はじめに

芦屋市で昨年6月に訪問ペットサービス「Leopon」を開業しました、松浦雅と申します。

自分のお店をしながら、ときどき動物病院で診療助手としても働いております。


2023年春に新しく迎えた、「ゆにこ」と


2023年6月、シニアペットや持病があるペットに関するお悩みを解決したい気持ちから

介護代行・お世話代行・訪問トリミングを行うお店を開店しました。

その際もクラウドファンディングを行い、目標金額を大きく上回りプロジェクトを成功することが出来ました。

昨年ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございました。



有難いことに、開店した訪問ペットサービスで沢山のお客様と出会うことができました。

しかし、店舗を構えていない訪問だけのお店が珍しいこともあってか、

「シニアを受け入れてくれるトリミングサロンでは無いのですか?」

「持病があり点滴を毎日受けている子でも、そちらのホテルで預かってもらえますか?」など

実店舗があるものだと勘違いされたお問い合わせを頂くこともかなり多く

また、それらのご希望には応えられない事に不甲斐なく申し訳ない気持ちを持って過ごしていました。


いつかは店舗を…と考えていた頃に、理想的な場所のテナントが空室となり

その貸店舗の賃料なども現実的な内容でしたので、思い切ってここで挑戦してみようと決意し

再度クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。


ちなみに、昨年始めた訪問ペットサービスについて、もちろん閉店せず継続いたしますが、

ホテル・サロン業をある程度任せられるスタッフが育つまでは、サービス内容を縮小して営業いたします。


プロジェクトの内容にご賛同いただけましたら、ご支援を何卒よろしくお願いいたします。


このプロジェクトで実現したいこと

シニアや持病がある犬にやさしい、ドッグサロン・ホテルを開店します。

若く健康な子も、もちろんお引き受けします!

ただし、お困りのご家庭が優先的に利用できるような仕組みを作ります。

(シニアや持病がある子については通常より数か月早く予約できる・キャンセル料発生条件の緩和等)


場所は芦屋市春日町12-4 阪神打出駅から徒歩5分 鳴尾御影線沿い 1階の路面店です。

ご利用いただけるのは、わんちゃんのみです。

ただし、大型犬と一部の中型犬は敷地の都合上ご利用頂けません。

また、猫ちゃんやエキゾチックアニマルはお引き受けできませんのでご了承ください。


一般的な狭いマンション型ケージは使用しません。特注で天井のないサークルを作りつけます。

乱雑な文字と素人まるだしな図で恥ずかしいですが、内装を担当していただく方にお送りした画像です。

イメージは沸くと思うのでご確認ください。


Leoponが解決したいお悩み例

まず、当店はシニアや持病があるからという理由でご利用をお断りしません。

「●●歳になったので、当サロン・ホテルは卒業してください」と突然言われてしまい、色々なお店をまわっても新規予約を断られ続けてしまう・・・等というお悩みを沢山お伺いしてきました。

当店では、そのようなことは一切いたしませんので、ご安心ください。

ただし、状態によっては「命の危険があるかもしれないので、回復するまでは控えましょう」とお話したり

トリミングでは、「負担軽減(時短)のため、首から下はバリカンカットしか出来ません」とお話する場合もございます。


お悩み①

・高齢でごはんを1度に沢山食べてくれないので、数時間おきに食事をあげてみて欲しい。

・手の平にご飯をのせて口元まで持っていかないと食事をしてくれないので、ホテルでもそうして欲しい。

・作り置きや解凍した手作り食は食べてくれない…、ホテル内で調理して出来立てをあげて欲しい。


犬を育てたことがない方が見たら驚かれるような悩みもあるかもしれませんが、わがまま放題させているわけでは決してなく…。

高齢で「しつけ」などという段階ではないため、食べさせないまま過ごさせると体調不良(最悪の場合亡くなる)になるので、みなさん一生懸命なのです。

私も18歳で亡くなった愛犬レオポンを介護中、毎日「何をどうしたら食べてもらえるか」それだけを考えていました。

そんな細やかな介護やお世話が必要なわんちゃんがいると、当然家族はどこも行けなくなってしまいます。

しかし、避けられない帰省や出張等の外泊もありますよね。


当店はトリミングもお引き受けいたしますが、ホテル業がメインとなりますので、

「トリミングのスキマ時間に宿泊中の子をお世話する」ということにはなりません。


また、ホテル1部屋(1区画)につき1台お留守番カメラを設置し、お客様とパスワードを共有することで

離れていても、夜間の様子をしっかりとご覧いただけるようにいたします。

基本的に夜間は無人ですが、夜間もどうしても常駐してほしい場合は、追加料金で検討いたします。

その他、お迎えの時間に間に合わないので営業時間を延ばして欲しいなど、ご希望があればその都度ご相談ください。


便利で、皆様に安心してお預け頂けるようなホテルにしたいと思っております。

もちろん、若く健康なわんちゃんもお待ちしております!


