このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

はじめまして、中川朋と申します。

私は、東京都内の心療内科クリニックを中心に、精神保健福祉士として「ニューロ&バイオフィードバック療法」に長年携わってきました。現在は、遠隔セッションを中心に数か所のクリニックで心療内科・精神科医師と連携し、発達障がい・認知障がいの方やグレーゾーンでお悩みの方に、最新のデジタル機器を使用したセラピーを行っています。

クライアントさんと共にセッションを繰り返し、臨床を積み重ねていく中で、日々、確かな手ごたえを感じています。

そんな中、発達障がいや認知力に問題を抱える方々と接する中で、いわゆる“グレーゾーン”とよばれ、公的支援を受けられない患者さんの多さに心を痛めてきました。

私の臨床経験からも、医療連携と最新機器を使った「デジタル脳育」を組み合わせれば、この課題の多くが快方へと向かい、多くの方々の生活を改善できると確信しています。

このクラウドファンディングは、海外製「デジタル脳育」アプリの国内普及を通して、発達障害・認知障害・グレーゾーンでお悩みの誰もが、必要な支援を受けられる未来を一緒に創りたい、そんな思いで立ち上げました。

「デジタル脳育」とは?

「デジタル脳育」とは、デジタル機器を通じて脳波と連動し、ゲーム感覚で遊びながら心と身体のバランスを回復するセラピーです。成長期のお子さんから、認知症予防を必要とされるご高齢の方まで幅広く活用していただけます。

このデジタル脳育システムは、従来の脳トレとは一線を画すもので、個々人の脳波状態に合わせてリアルタイムに調整し、集中力を高め、脳機能を向上させるという革新的なAI技術を搭載しています。

脳の発達状況をAI機械学習アルゴリズムが判断して誘導するため、熟練したセラピストでしか提供できなかった効果を、家庭で、手軽に、継続的に体験できるのです!!

デジタル脳育普及に向けた課題と今回目指すこと

これまで画期的なデジタル脳育システムは、高価であるという課題がありました。

そこで、私たちは医師、心理士、精神保健福祉士、ボディーワーカーとチームを組み、2年以上の翻訳作業の検証を重ね、開発元であるシンガポールのNeeuro社との交渉を経て、国内販売代理権を取得でき販売価格を抑えることに成功しました。

(Neeuro社との記念の1枚)

全般的な日本語翻訳は徐々に完成しつつありますが、まだまだエンドユーザーの子供達やご両親や高齢者には説明が難しかったり、英語が基本となっているゲームを変更する監修作業が残っています。

このクラウドファンディングを経て資金調達が叶えば、日本語訳のついた機器システムを日本社会に届けることも可能となります。

さらにその先では、利用者の負担を軽減するため、共同購入グループを組織し、なるべく低価格で利用できる仕組みを構築することも計画しています。

まずは、実験的コミュニティ共同利用方法を確立して、このノウハウを皆さまとシェアしながら、将来的には、全国にコミュニティーを広げ、誰もが時間、場所、経済的な制約を受けずに脳育療法を受けられる環境を実現したいと考えています。


国際的に評価の高い「デジタル脳育」アプリ「COGO」と「NeeuroFit」の日本語版を完成させたい!

今回のプロジェクトでご紹介したい機器は、シンガポール発の革新的なデジタル療法プログラム「COGO」「NeeuroFit」です。

「COGO」は国際的に評価の高いADHD発達障害専用アプリで、「NeeroFit」は、一般小児から高齢者の認知症予防の専門脳育アプリです。すでに、現地での大学医療機関での臨床試験で有効性が証明されており、シンガポールから世界にむけて発信されています。

(シンガポールのKOKORO CLUBのニューロトレーニングの風景)

▼ADHD発達障がい専用アプリ「COGO」紹介ムービー

▼一般小児から高齢者の認知症予防の専門脳育アプリ「NeeuroFit」紹介ムービー

私達臨床家グループは、開発元Neeuro社との交渉により、この2つのアプリの日本の社会環境・文化に合わせたローカライゼーション・プロジェクトを立ち上げることに成功しました。

