はじめまして!日韓合同展示会 「etteda(イッテダ)」12th JAPANグループ代表、武蔵野美術大学油絵学科3年 藤木 智慧(ふじき ちえ)です。このページをご覧いただきましてありがとうございます!
日韓合同展示会「etteda(イッテダ)」は今年で12年目を迎えます。
2007年よりスタートしたettedaは、韓国と日本での数々の展示会・若手作家達の交流を通じ、互いに刺激し合い、高め合いながら、文化の違いを超えた友好関係を繋いできました。
2019年1月下旬の「 etteda 12th JAPAN Exhibition 」では、さらに勢いと量感ある展示を盛大に開催します!!

(2018年8月・etteda12th 韓国展 / 右から3人目 代表藤木)



「etteda(イッテダ・이때다)」とは、「今だ!」という意味の韓国語です。

若い「今」だからできること、「今」だから伝えなければならないこと。
それらのメッセージを国境を越えて、アートの力で発信したい!

そんな想いで、毎年夏に韓国・冬に日本で、国境や文化の違いを超えた作品制作・展示活動をしています。

メンバーは韓国と日本の美大生や若手アーティストが多数参加。油絵から映像、パフォーマンスまで、多種多様なジャンルでそれぞれの個性を表現しています。

今回のプロジェクトでは、「etteda 12th JAPAN Exhibition」開催のご案内を、私自身がettedaに出会い、代表を務めるに至った経緯を交えつつしていきたいと思います。
どうぞ最後までお付き合いのほど宜しくお願い致します!

(2017年 etteda 11th 日本展の様子)(2018年 etteda 12th 韓国展の様子)



・ご挨拶

・etteda(イッテダ)ってなーに?

・etteda 12th JAPAN Exhibition

・プロジェクトをやろうと思った理由

・これまでの活動

・いただいた資金の使い道

・"etteda J return"について

・最後に


12年目となる今回の展示は「etteda 12th JAPAN Exhibition」と題し、東京・目黒にあるホテルCLASKAの最上階、The 8 Gallery にて、2019年1月23日(水)〜27日(日)に開催する運びとなりました。

展示テーマは「時間」

JAPANメンバーは、武蔵野美術大学・多摩美術大学・聖心女子大学・基督教大学の学生、またプロで活躍している若手アーティスト。
KOREAメンバーは、韓国のKaywon University of Art&Design・Chung-Ang University・Seoul National Universityに通う学生とプロで活躍している若手アーティストです。

それぞれのアーティストが表現する「時間」について、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。


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「etteda 12th JAPAN Exhibition」

[出展作家]
JAPAN
藤木 智慧/小川 良美/Celine Aya/王 馨悦/Park Dasom/キソプ/諒将/石田 梓/河野 真子/Daisuke KimuKimu/篠塚 南
KOREA
Lee sanghyeon/Anim Chae/Jeong Yeoreum/Ahn yeseul/Joo AhMyong/Kim Insun

[日程]
2019年1月23日(水)〜27日(日) 10:00〜19:00 ※最終日は17:00 close
26日(土) 13:00〜  レセプションパーティー / ワークショップ(予定)

[会場]
CLASKA 8F "The 8th Gallery"    [The 8 Gallery HP]
〒152-0001 
東京都目黒区中央町1-3-18 CLASKA 8F
  [Access]
*入場無料、ご予約不要
*予告なく在廊作家が絵を描いたりワークショップを行うことがありますので、SNSをチェックしていただければと思います。
  Twitter : @etteda12th
 instagram : ettedajapan
  Face book : @ettedajapan



【きっかけは友人の誘い】

「ちえちゃん、韓国で展示してみぃひん?」

私が初めてettedaに参加したのは11thから。大学2年(2017年)の4月、昼休みにベンチでぼーっとしながらご飯を食べているときに、突然友達に声をかけられました。
「先輩がファイン*で展示したい子探してんねん。」

"海外で展示をする"
それは国内でも展示経験の少なかった私にとって、またとないチャンスでした。韓国の現代アートの風潮として社会的な事柄を扱っていることと、私の作品のテーマが合うこと。海外の人から自分の作品がどう見えるのか気になる。その2点の理由から、できるならやってみたい、と二つ返事で参加を決めました。

*ファイン=油絵、彫刻、日本画等のデザイン以外のジャンルの総称。純粋芸術。

【初めての韓国】

正直なところ、私は韓国という国自体にはじめは興味がありませんでした。韓国語はアニョハセヨとカムサハムニダしか言えないし、昔テレビで「冬のソナタ」や「天国の階段」を母と見ていたくらい。なんかアイドルとかコスメが流行ってきてるけど、まぁいいかな。2時間半で着く飛行機の中で、ガイドブックをさらっと流し見して、あとは友人とおしゃべりに花を咲かせていました。
現地に到着し、先に到着していた先輩と韓国のメンバーと合流してびっくり。

