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フットサル歴史本「三国志」出版プロジェクト!「する人」「みる人」へ物語を届けたい

木暮知彦が初の著書「フットサル三国志」を出版します。関東リーグの広報委員などを務めた著者が日本フットサルの黎明期から続く歴史と物語を一冊にまとめます。フットサルに関わる全ての人に知ってもらい、共有の知識のもと、次の時代の発展に寄与したいと考えています。

現在の支援総額

1,079,004

21%

目標金額は5,000,000円

支援者数

161

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/07/06に募集を開始し、 161人の支援により 1,079,004円の資金を集め、 2024/08/14に募集を終了しました

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フットサル歴史本「三国志」出版プロジェクト!「する人」「みる人」へ物語を届けたい

現在の支援総額

1,079,004

21%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数161

このプロジェクトは、2024/07/06に募集を開始し、 161人の支援により 1,079,004円の資金を集め、 2024/08/14に募集を終了しました

木暮知彦が初の著書「フットサル三国志」を出版します。関東リーグの広報委員などを務めた著者が日本フットサルの黎明期から続く歴史と物語を一冊にまとめます。フットサルに関わる全ての人に知ってもらい、共有の知識のもと、次の時代の発展に寄与したいと考えています。

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ご挨拶

 国内シェアNo.1のフットサル施設の予約システム「LaBOLA」を提供する会社代表の木暮知彦が初の著書「フットサル三国志」を出版します。かって「関東フットサルリーグ」の広報委員を務めた著者がフットサル専門サイト「SAL」の前身メディアに日本のフットサル黎明期からの歴史を連載した物語を新しく本にまとめたものです。

 2000年3月、第1回関東フットサルリーグが東京都・小金井総合体育館で開催されました。今でこそ地域リーグは通年リーグが当たり前となっていますが、発足時は3日間の開催で、千葉公園体育館や小田原アリーナで行われていました。記念すべき第1回はプレデターとガロの同時優勝でした。通年リーグに進化したのはその3年後の第3回からで、その4年後の2007年に全国リーグのFリーグが誕生します。

 この間、きら星のごとくさまざまな強豪チームが現れ、合従連衡を繰り返し、いくつかのチームは全国リーグへと昇格しました。それはさながら三国志のようでした。ちなみにプレデターはFリーグに所属するバルドラール浦安の前身チームで、ガロは、のちに東京都2部リーグとなり、今は解散してしまいました。一方、関東リーグ設立10年目の第11回関東リーグの優勝チームはFUGA MEGUROで前人未踏の3連覇を果たし、今ではフウガドールすみだとしてFリーグを舞台に戦っています。

 実はこのもっと前の歴史があり、フットサルチームが勃発したのは、1996年の第1回全日本フットサル選手権開催がきっかけでした。背景にはアジア選手権、世界選手権代表の選考の場としようというものでした。また、関東リーグを通年化、その後のFリーグ設立も日本のフットサルを海外で通用させようという目的がありました。

 そんな時代からの栄枯盛衰の歴史に、今回の出版プロジェクトでは2012年〜2021年までを追記します。日本代表が、タイで行われたワールドカップで史上初の決勝ラウンド進出(ベスト16)を果たした大会以降から、次のW杯出場となった2021年9月のリトアニア大会が終わるまでの歴史と物語を綴って書籍に盛り込みます。

 四半世紀を超えるフットサル歴史本の本書は、関係者、フットサルに取り組む学校などへ提供し、さらなるフットサルの発展に貢献、フットサルを文化として根付くことを願うものであります。残念ながら、先日行われたアジアカップは予選リーグを敗退し、9月に行われるワールドカップ出場は逃してしまいました。ただし、フットサル三国志発刊の目的が変わるものではありません。

2024年7月吉日 著者・木暮知彦

なぜ、クラウドファンディングか?

 本を出版するのに、なぜクラウドファンディングなのでしょうか? それは、むろん、出版にお金がかかることもありますが、フットサルに投資をする共通の経験をしてもらいたいからです。2024年6月現在、「日本のフットサル界に対して、自分がなにかできることはないか」と思っている人はいませんか? そんなアナタに伝えたいプロジェクトです。

 そもそも、スポーツ観戦は共通の価値体験を味わうサービスと言われています。1人で行くよりはみんなで旅行に行ったり、遊園地に行ったりしたほうが楽しいのは、共通の話題、共通の価値体験が味わえるからです。スポーツバーで観戦する理由もそこにあります。

 したがって、500円という支援金額を最初のリターンに設定しました。これは、本が買えるわけではなく、本の発送の原資になるものですが、共通の志をもった方がフットサルに対して支援することで共通認識を持ち、盛り上がることを期待したものです。一緒に話題をつくっていきましょう。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

なぜ、本なのか?

