はじめまして。Deathフェス実行委員会です。

私たちは、2024年4月14日(よい死の日)を中心とした約1週間、渋谷ヒカリエでの開催が決定している「Deathフェス」に向けて、準備を進めています。

アラフィフ女性経営者2名が、「死」というテーマのもつ多面性に引き寄せられるように集まり、チームを結成。現在、一般社団法人を設立準備中です。 

■Deathフェス誕生のきっかけ

発起人である市川と小野が、長野県飯綱町のワーケーションプラグラムに参加していたときのこと。夜、お酒を飲みながら、話の流れで「死」に関する話題になりました。

 

 生き方については、多様な選択肢から選べるようになってきているのに、死に関することはなぜ選べないのだろう?

最後まで、自分らしく人生を終えたいよね。

でも、待って。そもそも終い方や還り方、死後のことを今のうちから考えたい、選びたい、と考える私たちって、やっぱりちょっと変なのかな。

そう考えた私たちは、現状、日本では「死に関すること」ってどうなっているんだろう?と興味が湧いてきて、いろいろ調べてみることにしました。

 

■多死社会の日本でいま起きていること

そこでわかったのは、日本はいま超少子高齢化と同時に「多死社会」に突入しているということです。2022年、日本の年間死者数は157万人を超えました。これは過去最多の数字で、40年前の2.2倍。2040年の約170万人をピークに、長い期間、高止まりすると予測されています。


出典:高齢社会白書
https://empowerment.tsuda.ac.jp/detail/8053

また、多死社会では、火葬待ち・お墓の継承・無縁墓・孤独死・無縁遺骨など、死の周辺にあるさまざまな社会課題が、時代の変化とともに顕在化しつつあることがわかってきたのです。


 

これらを解決するためにはどうしたらよいのか。

私たちは、
令和の時代にあわせて、「死」に関することをアップデートする必要がある、
そのためにも、まず「死というテーマ」がタブー視され過ぎている現状をなんとかしなければ、
と考えました。 

都市部への人口集中、核家族化が進む現代は、死を身近に感じる体験をしたり、話したり、考えたりする機会が、昔よりも減ってきています。

世の中を見渡すと、「シニアのための終活」ばかり。
「死なない人」はいない」し、「人間いつ死ぬかなんて誰にもわからない」のに、死がとても遠い存在になってしまっていることに気づいたのです。

「死というテーマ」には本来、愛や感謝、つながりなど、生をポジティブに照らす側面があります。誰にでも「死」が訪れることを意識したり身近に死を体験したりすることで、「では、今をどう生きるか?」を考え、行動を変えることにつながります

私たち一人ひとりが、死というテーマのもつ多面性に気づき、人生と地続きのものとして「自分ごと」として捉えられるようにするには、どうしたらよいか?

私たちは、業界の専門家による情報提供の場ではなく、エンドユーザーである私たちが知りたいこと、考えたいことを軸に、気軽に親しみを持って、あたらしく死に出会い直せる場所をフェススタイルで実現したい!と考えました。

それが「Deathフェス」なのです。


■イベント概要

イベント名称:Deathフェス
日付:2024年4月13日(土)〜4月18日(木)11:00-20:00
会場:渋谷ヒカリエ 
   イベントスペース 8/COURT, ギャラリー 8/CUBE
   ※ステージプログラムは現地参加/配信のハイブリッド開催、配信後はアーカイブ化を予定

参加費:無料
主催:一般社団法人デスフェス
企画協力:株式会社グリーンアップル
連携:SHIBUYA QWS、渋谷ヒカリエ、クリエイティブスペース8/
後援:渋谷区、株式会社 J-WAVE


■Deathフェスでどんなことをやるのか

“まじめに、真剣に、そして楽しく!”
Deathフェスは、死を起点とした新しい価値の提案、新しい文化の兆しがうまれるイベント
です。

 「人を弔う」という行為は、古今東西、人類共通の営みであり、人間の文化における重要なピースです。私たちはその「葬送という文化」に着目して、「多死社会」における新しい選択肢を提案します。また、葬送だけでなく、死を起点としてどう生きるかを考えたり、「死生観を育む」ようなことにも取り組みます。


Deathフェスでは、3つの入口を用意しています。

※コンテンツは現在調整中です。決まり次第、随時公式サイトでアップデートしていきます!


■Deathフェスで私たちが実現したいこと

9月1日の「防災の日」に防災の準備を見直すように、4月14日(よい死の日)には、生き方と終い方の両方を見直すのが当たり前になるといいなと思います。

大震災のシミュレーションは、積極的にしたいものではありません。できれば、自分は遭遇しないものとして、見て見ぬふりをしたいもの。それでも、9月1日という防災の日があるから、なんとなく備えを見直す習慣が根付いています。 

「死というテーマ」に向き合うことも、最初からポジティブな習慣にはならないでしょう。

でも、自分が望む/望まないにかかわらず、誰もが、自分の備えを見直したり、家族と話したりする、そんなきっかけになるように、Deathフェスを定番イベントとして育て定着させ、国民的な常識にまで育てていきたいと考えています。そうしたら、「死というテーマ」が持つ、ポジティブでパワフルな影響力を、もっと多くの人が享受できるはずです。

そして、毎年よい死の日の前後には、Deathフェス賛同団体・事業者による「持ち寄り」スタイルのイベントが全国各地で開催され、Deathフェスのムーブメントの輪が、全国にも広がっていくといいなと考えています。

 

■アラフィフの私たちがやる意味

アラフィフの私たちの親は、人口ボリューム層であるまさに団塊世代。つまり、団塊ジュニアである私たちが、親世代をどう見送るかが、後の世代に大きなインパクトを与えると考えています。また、私たちはZ、α世代の子をもつ親でもあります。団塊世代と、Z・α世代のあいだにいる私たちだからこそできる場作りや発信、そして社会に向けたアクションがあると感じています。

出展:大和証券
https://www.daiwa.jp/lp_dc/ideco/column/article_201/

 

■これまでの活動の軌跡

よい死の日である4月14日に
新しい文化の発信地である渋谷で
Deathフェスをやる!

私たちは、この3つだけを決めて、走り出しました。

 

2023年6〜8月には、NPO法人ETICが主催する、組織を越えて、社会課題解決に挑むプロジェクト「Beyonders」の2023年上期プロジェクトに採択され、約10名のプロボノメンバーとともにDeathフェスのベースとなるアイディア整理を行いました。

キックオフの様子

そして、2023年11月からは、SHIBUYA QWSのQWSチャレンジ17期生に採択され、企画のブラッシュアップを行ってきました。2023年10月からは、月1回のカウントダウンイベントをSHIBUYA QWSで開催し、のべ200名の方にご参加いただきました。



そして今、このクラウドファンディングを通して、よりたくさんの方にDeathフェスを知っていただき、みなさんと一緒に、渋谷からムーブメントをつくっていきたいと考えています。


■応援メッセージをいただきました!


株式会社Deportare Partners 為末大さん

「プロジェクトを通じて死について考えるきっかけになればと思い、QWSチャレンジ #17に採択しました。また、センシティブな領域なので、どんな表現の仕方であれば世の中に問いを投げかけるきっかけになるかを伴走できたらと思います」



ハヤカワ五味さん

「死にまつわるビジネス分野は広がっていますが、その一方で早いうちから死について考える機会はまだ多くないように思います。渋谷という場所でプロジェクトが進むことに強い意義を感じるので、形になっていくことがとても楽しみです」



CGOドットコム総長 バブリーさん

「『死』は誰にでも訪れるもの。でもなんか話しづらい雰囲気…。でもどうせだったら自分らしい『死』について考えてみたいじゃん!!!ということで、今回Deathフェスさんとご一緒させていただくことになりました💪 普段はちょっとハードな話題の『死』について、ギャルマインド(自分軸・直感性・ポジティブ)で、みんなでオープンに語り合う場を作っていきたいと思います★」


■リターンの紹介

4,140円
【応援の気持ち。1口4,140円から何口でも!】

4,140円(学生限定)
【Deathフェス実行委員会メンバーと死について語り合う券(オンライン・60分)】
※日程は、後日メールで調整させていただきます。

8,000円
【Deathカフェ/Deathスナック ドリンク券 1枚 ※1】
不定期で開催する「死というテーマ」についてカジュアルに語る対話の場(Deathカフェ/Deathスナック)で使えるドリンク券を後日メールで送付します。

10,000円
【Deathフェス 1日ボランティアスタッフ券】
Deathフェス期間中、ボランティアスタッフとして参加し、一緒にイベントを盛り上げましょう!
※ボランティアとして参加いただく日程は、後日メールで調整させていただきます。

10,000円
【死に関するオンライン対話会(6名程度)のテーマオーナーになれる券】
あなたが話したい死に関するテーマで、Deathフェスメンバーが対話会を開催します。

15,000円
【Deathフェス主催 入棺体験ワークショップ参加券】
Deathフェス期間中、または2024年5月以降に開催する入棺体験ワークショップに参加できる券です。後日、メールでチケットを送付いたします。

30,000円
【Deathカフェ/Deathスナック ドリンク券 3枚(2025年4月13日まで有効)※1+Deathフェス カツギテ掲載※2】
不定期で開催する「死というテーマ」についてカジュアルに語る対話の場(Deathスナック/Deathカフェ)で使えるドリンク券を後日メールで送付します。

41,400円
【前夜祭ご招待(飲食代は別途)+Deathフェス カツギテ掲載※2】
4月13日(土)夜、渋谷で開催される前夜祭に参加いただける券です。

41,400円
【Deathスナック/Deathスナック 1日マスター券】
Deathフェス期間中に開催されるDeathカフェのカフェマスターになれる券です。
4月15日、16日、17日の13:00-16:00の90分枠で調整いたします。

41,400円
【Deathフェスメンバーによるビジネスメンタリング(1時間)】
基本、オンラインでの実施を想定。対面をご希望の場合には、スタッフ2人分の交通費は別途となります。
日程は後日メールで調整いたします。

41,400円
【打ち上げイベント参加券(飲食代は別途)】
Deathフェスの打ち上げ(2024年4月下旬〜5月初旬に開催予定)で一緒に盛り上がりましょう!

80,000円
【出張入棺体験ワークショップ開催券+Deathフェス カツギテ掲載※2】
入棺体験ワークショップをご指定の場所で開催します(スタッフ2人分の交通費と棺の配送費は別途)。

 80,000円
【出張Deathカフェ or Deathスナック+Deathフェス カツギテ掲載※2】
ご指定の場所で、Deathカフェ or Deathスナックを開催します(スタッフ2人分の交通費、飲食費は別途)
開催日時は、後日メールで調整させていただきます。

100,000円(限定2名)
【Deathフェスメンバーと行く、大地の芸術祭「夢の家」の棺桶ベッドで眠る旅】
※2024年の宿泊予約がスタートしてから日程を調整します
※宿泊費、夕食・朝食込
※最寄り駅である「北越急行まつだい駅」集合、現地までの交通費はご負担ください
※夜は、死に関する対話会を行います

414,000円
【Deathフェス実行委員会が出張講演】
※テーマ要相談。スタッフの交通費、飲食費は別途
※日程は後日メールで調整させていただきます。

500,000円
【カツギテ副団長としてWebサイトにお名前掲載】
Deathフェスのカツギテ副団長としてWebサイトにお名前を掲載させていただきます。

1,000,000円
【カツギテ団長としてWebサイトにお名前掲載】
Deathフェスのカツギテ団長としてWebサイトにお名前を掲載させていただきます。

2,000,000円
【あなたの街で、ミニDeathフェスを開催】
時期や内容については、別途メールで調整させていただきます。

※1 カツギテとは、Deathフェスを一緒に盛り上げてくださる発起人のことです。Deathフェスのカツギテとして、Webサイトにお名前を掲載します
・掲載期間:2024年4月3日(水)〜 ※それ以降、Deathフェス 2024のバックナンバーページでも掲載します
・支援時に、備考欄に必ず掲載を希望されるお名前をご記入ください。

※2 Deathカフェは、2024年5月以降も複数回開催予定です。開催日が決定次第、お知らせします。


■実施スケジュール

Deathフェスに向けたスケジュールは以下の通りです。

2月13日(火) クラウドファンディング開始、イベントまであと2ヶ月!
2月14日(水) Deathフェス特設サイト オープン
2月15日(木) Deathフェス カウントダウンイベント⑤ Deathスナック&入棺体験 at SHIBUYA QWS
3月21日(木) Deathフェス カウントダウンイベント⑥ ギャルマインド×死のトークセッション
4月13日(土)〜4月18日(木) Deathフェス開催


■Deathフェス実行委員会 詳細プロフィール

市川 望美(いちかわ のぞみ)
非営利型株式会社Polaris 取締役ファウンダー
合同会社メーヴェ 代表
一般社団法人幸せなコミュニティとつながり実践研究所 理事
日本ファンドレイジング協会 准認定ファンドレイザー

短大卒業後、IT系企業へ入社。育児離職、子育て支援NPOへの参画を経て、2011年内閣府のビジネスプランコンペで採択されPolaris設立。令和元年度東京都女性活躍推進大賞受賞。2023年、より実験的なプロジェクトに関わる器として合同会社メーヴェ設立。現在は「生と死のウェルビーイング」をテーマに、DEATHフェス開催に向け奮闘中。


小野 梨奈(おの りな)
合同会社カレイドスタイル 代表

IT企業、女性向けWebメディア編集部を経て2006年に独立。企業や経営者、研究機関の伴走者となり、情報発信やコンテンツ企画を支援。女性経営者・フリーランスのためのオンラインコミュニティ「ホクレア」を運営。Deathフェスと並行して、日本での有機還元葬の実現に向けた取り組みも行っている。


■最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
「あたらしく死と出会いなおす」祭典として、Deathフェスを大成功させるべく、ぜひみなさんのお力をお借りできるとうれしいです。
そして、Deathフェスの会場にも足を運んでいただけるとうれしいです。みなさまにお会いできることを楽しみにしています!

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • Webサイト制作費
    広告宣伝費
    ポスター・サイネージ用画像制作費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

  • 2024/04/12 23:26

    みなさま、こんばんは。Deathフェス 共同代表の 市川望美と小野梨奈です。いよいよ、明日からDeathフェスがスタートします!本日、会場設営が終わり、いまも準備に追われておりますが、思い描いていた日がやっと形になる!と思うととてもワクワクしています。土日のトークセッションは、オンライン配信を...

  • 2024/03/29 22:29

    森下にある終活スナック「めめんともり」で、クラファン終了前夜祭を開催!共同代表の市川と小野が、スナックママとしてお待ちしております。■イベント概要4月に渋谷で開催!よりよく生きるための「Deathフェス」クラファン終了前夜祭⭐︎■日時:2024年3月30日土曜日 18:00〜23:00■詳細&...

  • 2024/03/29 16:41

    Deathフェス共同代表の市川と小野が、来週ラジオに出演し、Deathフェスについてお話します。アプリやradikoで聴けますので、よければぜひご注目ください!■渋谷のラジオ4月3日(水)17:00〜渋谷文化プロジェクト●「渋谷のラジオ」の聴き方はこちら>>■J-WAVE4月4日(...

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