お悩み②

実は、点滴やインスリンなどの注射を毎日のようにご自宅や病院で打っているわんちゃんは少なくありません。

亡くなる直前のような動物さんだけがそのような治療を行っているわけでもありません。

何年も、その様な生活を続けている子もいるのです。


特に「針を刺す」医療行為を、飼い主様がご自身のペットにすることは、

何かがあっても自己責任ということになり、大きな問題はございませんが、

他人からお預かりしている動物さんに医療行為を合法で行えるのは、

「獣医師」もしくは「愛玩動物看護士」の国家資格所持者のみです。


ですので、上記の様に日常的に自宅で医療行為を受ける必要がある動物さんを

飼い主さんのお留守中にどこかに預ける場合は、

これまで、動物病院に入院・動物病院併設ホテルに宿泊するしか選択肢がありませんでした。


Leoponでは滞在中(一時預かりやサロン利用時も含む)に、指定動物病院から訪問看護(往診)を受けられます。

つまり、当店まで愛玩動物看護師さんに来ていただき、獣医師の指示書をもとに医療行為を行います。

ですので、日常的に医療行為が必要なわんちゃんでも、安心してご利用いただけます。

(内容によってはお引き受けできない場合もございますので、よくご相談ください)


ただし、こちらの訪問看護サービスについては、指定動物病院からしても、当店としても、

まったく新しい試みとなりますので、オープン直後から積極的に沢山お引き受けするわけではなく

相談や確認を重ねて、段階的に導入していくサービスとなりますので、何卒ご理解ください。


訪問看護を受けて頂くためのご利用条件として、利用前に指定の動物病院へご受診をお願いすることになります。

こちらから指定する病院での初診を受けて頂けない場合は、滞在中の訪問看護を受けられません。

※訪問看護が不要なわんちゃんは、指定病院を受診する必要はありません。


指定の動物病院名は、ここでは非公開とさせて頂きます。

当店に関する問い合わせが病院へ向かってしまうのは避けたいので、そのように致しました。

Leoponに個別でお問い合わせいただけましたらもちろんお答えいたしますので、ご連絡くださいませ。

また、病院名をご存じの方も、Leoponに関する問い合わせを病院にすることはお控えください。




プロジェクト立ち上げの背景

ここ20年間くらいで、犬は「家畜」から「家族」へ変化しました。

そして、近年はSNSの発展もあり、手作り食の普及など、さらにお世話に一生懸命になる方が増えました。

医療についてもそうです。症状に合わせて専門医を探したり、最新の幹細胞治療を行う方もいます。


そんな中、個人的にはペットホテル/サロンは行き遅れているように感じており、

いつまでも混合ワクチン接種が1年1回必須で、抗体検査(ワクチチェック)の結果用紙は受付不可だったり、

法改正があってもホテルで使われるケージは狭いもので

予約を詰め込んでトリマーの体力や心に余裕がなくなり悲しい事故が起きたりします。


ワクチンについてはスタッフの知識が古いままになっている事が原因ですが、

ケージの狭さや予約の詰め込みの理由は、「料金の平均単価が低い」ことにあります。


「時代」も「円の価値」も変化しているのに、価格改定がうまく出来ておらず、

仕事量に対して価格設定が低いので、

利益を上げるために引き受ける数を増やすしかないという最悪のループが起きています。

命を取り扱う仕事で、絶対に起きてはならないことです。




特に上記の時給換算の数字をご覧いただければ、かなり無理のある状態なんだということを感じて頂けると思います。

当店は、少数のお預かりで丁寧なサービスを提供したく、スタッフの体力や心の余裕も重要視したいので、

他店より1.4倍ほどの価格設定となる予定です。


ただイメージ戦略で高級にしたいわけではなく、

業界全体の色々な課題があり、それらを解決するためにこの様な営業方針に決めました。

もちろん他店にはないサービスを用意するなどして、しっかりと価値を感じて頂けると思いますので、

価格設定が平均より高いことについて、ご理解頂けますと幸いです。


開業に至るまでの背景には、シニアや持病がある犬を救いたい気持ちだけでなく

経営的な意味で「このままではいけない」という気持ちもありました。

みなさまはこれを読んでどう感じられますか?一緒に考えていただけましたら大変嬉しく思います。


