数あるプロジェクトの中からこのページをご覧いただき、ありがとうございます。群馬県を拠点に活動している、サンドアーティストの綾砂-ayasa-と申します。今回、群馬県・利根沼田地域における「サンドアート教室」を立ち上げたく、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

「サンドアート」とは、砂を使う芸術作品のことです。砂の粒を使った絵画作品や、ひとつの物語にした映像作品、砂絵を描いたり消したりして、リアルタイムにパフォーマンスしたりもします。

オレンジ色の光に照らされ、何もないまっさらなガラス板の上に、指先の感覚だけを頼りに描いていく、とても繊細な表現技法です。

私がサンドアートに出会ったのは、2014年のこと。当時、私は重度のパニック障害を患っていました。

パニック障害とは、突然パニック発作が起きる病気です。具体的には、なんの前触れもなく動機や呼吸困難、吐き気などが表れます。

外出先でも急に症状が出ることもあり、常に不安感に襲われているような日々でした。
回復のため、自分なりに試行錯誤しますが、症状は悪くなるばかり。気づけば、日常生活もままならないほどに悪化してしまいました。今思えば、まさに人生に絶望していたと言っても過言ではありません。

自らの生きる目的を見失っていたさなか、親友から「結婚式で余興を振る舞ってほしい」と依頼がありました。

パニック障害を持つ自分が、人前で何かを振る舞うなんてできるのか?と不安に思いつつも、親友の晴れの舞台を祝いたい……!不安につぶされそうになりながらも、心のどこかには人の役に立ちたいという情熱がありました。

どんな出し物を披露しようかと考えているとき、ふと見ていたテレビで紹介されたのが「サンドアート」でした。初めて見た神秘的な光景は、今でもはっきりと覚えています。
「サンドアートなら、パニック障害を持つ私でも、自分の想いを表現できるかもしれない。」

ひと目でサンドアートに魅了されてしまった私は、その1週間後にサンドアーティストになろうと決意。以後、サンドアーティストとしての道を歩み始めます。

2015年から本格的に活動を開始し、現在は群馬県を拠点にして企業イベント、結婚披露宴、学校公演でのサンドアートパフォーマンス実演。MVやCM、映像制作など多岐にわたり活動をおこなっています。

その中でも特に、学校公演の依頼を多くいただいており、子供達が夢中になって砂絵を描いている姿を見て、もっとたくさんの子供達にもサンドアートを教えたいと思ったことも今回のプロジェクトのキッカケにもなっています。

そしてサンドアートとの出会いによって、重度だったパニック障害の症状は大幅に緩和されました。
今は日常生活も健康的に送ることができ、自分の生きる希望や目的をも見いだせています。

サンドアートは、真っ暗闇の中でさまよっていた私の人生に、一筋の光を与えてくれた存在です。パニック障害を乗り越えた今、私には「サンドアートを通じて恩返しをしたい!」という思いがあります。サンドアートの力を使って、健常者も障がい者もない世界を実現したいのです。

まずは、本プロジェクトの発端になった「利根沼田でのサンドアート教室」を定期開催したいと考えています。プロジェクトを立ち上げたきっかけは、沼田市青年会議所からのご縁でした。

「利根沼田地域の子どもたちに、アートの世界をもっと身近に感じてほしい」という想いに胸を打たれ、喜んで引き受けさせていただきました。

サンドアート教室が開かれたのは、2023年8月〜11月までの約3カ月。中長期的な期間であることや、大勢の子どもたちを相手にするのは、初めての試みでした。

サンドアートは、手の感覚と頭のイメージを調和させながら描く作品です。言葉で伝えるのはたいへん難しいことでした。

最初こそ手間取っていた子供たちでしたが、さすがの吸収力。回を重ねるたびに、少しずつ上達していくのがわかりました。

そして上達していくのと同時に、ただ砂絵を描くだけの作業ではなく、どんな描き方をすればよりキレイに見えるのか?どんな風にやったら見ている人に楽しんでもらえるか?など責任感や自主性も生まれ、笑顔の中にも真剣に取り組む表情が印象的でした。

最終日の発表会は、大人たちが驚くほどの作品を披露してくれました。

発表会も大成功に終わり、とても感動的な作品と子どもたちの満ちあふれた笑顔が記憶に焼き付いています。

サンドアート教室の試みを終えたあと、親御さんからもご好評をいただき、多くのうれしいお声もいただきました。
(サンドアート教室様子)

・「子どもの感情表現が以前よりずっと豊かになった」

・「子どもと会話する時間が増えた」

・「子ども同士のつながりが強まった」

・「定期的に教室を開いてほしい」

・「うちの子どもに本格的にサンドアートを習わせたい」

受講してくれた子どもたちの中には、障がいがある子もいて、過去の自分自身と重なる部分もありました。

親御さんたちのあたたかいお言葉や、サンドアートを心から楽しむ子どもたちの姿に、私は率直にここまで頑張ってきたサンドアートをやめてほしくない!もっとサンドアートを伝えて行きたい!と思ったのです。

