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世界の地域コミュニティを皆さんとシェア!

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みなさん、こんにちは。

稲村行真(いなむらゆきまさ)といいます。

趣味は歩くことです。

昨年は東京から石川までを2週間で歩いてきました

今回の旅企画はこちらです。

 

地域コミュニティを飛び回り世界一周します!!!

まず、ここでいう「地域コミュニティ」とは何かという話です。

地域の人々が気軽にふらっと立ち寄れる、カフェや、シェアハウス、ゲストハウス、公民館、集会所、公園、広場などの場のことを指します。こういう場があることによって、地域の人々の居場所ができ、人と人との繋がりが生まれ、毎日の暮らしがにぎやかで楽しく充実したものとなります。

 

こういう地域コミュニティは世界中に存在します。世界を舞台にすれば、今までの価値観がガラガラと崩されたり、これはすごい!という新しい価値観と出会ったり、様々な気づきがあるはずです!そういうものを現地で味わって、みなさんとシェアして、これからのまちづくりについて考えていきたいです!台湾、中国、インド、ドイツ、スペイン、アメリカの6カ国をメインの訪問先として選びました。それではまず、どうしてこのような旅をすることになったのかをお話しさせてください。

 

 

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きっかけはバイト経験、地域コミュニティづくりを始める

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大学時代は、アルバイトを約30個経験しました!

しかし、僕は雇われることができない人なので、肌感が合わず全部やめてしまいました(笑)

それと同時に、自分の居場所を選び取る難しさについてずっと考えてきました。

 

昨年4月に大学卒業を機に、東京都日野市の古民家「ヒラヤマちべっと」の管理人を始めました。

居場所に困った自分でも気軽に入れるような地域コミュニティを、シェアハウスやイベントスペースで実現しました。


イベントスペースでは、

塾の先生が勉強を教えてくれる寺子屋、

子供を始め地域の方々が集う食堂、

ボードゲームの会など、

地域の方々が様々なイベントを開催してくださいました!

 

シェアハウスの住人も、イベントの主催者&参加者になり、毎日が充実した日々となりました。

地域の方も「飲み会やるならヒラヤマちべっとでしょ!」という感じで気軽に遊びに来てくれるようになりました!

 

どんどん盛り上がり、毎月100人以上の人々が出入りする場となったのは大きな成果でした!

イベント参加者の繋がりが新しい市民活動の団体誕生のきっかけになったり、日野市の広報に掲載してもらったり、NHKテレビの取材がきたりと徐々に成果として形になっていきました!

 

 

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貯金は1万円をきり、自分を見つめ直すことに。

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東京都日野市の古民家「ヒラヤマちべっと」は今年に入っても、いつも通り賑わっていました。しかし、地域コミュニティづくりを仕事にするというのは本当に難しいことです。

なかなか黒字化せず、ついに今年の3月に僕の貯金は1万円をきりました。

 

それと同時に、自分の思考がとても凝り固まってしまっていることに気づきました。駐車場の貸し出し、畑の貸し出し、お土産の販売、宿泊、とにかく思いつくできる限りのことはなんでも試しましたが、そこに自分が探している答えはありませんでした。僕は居場所に困った経験から、独立採算で自由でのびのびとした場づくりを理想の形だと考えてきました。だからこそ、他から資金調達するという選択肢は考えませんでした。もう一度自分を見つめ直し、もっと広い世界を見るためにも、2018年4月末をもって古民家の管理人を卒業することに決めました。

そして、世界各地の様々な地域コミュニティを見て回る世界一周の旅に出ることを決意しました。

 

 

 

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ヒラヤマちべっとを残すとともに、旅立つことを決意!

