自己紹介

木村厚太郎楽団は生演奏による音楽を子どもたちに届けたい!

はじめまして、指揮者・バイオリン奏者の木村 厚太郎(きむら こうたろう)と申します。

私たちは毎月いくつかの教育機関へ音楽を届ける活動を行っております。

現在はバイオリン、チェロ、ピアノ、フルート、クラリネット、トランペット、打楽器の編成で

主に幼稚園、保育園、特別支援学校などに無償でコンサートを届けています!


保育園での演奏の様子です、ぜひご覧ください♪

このプロジェクトで実現したいこと

木村厚太郎楽団は毎月のアウトリーチ活動を行っております。

アウトリーチとは

「手を差し伸べること」

普段音楽を聴く機会がない方々へ芸術に興味や関心を持たせることを目的とし、出張コンサートなどを行うサービスの事です。

2024年度は毎月の活動以外に、年に2回15名程度のオーケストラでの定期コンサートを実現したいと考えています。

それとは別に、木村厚太郎楽団の設立者の指揮者・木村厚太郎が毎年8月に福岡で行っている

第5回ベートーベン全曲演奏会が8月14日に福岡市のなみきホールで開催されます。

このコンサートは全国各地から有志のメンバーが総勢100名以上集まり開催されています。

全国的に見て、ベートーベンの交響曲全曲を1日で、プロもアマチュアも関係なく全ての音楽家が取り組むイベントはこの福岡でしか開催していません。今年で第5回目を迎えます。

このプロジェクトで私たちの活動を周知していただき、今後の定期演奏会や毎月のコンサートへのご協力をお願いしたいと考えています。

昨年のコンサートの様子です♪

リハーサルの様子も是非ご覧ください!!

ベートーベン全曲演奏会2023ハイライトはこちらから!!

プロジェクト立ち上げの背景

人間が生きていくための要素として必要な音楽!

つまりはリベラルアーツです。

→リベラルアーツとは元来、人間を良い意味で束縛から解放するための知識や、生きるための力を身につけるための手法を指します。古代ギリシアで生まれたこの概念は、やがて古代ローマに受け継がれ、言語系 3 学(文法・論理・修辞)と数学系 4 学(算術・幾何・天文・音楽)で構成される自由 7 科(セブンリベラルアーツ)に定義されました。

→リベラルアーツは「自由学芸」や「教養諸学」とも呼ばれており、学術論文では 自由人の諸技術 とも表記されます。 リベラル・アーツは「実用的な目的から離れた純粋な教養」や「一般教養」とも、または人文学・芸術・自然科学・社会科学などの分野の基礎知識を横断的に学ぶプログラムともされます。

→リベラルアーツとは、一般教養科目のこと。

学習内容は大きく分けると「人文科学」「社会科学」「自然科学」に分類されます。 幅広い学問領域を横断的に学び、多角的な視点とアプローチ手法を身に着けるのが目的。 社会が複雑化するにつれ専門知識は当然、複数分野をまたいだ知識、思考や実践のできる人材が求められています。

→リベラルアーツが目指す能力は?

リベラルアーツを学ぶ分野は、自由七科に基づいた人文科学、社会科学、自然科学などの幅広い分野です。 リベラルアーツを学ぶ方法は、論理的思考や批判的思考、コミュニケーション能力などの基礎的なスキルを身につけること。 また、リベラルアーツは、知識をスキル化することを目指しています。

音楽が必要という事が書かれています。

私達が考えるのは、生音に触れるこの大切さから届け伝えていく事が必要と考えました。

 

たくさんの学校を訪問してわかった事があります。

コロナ禍で始まった教育機関訪問コンサート、その中で生演奏を聴いた事がない、そして地域の音楽を知らない子どもたちがたくさんいるという事がわかりました。

ここまではなんとなく想像できます。

危惧しているのは、教壇に立つ先生も経験がない方も沢山いらっしゃる事が活動を通してわかってきました。

子どもたちが生演奏に触れることはとてもいい影響があるという事も最近の研究でわかってきました。

アメリカのある調査(世界12カ国 12000人アンケート)によると、その効能はストレス解消、生産性の向上、人間関係の向上、健康的な生活の向上等につながる鍵であるとの事

ここしばらく子どもたちが生演奏体験していない・体験する機会が少ない状況にありまし、コンサート会場に足を運ぶことへの制約も様々あります。

「そういった状況なので…」

 「生の音」を届ける必要があると考えています!!!

これまで、アウトリーチ活動としてさまざまな形で長いこと実践している実績があります。具体的には保育園、幼稚園、学校、高齢者福祉施設、公民館、飲食店舗、ホテル、公共空間等々です。

しかし、その活動を支援する継続性のあるシステムの構築が必要だと考えます。

→経済面、活動拠点、アーティスト確保、活動・演奏する場等々

 しかし、音楽鑑賞に教育機関が割ける予算は決して十分とは言えません。

だから私たちはコンサートを開催し、子どもたちに音楽を届けるための資金づくりをスタートしています。

教育機関も経済負担が楽だと感じているのも実際の事だとも思います。


私たちはクラシック音楽の素晴らしさを伝えるのではなく、生音に触れる素晴らしさを伝えると同時に福岡にゆかりがあるベートーベンの考えてきた事を現代版にアレンジしたいと考えます。

ベートーベンは平たく言うところの音楽を通じて、(聴く、演奏する、運営するなど)で人が繋がるコミュニティーを作りたかったのだと思います。

福岡の歴史、ベートーベンの第九の歴史をみて、実は豚骨ラーメンや明太子の歴史よりも古いという事実があります。

残念ながら福岡県民のほとんどが知らないでしょう。

木村厚太郎は、この活動を更に広めていくために、福岡市内の飲食店の協力を得て、大人や社会が子供の未来や教育を音楽の面から支えてもらうように、投げ銭ライブを通じて資金作りもしてきました。

そんな中2023年は約1000名の方に生音に触れていただき、私の活動趣旨を話させていただきました。

このベートーベンの歴史事実を知っていた方はほとんどいなかったのです。

そこで、私達の活動をラーメン、めんたい、ベートーベンというキャッチーなフレーズを持って進めていき、キャラクターデザインも行い、

福岡を代表する銘菓の東雲堂さんからも私達の活動を十分理解していただき、にわかせんぺいのロゴも使用許可をいただき、グッズ販売も、子供達へのコンサート活動へ充てるという事でご理解をいただけました。


私達の思いが形になりますように、お力を貸していただけましたら、沢山の子供達とともに、皆様や私たちも笑顔になれる日々が待っていると信じます。


リターンについて

リターンについては今回のベートーベン全曲演奏会のチケットやDVDやグッズ

(ステッカー、クリアファイル、エコバックなど)

を考えております。

※このプロジェクトの成功率によってグッズの変更がある場合がございます。

今年は第9の第4楽章が福岡市で日本人だけで初演されてから100年目の記念の年となります。

それを記念し、交響曲第9番のコンサートをDVD化しようと思っております。

(DVDの発送は2025年2月を予定しております)

今回のリターンではこのコンサートのプログラムに掲載する広告枠を設けております。

今回の広告はコンサートのプログラムのみとなりますが、毎月行っているアウトリーチコンサートでは

毎月200~300名の子どもたちに企業のスポンサー入りの定期コンサートのお知らせを配布いたします。

そちらへの企業協賛も随時お願いしておりますので興味がありましたら是非ご連絡いただけたらと思います。



資金の使い道

会場費:約30万円

人件費:約15万円

広報費:約5万円

DVD撮影費:約20万円

リターングッズ製作費:約10万円

印刷費用:約10万円

手数料・17%+税


最後に

福岡はアジアの玄関口と言われますが、国公立系の芸術大学や音楽大学、私学の4年生共に存在しません。

おとなり韓国の釜山地域には芸術、音楽大学が10個以上あると言われています。

そしてアウトリーチ事業にもしっかりした予算がついています。


私は指揮者として福岡とその姉妹都市であるベトナムのハノイで活動させていただいています。

その姉妹都市の話になりますが


ベトナム文化省は植民地体制下や抗仏戦争期から演奏活動に携わっていた経験者を即戦力として新生国家の下に再編制し、同時に、長期的な人材供給のために国内の音楽学校や社会主義諸国への留学による正規の音楽教育の環境を整備しました。これにより、国家主導の音楽事業を遂行する体制が整えられたのです。


それから欧米の芸術文化政策は、即ち「芸術文化分野を 地域住民に広く提供する」ということだけではなく、望ましい地域・社会づくりを目指すために芸術文化分野を 中心軸に据える総合政策となっているのが定説です。


