こんにちは、精神科医さわです。このページを訪れていただき、ありがとうございます。

「明日を生きたい」と思う若者を増やし、みんなが生きやすい優しい社会を作り、日本の自殺者数を減らしたいという私の想いの実現を目指し、今回クラウドファンディングに挑戦します。

いつも応援してくださっているみなさまのおかげで、このクラウドファンディングに挑戦する勇気を得られたと私自身感じています。

改めて、本当にありがとうございます。


突然ですが、みなさん、日本の自殺率をご存知でしょうか。

日本において、若い世代(15歳〜39歳)の死因の1位は自殺となっています。

国際的にみても日本の若者の自殺率の高さは深刻な問題であり

若い世代で死因の1位が自殺となっているのは

先進国(G7)では日本のみです。

(参考資料:https://www.mhlw.go.jp/content/r5hs-1-1-07.pdf

また、2022年、小中高生の自殺者数も(統計のある1980年以降で)過去最多となりました。

私自身、精神科医としてこれまで10年以上

診療をしてきましたが、患者さんに自ら命を絶たれた経験があります。

何か救える方法がなかったのだろうか

主治医が私じゃなかったら、彼、彼女らは救われたのだろうか

精神科医として、また一人の人間として無力さを痛感する体験でもありました。


しかし、連日私の外来には「生きることがつらい」と涙を流して

来院される子どもや若者たちがあとを絶ちません。

精神科医の私に立ち止まっている暇はありません

また、彼、彼女らの死を無駄にしないために私は行動しなければならないと思っています。

目の前の患者さん、一人ひとりに診察室で向き合うことも、

もちろん精神科医として大切なことですが、

「明日を生きたい」と思える子どもたち、若者たちが増えるために、

そんなみんなが生きやすい優しい社会にするために

私に何ができるのかと自分に問うた時、

メンタルクリニックや心理師などの専門家に相談してみたいのだけど、

周りの目が気になってしまって相談ができない、

受診できないという方にも何か届けられるサポートがないかと思いました。

私にとってクリニックでの診療ではない形で

みなさまからお金をいただくということは、

とても勇気のいることでしたが、

世界を変えるためにこのクラウドファンディングに挑戦したいと思いました。


この思いを実現するためこの度、日本実業出版社様より

「児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい 子どもが本当に思っていること」を

出版させていただきます。

この本のチカラで世界を変えられると本気で思っています。


綺麗事だと笑う人もいらっしゃるかもしれません。

笑われたっていい。

馬鹿にされたっていい。


一人でも「明日を生きたい」と思う子どもが増えるなら

自殺を思いとどまる人が増えるなら

私の想いに賛同してくださり、

応援したいと思っていただけましたら、

ご支援いただけたら嬉しいです。


偉そうに聞こえたかもしれませんが、

私自身、

小学校高学年頃から「生きるとは?」という漠然とした問いを

持ちながら生きてきました。

算数が大好きだった小学生の私は、

英才教育だった母の影響もあり、

私立の小学校に入学し、

小学1年生から塾に通いました。

難しい問題にチャレンジして、

それが解けた時の快感がたまらない

算数が大好きな子どもでした。

小学4年生の時、全国模試で1位、偏差値75という偉業をなしとげてしまいました。

私も飛び上がるように嬉しく、天才かも?と調子に乗っていたと思います。

しかし、小学5年生になり、頭の良い子たちがたくさん受験勉強を始め、

みるみるうちに成績が急降下していったのです。

しかし

「やればできるのに情けない」

「次はがんばりなさいよ」

「あなたは賢いんだから」

と、母は不機嫌そうに私にいつも言いました。

その頃にはすっかり得意だった算数もできない問題が増えていき、

毎週塾からテスト結果が返ってくるのが恐ろしくて、

またそれを見てがっかりする母の姿を見るのが堪らなく嫌で、

「消えたい」とまで思うようになっていきました。

