
 そして、これをお読みになっている皆さんには「狛江・多摩川花火大会」をぜひご覧いただきたいと思います。必ずファンになること間違いなしです。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

■問い合わせ

 狛江・多摩川花火大会実行委員会
 事務局:狛江市観光協会
 東京都狛江市和泉本町1-1-5(狛江市役所2階 地域活性課内)
 TEL:03-3430-1111
 FAX:03-3430-6870 

※荒天等のやむを得ない理由により花火大会を中止とさせていただくこともありますが、原則返金はいたしかねますので、予め御了承ください。

 

  • 2018/07/30 10:36

    今回は残念ながら目標額までは到達しませんでしたが,皆様の温かいご支援は確かに私たちの励みとなり,大きな力となりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ナイアガラ花火の実施につきましては,これから狛江・多摩川花火大会実行委員会で検討してまいりたいと思いますが,皆様からのご期待を裏切らないよう...

  • 2018/07/23 11:29

    今回,120万円を突破し,新たなブロックが1つ追加されました。 皆様のご支援ご協力,誠にありがとうございます。いよいよクラウドファンディングの締め切り(7月27日(金))が近づいてきました。皆様のご声援のおかげでここまでこられたことに感謝しています。目標まではかなり厳しい状態ですが,最後まで...

  • 2018/07/18 12:24

    今回、大台の100万円を突破し、新たなブロックが1つ追加されました。 皆様の御支援、御協力、誠にありがとうございます。 クラウドファンディングの申し込み7月27日(金)までとなっています。皆様のおかげでとうとう折り返し地点までは来ましたが、まだまだ目標額には厳しい状態が続いています。狛江・...

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