※2024/3/23 追記【目標金額達成のお礼】 

おかげさまで目標の100万円、ネクストゴールの200万円を達成できました! ありがとうございます。いただいた支援金は大切に使わせていただきます。 終了まで残りわずかとなりましたが、今後はネクストゴール【250万円】にチャレンジします!

最後まで走り切りますので、応援よろしくお願いいたします!

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罪悪感なく
家族と「美味しい」を
一緒に楽しみたい!
そんなお悩みありませんか?

大切な子どもや家族にはキチンと健康的な料理を作ってあげたい」
罪悪感なく美味しいスイーツを作りたい」
お客様に出す食材はしっかりとこだわりたい」

近年、「糖質制限」という言葉とともに、このような声を聞くことが多くなりました。また、SNSでも「白砂糖を使わない料理・スイーツ」という動画をよく見かけるようになり、「人々の健康に対する意識の高まり」を感じております。

また、コロナ禍をきっかけにリモートワークが増え、体を動かすことが減っていることもあり、運動不足や体重増加につながっている方も多いと思います。そういった状況から、糖質を抑えた食事のニーズが高まっているのではないでしょうか。

そういった中で、注目されているのが砂糖以外の「甘味」。その中でも「ハチミツ」は、栄養素も高く、体に貯まらずすぐにエネルギーになると言われています。

ただ、

「納得できるものを見つけられてない」
「せっかくなら、海外産より国産のものを選びたい、応援したい」

という声もお聞きします。

そんなあなたに知っていただきたいのが、禿山から蘇った足尾の森の中で生まれている国産非加熱のハチミツです。


75歳の養蜂家の太田榮(サカエ)さんのこだわりで、ピュアなままハチミツをビンに詰めています。


アカシア蜜は、ハチミツの女王とも呼ばれ、日本で人気の高いハチミツです。上品な香りが特徴で、味はあっさりしていてどんな料理にもよく合います。

質の良いハチミツは、スプーンですくってそのまま口に含むとその豊かな味わいや甘味を存分に味わう事ができます。パンやトーストにかけバターやクリームチーズと組み合わせると美味しさが更にひきたちます。料理では、すき焼きや肉じゃがなどに使うとお肉が柔らかくなりますし、味の邪魔にもなりません。また、抗酸化作用があり、身体がほんとに疲れにくくなる事を実感しています。


「足尾」と聞くと、教科書にも掲載されている日本で起こった初めての公害である「足尾鉱毒事件」のイメージを持たれているかもしれません。


足尾銅山は明治時代、国内一の産出量を誇る銅山でした。 当時の足尾の人口は約3万8000人。宇都宮市でも6万人程でしたから、地区の規模の大きさが分かっていただけると思います。

産業革命後、国内外を問わず、電気産業の発展には銅が必要不可欠とされました。そのため、国内においても、銅を産出する足尾銅山が重要な役割を果たしました。

足尾銅山では、西洋の機械や炉を動かすための燃料や、3万8000人が生活するための煮炊きや暖を取るため、総延長1234㎞に及ぶ坑道を支える支柱に必要な木材を確保するために大規模な森林伐採が行われました。さらに、明治20年に起きた大規模な山火事や、銅の産銅過程で発生する亜硫酸ガスが山を蝕むなどの影響により、足尾の山々は次第に荒廃していきました。その結果、足尾銅山周辺の山々は禿山と呼ばれるようになりました。

下流域には、廃石等に含まれる重金属分が渡良瀬(わたらせ)川に流れ、魚の大量死につながったり、流域の農家2万戸にも大きな被害を与えてしまいました。日本の産業を盛り上げるために努力した反面、そういった鉱害が起こってしまったのが「足尾鉱毒事件」です。

被害の規模は凄まじく、当時の山の土壌が流れむき出しになっている写真が残っています。山で土砂崩れや、水害が起きないのは、木の根がはってくれているからなのですが、それも無い荒廃した状態に・・・。

