はじめまして。私のページを見に来てくださり、ありがとうございます。
今回のプロジェクト企画者の「ゆっきー」こと齊藤由貴です。私は20代前半に札幌ドームでビールの売り子をしていて、普段は病院で看護師として働いています。好きな食べ物はフルーツで、ふるさと納税は全てフルーツを購入しています。

実を言うと、ビールの売り子をしていた頃はもちろん、約1年ほど前までビールは一滴も飲めませんでした
ビールの味や苦味が苦手で、喉越しやキレなどよくビールで使われる表現が全く理解できませんでした。さらに炭酸飲料が飲めず友人や職場等の飲み会やお酒のお付き合いの際にはカクテルを飲むことが多かったです。また、お酒に弱くすぐに眠くなったり、二日酔いで飛行機に乗り遅れて旅行に行けなかったこともありました。
酔っ払った人を見ると大声でうるさいと感じ、仕事では酔っ払った人が救急車で運ばれてきて対応に追われるなどお酒に対するイメージが悪かったです。極力お酒は飲みたくない飲まなくても楽しいことがあると思っていたそんな私が今はビールを飲んで作る側になるなんて未だに信じられません。

ある日、友人のホームパーティーで「スムージービール」と出会いました。飲む前は「ビールだからどうせ苦いでしょ」と思い嫌々ながらもひと口飲みました。すると全く苦味を感じず人生で初めて「おいしい」と感じました。私の好きなベリー味のスムージービールだったこともありますが、同時に「これってビールなの?」と思いながら一瞬で飲み切ってしまいました。炭酸も感じず飲めて、酔いもそこまでなく気持ち良いまで感じられる程度で二日酔いにもならずに終わりました。
ビールを飲めるようになった自分が少し大人になれた気がして嬉しくスムージービールを探し飲み歩きました。なかなかメジャーなビールではないためスーパーにも売られておらず、まるで宝探しをするような感覚で海外産も合わせて1年で100種類以上スムージービールを飲みました。1つのビールをシンプルに楽しんで飲む用、記録用、研究用、の3本以上購入していました。どのようなテイストや甘さ、内容が美味しく感じるのか甘さを数値化するなどで研究していました。
また飲み歩くことで新しいお友達ができスムージービールの情報が聞け、ビール以外の会話もできビールをきっかけに色んな方と出会い充実した楽しい時間が増えました。私と同じくビールが苦手という友人にもスムージービールを紹介すると「これなら飲める」と喜んでいただき、一緒に苦手だったビールを克服し、自ら進んでビールを飲みに行くまでとなりました。
そこで、私と同じようなビールに対する苦手意識がある方にも知ってもらい、ビールを飲めることでの楽しさを知っていただきたいと強く思いました。フルーツ好きな私が企画する今回の目標は、新しいビールである『Pure』を知り1人でも多くの方に飲んでほしいです!

今回の商品名は『Pure-STRAWBERRY-』

『Pure』とは -純粋- という意味があります。誰が飲んでもフルーツ本来のおいしさを純粋に感じられるよう名付けました。

よくビールというと白い泡があり飲むと白いおヒゲができがちですが、『Pure-STRAWBERRY-』は泡もピンクでかわいいおヒゲができます。色味もピンク色で写真映えすること間違いなし。見た目からしてもよく知られているビールとは全く異なる、新しいお酒であることがわかります。

▲横浜丸中青果株式会社 取締役 清水厚雄 様

今回は、横浜丸中青果株式会社様のご協力の元、横浜丸中青果市場にある、いちごで大きさや形が規格外となり販売できないものを使用しました。さらに、その中でも厳選した国産いちごのみを取り扱い、味はそのまま食べても間違いなくおいしいものだけを使用しています。

▲今回実際に使用した「あまおう」と「とちあいか」の写真。その量なんと、100キロ以上

今回、ビールに使うピューレはイチから手作りしました。国産のいちご「あまおう」と「とちあいか」のみを、100キログラム以上を使用しています。

出来上がったビールを樽で熟成させる際に細いホースを通って移動させるのですが、この時にいちごの種が大きいとホースが詰まってしまい樽に移動させられないことがあります。
そのため、いちごの種をミキサー等で粉砕する必要がありますが、種が小さすぎてミキサーのみでは粉砕しきれませんでした。そのためピューレを作る前段階として「すべて手作業で裏ごし」を行いました。裏ごしすることでいちごの種を最小限に小さくでき、詰まることなく樽詰めすることができました。また、種がなくなることで口当たりも滑らかになり、見た目もより綺麗になります。

今まで飲んできたスムージービールの糖度や酸味の程度などをデータ化したものを照らし合わせ、誰が飲んでも「おいしい」と感じられるよう何度も味の実験を繰り返しました。研究専用の大型冷凍庫を自宅に購入し、ビールに対するいちごの濃度を計算し半年以上かけて実験を重ね、味わいや色味、泡、とろみ、アルコール度数を決めました。

今回、醸造していただくのは『2杯目のビール』のオーナー兼店長の下田和幸さん。下田さんは元イタリアンシェフからブルワーへ転身した食マスターです。野菜ソムリエなどの資格を有しているので食へのこだわりを大切にしているため、今回のビール作りに食の観点やビール作りの観点からもお世話になり素晴らしいビールに仕上げることができました。
今回のビールを醸造していただく際に「正直スムージービールは作るのに大変なのでもう二度と作らないと決めていました」と語る下田和幸さん。ですが、「ゆっきーさんがお店に来て目の前で自作のスムージービールを作っている姿やビールをたくさんの人に飲んでもらいたい熱い姿勢からもう一度作ってみようと思えるようになり、今回お力添えさせてもらいました」と、自身のアメリカでのプロジェクトも忙しい中、醸造をご快諾いただきました。