なんとか志望校であった南山中学校女子部に入学できたのですが、

成績は200人中、180番以下と常に落ちこぼれた中高時代。

成績は落ちこぼれでしたが、

たくさんの優しい友人に恵まれ、

また時々行われる神父である校長の講和は私の心に響き、

生きる希望をつなげてくれました。


その頃から将来は人の命を救う仕事をしたい

漠然と思うようになりました。

父が開業医であったこともあり、

医師になりたいと思ったものの、

とても医学部に合格できる学力はなく、

1年浪人して、

なんとか藤田医科大学医学部に進学することができました。


明るい性格なので、友達はとても多く、

毎日とても楽しく充実した毎日を送っていながらも、

失恋や何か困難なことに立ちはだかると途端に生きることがしんどいと思う日々。

そんな時、たまたま受けたカウンセリングや本を読む中で、

自分は母との関係に葛藤があることに気づきました。

母のことは大好きなのだけど、

時々自分でも怖いくらいに「母が憎い」という相反する感情がありました。

そんな感情を抱く自分をまた責めていました。

私は、自分自身の人生ではなく、

母の人生を生きてきていたのかもしれないと思うようになりました。


そこから、少しずつ、「自分の人生の山を登る」というのが私の目標でした。

しかし、その道のりは簡単ではありませんでした。

楽しみにしていた結婚生活も育児も、

私自身が母から精神的に自立ができていなかったり、

人格が未熟だったこともあり、

身も心もボロボロになり離婚しました。


また、発達特性のある長女の育児は想像を絶する大変さでした。

夜中になきさけび、毎日のように隣の部屋から苦情がきました。

癇癪をおこし、ところかまわず床にふんぞり返って泣き叫んでいました。

小学校にあがると、とうとう学校に行けなくなりました。

学校に行かせるなんて当たり前のことをさせられない私は

母親失格かな。。。

と悩みました。

でも、

そんな一筋縄ではないかない娘の育児は

私に

「母とは」

「学校とは」

「育児とは」

「生きるとは」

という問いを与えてくれたように思います。


そして、その問いに向き合い続けてきたからこそ、

患者さんの心に届く言葉を持つことができるようになったと思っています。

そして、何より、苦しんでいた患者さんが

「先生に会うと安心する、真っ暗闇の人生に光が見えた。出会えてよかった」

と涙を流してくれる姿を見ると、

「あー私が患者さんたちに生かせていただいているんだなぁ」

と精神科医という職業につけたことで

私が一番救われているのかもしれないと思う瞬間なのです。


まだまだ私自身、完璧な人間ではありませんが、

そんな人間くさい精神科医が一人くらいいたっていいじゃんと思っています。


ここまで読んでくださった皆様は、

私の母が、

どんなお母さんだったのだろう?

と思われたかもしれません。

こと教育に関しては厳しい母でしたが、

とても愛情深い方です。

いつも笑いの絶えない仲の良い家族でした。

だけど、苦しかったのです。


自分でいうのもなんですが、私自身もとても愛情深い優しい性格です。

そうなれたのは紛れもなく、母のおかげだと思っています。


私はこの本を出すことで、母を責めたいわけでも、母に謝ってもらいたいわけでもありません。


生きづらい親子関係というのは世代間連鎖していくものなのです。


母にしてもらったよかったことは自分の娘たちにもします。

そして母にされて嫌だったことは自分の育児では取り入れないようにしています。

ただそれだけです。


思春期に生きづらかった私が、こんなに今、充実した毎日を送れているのは

私自身が「生きるとは」という問いに向き合い続け、

また患者さんたちがたくさんのヒントを与えてくださったからだと思っています。



子どもに関わる、お母さん、お父さん、教育・医療・福祉・司法関係など子どもに関わるすべての方に

子どもってこんなふうに思っているんですよ


ということが伝わり、

子どもも大人も安心して過ごせるようになること。


そして「明日を生きたい」と思う子どもを若者を増やすこと。

そのために、この本を広げたいのです。


みなさんの応援が必要です!!