「保水力を失った山から下流域への大洪水が起きる!なんとかしないと!」

※明治30年(1897)頃から森林復旧が試みられたもの、煙害の被害が拡大している状況には植樹の成果は現れませんでした。

公害を重く受け止め5回に渡る公害予防工事を実施し対策に当たりました。しかし当時の技術では鉱害を止める技術は世界中にもありませんでした。 昭和31年(1951)になると新しい技術の導入と、これまでの公害対策の技術を合わせて世界で初めての無公害化の技術が確立されます。これを機に山林復旧の事業が再開されました。煙害のダメージを受けた土地に強いとされたニセアカシアやリョウブなどの外来種の苗⽊が植えられました。年月をかけて根をはり、育ち、山は緑を取り戻して再生していきました。

平成17年(2005)緑が復活した松木渓谷

先祖達が産業を支えた努力
山・地域を守るための努力

それらがあって、今この場所からこの恵みのハチミツが生まれています。



足尾地区の四季の写真

足尾地区の現在の人口は1400人ほど(高齢化率も約60%)になっています。毎年100人が亡くなっており、「本当に何とかしないとまずい」という状況です。

もしかすると、このプロジェクトをご覧いただいているあなたは、

「それって、うちもそうだよ」
「うちの近くの地域でもそういったところがあるよ」

と思われているのではないでしょうか。

そうなんです!我々の地域だけがそうではなく、日本は全国的に少子・高齢化が進んでおります。全国的な問題です。そういった状況の地域に残された道は「地域が持つ資源」を活かして活性化をしていくこと。足尾地区の先祖が残してくれた資源の1つがこのハチミツなのです。

「"美味しい"をきっかけに足尾を知っていただきたい!」
「新たな働き口を増やし、地域活性化を進めたい!」


そう思い、このプロジェクトを立ち上げさせていただきました。


はじめまして!新関東観光株式会社「四季の彩りに風薫る足尾の宿 かじか」の小野崎と申します。数あるプロジェクトの中からご覧いただき、本当にありがとうございます。


【住所】
栃木県日光市足尾町銀山平5488


□足尾の宿 かじかの写真


2018年3月のある日のことでした。

当時69歳の太田榮さんから、

「ハチミツを作りたいんだ」

と相談いただきました。

太田さんは元校長先生で足尾の歴史にも詳しく、先人が試行錯誤のうえ残してくれたニセアカシアからハチミツをとって地域の力になりたいと思われていたのです。当社も地域資源の活用した地場産品を模索しており考えに共感しました。

ただ、ハチミツをとるためには、そこを管理されている古河機械金属株式会社足尾事業所の許可を得ないといけません。元々当社は歴史的に親交があったので相談したところ、快く了承・ご協力いただきながら2018年4月に「足尾養蜂場」を立ち上げ、太田さんのハチミツ作りがスタート!

初めてハチミツを口にした時、美味しいのはもちろんでしたが、感無量でした。

先祖たちのの努力・繋がりが美味しさに乗っかってくる!

とはいえ、とれるハチミツは希少。試しに「ハチミツ入りソフトクリーム」として経営している宿 かじか で出してみたところお客様から好評をいただいたのです。


メディアでも取り上げていただき、

「東京からハチミツ入りソフトクリームを食べるためにきました」

と言っていただいた時に、

「"美味しい"を通じて、地域に来てもらえるんだ!」

と確信したのです。

その後、チョコようかん、ロールケーキ、プリンや、ハチミツの美肌効果を活かした「ハチミツ入りフェイシャルマスク」の商品化を進めるため、100万円の資金を投入してきました。

「これからハチミツの事業を拡大し、地域の働き手を増やしながら、多くの方に来ていただきたい」と思って活動しております。

その他の地域の取り組みの事例としまして、足尾銅山の坑道を活用した熟成ワイン事業を2018年から古河機械金属株式会社足尾事業所のご協力のもと進めてきました。そこにしかない地域資源を活用して、「美味しい」から地域への興味へ繋がるきっかけが出来ればと考えています。