ビール好きな方では、スムージーサワーエールというスタイルが有名です。1年間で100本以上の国内や海外のスムージービールを飲んできました。ビール好きな方から時折、「スムージーと謳っているのにトロみがない」という声も聞くことがあり気になっていました。
そこで私が考えたのはトロみに注目するのではなく、入れるフルーツによって変化する「泡やビールの色、フルーツの濃度に注目したビール」を作りたいと思うようになりました。 ここが従来のスムージービールとの違いと考えます。

そんな過去の私のような「ビールが苦手だけど飲めるようになりたい」という方や、「写真映えするお酒を飲みたい」「いつもと違ったお酒を飲んでみたい」という方に向けて今回開発しました。

「ビール観」が変わる

『Pure-STRAWBERRY-』は本来の黄色いキレや苦味のあるビールと異なりコンビニやスーパーで購入できません。ひと口飲むといちごたっぷりで「これがビールなの?」と誰も感じると思います。ビールが苦手という方は私のようにビール観がガラっと変わり「これなら飲める」と思うことでしょう。

SDGsにつながる

いちごは、横浜青果市場で大きさや形、甘さ等の理由で規格外となり販売できない物ですが、十分食べることができるものを取り扱っています。本来は破棄される物でしたが、今回のビールに使用することでフードロス削減にもつながります。
今回開発した『Pure-STRAWBERRY-』は瓶に充填して発売します。また、フルーツの色、ビールの色を楽しんでいただきたく「ラベルレス」にしています。さらに、缶よりも瓶の方が再利用、再加工するためのCO2排出量が少なく環境に良いです。

支援金の使い道

今回の『Pure-STRAWBERRY-』に続く形で、今後はより多くの方に楽しんでいただけるよう『Pure』シリーズとして展開をしていきたいと考えています。今回は少ない量での生産でしたが、今後はよりみなさまの手に取っていただきやすくできるよう、たくさんの量を作れる体制を整えます。そのための準備資金でしたり、いちご以外の様々なフルーツで商品化するための研究開発費に充てさせていただきます。

AMAKUSA SONAR BEER 代表 荒木 信也さん

ゆっきーさん、まずはいつも弊社のビールをご愛飲いただき、ありがとうございます!自分でも醸造してみたい!と思ってもらえるほんの少しのきっかけになれた事をとても嬉しく思います。これから共にクラフトビールシーンを盛り上げていきましょう。ゆっきーさんのビールを飲めること、楽しみにしています!


B.M.B brewry 醸造長 里 真彰さん

僕がゆっきーさんと出会ったのは今年の1月赤羽のUNDER GROUNDさんでTTOをやらせてもらった時でした。僕はイベント前からしっかりめに飲んでいたので頭がフワフワしていたのですが、ゆっきーさんがスムージーサワーが大好きで、ビールに対して熱い想いを持っているということはハッキリ記憶しています。 今回の挑戦に当たって、僭越ながら製造方法について少しだけアドバイスさせていただきました。きっと素敵な作品が仕上がると思いますので、皆さんぜひご支援を!!

ヤクルト陸上競技部 ハーフマラソン日本記録保持者 小椋 裕介 選手(北海道出身)

「スムージーサワーと聞いて思いつく人物は?」私が真っ先に思い浮かぶほどのスムージーギーク、それが「ゆっきー」です。彼女の情熱と行動力が、ついにオリジナルスムージーを作るにまで至りました。驚きと同時に「ゆっきーのスムージーなら間違いない」という安心と期待でいっぱいです。ビール好きの方はもちろんのこと、このスムージーをきっかけに、ゆっきーのようにクラフトビールの扉を開いてみてはいかがでしょうか。ぜひご支援をお願いいたします!

株式会社YOKOYAMA 代表取締役 横山 淳一

今回、ピューレの加工は、株式会社YOKOYAMAの横山淳一さんが全面協力。普段調味料を作っている工場や流通ルートを活用させていただきました。横山淳一さんの商品はコチラ

utage BREWING(株式会社Beer the First)代表取締役 坂本 錦一(写真左)取締役 山川 大介(写真右)

今回、販売元は『utage BREWING(株式会社Beer the First)』が行います。utage BREWINGのコンセプトである「より多くの人にビールの楽しさを知ってもらう」ことが、ゆっきーさんの「ビールが苦手な人でも飲めるようなビールを作り、1人でも私のようにビールが飲めるようになって欲しい」という思いと一致し、お願いすることになりました。

近年、コロナ禍の影響やアルコールに対する考え方の変化等によりビールを飲む人口が減っています。程よく飲むことで更に楽しい時間や仲間が増え、ビールが苦手な人でもビールが飲めるようになり、少しでも自分の飲めるビール探しのお手伝いができればと思います。
私のはじめてのクラウドファンディングにお力添えしていただけたらと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。ご支援よろしくお願いします!

※一番注意して欲しいことは、箱から出して光に当てないことや常温保管せず、冷蔵保管をしてください。ビールの発酵が進んでしまい液漏れなどに繋がります。「絶対に飲む直前までは箱を開けないでください

※募集方式について
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


<酒類販売管理者標識>

1.販売場の名称及び所在地:株式会社Beer the First 神奈川県神奈川区神大寺2ー5ー4ー403
2.酒類販売管理者の氏名:坂本 錦一
3.酒類販売管理研修受講年月日:令和6年2月6日
4.次回研修の受講期限:令和9年2月5日
5.研修実施団体名:一般社団法人 日本ボランタリーチェーン協会

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