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僕がヒラヤマちべっとの管理人を卒業することをfacebookで投稿すると、「ヒラヤマちべっとが無くなるのはさびしい!」と多くの方々から、コメントやメッセージをいただきました。わざわざ大事な用事をキャンセルしてまで、会いに来てくださった方もいました。それと同時に、自分を今まで支えてくださった地域の方々の存在の大きさを改めて実感しました。

 

自分が旅に出ても、ヒラヤマちべっとという地域コミュニティは残さなくてはいけないと考えるようになりました。2018年4月15日のイベントでは、地域の方々や関わりの深い方がたくさん集まりました。そこで決まったことは、古民家という場はなくなっても、人の繋がりは残そうというものでした。僕の旅の進捗を共有するとともに、地域の方が主体となって地域の地区センターの活用や、山登りなど場所にとらわれない企画が生まれるコミュニティへと大きく転換することになりました。

 

いつ旅から帰れるかわかりません。

少なくとも約1年間は旅を続けることになるでしょう。

しかし帰国後は、東京都日野市のヒラヤマちべっとをはじめとして、日本中の今までお世話になってきた皆さんと楽しい活動をたくさん仕掛けていきたいです!!!

成長して、もっともっと面白い人間になって帰って来ます!!!

みなさんどうか応援よろしくお願いいたします!

 

 

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訪れる場所はこんなところです

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 ①台湾

台北から台南までリノベーションでアップデートされたまちづくりの現場を体感します。若者がはじめたシェアハウス、廃墟を再生したカフェ、アートによって活気づいた街、再生された官舎、世界一きれいな眼科など、様々な地域コミュニティを巡ります。

■訪問を考えている場所

玖樓(ジォウロウ)・Ruins Coffee Roasters・台北国際芸術村-宝蔵巌・大稻埕・都市再生前進基地「URS」・Cooking Together URS155・三芝頂山寺貝殻廟・厚食聚落・范特喜(ファントォーシー)Fantasy Story・審計新村(Shen Ji New Village)・中區再生基地 DRF Goodot Village・本册図書館 Artqupie Library・宮原眼科・彩虹眷村・PARIPARI パリパリ APARTMENT等 

 

②中国

少数民族をはじめとする多種多様な文化をもった村の暮らしに溶け込みます。要塞のような円形シェアハウス、風水によって徹底的に作り込まれた村、女性の権力が強すぎる村、小人しかいない村、洞窟の中で人々が暮らす村など、個性豊かな所を回ります。

■訪問を考えている場所

福建土楼(福建省)・諸葛八卦村(浙江省)・モソ族(雲南省)・ハニ族(雲南省)・イ族(雲南省)・小矮人王国(雲南省)・中洞村(貴州省)等

 

③インド

人が繋がることに対して価値観の崩壊や解脱の感覚を求めて旅します。言葉を発しないで2週間耐える修行体験や、とにかく騒げる映画館、朝から晩まで人々が集うガンジス川など、圧倒的体験ができる所を巡ります。

■訪問を考えている場所

ブッタガヤで修行、グルガーオンの映画、バラナシでの沐浴等

 

④ドイツ

芸術、リノベーション、クアオルト、クラブ、集合住宅、地域コミュニティは様々です。ドイツでは、あえて訪問場所のテーマを設けずに広く様々な地域コミュニティを巡ります。

■訪問を考えている場所

元病院「ベタニエン」・スクウォッチングハウス・トレゾア・ベルグハイン・デッサウ・日本の家・ライプツィヒの子ども食堂・シュピネライ・フライブルク市・バート・クロツィンゲン・プロヒンゲン等

 

⑤スペイン

食とアートによって表現が解放された街づくりを見てきます。衰退した地域に建てられた大型美術館、漢方薬的まちづくり、世界一の美食の街におけるバルの文化などをじっくりと巡ります。

■訪問を考えている場所

ビルバオ・サンセバスチャン・バルセロナ・ブニョール・要塞都市クエンカ等

 

⑥アメリカ

とにかく今話題のポートランドに行きます。アンチ市場原理主義、クリエイティブクラス、環境都市、コンパクトシティ、交通インフラなどの多くのキーワードで話題が上がるポートランドの今を探ってきます。

■訪問を考えている場所

ポートランド(パール地区・The Belmont Goats・パシフィック・ノースウエスト・カレッジ・オブ・アートPNCA等)

 

 

 

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資金の使い道と今後について

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旅の全行程で、交通費、宿泊費、食費が93万円かかります。そのうち一部88万円(手元に残るのは約73万円)を今回クラウドファンディングで集めさせていただくことにしました!

目標金額以上の資金が集まった場合、お土産を買い込んで、報告会の際にみなさんにプレゼントさせていただきますので楽しみにしていてください。目標金額に満たなかった場合でも、旅の経路変更の可能性はありますが、残り資金を日本でアルバイトをして何が何でも世界一周を達成します。

 

<旅の総経費>

日本(徳島などで地域コミュニティに関するアルバイト)→台湾→中国→インド→ドイツ→スペイン→アメリカ →日本(帰国の目安は2019年2月〜4月)という経路で進みます。

①宿泊費:500円×海外滞在期間8ヶ月(240日)=12万円(一部テント生活)

②食費:1000円×海外滞在期間8ヶ月(240日)=24万円

③交通費:国境間移動+国内移動=39万円

④携帯代や保険などの毎月の支出:2万円×海外滞在期間8ヶ月=16万円

⑤準備にかかるお金:パスポート取得16,000円+テント一式3,000円+α=2万円

総経費93万円(734,000円がクラウドファンディング・196,000円が自己資金とする。)

※旅中に自己資金を稼いで、他の国に立ち寄る可能性はあります。

※帰国時期が多少ずれる可能性はあります。

 

旅の物語や、学び、考えたことを、旅の途中や帰国後に報告会や個展等でシェアさせていただきます!そしてこれをきっかけに、皆さんと一緒に、面白くて楽しくて次に繋がる活動を継続的に作っていけたら嬉しいです!

 

また、今回の旅の経験を日本中、世界中の皆さんに届けていきたいので、今回作成する報告書をもとに、電子書籍または紙の書籍の出版も考えています!精一杯頑張りますので、みなさんどうか応援のほどよろしくお願いいたします!

 

 

 

【企画者プロフィール】

稲村行真
1994年生まれ、千葉県出身。大学3年次に合同会社wip-tyをつくり、途上国の商品を日本のイベントやネットショップで販売した経験がある。大学4年次に、日本の伝統的な古民家を訪れ取材した。卒論のテーマは「古民家の価値について」。古民家の良さは開放的な空間にあると考え、うまく地域のコミュニティ作りに生かす方法を模索し始める。2017年4月から東京都日野市の築150年の古民家「ヒラヤマちべっと」を活用して、コミュニティハウスを運営。地域がつながるシェアハウスやイベントスペースを運営している。この活動により、交流ある暮らしの場をつくっている。ブログ「旅してみんか」で活動発信中。

 

 

【過去の主な旅経験】

2016年8月4日~9月14日 日本全国古民家巡り旅

発端は、古民家が好きだけど、魅力の正体が掴みきれないことでした。そこで、新潟県上越市、富山県南砺市、徳島県那賀町、石川県津幡町、愛媛県松山市を巡り、個々の古民家の造りと活用事例、街づくりの特性を調べることにしました。その後、この研究成果を中央大学法学部の卒業論文にまとめました。論文のテーマは「古民家の価値について」です。古民家の価値を、街並みの特性と絡めながら数値化していこうという視点で論文を完成させました。旅の様子は一部NHKテレビ、南海テレビ等で放送していただきました。

 

2017年6月4日~6月18日 古民家冒険Project

東京から石川までの約450kmを2週間で歩き、道中約30件もの活用されている古民家を取材しました。自身が管理人を務める東京都日野市の築150年の古民家「ヒラヤマちべっと」で出発式を行い、石川県加賀市の古民家FUZONで完歩式、タビト學舎で報告会を行いました。この旅を通じて、改めて古民家の魅力は開放的な空間設計にあると感じました。これをうまく生かしてコミュニティや人の繋がりを地域に作り出したいと考え、今に至ります。旅の様子は一部NHKテレビ、新聞等の取材をしていただいた。旅の様子はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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