きっかけは沼田市青年会議所とのご縁で試みたサンドアート教室でしたが、今回のプロジェクトは、私 綾砂-ayasa-がサンドアーティスト個人として挑戦します。

サンドアートは、まだまだ知られていないジャンルのアートです。日本全国で見てもサンドアーティストとして活動している人は10組程度もいません。群馬県では私1人しかおりません。

サンドアート教室の立ち上げと運営は、私個人だけの力では到底かなえられるものではありません。十分なスペースの確保や機材購入費など、教室の運営費のために多額の費用が必要です。

サンドアート教室を立ち上げるためには、皆さんのご支援が不可欠だと判断し、この度CAMPFIREのプロジェクトを発足する運びとなりました。(実演の様子)


今回のプロジェクト内容は、利根沼田でサンドアート教室の立ち上げをおこない、地域の活性化につなげることです。
具体的な内容は、以下の3つにわけられます。

①サンドアート教室を通じて、子どもたちが芸術に触れられる機会を増やす

私は、心の豊かさや感性を養う手段に芸術があると考えています。芸術の世界には優劣もなく、健常者と障がい者の区別もありません。誰もが制約なく芸術に触れ、自らの手で生み出せる。そういった経験こそが、人とのつながりが希薄な現代の社会に、必要だと感じています。

ところが現在の日本では、芸術に触れる機会がますます減ってきているのが現状です。
背景には、少子高齢化の影響があります。特に地方においては深刻で、運営費や人手不足によって図書館や美術館、博物館などの閉鎖をやむを得ないケースが相次いでいます。利根沼田地域も例外ではなく、子どもたちが芸術に触れる機会はそう多くありません。サンドアート教室の開催が、芸術に触れる機会を増やす一端になると考えています。

②サンドアート教室を通じて、子どもたちの個性や感性を育てるサンドアートは、自身の感覚や独創性が強く反映される芸術です。子どもたちが素直な心で芸術に向き合うことで、子どもたちの中に眠る感性を引き出し、結果的に個性を伸ばせると考えています。

③サンドアート教室を通じて、群馬県からサンドアーティストを輩出させる

利根沼田でのサンドアート教室開催は、地域全体の町おこしにつながると考えています。

サンドアートは、芸術活動のなかではまだまだ新しいジャンルです。

サンドアート教室をきっかけに、サンドアートの普及だけでなくサンドアーティストを輩出し、利根沼田の知名度アップにもつながればと考えています。

将来的には、利根沼田での活動実績をモデルにし、群馬県以外の地域にもサンドアート教室の拡大、サンドアーティストの輩出も目標にしています。

サンドアーティスト綾砂-ayasa-の実績紹介

2014年から、サンドアーティスト・綾砂-ayasa-として、群馬県を中心に活動しています。これまで多くの舞台やメディアとのご縁をいただき、300以上もの実績を積み上げきました。

過去には著名な作家さんや有名作品にも携わらせていただいたこともあり、地域におけるアート文化の発展にも貢献してきたと自負しています。

・大伴家持生誕1300年祭にて実演
・朗読劇「名前を呼んで、もう一度」に出演(脚本家・江頭美智留さん、人気アニメ声優・松本 梨香さん演出)
・群馬大学教育学部附属小学校の講師担当

【出演メディア】
・桐生まちなかテレビ「アンペアーの趣味」
・FMぐんま「グンマドンナ」
・NHKホットぐんま630「ぐんまびと」
・テレビ東京「SDGsで絶好調」
・文化時報「13026号一面」

など多数実績あり

支援金の使い道(目標金額100万円)

クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、サンドアート教室の運営費や機材購入費として活用させていただきます。
具体的な内容は、下記の通りです。

サンドアート教室運営費 30万円

教室環境整備費     10万円

機材製作費       10万円

広報活動費用      10万円

リターン品購入・発送費 20万円

クラファン手数料    20万円

実施スケジュール

掲載開始 6月中旬

掲載終了 7月末

リターン随時発送 8月以降〜

サンドアート教室開講 12月上旬を予定(活動報告、SNSにて詳細をアナウンスさせていただきます)


・発表会招待チケット/オンライン、オフライン、アーカイブOK!(綾砂の実演も有り) 5,000円

・沼田名産品① こんにゃくわらび餅 琥珀 5,000円

・【個人向け】サンドアート教室の生徒さんから砂文字でお名前&メッセージ(HP、SNS等に1年間掲載) 10,000円

・砂似顔絵(アイコン等に使用できる)静止画 20,000円

・沼田の名産品② I’m3本セット(スパークリング1本/選べる2本) 30,000円

・機材購入のみ(レッスンなし自由に砂絵遊びができる) 30,000円

・オンラインレッスン+機材レンタル+候補日マンツーマン(1回) 30,000円

・オンラインレッスン+機材レンタル+候補日マンツーマン(2回) 50,000円

・【法人向け】サンドアート教室の生徒さんから砂文字で会社名&メッセージ(HP、SNS等に1年間掲載) 300,00円

・【法人向け】砂絵で会社ロゴを作成 50,000円(HP、SNS等に1年間掲載)

・【一般向け】オリジナルサンドアートムービー(5分/12コマ程度)  100,000円

・【一般向け】結婚式、誕生日会、各種お祝いの等のオリジナル作品制作&実演 150,000円

・【企業向け】オリジナル制作&実演 300,000円

※リターン品は複数購入いただくことも可能です!

私は生まれた時から足に病気があって自分で歩くことができません。

幼稚園の頃から

『みんなと同じじゃなくていい!自分のできることを探す!』

とママと色々な事にチャレンジしてきてました。今はピアノ、車いすダンスを頑張っています。

そしてもう1つ、私には好きなことがあります。

それは絵を描くこと。紙に描いたことしかなかったけど、ママのお友達の綾砂さんのサンドアート作品をSNSを通して観てました。

『すご〜い!いつかやってみたい!』

と思っていました。

そして少し前に体験させてもらうことができました。

初めて砂を触った時にはそれだけで気持ちよくて癒されました。

そして、絵を描いてみたけど凄く難しくて、綾砂さんは本当にすごいんだなと思いました。
私も綾砂さんのように描けるようになりたい!上手く描けるように色々教えて欲しいので、教室ができるのを楽しみに待っています。(りみちゃん)親友としてファンとして綾砂さんのプロジェクト応援します!


私が初めて綾砂さんのサンドアートを見たのは、自身の結婚式でした。余興をお願いしていたので、何をしてもらえるのかワクワクしていると…砂で絵を描いてる⁉砂絵!!

その時の衝撃的な感動は今でも鮮明に残っています。

絵が次々と変化していき消えてはまた新しい絵ができていく。その儚さに魅せられました。

私の結婚式をキッカケにサンドアーティストとして活躍している綾砂さんのことを光栄に思うと同時に誇りに思います。

今回のプロジェクトで1人でも多くの人にサンドアートを通して綾砂さんの想いを知ってもらえたらと切に願います。(さやかさん)

私は以前、県内の児童養護施設で働いていた経験があります。その時に学んだことは、家庭環境による格差です。

一般的に学力格差が問題視されることが多いですが、それよりも体験の格差が大きいように感じられました。

社会での経験や人との関わり合いの機会の多さは、子ども達の進路や生き方に大きく影響するものです。

なので、その実感を活かし、私の住む沼田市でも多くの市民に新たな体験の機会を提供する活動を展開しています。

りみちゃんのように挑戦したいと思うことに夢中になって取り組める、

そして周りの人たちがそれを応援することのできる沼田市を実現したいので、今回サンドアートのチカラでその想いを多くの方々に伝えて欲しいと思い、本事業の応援をしています。

この取組みから沼田市が発展することを期すとともに皆様のご協力をお願い申し上げます。

沼田市議会議員 相澤宗利

私はサンドアートに出会い、自分の人生を取り戻しました。
重度のパニック障害を患い、障がい者として生きづらさに絶望していた私を、サンドアートが救ってくれました。
一時は日常生活もままならないほどの状態でしたが、ありがたいことにたくさんのご縁のおかげでパフォーマンスをさせていただき、今こうしてサンドアーティストとして生きています。関わってくださったすべての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。

私の人生を救ってくれたサンドアートを通じて、今度は誰かの人生を輝かせたい。そういった思いで、今回のプロジェクトに挑戦しています。

サンドアートは本当に魅力的な芸術です。描かれては消え、また描かれていく。例え描かれた絵が一瞬で消えてしまっても、その残像はずっと心に残り続ける……。

そのはかなくも美しい情景は、見る人の心を揺さぶり、言葉に表しきれない感動を与えます。

サンドアートを通じて、地域社会を元気にし、今後の未来を担う子どもたちに夢や希望を届けたい!サンドアートを広めることは、もはや私の使命です!

子どもたちの将来を広げるような、素晴らしい未来を一緒に築いていきませんか?どうか皆様の温かいご支援を、宜しくお願いします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

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  • 2024/07/18 16:05

    47万円まできました!!!ご支援ありがとうございます。皆様からのあたたかいお気持ちをヒシヒシと感じております。コロナ禍もあったので、疎遠になってしまっていた方々も多く「誰からも支援してもらえないんじゃないか」正直そう思う部分もありました。ですが、実際には徐々にご支援をいたた...

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