自己紹介

弊社は金属加工で使用される機械、ソフト、金型の販売を30年近く手掛けてきております。特に金属板を曲げる金型は日本国内だけでなく、海外(特にヨーロッパ、北米)に輸出してきました。


このプロジェクトで実現したいこと

日本には約2万社近くの板金加工会社(ユーザー)があり、その多くは、板金加工に必要な機械、レーザー、パンチング、プレスブレーキ(曲げ機械)等の機械を有しております。

 曲げ加工においては、曲げ角度を安定的に出すことが重要で、しかも、鞍反りやキャンバー(反り)が少ない加工が求められます。一般的なエアーベンド加工で従来の曲げ金型を使用した場合、安定的な角度出しがむずかしく、さらには、長い製品(2M以上)を曲げる際、鞍反りやキャンバー(反り)が発生していました。

しかも、従来の曲げ金型は、ある一定期間(1~2年)使用後摩耗するため、再研磨する必要がありました。

再研磨する場合、専門の加工会社に依頼する必要があります。日常は、仕事で金型を使用するため、再研磨はできないので、お盆やお正月に専門の再研磨する加工会社に依頼するのが常でした。

さらには、最近の曲げ金型は、再研磨ができず、摩耗したら廃棄して、新規に金型を購入する必要があります。

こうしたことから、この度、通り精度が良く、安定的な曲げ角度が出せ、しかも摩耗しても丸棒のみの交換で使用可能な丸棒交換方式の曲げ金型「EZ Bend」を開発しました。コストパフォーマンスが非常に高い金型です。


プロジェクト立ち上げの背景

長年自社の曲げ金型を販売してきましたが、板金加工ユーザーより下記のご要望が多く寄せられて

おりました。

ー金型費用を安くおさえたい。

 金属の塑性加工(曲げ加工)において、板厚、材質により金型(下型)の交換が必要です。

 下型は、V字形状の金型で、各種V幅があります。ユーザーが所有している曲げ機械は各種長さが

 ありますが、3M長さの曲げ機械では、何種類か異なるV字形状の金型が必要とされます。

 通常のユーザーは、新しい曲げ機械を購入する時に、同時に曲げ金型も購入されますが、

 曲げ製品の精度を維持するため、金型の使用頻度に応じて、金型の再研磨を行っております。

 日常製品加工を行ってユーザーは、金型の再研磨をすることはできません。よって、お盆やお正月に

 再研磨をするの一般的です。但し、再研磨する場合、1台の曲げ機械で使用している

 金型一式を再研磨する必要があり、それなりのコストがかかります。

ー安定した曲げ角度を出したい。

 金属の曲げ加工製品は、いろいろな製品があり、短いものや長いものがあります。

 特に、長い(2M以上)製品を曲げ加工する場合、曲げ機械の性質上、鞍反りやキャンバー(反り)

 などの現象が発生します。曲げ加工は、完成品が出来上がる途中の工程であり、通常は、

 曲げ加工後、溶接や組み立て工程があります。曲げ加工時に鞍反りやキャンバー(反り)が発生した場合

 次工程で”手直し”が必要となり、余計な時間がかかり、製品の精度にも影響します。

 通常の曲げ加工は、エアーベンド加工で行いますが、角度を安定的に出すことがむづかしい。

 特に、鈍角(135°曲げ)の場合、希望(図面)どおりの角度を出すことは困難であります。

   こうした背景と弊社が今まで手掛けてきました曲げ金型の販売経験と実績からこの度、従来とは

   全く異なる新しい曲げ金型を開発しました。

   丸棒交換方式で、安定した曲げ角度だせるコストパフォーマンスが非常に高い金型であれば、

   上記ユーザーのご要望に十分対応できると考えております。


現在の準備状況

このプロジェクトに先立ち、私たちは数年間にわたり研究開発を重ねてきました。多くの試作とテストを経て、ついに安定した曲げ角度を実現し、鞍反りやキャンバーが少ない曲げ加工が可能な金型を完成させました。現在は、この技術を市場に導入するための準備を進めており、クラウドファンディングでの支援を募っています。


リターンについて

ユーザーのご要望に応じ、V字形状の異なる下記いずれかの金型(下型)を提供いたします。

金型タイプ

V幅=8  長さ=200mm

V幅=10 長さ=200mm

V幅=12 長さ=200mm

ご希望の金型タイプ並びに個数を提供させていただきます。


スケジュール

5月 各種V字形状の異なる金型(下型)の試作金型の製作終了

7月 クラウドファンディング終了

   HP開始

8月 販売開始

   リターン発送


最後に

このプロジェクトは、単なる製品開発を超えた、私たちの情熱と、金属板金加工業界に新たな価値を提供する試みです。あなたのご支援が、この革新的な技術を実現し、多くの製造業者に利益をもたらす第一歩となります。共に新しい未来を切り開きましょう。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください