おかげさまで、私の想像をはるかに超えるペースで目標額に達することができました。皆様のご支援、本当にありがとうございます。元々「子供の学びの場を創る」という想いで始めたクラウドファンディングですが、お客さまや地域の方とお話している中で「大人の学びの場」の重要性も感じるようになりました。そこで、セカンドゴールとしてここからご支援いただいた分で、大人が学べる場づくりを目指します。社会人の方は特に仕事をされているので、なかなか「学びの時間」を確保することが難しいです。そこで、自宅にいながら学ぶことができる、オンラインでの場を提供する環境を整備します。

セカンドゴールとして「40万円」を目標とし、ご支援いただいた中で、
・オンライン環境の整備
・講師の謝礼金
に充てる予定です。

皆さまからの引き続きのご支援、よろしくお願い申し上げます。


でこぼこ書店店主の富井(とみい)と申します。
2023年11月1日に埼玉県さいたま市で書店を開業しました。
これまでに出版社や書店など本に関わる仕事はおろか、店舗運営すら経験したことがありません。
そんな私がなぜ本屋を開業したかというと、本という存在の間口の広さに惹かれてのことです。
知識を得る、心を落ち着かせる、ゲラゲラ笑う、主人公に自分を投影する、など本を通じて様々な行いが自分の好きなタイミングで好きなペースでできます。また、好きな本を友人との話題にすることもできます。
そして「本屋」という存在は、偶然の出会いに遭遇する場でもあります。
でこぼこ書店では本との出会いだけでなく、貸しスペースやイベント、今後開始予定の国語教室などを通じて人との出会い(=繋がり)も創っていきたいと願っています。

【店主プロフィール】
富井 弥(とみい わたる) 1983年生まれ
埼玉県立春日部高校→青山学院大学経済学部→東京大学大学院教育学研究科
国内生命保険会社、私立大学職員、団体職員を経て独立し、でこぼこ書店を開業。
主に大学生のキャリア、学びの支援を仕事で経験し、大学院で学んでいました。
山形生まれ、埼玉育ち(蓮田市、戸田市、さいたま市)。
趣味:スポーツ(バスケットボール、ゴルフ)、ゲーム、読書

新刊書と古本の両方を取り扱っています。
店舗は二階建てで、一階に新刊書、二階に古本を置いています。
日本文学、海外文学、エッセイ、ミステリー、児童書、絵本など幅広いジャンルを少しずつ置いています。
書店を開業して3か月が経ちましたが、この短い間でも「●●さんなら手に取ってくれるかな」と、お客様の顔を思い浮かべながらセレクトできるようになりました。
古本も扱っているので、本の買取りを随時受け付けています。
お客様の顔を思い浮かべながら新刊を選び、お客様から自然と集まってくる古本。こうしたつながりが地域の書店を創っていくんだな、と日々感じています。
そして今回のプロジェクトに関係する「貸しスペース」は書店の二階にある、まさにお客さまが集まってくる場所です。
今は、本に関するイベントを定期的に開催して、地域の本や書店が好きな方が本について語り合っています。
このスペースで今度は教室を開講します。対象である小中学生が「学び」というテーマで集まってくる、そんな場所にしていきたいと考えています。

埼玉県さいたま市は、教育に対する意識が高いエリアです。現時点で多くの小中学生が学習塾に通っています。そのような地域の中で、塾に通っておらず「苦手な科目があるけど、苦手なままになっている」「日々の自宅学習をどのように進めたらいいかわからない」といった生徒・児童もいます。中学校や小学校ではある程度フォローしてもらっていると思いますが、フォローしきれていない、あるいはそうした声をあげることができない、という状況もあると思います。
そのような状況にある小中学生を対象に、まずは学習サポートという形で、金銭的な負担をできるだけ軽くしてサービスを提供したいと考えています。
また、学習サポートと同時に国語教室も開室予定です。「読む・書く・話す」を中心としたいわゆる「国語力」はすべての科目に共通するベースとなる力です。書店と併設しているという強みを生かし、国語力を身につけながら本にも慣れ親しんでもらえる場づくりを目指しています。
具体的に申し上げると、「金銭的な負担をできるだけ軽く」ということに関して、プロジェクトでご支援いただいたもので生徒のテキスト代に充てます。さらに生徒向けのサービスとして図書の貸出しもできるようにします。

話が前後してしまうかもしれませんが、ここで「でこぼこ書店」という名称に込めた思いを書かせていただきます。

でこ(凸)ぼこ(凹)という言葉は、人の個性(長所短所)を表していて、でこぼこ書店のロゴには凸と凹が噛み合って一つの本になっている様子を表現しています。

私は小さいころから本が好きで、これまで小説からマンガ、雑誌や専門書まで幅広く読んできました。
私にとって本は「人とのつながり」を生んでくれたものだと感じます。
好きな本で語り合う、自分の好きな本を友人に薦める、あるいは薦められる、本から得た知識を基にディスカッションする・・・などです。
知識や表現を本からたくさん学んだことはもちろんのこと、その知識が友人や恩師、上司とのコミュニケーションのベースとなり、たくさんのつながりを与えてくれました。

書店経営を通じて、新しい本との出会いももちろんですが、本を通じた人同士の出会いによって、その人の成長につながっていく動きをつくりたいと思っています。地域の中でつながった人同士が相乗効果を発揮して、さらに大きな力になっていくと信じています。それを実現するための方法の一つが、今回の教室運営になります。対象は小中学生ですが、私自身が上から「教える」のではなく、一緒に伴走しながら私自身の成長にもつなげていきたいです。

ご支援してくださった方には、書店で利用できる割引券(やオリジナルグッズ)をリターンとして提供させていただきます。
また、地域への還元という視点で、地域に役立つイベントの開催を考えております。

3月 学習サポート塾の運営開始
4月 国語教室の運営開始
5月末  クラウドファンディング終了
6月から順次  リターン発送

生徒の教材費:10万円
生徒向け貸出し図書購入費(設置用の棚も含みます):9万円
イベント運営費:3万円
リターン費用:2万円
手数料(17%+税):6万円

ヨノ代官@与野本町駅非公式キャラクター

与野本町駅を盛り上げる「非」公式キャラクター「ヨノ代官」よのぉ~。さいたま市合併で与野という地名は無くなったけど、与野地域に住んでいる人の繋がりは消えないよのぉ~。

 でこぼこ書店はオープンしてすぐ飛んでいったよのぉ。この与野の地で「本を通じて人の繋がりを作りたい」本屋さんを作られた富井さんに会いたくて。会ってすぐ富井さんと富井さんがセレクトする本が好きになってしまったよのぉ。富井さんは多読家で頭もいいのに謙虚でいつも笑顔を絶やさない。でこぼこ書店は本だけでなく彼に会うために集まる楽しい場所よのぉ。

 そんな富井さんが作る学習サポート塾はとても楽しみよのぉ。東京大学大学院で学ばれた教育学の授業を与野で学べるなんて!なによりいつも笑顔の富井さんに学習をサポートいただけるなんて、私が怒らなきゃ勉強しないうちの三兄弟もまとめて見てほしいよのぉ~。

 今回のクラファンも子どもの教材費や貸出図書費を集めるなんて彼の人の良さが現れすぎたクラファンよのぉ。この学習サポート塾からいろんな学びを得た個性はみだしっ子が与野から世の中に出ていったら今後の与野も安泰よのぉ~。

 与野の皆様、ご支援よのしくお願いします!

2020年から始まった新型コロナウイルスの感染拡大によって、一時期、人同士の直接的な繋がりが分断されました。その時に改めて人との繋がりの大切さを強く感じました。私は埼玉県さいたま市の北与野という地域に、書店と学習塾を併設した店舗を構えました。それぞれの事業が単に「本を売る」「学びを提供する」だけでなく、こうしたサービスを通じて地域の人たちが集まり、コミュニティを形成するような場にしていきたいと考えています。
おそらくネット通販で買った方が、便利かもしれません。オンラインで学べるツールもたくさんあるかもしれません。
私が提供できるサービスは、オンラインで完結できるものより手軽さはないかもしれませんが、オンラインではできない、人との繋がりや新たな感性の広がりを生み出せると考えています。
今、日々の学習に課題を感じている小中学生に、よりハードルの低い形でサポートができるように、ぜひご支援をお願いいたします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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