 なぜ、わざわざ印刷費用、発送費用にお金がかかる本にしたのでしょうか?「WEBで掲載すればいいのでは?」「電子書籍のほうがコストがかからないのでは?」といった意見もあります。実際、最初はWEBメディアでの掲載でした。

 「ピヴォ!」や「ナビ」といったフットサル専門雑誌も今はなくなってしまいました。また、残念ながら、フットサルには歴史や文化を語る本が皆無です。サッカーやJリーグには、それなりに歴史や文化を語る書物があります。 

 インターネットは速報性があり、スマホの発達により手元で読めるハンドリング性も高いです。しかし、財産としての価値、一目見て、なにを伝えるモノかわかるといった存在価値は「本」が優れている点です。フットサルの歴史をあまねく知ってもらうためには、本でなくてはならないと考えています。

フットサル三国志の出版で期待される効果とは?

(1)全国リーグ「Fリーグ」の活性化

 Fリーグの観客動員数の凋落が叫ばれていましたが、コロナ渦も収まり、復調の兆しが見え始めました。また、今や、当時の先人たちが監督やコーチとなり、その息子が選手になる時代になりました。

 しかしながら、今のFリーグの若い観客、ファン、選手も含めてかもしれませんが、その頃の先人たちの苦労、努力の末、今日のFリーグが誕生したことを知らないのです。それは、伝えるメディアがないことにも起因しています。

 先人たちの「想い」を今の若いファン、特にまだFリーグを知らない「未来のファン」に、勝敗や戦術以外の歴史にも興味をもってもらい、Fリーグに足を運んでもらいたいと願っています。

(2)クラブのブランドロイヤリティ向上

 Fリーグのファンを増やし、観客動員数をアップさせるためには、家族や友人を誘ってもらうことが有効です。その意味でも、好みのクラブの歴史や物語を知り、愛着や関心を高めることが試合観戦につながります。三国志は、どのクラブを応援したいと思うか、そのきっかけや入口としても参考になる内容だと自負しています。

(3)「する」と「みる」の両立

 フットサルは現在、全国に600以上のフットサル施設があり、「する」スポーツとしては定着しています。しかし、その「する」人が地域リーグやFリーグ観戦に足を運んでいない実情があります。それは「する」フットサルの目的が「フットサル」そのものとは別の、例えば健康維持や仲間との交流などであり、そもそも時間も、お金も余計にかかるフットサル観戦が選択肢になっていないからです。これまでの愛好家のみなさんだけでなく、三国志を読んで、興行としてのフットサルに興味を持ってもらい、「する」を維持したまま「みる」機会を増やしてもらうことを期待します。

フットサル三国志を誰に届けたいか?

 フットサル三国志は歴史本であり、フットサルに触れる機会の多い人はもちろんのこと、これまであまり触れてこなかった人にも届けたいと考えています。「なぜクラウドファンディングか?」でお伝えしたとおり、これは「投資経験」ですから、みなさまの投資が確実にフットサルの発展に寄与するものでなくてはならないと考え、以下の人たちに三国志を届けたいと考えています。なお、現時点では1500部程度の印刷・発送を想定しています。

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(1)Fリーグ、地域リーグを知らない、見たこともない未来のファン

 本書の提供先は、フットサルに取り組む部活・サークルのある高校、大学を考えています。大学は日本サッカー協会主催の全日本大学フットサル選手権に参加する各地域と、その付属高校の合計100校程度を想定しています。「特別支援活動」の3,000円を支援していただくと、一口につき1冊を任意の提供先に発送します。希望の提供先がある場合は備考欄にご記載ください。

フットサル三国志を学校へ提供
支援額:3,000円

<内容>
・1口3,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・1口で1冊が寄贈先に届けられます

※本書は、全国の部活・サークルのある高校、大学を中心に届けたいと思います。提供先は、関連施設の協力のもと決定させていただきます(希望の提供先がある場合は備考欄にご記載ください)