今回、ご支援いただいた資金を使って取り組みたいことがあります。それは、足尾地区の独自性や、より深い魅力を感じていただくための「環境学習プロジェクト」です。

実は私は、明治16年に創業した小野崎写真館の4代目でもあります。明治からの写真データ3000枚が保存されており、私はそれらを見て育ってきたことから、祖先や日本人の努力を実感しております。

「足尾鉱毒事件」は反省すべき陰の部分ですが、日本の産業化・経済的発展を支えた陽の部分もあります。両方合わせて再認識していただきたい気持ちがあるのです。

例えば、日本で初めての電車が走ったのも足尾地区であり、後にその技術や電車は台湾に輸出もされていたのです。

大手情報・通信業として有名な大企業の部長さんたちが環境学習に来ていただいた時、単なる観光ではなく、深い歴史・文化体験ができることでとても喜んでいただけました。

「過去の歴史を知り、祖先の努力を知ることで、日本人であることに誇りが持てる」

これこそが、足尾地区の独自性であると実感したのです。

「写真のデータベースを活用し、その土地を訪れた時に、"昔の風景"が見られたり、"そこで何があったのか"が体感できるようにしたい!」

そう思い、考えたのがこの「環境学習プロジェクト」です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

足尾地区のように、少子・高齢化の地域は日本にたくさんあると思います。

ただ、ネガティブにとらえるのではなく、

「特産品のハチミツを味わってみたい」
「足尾地区に興味が湧いた、行ってみたい」

「地域活性に興味がある」

というあなたとのご縁をいただけるチャンスでもあると思っています。そう思い、公に想いを発信できるクラウドファンディングにチャレンジすることを決意しました。これから活動しながら、地域活性の1つの事例となれるように頑張っていきますので、ぜひ応援・ご協力お願いいたします!



ご支援いただいた資金の使い道は、環境学習プログラムの作成費用として大切に使わせていただきます。また、支援総額の17%はクラウドファンディングサイトCAMPFIREへ納入する掲載手数料となります。

「環境学習プログラム」の作成費用
足尾産ハチミツが山林復旧の歴史を物語り、その美味しいから足尾銅山の歴史「環境学習」の扉を開く!
・コンサル料 108万円
 ハチミツブランディング ロゴ+コンセプト(13万×8カ月)

・ハチミツロゴ・パッケージ制作費80万
 箱やシール (羊羹・プリン・ロールケーキ)


【実施スケジュール】
クラウドファンディング終了:3月31日
リターン発送時期:5月から順次発送


【足尾産アカシアハチミツ(非加熱)200g】
足尾産アカシアハチミツをお届けします。足尾の植林活動で生まれたニセアカシアの林で採れたハチミツです。「何も足さず、何も引かず」をコンセプトに、非加熱としています。アカシア蜜は、ハチミツの女王とも呼ばれ、日本で人気の高いハチミツです。上品な香りが特徴で、味はあっさりしていてどんな料理にもよく合います。お礼のメッセージと活動報告を添えてお送りいたします。

【足尾まち歩きクーポン】
SDGs足尾銅山の環境学習ガイド「まち歩き徒歩散策」に利用できるクーポンです。足尾銅山の蜂蜜の歴史を紐解く足尾銅山の山林復旧の歴史と教科書に載っていない新たな足尾の発見!〜スケジュール〜2024年5月〜2024年7月の間の平日3回と土曜日(休前日)1回開催

【キャンプTHE銀山平 足尾未来ミーティング】
四季の彩りに風薫る足尾の宿 かじかとキャンプTHE銀山平の総支配人も参加のキャンプ会!足尾の楽しみ方について盛り上がりましょう!

この他、スポンサー募集、宿泊プランなどのリターンもご用意しています。
詳細はリターン一覧をご覧ください。応援よろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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