■ADHD発達障がい専用アプリ「COGO」について

COGOは、国際特許を取得した科学的に検証されたゲームベースのデジタル療育プログラムで、子供の注意力向上を目指します。

この技術は、シンガポールを中心として国際的に展開するNeeuro社が、同国のA*STAR(情報通信研究所)、精神衛生研究所、デューク・ヌス大学医学部と共同開発し、すでに、さまざまな臨床試験でその有効性が実証されています。また、在宅環境でCOGOを使用した最近の臨床試験では、ADHDの子供の78%に全般的な改善が見られたという報告がされています。


一般小児から高齢者の認知症予防の専門脳育アプリ「NeeuroFit」について


NeeuroFit は自分のペースで進められる、子供から高齢者まで全ての人の脳育に必要なプログラムです。脳のさまざまな認知機能を鍛えるのに役立つ18の魅力的なモバイルゲーム集です。

これらの楽しく魅力的な頭の体操は、注意力、記憶力、意思決定力、空間認識力、認知柔軟性の5つの認知能力を高めることを目的としています。

このアプリはゲームスコアに加えてユーザーの認知スコアを計算し、脳のフィットネスを正確に追跡してトレーニングすることができます。


このプロジェクトで実現したいこと

今回、私達は下記の目標を掲げ、日本全国の発達障害や認知症の問題でお悩みの方に、幅広く普及する草の根運動を展開していきたいと考えています。

①海外製の「デジタル脳育」アプリ、COGOアプリ&NeeuroFITアプリ完全日本語化。

②脳育システム指導者(20名限定)養成セミナーの実施(4回のZOOM座学、1日実習を想定。)

③共同使用機材2台を使用し、兵庫県尼崎市(アマナスペース)でコミュニティー共同利用モデルを開始

資金の使い道

クラウドファンディングの目標金額は200万円です。

1,脳育アプリ日本語翻訳及び監修費用:100万円

2,脳育システム指導者養成セミナー講師費用+セミナー広報費:100万円

みなさまからのご支援が上記より大きくなった場合は、共同使用機材の購入費用として充てさせていただき、誰もが必要な支援を受けられる未来を作るために尽力します。

スケジュール

5月下旬 クラウドファンディング開始 

6月30日 クラウドファンディング終了

7月上旬   実行委員会の立ち上げ、イベント告知

7月15日 オンライン・イベント 開催

7月下旬 アプリ翻訳監修終了

8月11日  1日脳育システム指導者養成セミナー実習、その後LINEグループ継続して質疑応答

リターン紹介

▼地域のデジタル脳育指導者になりたい方向け

①25,000円 一般小児から高齢者の認知症予防の専門脳育アプリ「NeeuroFit 」指導者養成対面1Dayセミナー

②30,000円 ADHD発達障がい専用アプリ「COGO」指導者養成対面1Dayセミナー

▼ご家庭で遠隔指導を受けて使いたい方向け

③135,000円 一般小児から高齢者の認知症予防の専門脳育アプリ「NeeuroFit + 脳波バンド」10%OFF購入+アプリ3ヶ月利用権

④225,000円 ADHD発達障がい専用アプリ「COGO」+ 脳波バンド10%OFF購入+アプリ3ヶ月利用権

▼デジタル脳育・BCIニューロフィードバックについて知りたい方向け

⑤12,000円 デジタル脳育オンライン講座3本ご招待(1本5,000円相当)(1,2本目(8月):中川朋、3本目(9月) 菅原靖子×藤原靖×中川朋×中川れい子)

