(社会課題)ミツバチがいなければ、朝のコーヒーも飲めなくなる

現代社会において、都市の拡大や大規模農業の推進、外来生物の導入など、人間の活動により自然が急速に減少しています。これにより多くの花バチの激減を招き、実に世界中でミツバチや蝶などのポリネーターは40%が絶滅の危機に瀕しています。ミツバチは草木の花に受粉し、豊かな自然をつくり上げ、農業や伝統文化を支える重要な生き物です。私たちは自然を利用させてもらって生きています。しかし今の社会は自然を利用し、利益を上げることばかり考える傾向にある。自然が疲弊し、私たちの足元はおぼつかなくなってきています。自然を利用し恩恵を受けるだけではなく、自然を再生させていくことが大切です。

このプロジェクトは、自然の減少に歯止めをかけ、特にミツバチの役割を再認識することを目指しています。ミツバチの受粉活動により、生態系はバランスを維持し、我々は食料を生産することができます。プロジェクトを通じて、自然との調和と地域社会の再生を追求し、豊かな未来のための一翼を担いたいと考えています。

(目指す姿)ミツバチに教わった未来をつくる

① 子ども達に自然の大切さを伝える

養蜂を通じて、緑や自然が次第に壊れていく光景に直面しました。開発によって切り開かれる土地では、鳥や虫が追い出され、その存在が無視されがちです。子ども達には、これらの生き物が持つ重要性を考えながら、将来のまちづくりに積極的に関与し、自然を大切にする心を育んでほしいと願っています。

② 連携と役割の大切さを伝える

ミツバチは巣を協力し、支え合って維持します。若いハチは巣の掃除や幼虫のお世話をし、年老いたハチは蜜を集めに飛び回り、敵が来たら真っ先に立ち向かいます。それぞれのハチには役割があり、仲間にために役割を全うします。彼らの連携と役割分担から、人間の地域社会も学ぶべき点があります。各個人が異なる役割を果たし、お互いに支えあいながら成長することが、地域社会の発展につながります。社会を担う若者と経験豊かな高齢者が連携し、役割を全うすることで、未来に向けた持続可能で調和のとれた社会を築いていきたいと願っています。

(自己紹介)ミツバチとともに生きていく

国産はちみつ hachiiro  樋渡利成(ひわたし としあき)です。僕はI T業界で長年働いてきて、画面と睨めっこしてトレンドを追いかけることをフルタイム行っていましたが、僕の未来においてはあまり良いイメージを持てませんでした(もちろん今でも継続してお仕事をさせてもらっていますし、大好きな仕事ではあります)

そんなときに、ミツバチの生態の話を聞いて興味を持って学んだら、ミツバチは、はちみつを作るだけでなく生態系の根幹の役割を担っていたことに気づいたんです。僕はそんなミツバチに一種憧れのような気持ちを抱いているんだと思います。彼女たちと共に生きることができて光栄な思いと共に日々、お天道さまの下スタッフさんと汗だくで体を動かしています!

① ミツバチの住処をつくる

大阪和泉市では、農家さんの高齢化により耕作しきれない土地があります。このような休耕地をダリア花畑に再生し、地域の景観や生態系を活性化させます。

② ミツバチを通じてまなぶ

地域の小学生を対象に、自然やミツバチに関する体験学習を行います。住宅地・工場を開発した際に追いやられる虫や動物たちがいることを子ども達にも知ってもらい、持続可能な都市開発を考えるきっかけを作ります。

③ ミツバチのような地域社会をつくる

地域の夏祭りに合わせて、ゴミ拾いイベントを開催します。集めたゴミとダリアのドライフラワーを交換します。大人と子ども、隣近所が顔馴染みになることにより、地域で子どもを育てる環境を作ります。また、地域の結束を深め、地域の防犯意識の強化や、孤立したお年寄りとのコミュニケーションを推進します。

はちみつの輸入量は年々増加傾向にありますが、国産はちみつの生産量は増えていません。はちみつの自給率は何と5.5%



MBS毎日放送「よんチャンTV」旬食材の現場

大阪泉州の食総合サイト「うまい!泉州」

(スケジュール)資金の使用用途や内訳

3月   物件の契約完了
4月上旬  クラウドファンディング終了
5月上旬  ダリア畑 開拓開始
7月    ダリア畑 巣箱設置
7月   体験学習開催
7月~   リターン順次発送
9月   ゴミ拾いイベント開催

(資金明細)ダリア畑整備とイベント開催

ダリア畑整備費   :約30万円
体験学習経費    :約10万円
ゴミ拾いイベント経費:約10万円

このプロジェクトは、地域コミュニティや自然環境に関心を持つ人々の協力のもとで推進されます。大阪和泉市浦田地区における新たなダリア畑の創出は、地域活性化と自然の復元に寄与することが期待されます。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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