「え、めっちゃ日本好きじゃん。」

その人は日本のアニメが大好きな女性で、アニメで日本語を学んだそう。やっぱり日本のサブカルチャーって強いな、と思った瞬間でした。
その後もたくさんのメンバーやOB・OGと会いましたが、皆さんとても優しくフレンドリー。一番驚いたことは、当時(11th)代表だった先輩がものすごく韓国メンバーと親しく、そして信頼されていたことでした。先輩たちの間の深い友情関係を感じた私自身も実際に韓国のメンバーと一緒に過ごす中で、政治のこと、文化のこと、宗教のことなどから今自分が興味があることまで、たくさんのことを語り合いました。国も、言葉も、年齢も、文化も違う。だけど私たちは互いに通じ合って、協力しながら展示をし、また期間中にはソウル市内を案内してもらうなど、たくさんの交流をすることができました。それはきっと日本にいては経験できないことでした。


帰国する頃には韓国が大好きになっていた私は、そのあと2018年2月の日本展に向けて展示の準備をしつつ、韓国語を勉強したり東京の観光名所を調べるなど他のメンバーとも協力をしながら韓国メンバーをもてなす計画を立てました。

【活動する中で抱いた疑問】

11th日本展は、展示もして両国のメンバーとも仲良くなれて、とても順調に進みました。ただ1点、展示をする中で私にはどうしても気になることがありました。

それは、韓国展・日本展ともにお客様がほとんど来なかったことでした。

もちろん全く来なかった訳ではなく、一定数の方にいらしていただき、展示は成功したかのように思われました。ですが、来客のほとんどはメンバーの友人知人や家族など。会場は渋谷で、もっと人がたくさん来てもいいはずなのに、どちらかというと内輪向けで「全くに初めての方」は私が思っていたほどいらっしゃることはありませんでした。

【12th Japan グループ代表に】

結局、そんな疑問を抱いたまま11thは幕を閉じました。作品はどれも良く、展示空間や雰囲気もそれぞれの個性が出ていて、また韓国展での交流のおかげか、無意識のうちに作家同士で影響を受け合ってるんだろうなぁとわかる作品もあるほどでした。

残念だけど仕方がない。だって私たち、まだコネクションもなにもない、無名の学生だし。
来年は参加しなくてもいいかも。

そう思っていた時、ある1人の韓国のメンバーが、酔っ払いながら(居酒屋で飲んでいた)おもむろにマッチ箱を取り出して裏に何かを書き始め、そしてカタコトの日本語で言いました。

「チエサン、私たち、離れています。でも、心は、ずっと一緒です。
私、みなさんのこと、忘れません。みなさんの幸せ ずっと祈ります。」


渡されたマッチ箱の裏には、etteda 11th 全員の名前が、きったない(失礼)、でも心のこもった字で書かれていました。

「あ、来年、代表やろう」

実はそのときのJapanメンバーはほとんどが3年生。11thに通年参加していた2年生は私1人で。そんな経緯で、代表になることが決まりました。

先輩が全員抜けた12thは、まず人集めからのスタートでした。不慣れで未熟な代表で、今年度の韓国展も様々な問題がありましたが、両国のメンバーの協力があり、無事開催することができました(この展示についての詳細は、すべての返礼品に含まれる、「etteda 12th Book」に記載します)。

そして今回の日本展。去年のように内輪で終わるのではなく、みんなの作品をできるだけたくさんの人に見てもらいたい。新しく集まってくれたJAPANメンバーにも上記のような体験を通してさらに国際交流や理解を深め、今後の糧としてもらいたい。何より、いらっしゃる方が少しでも楽しめる展示を開くこと。それが私のできる恩返しだと考えています。
また、展示に際し、宣伝・広報の手段として、また学生で経済力のない中での展示ということもあり、クラウドファンディングという形を取らせていただきました。


若い表現者の私達ができること。それは今、国や文化の壁を超え、芸術という世界共通の言語を使って優劣なく作品を制作し、展示するということ。そこには友情があり、深い繋がりがあります。
大袈裟かもしれませんが、この活動が世界平和への一歩に繋がることを願い、そして信じています。




私が参加した、過去2年間の写真をピックアップしました。

(etteda 11th 韓国展オープニング/2017.8)

(みんなで観光)

(設置風景)

(設置風景)

(etteda 11th 日本展オープニング/2018.2)

(etteda 12th 韓国展 ご飯 /2018.8)

12th 韓国展の様子は、etteda J return の"etteda 12th Book"にて詳しくご紹介いたします!ぜひご覧下さい!!



いただいた資金は、展示会場のレンタル代(約33万円)や展示に使用する設備経費等に、大切に使わせていただきます。

"etteda J return"(J=Japan)ではご支援くださったみなさまに、感謝の気持ちとしてJAPANメンバーの作品をグッズにしたものをお届けさせていただきます。ぜひみなさまのお好みに合わせてお選びください。ご支援のほど宜しくお願い致します!

◉etteda 12th BOOK(巻末にお名前記載)

昨年夏に韓国で行った展示と今回行うJAPAN Exhibitionの作品や解説がギュッと詰まった図録です。巻末にはご支援者様のお名前を記載させていただきます(備考欄にお名前をご記入ください)。12th1年間の軌跡をじっくりとご覧ください!


◉etteda 12th JAPANメンバー オリジナルポストカード

JAPANメンバーオリジナルデザインのポストカードセットです!(アーティストは選べません)


◉etteda 12th JAPANメンバー オリジナルステッカー

JAPANメンバーオリジナルデザインのステッカーセットです!(アーティストは選べません)


◉etteda 12th JAPANメンバーオリジナルマグカップ

JAPANメンバー、小川良美(左)、DAISUKE KIMUKIMU(右)によるオリジナルデザインマグカップです!

◉etteda 12th JAPANメンバーオリジナルポーチ&ステッカーセット

JAPANメンバー、藤木智慧によるオリジナルデザインミニポーチ&ステッカーセットです。あなたのお名前でキャラクターをお作りします!!
※備考欄にローマ字(小文字)で作りたいお名前をご記入ください。
※お名前によっては省略させていただく場合がございます(まさひろさんの場合:masa、hiroなど)。ご了承ください。


◉ etteda 公式 & 12th JAPANメンバーオリジナルTシャツ

JAPAN公式(左)、メンバー河野真子(中央)、王 馨悦(右)によるオリジナルデザインTシャツです!ご希望の品のサイズ(S/M/L)を備考欄に記載していただきますようお願いいたします。


◉etteda 12th JAPANメンバーオリジナルスマホケース

JAPANメンバー、石田梓(右)、キソプ(左)によるオリジナルデザインスマホケースです。iPhoneサイズ(6s/7/8/X)を備考欄に記載していただきますようお願いいたします。


◉etteda 12th公式風呂敷

青写真の技法を用いて一つひとつ手作業で仕上げます。

◉お礼メール

感謝の気持ちをお届けします。

◉おまけ

¥3000以上(ポストカード&ステッカーセットを除く)のリターンに付いています。
何かは届いてからのお楽しみ!



ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
今回のプロジェクトを通して一人でも多くの方に私たちの作品をご覧いただき何か感じていっていただけたら、有意義な時間を提供することができたらとても嬉しく思いますし、それこそが展示の成功です。

日韓合同展示会「etteda(イッテダ)」、「etteda 12th Japan Exhibition」
どうぞ宜しくお願い致します!!


(etteda 11th 韓国展  お別れ会 / 2017.8)


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藤木 智慧プロフィール

1996年5月22日生まれ、東京都出身。
2016年 武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科入学、現在3年。
人と人との間に必ず"在る"見えない繋がりを可視化することをテーマに、平面作品を飛び出して、鑑賞者が空間と一体になれるようなインスタレーション作品を研究制作している。

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【プチ宣伝】
etteda 13th メンバー募集!

2007年よりスタートしたettedaは、夏に韓国で、冬に日本で美術作品の展示会を行っております。両国の学生が互いに刺激しあい、高めあい、将来的にはプロ同士としてのコラボレーションや、多岐に渡る活躍に繋がる関係を目指して活動してきました。
ettedaは作品展示のみならず、自国を越えた多ジャンルの同世代のクリエイターたちとの繋がりをつくることができます。
・作家(アーティスト)  
・スタッフ                                
いずれかに興味のある学生さん、または29歳以下のアーティストの方は、
ettedatokyo@gmail.com
までご連絡ください。

  • 2019/01/19 22:58

    ご覧頂きありがとうございます。現在の支援総額は265500円となっております。クラウドファンディング残りわずか2日間となっております。今後とも応援よろしくお願いいたします!作家紹介⑥本日紹介するのは武蔵野美術大学油絵学科版画専攻3年生Park Dasomさんです。下の画像はPark Dasom...

  • 2019/01/17 22:25

    ご覧いただきありがとうございます!クラウドファンディングも残り4日となりました。現在の支援総額は237500円となっています。ご支援してくださった皆様ありがとうございます。作家紹介⑤まずご紹介するのは武蔵野美術大学映像学科映像専攻の4年生のキソプさんです。今回のクラウドファンディングではオリジ...

  • 2019/01/15 22:01

    ご覧いただきありがとうございます。クラウドファンディングも残り6日となりました。現在の支援総額は237500円となっております。ご支援してくださった皆様ありがとうございます!作家紹介④本日最初に紹介させていただくのは武蔵野美術大学空間演出デザイン学科1年生の石田梓さんです。画像は石田梓さんの作...

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