▼発達障害治療について知りたい方向け

⑥8,000円 インタビュービデオ +「発達障害治療革命」(著者、田中伸明医師)をご提供

▼スポンサー様向け

⑦500,000円 VIP スペシャル・スポンサー

▼どなたでも

⑧5,000円 脳機能アセスメント・リアル体験割引券

⑨3,000円 お礼メール


デジタル脳育普及プロジェクトチームの紹介

チームリーダー 中川 朋 精神保健福祉士 

10年以上の米国駐在中に米国大学研究機関等との提携事業においてバイオフィードバック療法の世界的権威であるサンフランシスコ州立大学統合医療研究所教授、エリック・ぺパ―博士に師事。帰国後は、精神保健福祉士として国内医療機関でバイオ・ニューロセラピストとして従事。発達障がい児童及びグレーゾーンのメンタル・リハビリテーションに関わる。利用者の心身の悩みを軽減し、毎日を活き活きと行動できるよう遠隔支援サービスを提供中。翻訳書に「テックストレスから身を守る方法」(エリック・ペパー著 竹林直紀監修 青春出版社)がある。

プロジェクト相談役 田中伸明 脳神経内科専門医師

諏訪中央病院の医局長として地域医療に従事、その業績により厚生労働省で21世紀医療システム創りに参加する。その成果を還元するためにのべスリクリニック・プループを創設する。ビジネス・パーソンのうつ・適応障害に対してべスリメソッドを開発し、治療効果を上げている。「治らない」とされている発達障害へこのメソッドを適応し、新しい診断、治療、社会システム創りを目指し「発達障害治療革命」(花風社)を著す。

プロジェクト推進役 菅原靖子 PYC子育てラボ、臨床心理士・公認心理士 https://www.yourchord.jp/

高校・予備校教員として教育現場・教材開発に関わった後渡米。米国をはじめとする世界最先端の発達障がい治療を追い続け実践して20年以上。「ブリーフセラピーの再創造」「学校における自傷予防」「自閉症革命」翻訳出版。心療内科・発達支援センター等でセラピストとして勤務のかたわら、PYC子育てラボ設立。こころー身体ー脳のつながりを回復するアプローチによって、発達障がい症状・認知症・記憶の問題などを改善できることに生きがいを感じて実践中

プロジェクト推進役 中川れい子 NPOタッチケア支援センター理事長 https://touchcaresupport.com/  

塾・予備校講師として約10年勤務の後、ヒューマンポテンシャル(人間性回復)運動とホリスティック・ラーニングで世界的に有名な米国カリフォルニア州エサレン研究所で開発されたエサレン®マッサージ&ボディワークと出会い、約25年間にわたり施術を実践。2011年よりNPO法人を立ち上げ、心と身体のつながりを重視した家族間ケアと対人援助のための”こころにやさしいタッチケア”の普及・教育活動を開始。コロナの期間はセルフケアにも力をいれ「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム 山口創氏と共著)、「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を著す。夫、中川朋とNeuro-Somaプロジェクトを発信中。

終わりに

今回、ご支援いただいた資金は、プログラムのローカライゼーション、機材導入、運営費用などに充当させていただきます。さらに今後は、このプロジェクトを通じて、発達障害・認知症グレーゾーンの方々だけでなく、全ての現代人にとって希望の光をつなげていきたいと考えています。

私達はこれからの展開として、デジタル脳育の機器で心と身体のバランスをサポートしながら、自然の中で活き活きと友達同士で交流しあえるようなワークショップやリトリートも開催していきたいと考えています。

デジタルと自然と、人と人とがつながりあい、脳神経と心と身体のバランスが回復に向けて、現代社会の抱える様々な問題を、共に乗り越えていきましょう。

皆様の温かいご支援をお願いいたします。

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  • 2024/06/11 21:06

    皆様の温かいご支援のおかげで、当初の目標金額200万円を、なんと20日も残して達成することができました!心より感謝申し上げます。皆様からお寄せいただいたご支援は、日本語版アプリの開発、そしてその先のソーシャルビジネス事業へとつながります。アプリ開発は来週からスタートし、8月上旬の完成を目指しま...

  • 2024/06/09 07:11

    皆様へいつも温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。現在、革新的な脳育アプリ日本語版完成に向けたクラウドファンディングは、目標金額200万円に対し、157万7,000円、達成率78%まで到達いたしました。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。しかし、目標達成、そしてアプリ完成ま...

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