自己紹介
代表からのご挨拶
始めまして、代表の布川佐登美です。
私がみちくさ亭をオープンさせたきっかけは、実母の認知症を介護していた経験があります。
しかし、当時の認知症の認識のされ方は”ボケ”といわれるような理解のされない状況でした。
私の話を聞いてほしいのに話しても苦しさを理解してもらえない、
認知症の情報がほしいのに時間も気力も残っていない、
母にごはんを作る気力もだんだん無くなり、母を連れてごはんに行っても周りのお客さんから白い目で見られ
居た堪れない気持ちになり、自分を含め母に対する苛立ちや焦り、孤独感を覚え、ついに私は【介護うつ】となりました。
そんな経験を経て、うつ病が治りつつある頃からケアラーズ&オレンジカフェを立ち上げる準備をし、
母も亡くなり、その母から受け継いだ家をほぼそのままの形を残しつつ、みちくさ亭をオープンさせたのでした。
母の介護をしていた経験がある私相手だからこそ、
みちくさに通ってくれる方はご自身の悩みや苦しみを打ち明けてくださるのかなとも思うんです。
体験者だから、”わかる”という共感の言葉が本当の意味を持つのかと体感しています。
先ほど記したように介護って、孤独なんですよね。
でもだからこそ、一人で抱え込まないでほしいんです。
いくら専門家の方に理屈を言われたって、
介護を体験したことない周りの人に”わかるけど〇〇しなきゃ”と上辺の共感やアドバイスをされても、
この人に私の苦しみは理解してもらえないんだと、話せば話すほど苦しくなってしまうんです。
話す、聴く、共感するって簡単なようで、すごくハードルが高いこと。
でもここ、みちくさ亭ならその話をして否定する人なんていないんです。
自分の苦しみを分かち合うことができるんです。
ここで、実際のみちくさ亭利用者の方からのお言葉を記しておきます。
・みちくさがあってよかった。私は1人だと思っていたけど、ここには私を気遣ってくれる人たちがいる。Tさん
・最初は認知症の情報を求めてみちくさ亭に訪問させていただきました。
共感なんて必要ないと思っていました。けれど、実際に何度も自分の話をし、
他の方の話を聞いてみると心がスッと軽くなる感覚があったんです。
実際の体験談なども話を聞いて自分に合う介護の方法を見つけられたのです。みちくさ亭には頭が上がりません。Kさん
・妻を介護し続け、20年以上になりますが、ずっとずっと苦しい中、出会ったのが布川さんでした
初めて、私をバカにせず辛かったね。と涙を流しながら共感してくれた人でした
もう妻を看取りましたが、今でもみちくさには通っています
ここが自分の居場所なのですから Yさん
このように、みちくさ亭をご利用いただいた方からはありがたいお言葉を頂いています。
だからこそ今までみちくさ亭を居場所としてくれている方、これから居場所としてくれる方の場所をなくさぬよう、
立て直し計画に皆様のお力を貸してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
息子からのご挨拶
初めまして、布川佐登美の息子の潤です。
私は、2022年の2月からみちくさ亭のカフェ事業を手伝うこととなりました。あるきっかけで自身がヤングケアラーだったことを知り、カフェとヤングケアラー支援を平行で行うようになり、本格的に働きはじめてから気づいたんです。オレンジ(認知症)や大人のケアラー、社会人真っ只中の18~35歳くらいまでの若者ケアラー、18歳未満のヤングケアラーが安心できる場がみちくさにはあるんだということを。そんな皆さんの居場所でもあるみちくさですが、母が初期認知症と診断された上に、母を訪ねてみちくさに通っていたケアラーの方の自死があり、母は精神的にも体調を崩し、それを私が看病し私までもが精神的に崩れていきました。
今はある程度、回復してきましたが、まだまだ完全とは言えない状態です。ですが将来、母の認知症が進み、施設に入れるとなるとやはりお金が必要になります。NPO法人では満足な給料は得られない状況です。その為、ヤングケアラー支援は続けながら外でお金を稼ぎ、貯金しておかなければいけないと感じ、みちくさから一度離れるという決断をしました。ですが更にもう一つ決断をしました。”私が、みちくさを継ごう”と。
私には、みちくさ亭にケアラーの方を始め、地域住民、全国からみちくさ亭を応援してくれる方、認知症ご家族が気軽に立ち寄り、お店が常に満席であり、悩んでいる方も帰り際には笑顔で帰っていく。そんな夢があります。
だからこそ、このクラウドファンディングで500万円を獲得し、お店をリフォームをしたいと思い、今回このプロジェクトを立ち上げました。
最後になりましたが、どうか私たちにお力添えをお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
お店をリフォームし、認知症本人ミーティング、ヤングケアラー(みちくさぷれいす。)、ケアラーズオンラインサロン、いきいき元気くらぶ、健康麻雀、健康将棋などの各プロジェクトやイベントを開催できる大きなお店をリニューアルオープンさせ、次期代表の布川潤に託す準備をします。
お店が作られた背景、実績
代表(布川佐登美)は、実母が認知症となり遠距離介護を行っていましたが、近所の方からは実母は『頭がおかしくなった』と言われていました。そんな理解のない地区で介護を行っていたため、介護うつとなりました。
介護うつになってから、息子(潤)が遠距離ケアを行うこととなったんです。
そういった経緯があり、自分自身を含めケアラーが悩んでいるとき、認知症本人が散歩に出かけたときに立ち寄れる居場所となるところを創ろうと、NPO法人ケアラーネットみちくさが始まりました。
・いきいき元気くらぶ…毎月第3月曜日 畑で収穫祭をしたり、体操を行ったり、季節に合わせたフレイル予防
・介護者同士のおしゃべり会…毎月第2土曜日 介護者同士で悩みを打ち明けたり、体験談を話したり、介護者の居場所
・健康麻雀…毎週月水曜日13:00~15:30 賭け事なし、タバコなし、お酒なしの頭を使ったフレイル予防
・健康将棋・囲碁…毎週月曜(第三月曜を除く) 賭け事なし、タバコなし、お酒なしの頭を使ったフレイル予防
・若年認知症の人と介護家族の交流会…偶数月の第三日曜日13:00~16:00 若年認知症本人と介護家族が集まり制度の情報交換や共感をし合う会
・認知症本人ミーティング…毎週火曜日10:00~12:00 MCI及び初期認知症とその家族が集まり、不安に思う事、モヤモヤした気持ち、同じ気持ちを共感する会とその家族だけで集まりおしゃべり会を行う
・ヤング若者ケアラーのオンラインサロン…奇数月の第三木曜日19:30~21:00 ヤングケアラー当事者や元ヤングケアラー、若者ケアラーが集い、悩みを打ち明けつつ笑い時に涙がある会
・ヤング若者ケアラーのチャット…LINEの機能を使って常に話ができる場として開放中。ヤングケアラー若者ケアラーと近い年代が集まり話ができる場
・ヤング若者ケアラーの個別相談…電話かチャットを選べるシステムでありながらヤング・若者ケアラーが本格的な相談を受けることができるようにと体制を整えている
私たちのお店のこだわり
みちくさ亭はお一人でも立ち寄れ、お茶したり、おしゃべりできたり、赤ちゃんがゴロンと寝ころべ、それを温かく見守るスタッフとお客様で成り立っています。
また、介護についても不安や悩みを同じ立場の皆さんで話し合ったり、必要な情報をお伝えします。
時には、認知症のことや介護について学び、支え合う地域作りを行っています。
軽食や、ドリンク、スイーツについては、代表(布川佐登美)と息子(潤)で試行錯誤しながら一つ一つこだわりを持ち、丁寧に手作りしています。
コーヒーも一杯ずつ丁寧に淹れています。
リターンについて
3,000円リターン…お礼のメッセージ
5,000円リターン…手書きお礼のメッセージ
10,000円リターン…みちくさステッカー
新!10,000円リターン…みちくさフェイスタオル
新!10,000円リターン…みちくさぷれいす(ヤングケアラー)フェイスタオル
30,000円リターン…お食事券1000円分
50,000円リターン…お食事券1000円分×5枚
100,000円リターン…お食事券1000円分×10枚
新!100,000円リターン…お食事券1000円分×3枚 みちくさフェイスタオル
新!100,000円リターン…お食事券1000円分×3枚 みちくさぷれいす(ヤングケアラー)フェイスタオル
300,000円リターン…お食事券1000円分×5枚 手書きお礼のメッセージ みちくさステッカー
新!300,000円リターン…お食事券1000円分×3枚 お礼メッセージ みちくさフェイスタオル
新!300,000円リターン…お食事券1000円分×3枚 お礼メッセージ みちくさぷれいす(ヤングケアラー)フェイスタオル
500,000円リターン…お食事券1000円分×5枚 手書きお礼のメッセージ みちくさステッカー
新!500,000円リターン…お食事券1000円分×3枚 手書きのお礼メッセージ みちくさフェイスタオル
新!500,000円リターン…お食事券1000円分×3枚 手書きのお礼メッセージ みちくさぷれいす(ヤングケアラー)フェイスタオル
1,000,000円リターン…お食事券1000円分×10枚 手書きお礼のメッセージ みちくさステッカー
新!1,000,000円リターン…お食事券1000円分×7枚 手書きのお礼メッセージ みちくさフェイスタオル みちくさ特製ステッカー
新!1,000,000円リターン…お食事券1000円分×7枚 手書きのお礼メッセージ みちくさぷれいす(ヤングケアラー)フェイスタオル みちくさ特製ステッカー
※お食事券の使用期限は2026年6月31日までとなります。(みちくさのハンコがないものは無効とさせていただきます)
※お食事券のご利用の際、おつりは出ません。
※ステッカーのサイズは約10cm×10cmとなっております。
スケジュール
4月 クラウドファンディング開始
6月 工事開始
7月 クラウドファンディング終了
2025年2月 工事終了
2025年3月 家具購入
2025年4月 リニューアルオープン
2025年6月 リターン発送
資金の使い道
10畳建設費:約300万円
家具購入費:約40万円
引っ越し費:約5万円
人件費:約50万円
リターン費:約10万円
手数料(17%+税):約95万円
最後に
NPO法人ケアラーネットみちくさは全国で4番目、千葉県で1番目にケアラーズ&オレンジカフェを立ち上げた場所です。
そんなみちくさ亭も築30年を越え、数年後には朽ちてしまうと建築家から言われています。
これを機にリフォームを行い、誰でも入ってきやすいカフェに建て替えようと決断しました。
みちくさ亭を居場所にしてくれていた方、これから居場所にしていっていただける方が
どんなときにでも入っていきやすい環境に整えていく必要があると感じています。
だからこそ、皆様にお願いです。この居場所をなくさないように、必要としている方のためにもお力添えをお願いいたします。
NPO法人ケアラーネットみちくさ
営業日:日・月・火・水曜日
営業時間:10:00~17:00
〒277-0034 千葉県柏市藤心1-29-12
☎04-7138-5032
最寄り駅:逆井(さかさい)駅
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディングが終了しました
2024/06/20 13:57こんにちは!みちくさの布川潤です!まずは、ご協力いただけた方、応援して下さった方、本当にありがとうございました。クラウドファンディング開始直前は、母と共に、協力してもらえるだろうか…1円も入らなかったら…と、ネガティブな感情であふれていました。思い切って始めてみると、続々と応援していますと温かいお言葉をかけてくださる方が沢山いました。そして、6/19にクラウドファンディングが終了いたしました。思っていたよりも、多くの方からのご支援いただき、驚きと感謝で胸がいっぱいですキャンプファイヤーを通さず、直接寄付して頂けた方も多く、合計190万円ほどをご支援いただきました。本当にありがとうございましたお礼の品をお届けするのは、来年となってしまいますが、最高にいいものをお届けできるように準備してまいりますので、楽しみにお待ちください今後のスケジュールは下記の予定となっています2024年7月 クラファンからの振り込み8月 工事開始9月 お礼品の準備開始10月~お店準備2025年1月~お店準備3月 工事終了4月 リニューアルオープン6月 お礼品の発送 もっと見る
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