これまでの経歴

当時の仕事と並行して通っていた社会人向けトリミングスクール「ケンネルスクール」を卒業後、

約10年間続けた仕事を退職し、トリマーに転職。

卒業後、トリミングサロン(トリマー)・動物病院(診療助手)としての勤務を経て

2023年6月に訪問ペットサービスを開業。開業後も動物病院の勤務は辞めずに兼業中(不定期)。


お客様のご自宅にて訪問トリミング中


その他の活動

2017年 保護猫トニーを家族に迎え入れる

2018年〜2019年 保護犬猫シェルターにてボランティア活動

2019年 東京にてイベントを開催し、収益を全て「日本動物福祉協会」様へ寄付

2020年 オリジナルグッズ販売の収益全てをコロナショックを受けた保護猫カフェ「駒猫」様へ寄付


資格

二級愛玩動物飼養管理士

ケンネルスクール A級トリマーライセンス

ペット災害危機管理士三級

共立製薬主催 デンタルケアアドバイザー


どうぶつの家族

レオポン オス トイプードル 2005年6月生まれ-2023年3月に虹の橋へ

トニー  オス 黒猫・保護猫 2017年3月生まれ(推定)

デイジー メス ベンガル   2021年8月生まれ

ゆにこ  オス トイプードル 2023年1月生まれ 




リターンについて

・リターン不要でとにかく応援したいと思ってくださっている方向け「サンクスレター」

・「Leoponで使える割引券セット」

 (大型犬・一部の中型犬はご利用頂けませんので、誤って購入されません様にご注意ください)

・イラストレーターの大原そうさん×Leopon コラボのオリジナル「どうぶつ用お薬手帳」

神戸市立青陽灘高等支援学校に通っている生徒の皆さんに製作をお願いいたしました、

お薬手帳も入る「さをり織オリジナルポーチ」、「さをり織オリジナルお散歩バッグ」

・廃校を活用した保護ねこ施設 ティアハイム小学校さんの「ドリップコーヒーセット」

・スタッフジャージや店内掲示に希望のお名前/文字を印刷!「スポンサー名プリント」


どうぶつ用お薬手帳は、犬だけでなく、どんな動物でもご利用頂けるような内容です♪


また、今回も何かグッズをご提供するなら支援につながるものを・・・と思い、ご用意しました!

さをり織のグッズを選んでくださった場合、障がいのある生徒さんへの支援に。

ドリップコーヒーを選んでくださった場合は、保護猫たちへの支援にも繋がります!


すべて、複数のご購入や、支援金額の増額も可能となっております!

皆様のご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。


スケジュール

4月 物件の契約完了・融資の契約
5月 外内装工事開始・クラウドファンディング開始
6月 HP完成・クラウドファンディング終了・工事の進み具合を見て見学会を開始
7月  外内装工事完了・Leopon開店!
8月以降 リターン品順次発送


資金の使い道


設備費:約180万円

 リターン製造費:約20万円

CAMPFIRE利用手数料:約50万円


※CAMPFIRE利用手数料とは?

いま見て頂いているページはCAMPFIREというサイトです。

このサイトを通じて支援金を募りますので、そのサイト利用の手数料(17%+税)が支援総額から引かれます。


プロジェクト終了後、活動報告ページにて、使用させていただいた金額について細かく公開いたします。


最後に

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

沢山課題はありますが、皆様のお声をしっかり取り入れながら、お店を成長させていきたいと思っています。

まずは店舗の経営をしっかりと地に足のついたものにすることが最初の目標ですが

Leoponにはまだまだ大きな目標があります。


もっと広いお店にしたい・老犬ホームを経営したい・保護猫犬譲渡に関わる事業をはじめたい・・・


このプロジェクトをきっかけに、同じ方針のスタッフや、応援してくださる方と出会い

これらの目標を達成して、救われる動物や飼い主さんを増やしたいと考えています。

どれも、ひとりでは出来ないことです。

まずは最初の第一歩を踏み出すため、皆様の力をどうか貸してください。

是非、ご支援お待ちしております!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください