ページをご覧いただきありがとうございます! 花まる学習会 野外体験部 無人島プロジェクト責任者の加藤崇彰(写真右)と無人島看護師の荒井大詞(写真左)です。

今回のプロジェクトは、広島県東広島市安芸津町にて無人島教育の拠点となる施設、さらに地域に開かれた第3のコミュニティスペースともなる「花まるコミュニティあきつ(通称:はなコミあきつ)」の立ち上げを目的としたものです!


私たちが広島県東広島市安芸津町にご縁をいただき、安芸津町で活動をさせていただくようになって早3年が経ちました。
これまで、地元の方々とお話をさせていただく中で、未来にワクワクしながら生きる大人にたくさんお会いしてきました。
そして、そんな皆さんと話をしていると、私たちまでワクワクしてくるのです。

目先の常識や固定観念にとらわれて、無意識のうちに自分の中に「枠」を設けて生活をしていないか。
そんなことを考えるようになりました。

「枠」をとびだして、子どもから大人まで、みんなでワクワクする社会をつくっていく。
私たちは、教育を通してそんな未来を実現させます!

その起点となる場所として、はなコミあきつを設立し、運営をおこなってまいります。
まずは、安心・安全な場所として、自分が満たされるというホームベースのような役割をこのはなコミあきつで担っていきたい。
そのうえで、やってみたいをやってみる経験、楽しそうと思ったことをやれた経験、それらの成功体験を通して自己肯定感・自己効力感を養っていきます。

安芸津町の紹介はこちら:安芸津ポータルサイト「あきつとあしたに、」


私たちが所属する花まる学習会のはじまりは1993年。「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと「思考力」「国語力」「野外体験」を主軸にした学習塾「花まる学習会」が生まれました。

花まる学習会HP:https://www.hanamarugroup.jp/hanamaru/

32年目となる現在は、全国で390教室以上を運営。メシが食える大人・魅力的な人を育てるために、子どもたちが飽きずに没頭できる学びの場を提供し続けています。
感染症流行下で対面授業ができなくなった時期からは、オンライン教室も展開。オンラインならではの強みを生かした内容で、44都道府県・30か国から500名以上の受講者が集まるほどの人気コンテンツとなっています。

花まるオンラインHP:https://hanamaru-online.com/


花まる学習会の3本柱のひとつ、野外体験。
親元を離れて大自然のなかで仲間と寝食を共にする・・・答えのない問いに自ら挑戦し困難を乗り越える経験を積むことで、「生きる力」を育んでいきます。これまでに延べ100,000人を引率した実績があります。

花まる学習会 野外体験HP:https://hanamaruyagai.jp/

そんな私たち花まる学習会の野外体験に大きな転機が訪れます。
それは、新型コロナウイルス感染症の流行です。全世界が混乱する中、
「先の見えない時代のなかで”生きる力”を育むにはどうしたらいいだろう」
「これからの時代に必要な教育はなんだろう」
と模索した結果たどり着いたのが、無人島での究極の野外体験でした。

現実世界はモノであふれている、でも、無人島にはナンニモナイ。
今日を生きるために、頼りになるのは「自分の心」。
大自然に立ち向かうという究極の野外体験を通して、強い「心」と自分の「目」を磨き、「自分の言葉」で語れる人に。
心ゆくまで自分と向き合い、思考と実践ができる場所。
瀬戸内海に浮かぶ「花まる子ども冒険島(GoogleMap)」の誕生です。

花まる子ども冒険島HP:https://www.hanamaru-mujinto.com/

2020年に島を弊社で購入してはじまった、無人島での究極の野外体験。これまでは2泊3日や3泊4日でおこなっていました。
もちろん、短い期間でも無人島を味わうことは可能です。
“生きる”ために食材調達をしたり、寝床を確保したり、火を囲んで自分の心や仲間の言葉に耳を傾けたり。
親元を離れた子どもたちが野外体験を終えるころにはたくましく成長している。
彼らの言葉に大人の我々がハッとさせられることもしばしば。
しかしながら、無人島での野外体験を重ねていくうちに、ふつふつとこんな想いが湧き上がってきました。

「自分や仲間ともっと向き合いたい!」
「より長い期間、無人島に滞在したい!」
「無人島でやりたいことを作戦会議できる場所がほしい!」
「無人島を軸に、世代間交流・双方向学習に取り組みたい!」
「地元である東広島市の子どもたちにも無人島へ気軽に行ける環境をつくりたい!」

そんな想いを胸に、無人島に来てくれた子どもとその保護者の皆さまや地域の方々との対話を繰り返していく中で、このたび広島県東広島市安芸津町に新たな拠点を構えることになりました!


今回新たな舞台となる「はなコミあきつ」は、安芸津駅からすぐ近く、また安芸津と大崎上島を結ぶフェリー乗り場前に位置します。

住所:広島県東広島市安芸津町三津4212-14


元は旅館と料亭だった建物が今回の舞台です。
料亭だった1階は、当時のまま残されており、一部を除いて大幅改修が必要な状況です。


1階は、無人島に行く子どもたちや帰ってきた子どもたちと地域のみなさんが交流できるコミュニティスペースになり、さらにリビング中央にはシンボルツリーを設置し、「わくをとびだし、ワクワクへ!」を表現した空間に!
また、セミナー・ミーティングのためのスペースや、ほっとできる大浴場、車いす対応のトイレも新設予定です。


2階は、落ち着きたいときに活用できる部屋や、宿泊できる個室が並びます。全室合計で、20名ほどが宿泊できるフロアになります。
男性も女性も、大人も子どもも、地元の方も旅人も! 安心してお泊りいただける宿になります!

だれにとっても居心地のよい、地域に開かれたサードスペース。
時代や人が変わっても、100年続いていくような文化の醸成。
ふらっと訪れてエネルギーをチャージして、元気になったら帰っていく。
なにかしてもいいし、なにもしなくてもいい。
なにかをしたくなったら、海・山・川そして、無人島がある。
いつでも帰ることができる、みんなの居場所。
大人も子どももワクワクできる、そんな空間をつくっていきます。

※はなコミあきつの改築設計・デザイン:瀬戸口 洋哉 ドミニクさん 


はなコミあきつは、花まる子ども冒険島で活動するための前線基地(荒天時の滞在場所、無人島長期滞在時の中日宿泊場所)や作戦会議をおこなう場所として活用します。さらに私たちの野望は、安芸津町にある7つの島と花まる子ども冒険島を活用して「無人島×教育」のアクティビティをおこない、安芸津町を無人島教育のメッカにすることです!

はなコミあきつは、地域に開かれた第3の居場所・サードスペースとしての役割を担っていきます。ご高齢の方々が団欒したり、お茶やお菓子を楽しんだり。赤ちゃんを連れたお母さんやお父さんが少し息抜きのできたりする温かい空間。放課後には子どもたちが遊びに来てみんなで学び合い、夜には大人たちがお酒を介して未来を語る…。ここに来れば人とつながる、はなコミあきつが小さな街になる、そんな空間にしていきます。

はなコミあきつは、改修工事をおこないますが、それだけでは完成しません!DIYイベントを開催してフロアの壁を塗ったり、机をつくったり、椅子をつくったり、みんなではなコミあきつをつくりあげていきます。

地域の子どもたちを対象に、放課後の時間に集まり、花まる子ども冒険島や安芸津町の無人島開拓をするための作戦会議をおこないます。そして、月に一度実際に無人島に行って活動!さらに、地域の方々と交流・学習できる場もつくっていきます。

「あきつ100人リレー」とは、安芸津町のワクワクする面白い人と語りあうイベントのことです。登壇者に次の登壇者をご紹介いただく形で、100人登壇を目指します!

はなコミあきつや花まる子ども冒険島、安芸津町内の古民家、安芸津町の大自然をフル活用してフリースクールを開校します!


少子高齢化・核家族化・体験不足・自己肯定感の低下…
これらの課題を解決するために、私たちがずっと大切にしてきた教育を通し、すべての人に”ワクワク”を提供すること。それが私たちの願いです。
はなコミあきつは、すべての人に開かれた場であり、みんなの家でもある。
たとえ関わる人が変わっても、そこにあり続けられる場所を目指してまいります。

はなコミあきつに1人でも多くの方に関わっていただき、一緒に盛り上げていきたいという思いから、クラウドファンディングという形で仲間を募集させていただくことにしました。
すべての人がワクワクする社会を、安芸津町から一緒につくり上げていきましょう!


今回の改装は、特に1階のコミュニティスペースをつくるため大規模なものとなります。
1階→内装工事・厨房修繕・大浴場水回り修繕・車椅子用お手洗いの増設・シンボルツリーの設置etc.
2階→電気/水道工事・床張り替えetc.
現時点で、これらに2,000万円前後の費用がかかることが見込まれています。
今回のクラウドファンディングでは、その一部を補填するため目標金額を300万円にさせていただきました。


リターンには安芸津町ならではのもの・無人島を題材としたものをはじめ、はなコミあきつを一緒に盛り上げていただけるものを用意しました!





■はなコミあきつ
・住所:広島県東広島市安芸津町三津4212−14(GoogleMap
・HP:https://www.hanamaru-mujinto.com/
・Instagram:@hanamaru_mujinto


ここまで読んでくださりありがとうございます。最後に私たち2人が思っていること、実現したい未来について伝えさせていただきます。
「メシが食える大人」「魅力的な人」を育てていくこと。
そのうえで、私たちはここ東広島市安芸津町のコミュニティと無人島を活用し、教育を通して「すべての人がワクワクする社会」をつくります。
年齢にも性別にも国籍にも関わらず、たくさんの人がごちゃまぜになって、やってみたいをやってみる。
小さな成功体験をたくさん積み、体験を経験に落とし込む。
先の見えない時代のなかで、自らの意思で一歩を踏み出し、挑戦する力を磨いていく。
それを過酷な無人島での野外体験だけでなく、安心安全な場(はなコミあきつ)での試行錯誤もできる、そんな両輪で育んでいきたいと考えています。
はなコミあきつは、こんな私たちの想いを叶えるための場として実現します。
私たちの想いに共感いただけた方はぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

花まる学習会 加藤崇彰・荒井大詞

  • 2024/06/17 12:15

    おはようございます!今日は、はなコミあきつの舞台となる広島県東広島市安芸津町のご紹介です。安芸津町は、広島のお酒を語るうえで忘れてはならない、酒造家三浦仙三郎さんの生まれ故郷です。仙三郎さんは、醸造に不向きだと言われていた「軟水」での酒造りに邁進し、失敗を繰り返しながらも、家訓「百試千改」(百...

  • 2024/06/13 20:34

    皆さん、こんばんは!今日はとても暑かったですね~!安芸津町はなんと30℃に…。そんななかではありますが、はなコミあきつの改築工事も着々と進んでおります!まずは、1階部分の元料亭だったところの解体作業!そして、骨組みが入ると、イメージが一気に膨らみ、もうワクワクが止まりません!!!ちなみに上の写...

  • 2024/06/12 12:05

    みなさんこんにちは!いつも格別なご配慮をいただき、心より感謝申し上げます!6月10日に開始したクラウドファンディングですが、なんと!!!初日に、ご支援金額 17% 510,000円を達成することができました!!!ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます!!!残り41日!最後の1日ま...

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