※提供先候補一覧は本ページの最後に記載いたします

※2024年10月以降、順次お届け予定です

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(2)Fリーグを見に行ったことのある人

 すでにFリーグを認知し、観戦経験のある方には、本を購入してもらい、家族や友人・知人を誘って一緒に見に行ってもらいたいと考えています。本を読み、口伝えでフットサルの歴史を伝える営業マンのような役割を担っていただけると幸いです。5,000円の支援のリターンとして、フットサル三国志1冊と、Fリーグ招待券2枚を提供します。7,000円の支援のリターンには、フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します。また、10月に出版記念イベントを開催しますので、その際にオンライン視聴(10,000円)会場で観覧(15,000円)の支援も用意しています。

フットサル三国志1冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
支援額:5,000円

<内容>
・1口5,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・Fリーグ招待券2枚を提供します

※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※2024年10月以降、順次お届け予定です

フットサル三国志1冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+書籍内スペシャルサンクス
支援額:7,000円

<内容>
・1口7,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・Fリーグ招待券2枚を提供します
・フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します

※備考欄に記載いただきたいお名前(ペンネーム可)をご記載ください
※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※2024年10月以降、順次お届け予定です

フットサル三国志1冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+書籍内スペシャルサンクス
+出版イベントオンライン視聴
支援額:10,000円

<内容>
・1口10,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・Fリーグ招待券2枚をご提供します
・フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します
・出版イベントのオンライン視聴にご参加いただけます(1口1名様)

※備考欄に記載いただきたいお名前(ペンネーム可)をご記載ください
※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※2024年10月以降、順次お届け予定です

フットサル三国志1冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+書籍内スペシャルサンクス
+出版イベント観覧

支援額:15,000円 ※リターン画像に誤りがございます

<内容>
※リターン画像内に「5冊」の記載がありますが、正しくは「1冊」となります。大変申し訳ございません
・1口15,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・Fリーグ招待券2枚をご提供します
・フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します
・出版イベントを会場にて観覧いただけます(1口1名様)

※備考欄に記載いただきたいお名前(ペンネーム可)をご記載ください
※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※2024年10月以降、順次お届け予定です

フットサル三国志5冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+書籍内スペシャルサンクス
+出版イベント観覧

支援額:30,000円

<内容>
・5口(5冊)を選んでいただく方のお得なリターンです
・Fリーグ招待券2枚をご提供します
・フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します
・出版イベントを会場にて観覧いただけます(1口1名様=5名様)

※備考欄に記載いただきたいお名前(ペンネーム可)をご記載ください
※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※2024年10月以降、順次お届け予定です

フットサル三国志10冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+書籍内スペシャルサンクス
+出版イベント観覧

支援額:50,000円

<内容>
・10口(10冊)を選んでいただく方のお得なリターンです
・Fリーグ招待券2枚をご提供します
・フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します
・出版イベントを会場にて観覧いただけます(1口1名様=10名様)

※備考欄に記載いただきたいお名前(ペンネーム可)をご記載ください
※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※2024年10月以降、順次お届け予定です

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(3)フットサル施設の利用者

 フットサル施設をよく利用する人は、時間的、コスト的な観点からFリーグや地域リーグを観戦する余裕はあまりないでしょう。「みる」より「する」ほうが健康的、娯楽としても楽しいと感じている人も多くいます。そんな方たちに観戦の興味をもってもらうためにはきっかけやメリットが必要だと考えています。

 7,000円の支援をいただいたフットサル施設利用者には、リターンとしてフットサル三国志1冊と、Fリーグの招待券、そして有名選手(OB選手を含む)がコーディネートするフットサル施設での個人参加型フットサル(個サル)招待券の配布を準備しています。備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名と、普段から活用するフットサル施設や活動エリアをご記載ください。

フットサル三国志1冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+スペシャル個サル招待券

支援額:7,000円


<内容>
・1口7,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・Fリーグ招待券2枚をご提供します
・有名選手(OB選手を含む)がコーディネートするフットサル施設での個人参加型フットサル(個サル)招待券を配布します

※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※備考欄に、普段から活用するフットサル施設や活動エリアをご記載ください
※個サルの参加・予約方法は別途、メールにてご連絡させていただきます
※2024年10月以降、順次お届け予定です

フットサル三国志1冊
+Fリーグ招待券2枚ご提供
+個サル招待券
+書籍内スペシャルサンクス

支援額:9,000円

<内容>
・1口9,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・Fリーグ招待券2枚をご提供します
・有名選手(OB選手を含む)がコーディネートするフットサル施設での個人参加型フットサル(個サル)招待券を配布します
・フットサル三国志内にスペシャルサンクスとしてお名前を記載します

