〈目次〉

1.はじめに

2.自己紹介

3.株式会社MX設立の背景

4.規格外食品を救う、食の「新マッチングサービス」を開発します!

5.これまでの活動

6.この現実も知ってほしい

7.今後のビジョンと資金の使い方

8.リターンとスケジュールについて

9.最後に


1.はじめに

食糧大国北海道十勝。そんな十勝から、「もったいないを減らし、笑顔を増やす」プロジェクトが、熱い想いによってスタートしました。北海道十勝地方は、食料自給率が1212%と非常に高いにもかかわらず、収穫された約20%が規格外として廃棄されています。「どうにか、この食材を使ってほしい」という生産者さんの期待に応えるべく、【食に関わる全ての人のため】のウェブシステムを開発・実用化に挑戦します。


2.自己紹介

はじめまして。株式会社MX 代表取締役社長 岸田ともえと申します。北海道十勝生まれ。35年間飲食業界に身を置き、帯広市に拠点を置くテイクアウト専門店「MOGMOG&」の運営、小ロットでの加工が可能な商品開発を手掛け、希望に合わせ販売先まで斡旋する「十勝plusLLC.」を経営しています。また。今年3月に株式会社MX(もったいないトランスフォーメーション)を設立し、規格外野菜に特化したマッチングサービスを展開しながら、規格外商品が少しでも減るように加工をする予定です。


3.株式会社MX設立の背景

「カボチャが500kg廃棄される、どうにかならないか」

ある日、百貨店バイヤーからこのような相談をされました。農家さんがバイヤーに相談し、こちらにお話がきたわけです。

「捨てられるなんてもったいない!どうにかしたい!」ただ一心で相談を引き受けました。長年創作和食店に勤めていた経験をいかし、大手百貨店で取り扱ってくれる商品を「規格外野菜」から生み出しました。3日で500個売る等売れ行きは好調。

生産者さんの悩みが解決され、笑顔が見れる瞬間がとても嬉しく、「やりがい・楽しみ」をつくれた経験をします。

しかし、個人ですることに限界を感じます。十勝は食糧大国。沢山の生産量があるということは、沢山廃棄されているということです。膨大な規格外野菜の莫大なポテンシャルを、どう活かせばよいかと考えました。


4.規格外食品を救う、食の「新マッチングサービス」を開発します!

規格外野菜の「供給(農家) 」と「需要(食関連ユーザー)」を結びつけるマーケットプレイス型のアプリケーション・システムを開発を目指します。

規格外野菜の発生を瞬時に可視化し、有効活用したい食関連のユーザーをつなげます。

今まで味は全く変わらない、ほんの少し形が悪いだけで廃棄されていた食材は、残念ながら一般流通することができません。

ただ、生産者さんが丹精込めてつくった命をつなぐ食であることは確か。規格外だけどタダで配っていいものではない。

生産者側で流通させようとしても、既存の仕事があるので時間がかけられないことはもちろん、規格外野菜は小規模、不定期(不確実)であることが大半で、大手のバイヤーさんにも馴染まないことがほとんどです。

そこでMXが参加し、もったいないを減らしつつ、生産者と食関連ユーザーとつなぐ役割を担います。


5.これまでの活動

株式会社MXは、「十勝の規格外野菜の廃棄を少しでも減らしたい」という想いから、TIP(とかちイノベーションプログラム)2023 を通じて事業構想を立案、2024 年 3 月に創業した新しい会社です。

TIP9、最終プレゼン動画


今までは、「商品開発」「加工販売」事業を主に行っており、実績は間違いないものがあります。大手百貨店の通信販売では、加工したカボチャスープが3日間で300個完売する、月の最速売り切れ商品となりました。

「北海道十勝」の美味しい食材を、地元だけではなく、首都圏へも広げています。


6.この現実も知ってほしい

規格外野菜、廃棄野菜とイメージ的に捨てられるもの。

味は同じなのに見た目や規格、または出荷先の事情で廃棄にまわされます。

その中で、多く聞かれる声が捨てるならタダで配ればいいのに。

そもそも捨てる野菜を作らないように生産者を指導したら。

私達のところにもそんな声がよく入ってきます。

でも、天候によることだったりしたら自分たちではどうにもなりませんよね。

タダで配るといっても、そこまで大きくなるまでに種代や人件費もかかっていますよね。

一部の理由として現状をお話させていただきました。

まずは私達もなんとか新鮮なうちに皆さまに買っていただけるよう考えましたが如何せん、量は莫大です。

そういう事情もあり、まずは飲食店や食品加工会社に買っていただくことが先決かと思い鮮度が落ちないうちに当事者間で「マッチングサービス」をご利用いただければと考えました。

もちろん、当社で対お客さまへの小売りは地元やECサイトで販売をしたり、当社は小ロットの食品加工も手掛けておりますのでそちらでの加工も併せて行っていきます。

生産者も十分頑張った上での規格外野菜ということをご理解いただけると幸いです。

また、野菜だけでなく、魚や、精肉、乳や飲食店の仕込んだのに販売出来なかった料理含め、私達はロスを無くす事業をこれからも展開していきたいと思っております。



7.今後のビジョンと資金の使い方

現在は、とても小さい加工スペースでの試作を繰り返しています。成功例をきかっけに多くの生産者さんからの相談がある一方、全ての食糧廃棄を見ることはできません。

そこで、「規格外野菜に特化したマッチングサービス」を展開することで、効率よく、そして求めている層をつなぎ「もったいないを減らす」ことができます。

購買者側は、全国の卸売業者、店舗、飲食店などを想定しており、「作り手がわかる」安心した食材を求めています。

情報をデジタル可視化することによって、客観的な数値を得て、求めている層に無駄なく届けることができます。

【今回の目標額は300万円です!「アプリ」の開発費用として、活用させていただきます!】

いちからアプリをつくると1000万円以上かかるのですが、今回は既存のシステムの応用で、スピーディーに、今年度の規格外野菜の収穫に間に合うように、急ピッチで準備を進めているところです。

㈱スマヒロによる紹介記事


8.リターンとスケジュールについて

十勝の食材(もちろん、規格外野菜も含みます)をふんだんに使用した、ピザ、スープなどをご用意致しました。

また、商品開発体験プランや企業様向けのプランもございます。

スケジュール

2024年3月:株式会社MX創業

2024年4月:事業開発打ち合わせ|加工場検討|百貨店バイヤー打ち合わせ

2024年5月末:クラウドファンディング開始

2024年6月:クラウドファンディング終了

2024年11月:リターン発送(一部9月より対応)

2024年11月:運用開始


9.最後に

私たちのプロジェクトは、ただ単に食品廃棄を減らすだけではありません。地域の生産者の生活を支え、そして食に関わる人々を救うことにつながります。生きることに不可欠な食を守るため、皆さんのお力をいただけませんか。


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企業情報

株式会社MX

北海道帯広市

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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