これらの状況を鑑みて俯瞰してみますと福岡というのは文化芸術分野がかなり遅れているということがわかります。


昨年、韓国から音楽家の友人が来日し、私と一緒にアウトリーチ活動をしてくれました。

資金集めの元である投げ銭ライブにも参加してくれました。

そこで彼らに厚太郎はこどもたちに音楽を届けるのになぜ自分で資金を集めているということに驚いていました。

私の感覚ではありますがクラシック音楽は敷居が高い、難しいなどのイメージを持たれがちですが、こちらからお客様に近寄っていき、お客様の好きな曲を演奏したり、クラシックの音楽を演奏させていただくとかなり喜ばれます。

これは、スーパーやデパートであるような試食コーナーの戦術に似てると思います。

世の中不景気も相まって、クラシックコンサートにチケットを買っていく時代はこのままいくとなくなりはしないかと危惧しています。

来ないのだったら行こうというシンプルな考えです。

これが私が20数年かけて結論付けたこれからの音楽家の生き方への最後の望みだと思います。

アウトリーチを重ねることで音楽の良さなんてわからなくても、生音の大切さや面白いお兄ちゃんやお姉ちゃんが来たという記憶が、子どもたちのどこかに残る気がします。

アウトリーチを重ねることで、これからコンサートホールに来てくれるだろうファンを育てるいい手段となると考えます。

音楽や生音が届いてほしいと考える教育現場、演奏機会が欲しい音楽家、それを支援する皆様、一つのサイクルを作り出し、いわゆるいい循環が生まれると信じます。

やがてこのようなアウトリーチの活動は、プログラミングや演出そして今私たちがこのようなスタイルそのものが学問となっていくでしょう。

そうすると学ぶ場所が必要となり、今私たちが頭をひねらせて考えているこのアイデアが、軌道に乗れば全国的にフランチャイズ的に広がる可能性を持つはずです。

これからのより良い豊かな日本の未来を作るために絶対に必要な事です。

最後になりますがオーケストラにこだわる理由があります。

本来は40人や50人のオーケストラがいいと思いますが、予算規模的には見合わないと思っています。

だからオーケストラと呼べるギリギリ15名の編成を考えます。

オーケストラとは人類が作り出した自然界の音を集めた最高の音のする楽器です。

これをこどもたちに経験してもらいたい。

そんなシンプルな思いです。


ダーウィンは「音楽は生きるためには直接役には立たない」と言ったようです。


音楽は人にとって贅沢品や嗜好品なのでしょうか?

音楽は文化的なもの、物事の本質ではないと捉える方は多い気がします。


本当にそうなんでしょうか?


人類は人とつながるために音楽を手にしたと、様々な研究や文献など調べてそう考えました。

詳しい内容は省きますが、

ヒトが音楽を手にしたのは、進化上の「適応」だったのだと考えます。


リベラルアーツの観点でいくと、今一番不足しているのが音楽

ここでは、生音にします。

音楽を栄養とすると、現代において不足している栄養を補うために、サプリメントを購入して足りない栄養素を補う。

その為に資金が必要です。


まずは子供達に音楽を届けいきたい。

その為に資金が必要です。

どうかご支援をお願いします。






<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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  • 2024/06/15 14:16

    昨日は福岡市の赤坂小学校でアウトリーチコンサートでした!今回は6年生を対象としたコンサートでいつもの幼稚園児とは一味違うコンサートでした!初夏の体育館は暑いけどそれよりも熱い小学生!笑めちゃくちゃ盛り上がりました!!こんな音楽会がひとつでも増えますように!ありがとうございます!!

  • 2024/06/13 14:11

    福岡市天神にあるコミュニティFM天神さんの番組シン話のツボに出演させていただき、クラウドファンディングなどをPRさせていただきました!!ありがとうございます☆

  • 2024/06/11 12:07

    暮らしの教養/リベラルアーツ講座 <生の音に触れること>からはじまる、人づくりとまちづくりのススメ   ■講座企画のきっかけは? 古代ギリシアで生まれた概念のひとつに、「リベラルアーツ/一般教養」があります。 その概念は、言語系 3学(文法・論理・修辞)と数学系 4 学(算術・幾何・天文・音楽...

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