※備考欄に記載いただきたいお名前(ペンネーム可)をご記載ください
※備考欄に、好きな、あるいは興味のあるFリーグクラブ名をご記載ください
※備考欄に、普段から活用するフットサル施設や活動エリアをご記載ください
※個サルの参加・予約方法は別途、メールにてご連絡させていただきます
※2024年10月以降、順次お届け予定です

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(4)大口支援者

 フットサルの関わり具合に関係なく、プロジェクトに賛同し、ご支援いただける企業、製品や宣伝に活用したい企業の方も大歓迎です。支援のリターンとして、本の中ページに広告枠(50,000円=1/2ページ100,000円=1ページ)をご用意します。備考欄に広告掲載のやり取りをする担当者様の連絡先をご記載ください。詳細をご連絡させていただきます。

フットサル三国志1冊
+書籍内広告枠(1/2ページ)

支援額:50,000円

<内容>
・1口50,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・フットサル三国志内に広告枠(1/2ページ)をご用意します

※広告掲載のやり取りをする担当者様の連絡先をご記載ください。詳細をご連絡させていただきます

フットサル三国志1冊
+書籍内広告枠(1ページ)

支援額:100,000円

<内容>
・1口100,000円からとなっております。口数は自由にご調整いただけます
・フットサル三国志内に広告枠(1ページ)をご用意します

※広告掲載のやり取りをする担当者様の連絡先をご記載ください。詳細をご連絡させていただきます

応援メッセージ

本プロジェクトを応援してくださる関係者からのメッセージです。 ※敬称略

櫻井嘉人/名古屋オーシャンズ代表取締役・GM
 1999年頃、バンフスポーツのコートが羽田にありました。そこでは、カスカヴェウというチームが練習していました。選手には甲斐修侍、市原誉昭、前田喜史らがいました。名古屋オーシャンズを設立したのはFリーグ設立がきっかけですから、そのだいぶ後のことになります。

 そして、カスカヴェウはペスカドーラ町田となり、なんと、甲斐修侍は、2年前に監督になりました。そして、彼の息子の稜人が名古屋オーシャンズでプレーするようになったのです。なんという因縁でしょうか。

 そんな歴史を知っていて今の名古屋オーシャンズの試合を観戦したら、面白さは倍増するでしょう。ぜひ、支援にご協力、ご購読をいただき、Fリーグに足を運んでいただければ幸いです。


塩谷竜生/バルドラール浦安代表取締役
 1998年、私は、当時の井の頭くなのメンバー(岩本、岡野、米川らがいた)、明海大学OBらの有志を集めてプレデターというフットサルクラブを作り、監督もしていました。千葉を拠点に、当時は東京に府中アスレティック(のちの立川アスレティック)、カスカヴェウ(のちのペスカドーラ町田)、神奈川にはロンドリーナ(のちの湘南ベルマーレ)、ファイルフォックス(現在は関東リーグ所属)など、関東地域で凌ぎを削る戦いが繰り広げられていました。関東フットサル三国志です。

 もし、バルドラール浦安の試合を見る時、三国志を読んでいたら、試合の面白さはもっと増すことでしょう。ぜひ、支援にご協力、ご購読をいただき、Fリーグに足を運んでいただければ幸いです。


松村栄寿/関東フットサル連盟理事長
 第1回の全日本フットサル選手権が開催されたのは今から約30年前の1996年、当時から府中市はフットサルが盛んな市だったので、地元でフットサルをやっていたメンバーを集めて府中水元クラブの名前でエントリーすることになりました。その監督を務めたのは私で、選手には中村3兄弟、のちにミスターフットサルと呼ばれる上村信之介らがいました。残念ながら、第1回大会は予選敗退してしまいましたが、第2回大会では優勝し、府中水元クラブがその当時のフットサルをけん引しました。

 その後、フットサルは急速に発達、私もいつの間にかフットサルの世界にはまり、今の職務についています。当時の府中水元クラブは様々な変遷を経て、関東フットサルリーグへ、フトゥーロ、ファイルフォックス、府中アスレティックFCとして参戦しました。今はFリーグでは立川アスレティックFCとして存続しています。

 もし、立川アスレティックFCの試合を見る時、あるいはFリーグの試合を見る時、この三国志を読んでいたら試合はもっと興味深いものになるでしょう。ぜひ、支援にご協力、ご購読をいただき、Fリーグに足を運んでいただければ幸いです。

フットサル三国志の「時代変遷」とは?