ぜひ、お力を貸してください。


最後に私のプロフィールとなります。

精神科医さわ

精神保健指定医、精神科専門医、公認心理師。

1984年三重県生まれ。開業医の家庭に生まれ、薬剤師の母親の英才教育のもと、医学部を目指す。

中高時代は進学校で落ちこぼれ「生きる意味」に悩んだ思春期だった。

1浪し、藤田医科大学医学部に入学。テニス部に所属し、試験前以外はテニスに明け暮れた大学時代。

医学部卒業後、大学病院での研修をへて、精神科医となる。

外科医の夫と結婚。

精神病院にてアルコール依存症をはじめ多くの患者さんと向き合う。

母としては楽しみにしていた子育てだったが、

発達特性のある子どもの育児に追われ、

また夫と実母との関係に悩み、離婚し、

シングルマザーとして小学生2人の娘を育てる。

長女が不登校となり、

発達障害と診断されたことで

「自分と同じような子どもの発達特性や不登校に悩む親御さんの支えになりたい」

と勤務していた精神病院を辞め、

2021年3月

名古屋市に「塩釜口こころクリニック」を開業。

長女が不登校となり、

厳格な両親から

「仕事をしている場合か。母親として、仕事をやめてでも子どもを学校に行かせるべきではないか」

と言われ、子育てに悩む

それでも私は精神科医として生きていきたいと心に決める。

集団生活に馴染めず不登校になった長女を通して、

「学校とは」「母とは」ひいては「生きるとは」という問いに向き合い続けた。

また、日々クリニックを訪れる不安を抱えた患者さん親子と向き合いながら、

子育てにおいて一番大切なことは、

「お母さん、ただ、そばで笑っててくれるだけでいいんだよ。」

という想いを強く持つようになった。

クリニックを受診した患者さんのお母さんたちからは、

「悩みが解決し、まず自分が安心すればいいんだと思い始めてから、おだやかに過ごせるようになった」

「同じ母親である先生の言葉がとても心強く、日々のSNS発信にも救われている」と言われている。

「先生に会うと安心する」

「人生真っ暗闇だったと思ったけど、もう少しがんばって生きてみようと思った」

「生きる勇気をもらえた」

と診察室で涙を流す患者さんも多い。


開業直後から予約が殺到し、現在も毎月約400人の親子を含む約800人の診察を行っている。

これまで延べ3万人以上の診察に携わっている。

現在新規の患者さんの予約は中止中。(他クリニック在籍医師の初診予約は可能)

2023年11月法人化に伴い医療法人霜月之会理事長となる。


現在の準備状況

現在、出版準備の最終段階となっております。

2024年4月12日発売予定

日本実業出版社様より

児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい

子どもが本当におもっていること

https://www.amazon.co.jp/dp/4534060955


各種リターンをご用意しましたので、興味があるリターンがあれば是非支援していただけたらと思います。


・ランチ会参加権

・出版記念トークイベント参加券

・個別相談(オンライン)

・女医のキャリア個別相談


など、詳細は各リターンをご覧ください。



クラウドファンディング期間  2024年4月1日開始~2024年6月9日まで 

 書籍発売の予定日 2024年4月12日

 各種イベント・リターン提供  2024月4月14日より随時、実施 


皆さまから支援していただいた大切な資金は、書籍をたくさんの方に届けるための必要経費にあてさせていただきます。

また各種リターンの制作費や、CAMPFIRE様の手数料にも充てさせていただきます。

主な使用用途は以下になります。

〇子どもに関わる事業様への書籍配送料(書籍配送は2024年4月12日以降順次発送させていただきます)

現時点で寄贈の許可をいただいている企業様(順次更新予定)

・株式会社Juno Branch様

・株式会社AHP様

・天白区障害者基幹相談支援センター様

・株式会社シェルハート様

・医療法人悟りの会貝沼内科小児科様

・岐阜市内小中学校

・岐阜市内子育て支援施設

・岐阜市内保健センター

・岐阜市内図書館

〇書籍の宣伝広告費

〇CAMPFIREページ制作費、リターン制作費

〇CAMPFIRE手数料

みなさまからご支援いただきました資金は大切に使わせていただきます。

また、実施後、報告をさせていただきます。

本プロジェクトは版元である日本実業出版社様から実施了承をいただいて進めております。


私の想いにご賛同いただけましたら幸いです。

今日よりも少しハッピーな明日に

明日を生きたいと思う若者を増やす

そんな優しい社会に、

優しい愛のあふれる日本になることを願い、

そのために私ができることを

これからもコツコツと活動していく所存でございます。

ご支援、よろしくお願いいたします。



Q:クラウドファンディングの支払いはどのような方法がありますか?
A:クレジットカード払い(VISA,JCB,MASTER,AMEX,Dinners)、コンビニ支払い、銀行振込(Payeasy)、携帯キャリア決済(docomo,au,ソフトバンク)、PayPal、Fami-Pay、PayPay、楽天ペイ、au PAYが御座います。詳細はこちらをご覧下さい。(デビットカードはサポート外となります。)

Q:クレジットカードは分割での支払いは可能ですか?
A:CAMPFIREのシステム上、分割払いはできませんので分割をご希望の場合は支援後にカード会社様へお問い合わせをお願いいたします。

Q:コースを間違って買ってしまいました、気が変わってしまいました、キャンセル出来ますか?
A:サイトの仕様上、支援後のキャンセルやプランの変更はできません、よくご検討の上でのご購入をお勧め致します。また支援金に金額を上乗せをすることによるリターンのアップデートも不可となっております。

Q:どうやったら支援出来るんですか?
A:ご希望されるリターンをお選び頂き、決済をお願いします。詳しい手順に関してはこちらのCAMPFIREのヘルプページをご確認ください。CAMPFIREのシステム的な仕様などに関わる部分はこちらではお受けしておりませんのでCAMPFIREへお問い合わせをお願いいたします。

Q:別途の送料はかかりますか?
A:かかりません。支援金に含まれております。

Q:各イベント会場までの交通費や宿泊費は出るのでしょうか?
A:交通費、宿泊費は別途支援者様のご負担となります。予めご了承下さい。

Q:複数のコースに申し込みたい、同じコースを複数買いたいのですが可能でしょうか?
A:クレジットカード支援の場合は複数コースのご購入や数量を指定しての購入が可能です。ご支援時に数量と各種リターンを選択する事が出来ます。ただし限定数のあるリターンに関してのみ、その都度個別でお申し込みとなります。また申し込み後のコース変更やキャンセルはお受け出来兼ねますのでご注意ください。申し込み時にCAMPFIREシステム利用手数料がかかりますのでご了承ください。

Q:目標金額に達成したら受付は終了するのでしょうか?
A:目標達成後も受付終了日まではご支援頂けます。

Q:目標金額に達しなかった場合はどうなるんでしょうか?
A:All-in方式を採用しておりますので目標金額に満たない場合も、本プロジェクトを実行しリターンをお届けいたします。

Q:支払い期限はありますか?
A:決済方法によって異なります。コンビニ、銀行振込の場合は基本的に支援日より4日以内の支払いとなります。詳細な期限に関しては支援後CAMPFIREより送付されるメールに記載されておりますのでご確認下さい。支払い期限を超過した場合自動的にキャンセルとなります。キャンセルになった在庫は決済が出来ませんので、購入される場合は再支援をお願い致します。クレジットカード、各種携帯キャリア払い、PayPalに関しては支援者様のご契約内容により締め日が異なりますのでご自身でご確認頂きます様お願い致します。

Q:急遽都合がつかなくなってしまった場合返金は可能ですか?
A:支援者様のご都合での返金はお受けできません。この点は予めご了承の上お申し込みをお願い致します。運営側の問題で延期などになった場合は代替え日程の案内など別途ご案内をさせて頂きます。

Q:リターンの郵送は店止めなどの対応は可能でしょうか?
A:不可となります。一括してご登録頂いた住所への郵送となります。(住所間違いにより期日までに受け取りが出来ない等のトラブルが起こっております。ご自身の住所の間違いがないか支援前と支援後に必ずご確認下さい。)

Q:配送先の住所変更はできますか?
A:住所変更の受付はプロジェクト終了までとさせていただきます。配送先の住所変更は「「マイページ(右上のアイコン)>支援したプロジェクト>詳細を表示する>お届け先の「変更する」を選択>更新」で行うことができます。それ以降の住所変更については本プロジェクトページにある「メッセージで意見や質問を送る」というリンクから直接ご連絡ください。リターンの発送業務などの観点からプロジェクト募集終了後の変更にはご対応出来かねる可能性がございますので、変更がある場合はお早めにお願い致します。

Q:海外からの支援とリターンの発送先指定はできますか?
A:海外在住の方もご支援可能ですが、リターンの送付先は原則日本国内のみとなりますので、リターンを送付できる日本の配送先のご住所を記載ください。

Q:このプロジェクトに関する問い合わせ先を教えてください。
A:「メッセージで意見や質問を送る」からお問い合わせいただきますようお願いいたします。(CAMPFIREのアカウントが必要です)SNSに対してのリプライ等ではお答えできない可能性がございます。その他、クラウドファンディングに関わるご質問につきましては、CAMPFIREヘルプページをご覧ください。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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