本書で登場するフットサル変遷の時代をご紹介します。

(1)黎明期

 1996年1月の第1回全日本選手権スタートからスーパーリーグが関東リーグに統一される前の2002年までを黎明期と呼ぶことにする。これは、まさに選手権発足に誘発されてさまざまなチームが勃発、合従連衡を繰り返し、さまざまなリーグが立ち上がりながら、関東リーグに集約されるまでの黎明の時代ということができる。約6年間の時代である。

 この黎明期は、3つの軸に展開されてきた。1つは全日本選手権である。日本一になりたいという動機付けから、さまざまなチームが参入、合従連衡の歴史が始まった。

 2つ目の軸は日本代表である。町の「あんちゃん」でも日本代表になれるという動機付けが、選手に切磋琢磨を促した。

 3つ目の軸は、通年リーグである。それも全国リーグ設立の渇望であり、その先のプロリーグ(今でいうFリーグ)で飯が食えるかもしれない夢である。

 この3つの軸が、学校スポーツでもない、企業スポーツでもない、なんの後ろ盾もないそれこそ草の根の中から、黎明期とは言え、一時代を形成したのではないだろうか。

(2)栄華期

 2003年のスーパーリーグとの「統一関東リーグ」(第5回)がスタートし、関東のフットサルは除々に華やかな時代を迎える。それは、選手権至上主義からリーグ中心主義転換への始まりであり、アマチュアとは言え、観衆を集めるすなわち「見る」フットサルへの試行が始まったことを意味する。その結果、フットサル日本代表は2004年には悲願のワールドカップ出場を果たし、2006年の第8回アジア選手権では宿敵イランを破って、アジアの頂点に立った。主戦場の関東リーグの観客動員数もうなぎのぼりに上昇、人気の試合は1試合で1000人以上の動員を数えるまでになるのであった。

 しかし、栄華の時代は永久に続くわけではない。関東フットサル界が牽引してきたといっても過言ではない日本のフットサルは、ついに全国リーグ設立を果たし、関東リーグは主役の座を引き渡す。2007年9月開幕のFリーグの誕生である。

 これは、競技フットサルに携わってきた選手たちの悲願であったから、関東の栄華の時代の終焉は仕方がないことではある。Fリーグ入りを果たしたプレデター(現在のバルドラール浦安)、カスカヴェウ(現在のペスカドーラ町田)、ロンドリーナ(現在の湘南ベルマーレ)、府中水元クラブ(現在の立川アスレティックFC)が関東リーグから名前を変え、多くの選手がFリーグに移籍するなどして、関東フットサルは栄華の時代を終えるのである。約4年間の時代である。

(3)新生期

 Fリーグができたことによって観客動員数も減少、関東の栄耀栄華の時代は終わったかもしれない。しかしながら、関東リーグは地域リーグとしての新たな役割を担うようになった。それは、リーグ全体の地域密着への試行であり、Fリーグへの優秀な選手の供給源であると同時に、Fリーグから戻ってきたベテラン選手の受け皿の役割である。ベテラン選手の受け皿は若手の育成にも役立ち、これがFリーグへの選手供給につながっていく。

 また、ニューヒーローチームも誕生した。全国リーグの覇者を地域リーグが破る快挙を成し遂げ、未踏の関東リーグ3連覇を果たしたフウガである。カフリンガ、ゾット、アルティスタといった個性豊かなチームも台頭してきた。

 一方、Fリーグも、ヴォスクオーレ仙台、フウガドールすみだが新加盟、12クラブとなって観客動員数はピークを迎える。そこで、全国リーグ(Fリーグ)誕生の2007年から2014年までを新生期と命名する。約8年の時代である。

(4)低迷期〜光明期

 要因は様々あるが、Fリーグの観客動員数は徐々に下がり、フットサルのメッカと言われた府中市立総合体育館がピッチサイズの関係で使えなくなり、移転を余儀なくされる事態が発生するなどして、2020年には最低を記録する。セントラル開催をやめたことも要因としてはあるだろう。2015年から2020年の6年間を低迷期とする。コロナ渦が始まり、第25回全日本フットサル選手権が開催中止となったのは2020年のことである。東日本大震災の影響で途中で開催中止になったのが2011年の新生期の終わり頃であったから、因縁を感じる。

 2021年になってもコロナ禍は続いたが、一筋の光明が見えてきた。それは、2021年にリトアニアで行われたワールドカップに2大会ぶりに出場、ベスト16まで進んだことだ。インターネットテレビ局「ABEMA」によるFリーグのライブ中継の継続決定も光明であった。なぜなら、実際に会場に来ない人も競技フットサルの共通認識を得ることができ、Fリーグのホームページ、クラブのホームページ、各種メディアなどの相乗効果で、競技フットサルの認知が飛躍的に向上したからである。

 光明期は、発展途上で今も続いている。

資金の使い道

みなさまからご支援いただいた資金は、本プロジェクトにかかる下記の費用に充てる予定です。

1:印刷・発送費=150万円
2:デザイン・編集費=200万円
3:手数料(15%+税)=約75万円
3:広告/PR費=75万円

スケジュール

7月6日:クラウドファンディング開始
8月14日:クラウドファンディング終了
8月〜9月:書籍編集
10月初旬:出版、発送、出版イベント

 本プロジェクトは、2024年6月現在、Fリーグの新シーズンが開幕した今だからこそ、多くのフットサルファン、あるいはこれから競技フットサルに興味をもつ人に届けたい内容です。

 日本の競技フットサルはFリーグを中心に全国各地で発展している一方で、「する人」「みる人」ともに、栄枯盛衰の時代を知らない人が増えています。フットサルには、関わる人の情熱があふれる熱狂的な時代がありました。今が決して、熱量がないとは思いません。ただし、今できることはもっとあると考えています。

 私たちはそこで「歴史を知ってもらいたい」と思い、書籍として出版して、たくさんの人の手元に届けることにしました。フットサル三国志の出版プロジェクトを通して、日本フットサルを盛り上げたい。

 ここまでご覧いただいたみなさまありがとうございます。ぜひみなさんのお気持ちを、今できる支援のカタチに変えて本プロジェクトにご参加ください。一緒に、歩みを進めていきましょう!

木暮知彦&SAL編集部一同

※フットサル三国志を学校へ提供/支援額:3,000円の提供先候補一覧
(順不同/提供先は追加・変更となる場合がございます)

多摩大フットサル部 / 明治学院大学体育会フットサル部SAjugaria / 桐蔭横浜大学フットサル部Eggplant / 順天堂大学フットサル部 / 中央大学学友会フットサル部 / 立教大学フットサル部Regalo / 早稲田大学フットサル部 / 学習院大学輔仁会フットサル部 / 北海道大学フットサル部Esperanza / 東京大学運動会フットサル部 / 立命館大学体育会フットサル同好会All.1 / 桜美林大学 Tokyo Family / 東工大フットサル部Tokyo Tech. / 城西大学体育会サッカー部フットサル部門 / 神戸大学体育会フットサル部FORCA×Guerreilla / 京都大学体育会フットサル部ARI / 九州大学フットサル部FC TITANS/Suiswap/okx / 長崎大学全学フットサル部FORZA / 大阪成蹊大学フットサル部 / 愛知教育大学 フットサル部 SIMONS / 慶應義塾大学フットサル倶楽部 エルレイナ / 東北大学フットサル部 / 鹿児島大学フットサルクラブZee / 愛媛大学フットサル部 / 松山大学フットサル部 / 広島大学体育会フットサル部 / 大阪工業大学フットサル部Estrella / 近畿大学体育会フットサル部 / 甲南大学体育会フットサル部 / 摂南大学体育会フットサル部 / 東京国際大学SHISHAMO / 日本体育大学 ELGOLAZO / 神戸国際大学附属高校フットサル部 / 東京外国語大学フットサル部 TUFSAL / 明治大学 体同連フットサル部 GOONY / 岩手大学フットサル部クロスカラーズ / 同志社大学体育会フットサル部TREBOL / TOKAI KINGS/東海大学フットサル / 杏林大学フットサル部 / 筑波大学フットサル同好会 CIRCO DE RANA / 信州大学フットサル部vaizravaNa / びわこ成蹊スポーツ大学フットサル部 / 北九州市立大学フットサル部Stierdor / 吉備国際大学フットサル部 / 岐阜聖徳学園大学フットサル部golena

※2024年10月以降、順次お届け予定です

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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